JP3162655U - 街案内装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】分かりやすく、かつ、興味が湧きやすい街の案内を行う街案内装置を提供する。【解決手段】個別施設の詳細情報とが関連付けられて記憶された記憶手段と、表示手段と、操作入力手段と、表示手段に初期案内画面を表示させ、操作入力手段への入力内容に従って、表示手段における案内画面の表示を更新させる表示制御手段とを備える。初期案内画面は、カテゴリのうちで街の中核機能を示す中核カテゴリに対応するシンボルが、表示画面の左下側から右上側へ向けて斜めに配列されるとともに、中核カテゴリ以外のカテゴリに対応するシンボルが、中核カテゴリに対応するシンボルの配列領域を含む領域の外縁に沿って配列される都市イメージ体系図が表示される画面である。【選択図】図1

Description

本考案は、街案内装置に係り、より詳しくは、街の施設の案内情報を提供する街案内装置に関する。
従来から、施設の案内を行う街案内装置が広く用いられている。こうした街案内装置では、地図を基本とする案内(非特許文献1参照)、カテゴリの一覧を基本とする案内(非特許文献2参照)、又は、地図及びカテゴリの一覧の双方を用いる案内が一般的に行われている。
上記の地図を基本とする案内では、略図を用いることもあるが、訪問目的となる施設の位置にマークまたはボタンを配置し、選択された施設について、詳細情報を表示したり、地図上の位置を示したりするものである。また、カテゴリの一覧を基本とする案内では、目的施設の業種区分を用いるものと、キーワード検索を用いるものとがあり、カテゴリの選択を行うと、個別施設の詳細情報が表示される。なお、カテゴリは、粗い区分からより詳細な区分へと進むことができるように、多段階になっているものもある。
草加市、"草加市地図案内"、[online]、2006年、草加市、[平成22年6月29日検索]、インターネット<URL:http://www.city.soka.saitama.jp/hp/menu000001900/hpg000001884.htm> We Love 天神協議会 他3社、"福岡の魅力100 極私的福岡案内"、平成20年4月、福岡市、[平成22年6月29日検索]、インターネット<URL:http://www.city.fukuoka.lg.jp/navi/s0.html>
しかしながら、従来の地図を基本とする案内では、地理に不案内な観光者等にとっては、いきなり地図を見せられても、位置の感覚がなく、選択に困ることが多い。一方、地理に慣れた住民にとっては、ありきたりの情報しか伝わらないため、興味が湧かない情報にしかならない。また、普段自家用車を使わない利用者や、地理に不案内な観光者等にとっては、移動時間では近接する目的該当施設があっても、移動時間に関する情報が不足するために、距離は近いが、移動時間が長くなってしまう施設を選択してしまうことが多い。
一方、従来のカテゴリの一覧を基本とする案内では、都市のイメージに関連するように体系化または構造化されてはおらず、あくまでも単なる一覧の表示に留まっている。また、詳細情報の表示の段階では多量の情報が平板的に並べられるため、選択に困ることがある。
なお、キーワード検索を利用するものは、特徴を強調することで、ある程度は、情報の平板性を免れてはいる。しかしながら、選択の仕方は、下方に分岐していくだけのツリー構造であるため、最初からある程度の知識または選択情報が無い限り、簡単には適切な選択を行うことができないものとなっている。
こうした平板的な魅力に乏しい一覧リスト表示に頼る街案内は、不慣れな訪問者には、わかりにくく、すでに名の知られている訪問先に行かざるを得なってしまう。一方、慣れた住民では、ありきたりの情報しか伝わらないため、活用する興味もほとんど湧かないものとなっている。
本考案は、上記の事情を鑑みてなされたものであり、分散的となった都市内の暮らしや観光において、興味を持って訪問先や生活活動地を見出せる街案内装置を提供することを目的とする。
本考案の街案内装置は、街の施設の案内情報を提供する街案内装置であって、個別施設が属するカテゴリと、前記個別施設の詳細情報とが関連付けられて記憶された記憶手段と;表示画面に画面表示を行う表示手段と;操作入力が行われる操作入力手段と;前記表示手段に初期案内画面を表示させるとともに、前記表示手段における表示内容を参照して行われた前記操作入力手段への入力内容に従って、前記記憶手段を参照しつつ、前記表示手段における案内画面の表示を更新させる表示制御手段と;を備え、前記初期案内画面は、前記カテゴリのうちで前記街の中核機能を示す中核カテゴリに対応するシンボルが、前記表示画面の左下側から右上側へ向けて斜めに配列されるとともに、前記中核カテゴリ以外のカテゴリに対応するシンボルが、前記中核カテゴリに対応するシンボルの配列領域を含む領域の外縁に沿って配列される都市イメージ体系図が表示される画面である、ことを特徴とする街案内装置である。なお、本明細書において、「施設」には、単一の施設に加えて、「XX横丁」、「YY路地」等の共通の特色のある地域的に複数の施設が局在した地域も含むものとする。
この街案内装置では、表示制御手段が、街の中核機能を示す中核カテゴリに対応するシンボルが、表示画面の左下側から右上側へ向けて斜めに配列されるとともに、中核カテゴリ以外のカテゴリに対応するシンボルが、中核カテゴリに対応するシンボルの配列領域を含む領域の外縁に沿って配列される都市イメージ体系図が表示される画面を、初期案内画面として、表示手段に表示させる。このため、利用者の活動目的と個別施設との間に位置する中間カテゴリを用いた都市イメージ体系図を案内機能に媒介させることで、利用者の活動の発起の原点に近いところから、汎用性のある都市の中核的魅力機能を組み合わせた印象の強い都市イメージ体系図に基づく選択を、利用者に行わせることができる。
ここで、当該都市イメージ体系図は、カテゴリのシンボルに対する視線が循環する配置とするとともに、中核カテゴリに対応するシンボルを街の中核構造を連想させる中央部に左下から右上に斜めに配置する。このため、見る人の印象を強化し、かつ、街の全体の要素関係をも印象付けることができ、利用者が住民等の熟知者の場合にも、多様な体験パターンを描きつつ、見聞や活動を充実させることができる。
したがって、本考案の街案内装置によれば、分かりやすく、かつ、興味が湧きやすい街の案内を行うことができる。
本発明の街案内装置では、前記カテゴリを、利用者の活動目的と前記個別施設との中間に位置付けられる中間カテゴリとすることができる。この場合には、利用者の活動目的に対応する大概念カテゴリを表示する場合と比べて、案内対象となる街のイメージを詳細化して利用者に提供することができる。
ここで、前記シンボルのそれぞれが、互いに略同一の大きさの楕円の形状を有し、前記シンボルに対応する楕円内部には、対応するカテゴリが文字表記されているようにすることができる。この場合には、初期案内画面のシンボルの形状が矩形である場合と比べて、ソフトな印象の初期案内画面とすることができるので、利用者の利用を促進することができる。
本考案の街案内装置では、前記外縁を楕円状とすることができる。この場合には、中核カテゴリのシンボルの配列領域を含む領域の外縁が楕円状なので、視線の循環の動きが滑らかとなる。
また、本考案の街案内装置では、前記詳細情報には、名称、利用可能日、利用可能時間、最寄バス停、住所及び電話番号が含まれるようにすることができる。さらに、前記詳細情報には、外観写真及び内部写真が更に含まれるようにすることができる。こうした詳細情報とすることにより、利用者が欲する個別施設の情報を適切に表示することができる。
また、本考案の街案内装置では、前記表示制御手段が、前記初期案内画面の表示中に、前記操作入力手段を利用したシンボル指定がなされると、前記指定されたシンボルに対応するカテゴリに属する複数の施設の一覧を、前記表示手段に表示させ、前記一覧の表示中に、前記操作入力手段を利用した施設の選択がなされると、前記選択された施設に対応する詳細情報を、前記表示手段に表示させるようにすることができる。この場合には、利用者は、都市イメージ体系図から得られる都市イメージの印象を維持した状態で、個別施設の詳細情報を表示させることができるので、分かりやすく、かつ、興味が湧きやすい街の案内を行うことができる。
ここで、前記表示制御手段は、前記詳細情報の表示中に、前記操作入力手段を利用した前記表示中の詳細情報に対応する施設の訪問希望の指定がされると、前記詳細情報の表示を中止し、前記指定された施設の概要情報を、前記都市イメージ体系図における前記指定された施設に対応するシンボル上に表示させるようにすることができる。この場合には、訪問希望の複数の施設を指定するに際して、新たに訪問希望の施設を指定するときに、それまでに指定した施設の都市イメージ体系の中での位置付けの印象を持った状態で、利用者が、新たな訪問希望の施設の指定を行うことができるようにすることができる。
以上説明したように、本考案の街案内装置によれば、分かりやすく、かつ、興味が湧きやすい街の案内を行うことができるという効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る街案内装置の構成を示すブロック図である。 図1の案内所装置を利用した街案内処理を説明するためのフローチャートである。 都市イメージ体系を表現した初期案内画面を説明するための図である。 図2の施設一覧の表示処理を説明するためのフローチャートである。 選択された中間カテゴリに属する個別施設の一覧表示画面を説明するための図である。 選択された個別施設の詳細情報の表示画面を説明するための図である。 選択された個別施設の詳細地図の表示画面を説明するための図である。 都市イメージ体系図に、訪問先施設を付記した画面を説明するための図である。 広域ネットワークを利用した街案内処理を説明するためのフローチャートである。 初期案内画面の変形例を説明するための図である。
以下、本考案の一実施形態を、図1〜図9を参照して説明する。
図1には、一実施形態に係る街案内装置50の構成がブロック図にて示されている。この図1に示されるように、記憶手段としての記憶装置10と、案内所装置201,202,…と、表示制御手段としての処理制御装置30とを備えている。
上記の記憶装置10は、固定ディスク装置等の不揮発性の記憶装置を備えて構成されている。この記憶装置10には、街案内装置50による街案内に利用される様々な情報が記憶される。かかる記憶装置10に記憶される情報には、初期案内画面情報及び個別施設の詳細情報が含まれている。なお、記憶装置10には、処理制御装置30が、アクセスできるようになっている。
上記の初期案内画面情報は、利用者の活動目的と個別施設との中間に位置付けられる中間カテゴリのシンボルが配列された都市イメージ体系図に関する情報である。この都市イメージ体系図の詳細については、後述する。
上記の詳細情報では、個別施設の詳細情報及び地図情報が、個別施設が属するカテゴリと関連付けられている。なお、詳細情報には、名称、利用可能日、利用可能時間、最寄バス停、住所及び電話番号等が、案内の必要に応じて含まれている。また、詳細情報には、用意できた場合には、外観写真又は内部写真が更に含まれるようになっている。
上記の案内所装置20j(j=1,2,…)のそれぞれは、案内所に配置され、利用者に対する街案内環境を提供する。かかる機能を有する案内所装置20jのそれぞれは、表示手段としての表示装置21と、操作入力手段としての操作入力装置22とを備えている。
上記の表示装置21は、液晶表示デバイス等の表示デバイスを備えて構成される。この表示装置21は、処理制御装置30から送られた表示画面情報を受ける。そして、表示装置21は、表示画面情報に従った画面表示を行う。
上記の操作入力装置22は、案内所装置20jの本体部に設けられたキー部、あるいはキー部を備えるリモート入力装置等により構成される。ここで、本体部に設けられたキー部としては、表示装置21に設けられた不図示のタッチパネルを用いることができる。また、キー部を有する構成に代えて、音声入力する構成を採用することもできる。操作入力装置22への操作入力結果は、操作入力データとして処理制御装置30へ送られる。
上記の処理制御装置30は、中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)及び周辺回路素子を備えて構成されている。この処理制御装置30は、プログラムを実行することにより、街案内装置50における全体の統括制御を行うとともに、街案内のための処理を実行する。こうした街案内のための処理としては、案内所装置20j(j=1,2,…)を利用した街案内のための処理と、広域ネットワーク60を利用した街案内のための処理とある。
案内所装置20jを利用した街案内に際しては、処理制御装置30は、まず、表示画面情報として初期案内画面情報を案内所装置20jへ送る。この結果、案内所装置20jの表示装置21に初期案内画面が表示される。この後、案内所装置20jのいずれかの操作入力装置22からの操作入力データを受けると、処理制御装置30は、当該操作入力データが反映している操作入力内容に従って、入力操作が行われた案内所装置20jの表示装置21における案内画面の更新を行う。
広域ネットワーク60を利用した街案内に際しては、広域ネットワーク60に接続されたパーソナルコンピュータ70や携帯電話装置80から送られた街案内要求を受けると、処理制御装置30は、当該要求を発行した装置の利用者に対する街案内処理を開始する。この後、広域ネットワーク60を介したデータの授受により、処理制御装置30は、当該利用者に対する街案内を実行する。
なお、処理制御装置30による街案内のための処理の詳細については、後述する。
[動作]
上記のように構成された街案内装置50の動作について、処理制御装置30による処理に主に着目して説明する。
<案内所装置を利用した街案内処理>
まず、案内所装置を利用した街案内処理について説明する。ここで、案内所装置201を利用した街案内処理を代表的に説明する。
案内所装置201を利用した街案内処理に際しては、図2に示されるように、まず、ステップS11において、処理制御装置30が、都市イメージ体系図を初期案内画面として、表示装置21に表示させる。かかる初期案内画面の表示制御に際して、処理制御装置30は、記憶装置10から初期案内画面情報を読み出す。そして、処理制御装置30は、読み出された初期案内画面情報を、表示画面情報として案内所装置201へ送る。この結果、表示装置21に初期案内画面が表示される。
こうして表示される初期案内画面の例が、図3に示されている。この図3に示されるように、初期案内画面は、街の中核機能に対応する中核カテゴリに対応するシンボルが、表示画面の左下側から右上側へ向けて斜めに配列されるとともに、中核カテゴリ以外のカテゴリに対応するシンボルが、中核カテゴリのシンボルの配列領域を含む領域の外縁に沿って配列される都市イメージ体系図の表示画面となっている。
各シンボルに対応するカテゴリは、利用者の活動目的と個別施設との中間に位置付けられる中間カテゴリとなっている。ここで、本実施形態では、「体験する」ことを発想の原点として分類された中間カテゴリとなっている。
また、各シンボルは、互いに略同一の大きさの楕円の形状を有し、各シンボルに対応する楕円内部には、対応する中間カテゴリが文字表記されている。さらに、当該外縁は楕円状となっている。
ここで、当該都市イメージ体系図では、シンボル配列が、地理的配置に沿った配列ではなく、概念的なまとまりに着目した配列となっている。そして、当該外縁の楕円の左上部に「知的」に対応する中間カテゴリのシンボルが配置されるとともに、当該外縁の楕円の右下部に、「知的」に対する反対概念である「生活」に直結する中間カテゴリのシンボルが配置されている。さらに、当該外縁の楕円の左下部に「人工」に対応する中間カテゴリのシンボルが配置されるとともに、当該外縁の楕円の右上部に、「人工」に対する反対概念である「自然」に対応する中間カテゴリのシンボルが配置されている。
図2に戻り、次に、ステップS12において、処理制御装置30が、操作入力装置22を利用した操作入力により、訪問希望の個別施設の指定が終了したか否かを判定する。この判定の結果が肯定的であった場合(ステップS12:Y)には、処理はステップS11へ戻る。なお、訪問希望の個別施設の指定が1回も行われずに、ステップS12における判定の結果が肯定的となった場合には、その後におけるステップS11の処理の実行が省略されるようになっている。
ステップS12における判定の結果が否定的であった場合(ステップS12:N)には、処理はステップS13へ進む。このステップS13では、処理制御装置30が、操作入力装置22を利用した操作入力により、中間カテゴリのいずれかが選択されたか否かを判定する。この判定の結果が否定的であった場合(ステップS13:N)には、処理はステップS12へ戻る。
ステップS12,S13の処理の繰り返し中に、中間カテゴリの1つが選択され、ステップS13における判定の結果が肯定的となると(ステップS13:Y)、処理はステップS14へ進む。このステップS14では、施設一覧の表示処理が行われる。
かかる施設一覧の表示処理では、図4に示されるように、まず、ステップS21において、処理制御装置30が、選択された中間カテゴリに属する個別施設の一覧を表示装置21に表示させる。かかる一覧表示の制御に際して、処理制御装置30は、選択された中間カテゴリに関連付けられている個別施設を抽出する。引き続き、処理制御装置30は、抽出された個別施設のそれぞれの詳細情報の中から、名称と住所とを読み取る。そして、処理制御装置30は、都市イメージ体系図上に一覧表示が行われた一覧表示画面情報を生成し、表示画面情報として案内所装置201へ送る。この結果、表示装置21に一覧表示画面が表示される。
こうして表示される一覧表示画面の例が、図5に示されている。なお、図5には、図3における中間カテゴリのうちの「横丁路地商店街」が選択された場合の表示例が示されている。
図4に戻り、次に、ステップS22において、処理制御装置30が、操作入力装置22を利用した操作入力により、前画面表示の要求がなされたか否かを判定する。なお、図5の表示例においては、「キャンセル」が選択された場合に、前画面表示の要求がなされることになる。
図4に戻り、ステップS22における判定の結果が肯定的であった場合(ステップS22:Y)には、処理はステップS23へ進む。このステップS23では、処理制御装置30が、前画面情報を表示画面情報として案内所装置201へ送る。この結果、表示装置21に前画面が表示される。そして、処理は、図2のステップS12へ戻る。
なお、この段階では、前画面表示として、図3に示される都市イメージ体系図の表示が行われる。
図4に戻り、ステップS22における判定の結果が否定的であった場合(ステップS22:N)には、処理はステップS24へ進む。このステップS24では、処理制御装置30が、操作入力装置22を利用した操作入力により、個別施設が選択されたか否かを判定する。
ステップS24における判定の結果が否定的であった場合(ステップS24:N)には、処理はステップS22へ戻る。この後、ステップS22及びステップS24の処理の繰り返し中に個別施設が選択され、ステップS24における判定の結果が肯定的となると(ステップS24:Y)、処理は、図2のステップS15へ進む。
ステップS15では、処理制御装置30が、選択された個別施設の詳細情報を表示装置21に表示させる。かかる詳細情報表示の制御に際して、処理制御装置30は、選択された個別施設の詳細情報を読み取る。引き続き、処理制御装置30は、読み取られた詳細情報を一覧表示画面上に重ねた詳細情報画面情報を生成して、表示画面情報として案内所装置201へ送る。この結果、表示装置21に詳細情報画面が表示される。
こうして表示される詳細情報画面の例が、図6に示されている。なお、図6には、図5における個別施設のうちの「食品横丁」が選択された場合の表示例が示されている。
なお、図6の詳細情報画面の表示中に「地図」が選択されると、図7に示されるように、詳細情報に代えて、地図情報画面が表示される。また、図7の地図情報画面の表示中に「詳細情報」が選択されると、図6に示される詳細情報画面が再度表示される。
図2に戻り、次に、ステップS16において、処理制御装置30が、操作入力装置22を利用した操作入力により、前画面表示の要求がなされたか否かを判定する。なお、図6又は図7の表示例においては、「キャンセル」が選択された場合に、前画面表示の要求がなされることになる。
ステップS16における判定の結果が否定的であった場合(ステップS16:N)には、処理はステップS17へ進む。このステップS17では、処理制御装置30が、操作入力装置22を利用した操作入力により、訪問希望の個別施設の指定が終了したか否かを判定する。
ステップS17における判定の結果が否定的であった場合(ステップS17:N)には、処理はステップS18へ進む。このステップS18では、処理制御装置30が、操作入力装置22を利用した操作入力により、詳細情報又は地図情報が表示されている個別施設が、訪問希望の個別施設に指定されたか否かを判定する。
ステップS18における判定の結果が否定的であった場合(ステップS18:N)には、処理はステップS16へ戻る。この後、ステップS16〜S18のいずれかにおける判定の結果が肯定的となるまで、ステップS16〜S18の処理が繰り返される。
ステップS16〜S18の処理が繰り返し中にステップS16における判定の結果が肯定的となると(ステップS16:Y)、処理はステップS14へ戻る。また、ステップS16〜S18の処理が繰り返し中にステップS17における判定の結果が肯定的となると(ステップS17:Y)、処理はステップS11へ戻る。
また、ステップS16〜S18の処理が繰り返し中にステップS18における判定の結果が肯定的となると(ステップS18:Y)、処理はステップS19へ進む。このステップS19では、処理制御装置30が、指定された施設の概要情報を、都市イメージ体系図において、指定された施設に対応するシンボル上に付記表示がされた付記画面情報を生成する。そして、処理制御装置30は、当該付記画面情報を案内所装置201へ送る。この結果、表示装置21は、それまでの詳細情報画面又は地図情報画面の表示を中止し、付記画面を表示する。この後、処理はステップS12へ戻る。
こうして表示される付記画面の例が、図8に示されている。なお、図8には、図5における個別施設のうちの「食品横丁」が、希望訪問先として指定された場合の表示例が示されている。
以上のようにして、ステップS11〜S19の処理が繰り返されることにより、案内所装置201を利用した街案内処理が行われる。なお、案内所装置202,203,…を利用したときにも、上述した案内所装置201を利用した場合と同様の街案内処理が行われる。
<広域ネットワークを利用した街案内処理>
次に、広域ネットワーク60を利用した街案内処理について説明する。
広域ネットワーク60を利用した街案内処理に際しては、図9に示されるように、まず、ステップS31において、処理制御装置30が、パーソナルコンピュータ70及び携帯電話装置80のいずれかが発行した街案内要求を受けたか否かを判定する。この判定の結果が否定的であった場合(ステップS31:N)には、ステップS31の処理が繰り返される。
ステップS31における判定の結果が肯定的であったとき(ステップS31:Y)には、情報の授受が広域ネットワーク60を介して行われること、及び、ステップS12,S17における判定の結果が肯定的であった場合(ステップS12:Y、又は、ステップS17:Y)の処理を除いて、上述したステップS11〜S19の処理が実行される。そして、ステップS12,S17における判定の結果が肯定的であった場合には、処理はステップS32へ進む。
ステップS32では、処理制御装置30は、街案内要求を発行した装置が、電子メールの送信要求を発行したか、又は、電子メールの送信が不要である旨の通知をしてきたかを判定する。ここで、電子メールの送信が不要である旨の通知を受けた場合(ステップS32:N)には、処理はステップS31へ戻る。
一方、電子メールの送信要求を受けた場合(ステップS32:Y)には、処理はステップS33へ進む。このステップS33では、処理制御装置30が、上述した付記情報画面情報、並びに、希望訪問先に指定された個別施設の詳細情報及び地図情報を添付ファイルとする電子メールを、広域ネットワーク60を介して、街案内要求を発行した装置へ送る。そして、処理はステップS31へ戻る。
以上のようにして、ステップS31〜S33の処理が繰り返されることにより、広域ネットワーク60を利用した街案内処理が行われる。
以上説明したように、本実施形態では、処理制御装置30が、街の中核機能を示す中核カテゴリに対応するシンボルが、表示画面の左下側から右上側へ向けて斜めに配列されるとともに、中核カテゴリ以外のカテゴリに対応するシンボルが、中核カテゴリのシンボルの配列領域を含む領域の外縁に沿って配列される都市イメージ体系図を、初期案内画面として、案内所装置20j(j=1,2,…)の表示装置21に表示させる。このため、利用者の活動目的と個別施設との間に位置する中間カテゴリを用いた都市イメージ体系図を案内機能に媒介させることで、利用者の活動の発起の原点に近いところから、汎用性のある都市の中核的魅力機能を組み合わせた印象の強い都市イメージ体系図に基づく選択を、利用者に行わせることができる。
したがって、本実施形態によれば、分かりやすく、かつ、興味が湧きやすい街の案内を行うことができる。
また、本実施形態では、当該都市イメージ体系図は、カテゴリのシンボルに対する視線が循環する配置するとともに、中核カテゴリのシンボルを街の中核構造を連想させる中央部に左下から右上に斜めに配置する。このため、見る人の印象を強化し、かつ、街の全体の要素関係をも印象付けることができ、利用者が住民等の熟知者の場合にも、多様な体験パターンを描きつつ、見聞や活動を充実させることができる。
また、本実施形態では、都市イメージ体系図におけるシンボルに対応するカテゴリを、利用者の活動目的と個別施設との中間に位置付けられる中間カテゴリとしている。このため、案内対象となる街のイメージを詳細化して利用者に提供することができる。
また、本実施形態では、都市イメージ体系図におけるシンボルのそれぞれが、互いに略同一の大きさの楕円の形状を有し、各シンボルに対応する楕円内部には、対応するカテゴリが文字表記される。このため、ソフトな印象の都市イメージ体系図とすることができるので、利用者の利用を促進することができる。
また、本実施形態では、中核カテゴリのシンボルの配列領域を含む領域の外縁が楕円状としているので、利用者の視線の循環の動きが滑らかとなる。
また、本実施形態では、初期案内画面の表示中に、シンボル指定がなされると、指定されたシンボルに対応するカテゴリに属する複数の施設の一覧を、利用者が使用している装置の表示手段に表示させる。また、当該施設一覧の表示中に、施設選択がなされると、選択された施設に対応する詳細情報を、利用者が使用している装置の表示手段に表示させる。このため、利用者は、都市イメージ体系図から得られる都市イメージの印象を維持した状態で、個別施設の詳細情報を表示させることができるので、分かりやすく、かつ、興味が湧きやすい街の案内を行うことができる。
また、本実施形態では、処理制御装置30は、詳細情報の表示中に、表示されている詳細情報に対応する施設の訪問希望の指定がされると、当該詳細情報の表示を中止し、指定された施設の概要情報を、都市イメージ体系図における、指定された施設に対応するシンボル上に表示させる。このため、訪問希望の複数の施設を指定するに際して、新たに訪問希望の施設を指定するときに、それまでに指定した施設の都市イメージ体系の中での位置付けの印象を持った状態で、利用者が、新たな訪問希望の施設の指定を行うことができるようにすることができる。
[実施形態の変形]
本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、様々な変形が可能である。
例えば、上記の実施形態では、中核カテゴリ以外の中間カテゴリを楕円周上に配列するようにしたが、凸多角形の周上に中核カテゴリ以外の中間カテゴリを配列するようにしてもよい。この場合にも、利用者の視線の循環を行わせることができる。
また、上記の実施形態では、都市イメージ体系図に表示するシンボルを、利用者の活動目的と個別施設との間に位置する中間カテゴリに対応するシンボルとした。これに対し、例えば、図10に示されるように、都市イメージ体系図に表示するシンボルを、利用者の活動目的に対応する広さのカテゴリに対応するシンボルとすることもできる。
また、上記の実施形態では、パーソナルコンピュータ70や携帯電話装置80への付記情報画面情報等を添付ファイルとする電子メールの処理制御部30による送信は、広域ネットワーク60を利用した街案内の対象となった装置からの電子メール要求に応答して行うことにした。これに対し、案内所装置20jにおける希望訪問先の指定が終了した段階で、利用者が電子メールアドレスを案内所装置20jの操作入力装置を利用して指定した場合に、処理制御装置30が、当該添付ファイルが添付された電子メールを、指定された電子メールアドレスを有する装置へ送信するようにしてもよい。この場合には、パーソナルコンピュータ70や携帯電話装置80を、希望訪問先に関する情報のメモ帳の代わりとして活用することができる。
また、上記の実施形態では、処理制御装置と街案内装置とが直結する場合を例示したが、ローカルネットワーク又は広域ネットワークを介して、処理制御装置と街案内装置とを接続するようにすることもできる。
以上説明したように、本考案は、街の施設の案内情報を提供する街案内装置に適用することができる。
10 … 記憶装置(記憶手段)
20j … 案内所装置
21 … 表示装置(表示手段)
22 … 操作入力装置(操作入力手段)
30 … 処理制御装置(表示制御手段)
50 … 街案内装置
60 … 広域ネットワーク
70 … パーソナルコンピュータ
80 … 携帯電話装置

Claims (8)

  1. 街の施設の案内情報を提供する街案内装置であって、
    個別施設が属するカテゴリと、前記個別施設の詳細情報とが関連付けられて記憶された記憶手段と;
    表示画面に画面表示を行う表示手段と;
    操作入力が行われる操作入力手段と;
    前記表示手段に初期案内画面を表示させるとともに、前記表示手段における表示内容を参照して行われた前記操作入力手段への入力内容に従って、前記記憶手段を参照しつつ、前記表示手段における案内画面の表示を更新させる表示制御手段と;を備え、
    前記初期案内画面は、前記カテゴリのうちで前記街の中核機能を示す中核カテゴリに対応するシンボルが、前記表示画面の左下側から右上側へ向けて斜めに配列されるとともに、前記中核カテゴリ以外のカテゴリに対応するシンボルが、前記中核カテゴリに対応するシンボルの配列領域を含む領域の外縁に沿って配列される都市イメージ体系図が表示される画面である、
    ことを特徴とする街案内装置。
  2. 前記カテゴリは、利用者の活動目的と前記個別施設との中間に位置付けられる中間カテゴリである、ことを特徴とする請求項1に記載の街案内装置。
  3. 前記シンボルのそれぞれは、互いに略同一の大きさの楕円の形状を有し、前記シンボルに対応する楕円内部には、対応するカテゴリが文字表記されている、ことを特徴とする請求項2に記載の街案内装置。
  4. 前記外縁は楕円状である、ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の街案内装置。
  5. 前記詳細情報には、名称、利用可能日、利用可能時間、最寄バス停、住所及び電話番号が含まれる、ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の街案内装置。
  6. 前記詳細情報には、外観写真及び内部写真が更に含まれる、ことを特徴とする請求項5に記載の街案内装置。
  7. 前記表示制御手段は、
    前記初期案内画面の表示中に、前記操作入力手段を利用したシンボル指定がなされると、前記指定されたシンボルに対応するカテゴリに属する複数の施設の一覧を、前記表示手段に表示させ、
    前記一覧の表示中に、前記操作入力手段を利用した施設の選択がなされると、前記選択された施設に対応する詳細情報を、前記表示手段に表示させる、
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の街案内装置。
  8. 前記表示制御手段は、
    前記詳細情報の表示中に、前記操作入力手段を利用した前記表示中の詳細情報に対応する施設の訪問希望の指定がされると、前記詳細情報の表示を中止し、
    前記指定された施設の概要情報を、前記都市イメージ体系図における前記指定された施設に対応するシンボル上に表示させる、
    ことを特徴とする請求項7に記載の街案内装置。
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