JP3162619U - 打撃練習用ミット - Google Patents
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Abstract
【課題】長期間の使用によっても衝撃吸収性能が低下せず、軽量化が可能な打撃練習用ミットを提供する。【解決手段】打撃練習の際に打撃を受け止めるための打撃練習用ミット1であって、打撃受け面2aを有する外側カバー2と、外側カバー2に収納され、空気が充填される空気嚢3と、外側カバー2の打撃受け面2aと反対側の面2bに設けられ、練習相手の身体に固定するための固定用ベルト4と、を備える。【選択図】図2
Description
本考案は、打撃練習の際に打撃を受け止めるための打撃練習用ミットに関するものである。
ボクシングやキックボクシングなどの練習、すなわち手や足を使った打撃の練習の際、練習者の打撃を受け止めるために、トレーナーなどの練習相手は打撃練習用ミットを使用する。
従来、打撃練習用ミットには、打撃による衝撃を吸収するためにスポンジ状の衝撃吸収材が充填されていた。例えば、下記特許文献1には、硬質性のスポンジを軟質性のカバーにて被覆し、かつ裏面部に手の指を差し込む指差込部を付設してなるボクシングの練習用パンチングミットにおいて、前記パンチングミットの指差込部側に裏面用のパンチングミットを取り付けて表裏のパンチングミットを一体成型してなるボクシング練習用の両面式パンチングミットが記載されている。
通常、打撃練習用ミットに充填されるスポンジ状の衝撃吸収材は、ウレタンフォームなどの樹脂発泡体で構成されており、打撃の繰り返しによって凹んでしまって復元しなくなり、衝撃吸収性能が早期に低下してしまう。そのため、打撃練習用ミットの寿命が短くなってしまっていた。また、スポンジ状の衝撃吸収材は重く、打撃練習用ミット自体が重くなってしまっていた。
本考案は、上記公知技術の問題点に鑑みて、長期間の使用によっても衝撃吸収性能が低下せず、軽量化が可能な打撃練習用ミットを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本考案に係る打撃練習用ミットは、
打撃練習の際に打撃を受け止めるための打撃練習用ミットであって、
打撃受け面を有する外側カバーと、
前記外側カバーに収納され、空気が充填される空気嚢と、
前記外側カバーの打撃受け面と反対側の面に設けられ、練習相手の身体に固定するための固定手段と、を備えることを特徴とする。
打撃練習の際に打撃を受け止めるための打撃練習用ミットであって、
打撃受け面を有する外側カバーと、
前記外側カバーに収納され、空気が充填される空気嚢と、
前記外側カバーの打撃受け面と反対側の面に設けられ、練習相手の身体に固定するための固定手段と、を備えることを特徴とする。
この構成による打撃練習用ミットの作用効果を説明する。本考案の打撃練習用ミットは、打撃受け面を有する外側カバーと、この外側カバーの打撃受け面と反対側の面に設けられる固定手段とを備えており、練習相手は、固定手段により打撃練習用ミットを身体に固定し、打撃受け面により練習者の打撃を受け止めることができる。本考案の打撃練習用ミットは、空気が充填される空気嚢が外側カバーに収納されており、この空気嚢により打撃の衝撃を吸収することができる。本考案の打撃練習用ミットによれば、空気嚢が破損したり、充填された空気が漏れたりしない限り、長期間の使用によっても衝撃吸収性能が低下することはない。さらに、空気嚢を空気の注入及び排出が可能に構成しておけば、空気が減った際に空気を注入して衝撃吸収性能を高めたり、空気量を調整して打撃練習用ミットの硬さを自由に変更したりすることができる。また、空気嚢に充填されているのは空気であるため、本考案の打撃練習用ミットは軽量である。その結果、本考案によれば、長期間の使用によっても衝撃吸収性能が低下せず、軽量化が可能な打撃練習用ミットを提供することができる。
本考案において、前記空気嚢は、弾性材料で構成されていることが好ましい。空気嚢を弾性材料で構成することで、空気嚢の衝撃吸収性能をさらに高めることができる。
本考案において、前記空気嚢は、空気を少なめに充填したゴム製のボールであることが好ましい。ゴム製のボールであれば衝撃吸収性能が高い。また、空気を少なめに充填することで、ゴム製のボールは、完全な球状ではなく潰れた状態となるため、外側カバーの内面形状にフィットし、打撃の衝撃を打撃受け面全体で受け止め易くなる。また、空気嚢としてゴム製のボールを用いることで、空気量を調整しやすく、汎用のものを入手して利用することも容易である。
本考案において、前記外側カバーは、上部開口が塞がれた筒状のカバー本体と、下部開口を覆う開閉可能な蓋体とで構成されていることが好ましい。この構成によれば、蓋体を開けて、外側カバーに収納された空気嚢へ容易にアクセスすることができ、空気嚢の交換や空気量の調整などを容易に行うことができる。
本考案において、前記打撃受け面、及び打撃受け面と反対側の面の内側にそれぞれ配置される保形板を備えることが好ましい。外側カバーの内側に保形板を備えることで、外側カバーの形状を保つことができる。これにより、打撃練習用ミットの型崩れを防ぐだけでなく、空気嚢の出し入れもしやすい。また、保形板は、打撃受け面、及び打撃受け面と反対側の面(固定手段が設けられる面)の内側に設けられるため、練習者及び練習相手への打撃による衝撃を緩和する効果もある。
以下、本考案の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。図1は、本考案の打撃練習用ミットの外観を示す斜視図であり、(a)は打撃受け面側から見た斜視図、(b)は(a)の反対側から見た斜視図である。また、図2は、打撃練習用ミットの分解斜視図、図3は、打撃練習用ミットの(a)正面図及び(b)側面図である。
本考案の打撃練習用ミット1は、外側カバー2を備え、外側カバー2の中空体内には空気嚢3が収納されており、この空気嚢3により打撃の衝撃を吸収することができる。
本実施形態の外側カバー2は、略直方体の箱状をしている。外側カバー2の一面は、打撃練習の際に打撃を受ける打撃受け面2aとなっている。打撃受け面2aの反対側の面は、トレーナーなどの練習相手の身体に固定される固定面2bとなっている。
外側カバー2は、人工皮革材料あるいは天然皮革材料などの柔軟性のある表皮材で構成さている。人工皮革材料としては、ポリウレタン樹脂を利用したものが好ましい。また、表皮材として人工皮革材料を用いる場合、表皮材の内側に層状のウレタンフォームなどを隣接させて配置することで、外側カバー2の手触りや蹴り心地などを向上させることができる。
外側カバー2は、上部開口が塞がれた筒状のカバー本体21と、下部開口21aを覆う開閉可能な蓋体22とで構成されている。蓋体22の周縁部の一辺22aは、カバー本体21の下部開口21aの開口部周縁に固定されている。蓋体22の先端部22bは、面ファスナー23などによりカバー本体21の固定面2bに自在に貼り付けたり剥がしたりすることができる。また、蓋部22の突出した両端部22cも、カバー本体21の側面に面ファスナーで固定するようにするのが好ましい。このとき、両端部22cをカバー本体21の内側に固定するようにすれば、見た目もよい。
外側カバー2の中空体内には、空気嚢3が収納されている。空気嚢3は、蓋体22を開けて下部開口21aから外側カバー2内へ挿入される。本考案の空気嚢3は、弾性材料で構成されていることが好ましく、ゴム製のボールで構成されていることが特に好ましい。空気嚢3は、空気孔31から空気の注入及び排出が可能となっており、本実施形態では、内部の空気を少なめにした状態、すなわち、完全な球状ではなく、潰れた状態で、外側カバー2に収納されている。本実施形態では、2つの空気嚢3が外側カバー2に収納されているが、空気嚢3の大きさや個数は適宜変更可能である。
また、空気嚢3をゴム製のボールで構成する場合、空気嚢3のゴム表面と外側カバー2の内側とが引っ掛かって挿入しづらくなるのを防ぐ目的で、空気嚢3の表面をビニール袋などで覆って滑り易くしてもよい。
外側カバー2の固定面2bには、固定用ベルト(固定手段に相当)4が設けられている。固定手段の形態は特に限定されないが、本実施形態では、3本のベルト41,42,43からなる固定用ベルト4によって構成されている。ベルト41,42,43の端部は、外側カバー2の外側面にそれぞれ固定されている。3本のベルトのうちベルト42は、外側カバー2に固定された一対のベルト片42a,42bが面ファスナーなどにより繋がれて構成されており、ベルト長さの調節が可能となっている。ベルト43についても、ベルト42と同様である。打撃練習用ミット1を腕に固定して使用する際には、ベルト41を手で掴み、ベルト42,43の長さを調節することで打撃練習用ミット1を腕にしっかりと固定することができる。固定用ベルト4は、その長さを適宜変更することで、ローキックを受け止めるために大腿部などに固定することもできる。
外側カバー2の打撃受け面2a及び固定面2bの内側には、図3に示すように、保形板5が配置されている。なお、固定面2bの内側の保形板5を、外側カバー2の上面の内側にまで伸ばして配置してもよい。保形板5は、ポリスチレンフォーム、ウレタンフォームなどの板状体で構成される。保形板5は、外側カバー2の内側に複数のベルトにより固定されてもよいし、保形板5よりも少し大きい布材を用いて外側カバー2の内側に縫い付けられてもよい。
本考案の打撃練習用ミット1は、練習相手が練習者のキック等の打撃を受け止めるために用いられるだけではなく、練習相手が練習者へ対してパンチ等の反撃を行うために用いられることも可能である。本考案の打撃練習用ミット1は、内部に収納された衝撃吸収材が球状の空気嚢3であるため、柔らかく、打撃練習用ミット1の上部で練習者にパンチを行っても練習者は怪我をしにくく安全性が高い。
1 打撃練習用ミット
2 外側カバー
2a 打撃受け面
2b 固定面
3 空気嚢
4 固定用ベルト
5 保形板
21 カバー本体
21a 下部開口
22 蓋体
31 空気孔
41 ベルト
42 ベルト
43 ベルト
2 外側カバー
2a 打撃受け面
2b 固定面
3 空気嚢
4 固定用ベルト
5 保形板
21 カバー本体
21a 下部開口
22 蓋体
31 空気孔
41 ベルト
42 ベルト
43 ベルト
Claims (5)
- 打撃練習の際に打撃を受け止めるための打撃練習用ミットであって、
打撃受け面を有する外側カバーと、
前記外側カバーに収納され、空気が充填される空気嚢と、
前記外側カバーの打撃受け面と反対側の面に設けられ、練習相手の身体に固定するための固定手段と、を備える打撃練習用ミット。 - 前記空気嚢は、弾性材料で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の打撃練習用ミット。
- 前記空気嚢は、空気を少なめに充填したゴム製のボールであることを特徴とする請求項1又は2に記載の打撃練習用ミット。
- 前記外側カバーは、上部開口が塞がれた筒状のカバー本体と、下部開口を覆う開閉可能な蓋体とで構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の打撃練習用ミット。
- 前記打撃受け面、及び打撃受け面と反対側の面の内側にそれぞれ配置される保形板を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の打撃練習用ミット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010004353U JP3162619U (ja) | 2010-06-28 | 2010-06-28 | 打撃練習用ミット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010004353U JP3162619U (ja) | 2010-06-28 | 2010-06-28 | 打撃練習用ミット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3162619U true JP3162619U (ja) | 2010-09-09 |
Family
ID=54865423
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010004353U Expired - Fee Related JP3162619U (ja) | 2010-06-28 | 2010-06-28 | 打撃練習用ミット |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3162619U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016168292A (ja) * | 2015-03-16 | 2016-09-23 | 英城 澤幡 | 格闘技用練習具 |
-
2010
- 2010-06-28 JP JP2010004353U patent/JP3162619U/ja not_active Expired - Fee Related
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