JP3162557U - 家畜用給水器ユニット - Google Patents

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藤井 一己
一己 藤井
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株式会社藤井商会
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【課題】水が出ないので、家畜が空気を飲み込み、飲水不足になることがない様にした家畜用給水器を提供する。【解決手段】中央部に軸方向に流通孔部を穿設し、中央部は少し狭窄し、その狭窄した部分を少し突起させた中央筒状部材8に、上端部よりパッキン5を挿入する。又、下より筒状の下部筒状部材を挿入し、その下から中央に貫通孔を有した筒支持部材を挿入し、棒状作用部材11を、その中心から挿入し、狭窄部9を貫通させる。さらに、棒状作用部材ヘッド11aにて固定し、棒状作用部材11は前後左右に稼動する程度に留め、金属製スプリング3を入れ、スプリング押さえ2で押さえ、パッキン5の縁も押し付け留め、下部筒状部材の下に飛散防止部を設ける。【選択図】図2

Description

本考案は、牛等の家畜に水を与えるのに好適な家畜用給水器に関するものである。
牛等の家畜に水を与えるための給水器として、従来、図1に示すように、下部筒状部材(10)の先端筒支持部材(12)の隙間から水が出れば良いだけであった。しかし、近年家畜の飼育について研究された結果、飲水には、水又は温水を飲ませる場合、その水量が少ないと牛等は、空気を飲み込む傾向があり、十分飲まないうちに満腹感になり飲水を止めてしまう事が判明した。
牛の場合、搾乳したあとは、脱水症状を防ぐためにも、十分な飲水を与える事が重要である、牛の餌は、主に乾燥エサが多いので、飲水がエサの消化に非常に重要である。また、牛の性質から、牛舎の一頭が飲水を始めると、他の牛もそれにつられて一斉に飲水を開始する特徴がある。しかも、1頭あたり一度に16リットルを飲水する事がわかっている。水が足りなく飲水する時を逃すと、牛は飲まないでいる。そのため、飲水時に水の出が遅いと、牛は飲水ができず、また、空気を一緒に飲み込んでしまうことになり、飲水不足の牛が出てしまう。(参考文献 デーリィビジネス 酪農語録 2009年1月掲載)
特開2004−337060
業界文献1
デーリィビジネス 酪農語録 2009年1月掲
従来の給水器 図1のように、中央部に軸方向に流通孔部を穿設し、その流通孔の中央部は少し狭窄し、上端部の外側と内側には螺子部を螺刻してなる旧中央筒状部材(8a)に、上端部より輪状のゴム又はシリコンゴム製のパッキン(5)を挿入し、トラス頭型ボルトの柄の長い形状の棒状作用部材(11)を流通孔に挿入し、その上から金属製スプリング(3)を入れ、スリーブ状で流通孔を有し外部に螺子部を螺刻したスプリング押さえ(2)で留める。
旧中央筒状部材(8a)の下に棒状作用部材(11)の柄の長い部分が出た所に、筒状の下部筒状部材(10)をかぶせ、下から中央に貫通孔を有した筒支持部材(12)を挿入して、ナイロンナット(13)で固定した物を給水器として使用していた。しかし、水を多く出そうとして水圧を上げすると、各配管の接続を厳重にしないと水漏れの原因になる。また、高水圧で水を供給すると、図1の下部筒状部材(10)の接続方法では、繋ぎ箇所(14)より水が飛び散る難があった。
図2に示すように、中央部に軸方向に流通孔部を穿設し、その流通孔の中央部に狭窄部(9)を設け、その狭くなった突端には、少し盛り上げのパッキン留め(6)を設け、パッキン(5)の飛び出し防止機能をもたせ、上端部の内側には内螺子部(4)を螺刻してなる中央筒状部材(8)に、上端部より輪状のゴム又はシリコンゴム製のパッキン(5)を挿入し、中央筒状部材(8)の下より筒状の下部筒状部材(10)挿入し。その下から中央に貫通孔を有し、その回りに蓮根の様に貫通孔の有る筒支持部材(12)を挿入し、丸型ボルトの柄の長い形状の棒状作用部材(11)を、その中心から挿入し、中央筒状部材(8)の狭窄部(9)を貫通し、雌螺子部を螺刻してなる棒状作用部材ヘッド(11a)にて固定する。
棒状作用部材(11)は前後左右に稼動する程度に固定する。
上から金属製スプリング(3)を入れ、スリーブ状で流通孔を有し外部に螺子部を螺刻した雄螺子部のスプリング押さえ(2)で、スプリング(3)を押さえ、パッキン(5)の縁も押し付け留める。
中央筒状部材(8)の下部は、図2に示す様に、下部筒状部材(10)を下から入れた場合、その周りを包むように筒が伸びている飛散防止部(7)が有る事が特徴である。
図4の雄螺子部のスプリング押さえ(2)上部を給水配管等に接続して、給水した場合、水又は温水は、牛等の家畜が鼻、口等によって下部筒状部材(10)を前後左右方向に押圧すれば、棒状作用部材ヘッド(11a)が傾きパッキン(5)との間に隙間ができて水が流れる。
下部筒状部材(10)の筒の中を通り筒支持部材(12)の隙間からと、下部筒状部材(10)の外に水が伝わり出てくる。これにより、水圧を上げなくても、目的の水量を得る事ができる。
また、中央筒状部材(8)の下が少し長くなり、下部筒状部材(10)を包む様な構造にし飛散防止部(7)を有しているので、水が飛散しない。また、パッキン(5)をパッキン留め(6)と、スプリング押さえ(2)で押し付ける。パッキン(5)が冬季に棒状作用部材ヘッド(11a)と凍結し飛び出しや、水圧での飛び出しを防止できる。
給水器本体下の下部筒状部材(10)が、振り子の様に軽く、前後左右360度、如何なる方向から触れても出水するので、小家畜が飲水できる構造である。特に幼家畜が楽に飲水できる。
従来の飲水器の断面図 本考案の飲水器の断面図 本考案の飲水器の傾斜図 本考案の給水器の流水している断面図 本考案の給水器を上から見た傾斜図 本考案の給水器の流水している部分拡大断面図 本考案の給水器を給水具に取り付けた傾斜図
以下、本発明の家畜用給水器の好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
本考案の給水器 図3に示すように、中央筒状部材(8)、棒状作用部材(11)、下部筒状部材(10)、スプリング押さえ(2)から構成される。
図5に示すように、中央部に軸方向に流通孔部を穿設し、その流通孔の中央部は少し狭窄し、その狭窄部(9)の突端を少し盛り上がりを設け、パッキンの飛び出し及びズレの防止機能をもたせたパッキン留め(6)を有し、上端部の内側には螺子部を螺刻してなる中央筒状部材(8)に、上端部より輪状のゴム又はシリコンゴム製のパッキン(5)を挿入し、図2の中央筒状部材(8)の下より筒状の下部筒状部材(10)挿入し。その下から中央に貫通孔を有し、その回りに蓮根の様に貫通孔の有る筒支持部材(12)を挿入し、丸型ボルトの柄の長い形状の棒状作用部材(11)を、その中心から挿入し、中央筒状部材(8)の狭窄部(9)を貫通し、雌螺子部を螺刻してなる棒状作用部材ヘッド(11a)にて固定する。棒状作用部材(11)は前後左右に稼動する程度に固定する。
上から金属製スプリング(3)を入れ、スリーブ状で流通孔を有し外部に螺子部を螺刻した雄螺子部のスプリング押さえ(2)で、スプリング(3)を押さえ、パッキン(5)の縁も押し付け留める。
中央筒状部材(8)の下部は、図2に示す様に、下部筒状部材(10)を下から入れた場合、その周りを包むように筒が伸びている飛散防止部(7)が有る事が特徴である。
又、本考案の給水器は、図6 棒状作用部材(11)、下部筒状部材(10)が一体となった箇所を、牛等の家畜が鼻、口等によって前後左右方向に押圧すれば、棒状作用部材ヘッド(11a)が傾きパッキン(5)との間に隙間ができて水流(16)する。
家畜が飲水を止めると、スプリング(3)の力と水の圧力により棒状作用部材ヘッド(11a)が直状に戻り出水が止まる。
以下添付図面に従って説明する。
図4 中央筒状部材(8)の中央部に軸方向に流通孔部を穿設し、その流通孔の中央部は少し狭窄(9)し、上端部の内側には内螺子部(4)を螺刻する。中央筒状部材(8)の流通孔内にパッキン(5)を挿入し、中央筒状部材(8)の下より筒状の下部筒状部材(10)挿入し。その下から中央に貫通孔を有し、その回りに蓮根の様に貫通孔の有る筒支持部材(12)を挿入し、丸型ボルトの柄の長い形状の棒状作用部材(11)を、その中心から挿入し、中央筒状部材(8)の狭窄部(9)を貫通し、雌螺子部を螺刻してなる棒状作用部材ヘッド(11a)にて固定する。
棒状作用部材(11)は前後左右に稼動する程度に固定する。
上から金属製スプリング(3)を入れ、スリーブ状で流通孔を有し外部に螺子部を螺刻した雄螺子部のスプリング押さえ(2)で、スプリング(3)を押さえ、パッキン(5)の縁も押し付け留める。
下部筒状部材(10)の下に飛散防止部(7)を設ける事により、中央筒状部材(8)と下部筒状部材(10)の繋ぎ箇所(14)から、水圧を上げても水が飛散する事がなく下に流水し。また、製作サイズが大きくすれば水圧は低圧でも良い。
家畜が口や鼻先で、下部筒状部材(10)をゆすると 図6 に示すように、棒状作用部材ヘッド(11a)が傾斜して、パッキン(5)と棒状作用部材ヘッド(11a)が離反して水が流れ出る。
流水(16)は、下部筒状部材(10)の筒の中を通り流れでるが、合わせて下部筒状部材(10)の外側にも伝わり流れ出る(16)、ここからの水が呼び水になり、家畜が水の流れを感じ飲水行為をしやすくなる。
図4 下部筒状部材(10)を牛等の家畜が鼻先、口でゆすると下部筒状部材(10)は前後左右360°自由に可動する状態に、棒状作用部材(11)と雌螺子部を螺刻してなる棒状作用部材ヘッド(11a)で固定する。
図5は、パッキン(5)をパッキン留め(6)と、スプリング押さえ(2)で押し付け留める事で、パッキン(5)が冬季に棒状作用部材ヘッド(11a)と凍結し飛び出しや、水圧での飛び出しを防止できる。
図7は、本考案の家畜用給水器を受水槽カップに取り付けた状態を示したものである。
1 雄螺子部
2 スプリング押さえ
3 スプリング
4 内螺子部
5 パッキン
6 パッキン留め
7 飛散防止部
8 中央筒状部材
8a 旧中央筒状部材
9 狭窄部
10 下部筒状部材
11 棒状作用部材
11a 棒状作用部材ヘッド
12 筒支持部材
13 ナイロンナット
14 繋ぎ箇所
15 受水槽カップ
16 流水

Claims (1)

  1. 中央部に軸方向に流通孔部を穿設し、流通孔の中央部は少し狭窄し、その狭窄した部分を少し突起させパッキン留め機能を持たせ、上端部の内側には螺子部を螺刻してなる中央筒状部材に、上端部より輪状のゴム又はシリコンゴム製のパッキンを挿入し、中央筒状部材の下より筒状の下部筒状部材を挿入し。その下から中央に貫通孔を有し、その回りに蓮根の様に貫通孔の有る筒支持部材を挿入し、丸型ボルトの柄の長い形状の棒状作用部材(11)を、その中心から挿入し、中央筒状部材(8)の狭窄部(9)を貫通し、雌螺子部を螺刻してなる棒状作用部材ヘッド(11a)にて固定し、棒状作用部材(11)は前後左右に稼動する程度に留め、上から金属製スプリングを入れ、スリーブ状で流通孔を有し外部に螺子部を螺刻した雄螺子部のスプリング押さえで、スプリングを押さえ、パッキンの縁も押し付け留め、下部筒状部材の下に飛散防止部を設け、これらを一体となった事を特徴とする家畜用給水器。
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