JP3160068U - 家畜用給水具ユニット - Google Patents

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藤井 一己
一己 藤井
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Abstract

【課題】既設の押しベラ構造と簡単に取替えることができ、幼家畜でも楽に飲水できる家畜用給水具ユニットを提供する。【解決手段】中央筒状部材20、棒状作用部材、下部筒状部材30、雄螺子部材40、L型パイプ70から構成される。中央筒状部材20は、中央部に軸方向に流通孔部を穿設し、その流通孔の中央部は少し狭くなっている。中央筒状部材20の流通孔内にパッキンを挿入する。棒状作用部材の上にスプリングを入れ、雄螺子部材40でスプリングを押さえ、中央筒状部材20上部と螺合する。中央筒状部材20の下に棒状作用部材の柄の長い部分が出た所に、筒状で流通孔を有し、下部に下部筒状部材30を支える筒支持板31を有する下部筒状部材30をかぶせる。【選択図】図5

Description

本考案は、牛等の家畜に水を与えるのに好適な家畜用給水具及びそれを取り付け
た家畜用給水器に関するものである。
牛等の家畜に水を与えるための給水具として、従来、図1 に示すように、水の出る部分の調整を押しベラ式にして給水する物であった。長期間使用すると、図1 押しベラの支点(1)及び、図2 給水バルブの接点(2a) が磨耗して故障の原因となった。
牛舎等では干草等が飲水カップに入り、その重みで押しベラカッブの押しベラ(3)を下げ、常に水が出っぱなしになる事故が発生している。
この事故を防ぐために、より一層押しベラのバネ図2(2b)を強くし、戻る力を多く備えな
ければならなかった。その為、仔牛等は力が無く自力で飲む事が出来ない。
また、押しベラ式の飲水カップでは、前から押す時しか出水しないため、牛等が飼育室の柵から首を出して飲む場合、横からしか押せないので上手く水を飲む事が出来なかった。
牛の場合、搾乳したあとは、脱水症状を防ぐためにも、十分な飲水を与える事が重要である、牛の餌は、主に乾燥エサが多いので、飲水がエサの消化に非常に重要である。また、牛の性質から、牛舎の一頭が飲水を始めると、他の牛もそれにつられて一斉に飲水を開始する特徴がある。しかも、1頭あたり一度に9リットルを飲水する事がわかっている。そして、水が足りなく飲水する時を逃すと、牛は飲まないでいる。そのため、飲水時に水の出が遅いと、牛は飲水ができず空気を一緒に飲み込んでしまうことになり、水不足の牛が出てしまう。(参考文献 デーリィビジネス 酪農語録 2009年1月掲載)
特開2004−337060
デーリィビジネス 酪農語録 2009年1月掲
従来の押しベラ式図1の飲水器カップは、押しベラ部分(3)の支点稼動部(1)が磨耗して破損事故が多々発生した。また、押しベラにより出水口図2(5) の給水バルブの接点(2a)及びその可動部が磨耗して水漏れの原因となっていた。この押しベラ式飲水器の押しベラ部分のみを取り外し、本案の家畜用給水具ユニットを取付、機械部分の構造を無くし、家畜用給水具ユニットのみで水を供給する。また、牛舎の構造から、牛等は飲水時に、横から飲水する為、従来式の押しベラ式カップは、前方向から押さないと水が出ないため、仔牛が飲水出来ない難があった。
従来の給水器では、図6の筒押さえ(32)に示すように、網状になっているため水が出るのに、流水に対して抵抗が生じ、十分に水を流す事ができなかった。
図2従来の押しベラ式の飲水器の押しベラ部分(3)、給水バルブ(2a)、バネ(2b)、ゴムパッキン(2d)、給水バルブ支え(2c)、を取り外し図2出水口(5)に、図5の家畜用給水具ユニットのジョイントパイプ(90)部分をはめ込む。
図6の下部筒状部材(30)の筒押さえ(32)を、貫通孔のある円柱管を平板で支持した筒支持板(31)で下部筒状部材(30)の下に取り付ける。
上記述の様に、押しベラ部分のみを取り替える事により、器具全取替えをしなくとも、その構造を押しベラ式から、家畜用給水具ユニット式に変える事ができる。
既設の押しベラ構造を簡単に取替える事により、本案の、家畜用給水具ユニットによって、力の無い幼牛家畜でも問題なく飲水できる。
給水器本体下部が、振り子の様に軽く、360度、如何なる方向から触れても出水するので、小家畜が飲水できる構造である。特に幼家畜が楽に飲水できる。
給水器本体下部が、貫通孔のある円柱管を平板で支持した筒支持板(31)で下部筒状部材(30)の下に取り付け、下部筒状部材(30)を棒状作用部材(60)にナイロンナット(62)で取り付けると、流水の抵抗が少なくなり大量の水が出せる。
従来の押しベラ式飲水器の傾斜図 従来の押しベラ式飲水器の給水部の断面を示した図 本考案の押しベラ式飲水器の給水部の断面を示した図 本考案の給水器の断面図及び部分拡大図 本考案の家畜用給水具ユニット傾斜図 本考案の給水器の傾斜図 従来の押しベラ式飲水器の給水部を取外した図 従来の押しベラ式飲水器の給水部を取外した所に家畜用給水具ユニット取付けた図 本考案の家畜用給水具ユニットを飲水カップに付け、家畜が飲水している
以下、本発明の家畜用給水具ユニットの好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
本発明の給水器 図4 に示すように、中央筒状部材(20) 、棒状作用部材(60) 、下部筒状部材(30) 、雄螺子部材(40)、図5 L型パイプ(70) から構成される。
中央筒状部材(20)は、中央部に軸方向に流通孔部を穿設し、その流通孔の中央部は少し狭くなっている(20a)、上端部の外側(20b)と内側(20c)には螺子部を螺刻する。
中央筒状部材(20)の流通孔内にパッキン(61)を挿入し、棒状作用部材(60)を流通孔入れ、(20a)を貫通して下部に出す。棒状作用部材(60)の上にスプリング(50)を入れ、雄螺子部材(40)でスプリングを押さえ、中央筒状部材(20)上部と螺合する。
中央筒状部材の下に棒状作用部材の柄の長い部分が出た所に、筒状で流通孔を有し、下部に下部筒状部材(30)を支える筒支持板(31) を有する下部筒状部材(30)をかぶせナイロンナット(62)で固定。
この給水器の上部(20b)とL型パイプ図5(70)と螺合する。
この家畜用給水具ユニットを押しベラ式飲水器カップ図7の出水口(5)に取り付ける。
又、本発明の家畜用給水具ユニット図4 は、棒状作用部材(60)、下部筒状部材(30)が一体となった箇所を、牛等の家畜が鼻、口等によって前後左右方向に押圧すれば、棒状作用部材(60)及びパッキン(61)が傾き、パッキン(61)から全部又は一部離反して水が流れる。
家畜が飲水を止めると、スプリング(50)の力と水の圧力により棒状作用部材(60)が直状に戻り出水が止まる。
図6の筒押さえ(32)が従来らいの方法で、筒支持板(31)が、本考案の特徴であり、出水の抵抗がなく大量に出水する事ができる。家畜用給水具ユニットの組み立て傾斜図を示す。
図7では、押しベラ式飲水器具の押しベラを取り外し、出水口(5)が露出した状態。
本発明が過去のものと異なる点は、特開2004−337060と比較した場合、本発明は、下部筒状部材(30)の内側を水が流れる構造が特徴である。
また、家畜用給水具ユニットを取り付け時に、出水口(5)に螺子部がない場合、挿入筒状ジョイントにオーリングを介して取り付ける事ができる構造が特徴である。
以下添付図面に従って説明する。
図4 中央筒状部材(20)の中央部に軸方向に流通孔部を穿設し、その流通孔の中央部は少し狭くなっている(20a)、上端部の外側(20b)と内側(20c)には螺子部を螺刻する。
中央筒状部材(20)の流通孔内にパッキン(61)を挿入し、棒状作用部材(60)を流通孔入れ、(20a)を貫通して下部に出す。棒状作用部材(60)の上にスプリング(50)を入れ、雄螺子部材(40)でスプリングを押さえ、中央筒状部材(20)上部と螺合する。
中央筒状部材の下に棒状作用部材の柄の長い部分が出た所に、筒状で流通孔を有し、下部に筒支持板(31) で塞ぎ接合した下部筒状部材(30)をかぶせナイロンナット(62)で固定。
この給水器の上部(20b)とL型パイプ図5(70)と螺合する。
従来型押しベラ飲水カップ図2の押しベラ式の飲水器の押しベラ部分(3)、給水バルブ(2a)、バネ(2b)、ゴムパッキン(2d)、給水バルブ支え(2c)、を取り外し図3出水口(5)に、図5の家畜用給水具ユニットのジョイントパイプ(90)部分をはめ込む。
図5に示すように、給水器本体下部が、貫通孔のある円柱管を平板で支持した筒支持板(31)は、図6の下部筒状部材(30)の下に取り付け、下部筒状部材(30)を棒状作用部材(60)にナイロンナット(62)で取り付けるもので、流水の抵抗が少なく大量の水が出せるのが特徴である。
また、ジョイントパイプ(90)は、貫通孔を有する筒状部材の外側に溝を作り、その溝にゴム製のオーリングパッキンをハメ、その片方にL型パイプを接続したものである。
図2は、従来の押しベラ式の給水器の給水部分を抜粋した断面を示したものである。
図6 下部筒状部材(30)を牛等の家畜が鼻先、口でゆすると下部筒状部材(30)は前後左右360゜自由に可動する状態に、ナイロンナット(62)で固定する。
図8は、本考案の家畜用給水具ユニットを取り付けた状態を示したものである。ジョイントパイプ(90)には、ジョイントパイプを固定する窪み穴(2g)が設けてあり、ジョイントパイプを固定する押し螺子(2e)を、ジョイントパイプを固定する螺子穴(2f)から入れ固定する。
図9 牛等の家畜が牛舎の牢から首を出し、鼻先で下部筒状部材(30)をゆすり、出てきた水を飲んでいる予想図。
1 押しベラ支点
2a 給水バルブの接点
2b スプリング
2c 給水パルブ支え
2d バルブパッキン
2e ジョイントパイプを固定する押し螺子
2f ジョイントパイプを固定する螺子穴
2g ジョイントパイプを固定する窪み穴
4 プラグ
3 押しベラ
5 出水口
6 上水管取付け口
6a 上水管
8 受水槽
20 中央筒状部材
20a 狭くなっている
20b 上端部の外側
20c 上端部の内側
30 下部筒状部材
31 筒支持板
32 筒押さえ
40 雄螺子部材
50 スプリング
60 棒状作用部材
61 水止めパッキン
62 ナイロンナット
70 L型パイプ
71 給水器接続口
90 ジョイントパイプ
92 オーリング

Claims (1)

  1. 中央部に軸方向に流通孔部を穿設し、その流通孔の中央部は少し狭くし、上端部の外側と内側には螺子部を螺刻してなる中央筒状部材に、上端部より輪状のゴム又はシリコンゴム製のパッキンを挿入し、トラス頭型ボルトの柄の長い形状の棒状作用部材を流通孔に挿入し、その上から金属製スプリングを入れ、スリーブ状で流通孔を有し外部に螺子部を螺刻した雄螺子部材でスプリングを押さえ、中央筒状部材の下に棒状作用部材の柄の長い部分が出た所に、筒状で流通孔を有し、下部に筒支持板を有する下部筒状部材をかぶせナイロンナットで固定しなるものを、中央筒状部材の上端部をL型パイプの片方と螺合させ、このL型パイプのもう片方には、オーリンク状のゴムパッキンを具備するジョイントパイプを付ける、これらを一体となった事を特徴とする家畜用給水具ユニット。
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