JP3162090U - 飲み物容器保持具 - Google Patents
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Abstract
【課題】野球場での観戦中にビールなどの飲み物を入れた飲み物容器をフリーハンドで保持することができる飲み物容器保持具を提供する。【解決手段】飲み物容器Wを挿入するための容器挿入口1aが先端面に形成された中空筒状保持具本体1と、保持具本体1に両端部が連結されたストラップ2とを有し、ストラップ2を介して保持具本体1を吊り下げた状態で保持具本体1の容器挿入口1aからその保持具本体1内に飲み物容器Wを収納する。【選択図】図1
Description
本考案は、例えば野球場での観戦中にビールなどの飲み物を入れた飲み物容器をフリーハンドで保持できるようにした飲み物容器保持具に関する。
従来、例えば野球場での観戦中は、一方の手に応援グッズを持ち、他方の手でビールなどの飲み物を入れた飲み物容器を持って応援することが一般的に行なわれているが、野球場の応援席は、幅が狭くて隣の応援席に接近しており、手に持った飲み物容器を置くだけのスペースが無い。
そこで、飲みかけの飲み物容器を内股部で挟んで応援席上に置いたり、その飲みかけの飲み物容器を応援席の前の通路上に置いたりしている。なお、関連する技術として特許文献1に記載したものがある。
上記従来の構成では、応援に夢中になって、内股部で挟んで応援席上に置いた飲み物容器から飲み物がこぼれてズボンを汚することがあり、また、応援席の前の通路上に飲み物容器を置く場合には、不衛生であると共に、その通路上に置いた飲み物容器を足部で引っ掛けて倒し飲み物がこぼれて通路上を汚すことがある。
そこで、飲み物を飲み干すまで飲み物容器を手で持ち続けるとすると、その飲み物容器を持っている手が塞がって応援を思い通りにできないという難点がある。
本考案は、上記従来の難点に鑑み、飲み物容器をフリーハンドで保持できるようにした飲み物容器保持具を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため構成を図面に基づいて説明すると、請求項1に記載の考案は、飲み物容器Wを挿入するための容器挿入口1aが先端面に形成された中空筒状保持具本体1と、該保持具本体1に両端部が連結されたストラップ2とを有し、該ストラップ2を介して保持具本体1を吊り下げた状態で該保持具本体1の容器挿入口1aからその保持具本体1内に飲み物容器Wを収納するようにしてなる構成を採用するものである。
請求項2に記載の考案は、請求項1に記載の考案において、前記保持具本体1の外周面に着脱可能に巻回させたバンド3に一対の連結枠6が取り付けられ、その一対の連結枠6に係脱可能に係合する係合具9が前記ストラップ2の両端部に取り付けられてなる構成を採用するものである。
請求項3に記載の考案は、請求項1または2に記載の考案において、前記保持具本体1がバット型応援グッズである構成を採用するものである。
請求項4に記載の考案は、請求項1〜3のいずれかに記載の考案において、前記保持具本体1の基端部に紐体11が取り付けられ、該紐体11と前記ストラップ2とを連結具12により着脱可能に連結するようにしてなる構成を採用するものである。
請求項1の考案によれば、例えば野球場での観戦中はストラップ2を首部に掛けてその首部から保持具本体1を吊り下げた状態で、その保持具本体1の容器挿入口1aからその保持具本体1内に飲み物容器Wを収納することにより、その飲み物容器Wを飲み物がこぼれないように確実且つ衛生的に保持することができると共に、両手が開放されてフリーハンドになるから、その両手を使って応援を思い通りに行なうことができる。
請求項2に記載の考案によれば、保持具本体1にバンド3を介して取り付けた一対の連結枠6にストラップ2の係合具9を係合させ、ストラップ2を介して保持具本体1を吊り下げ状態にするだけで、その保持具本体1を飲み物容器W収納可能状態にすることができる。
請求項3に記載の考案によれば、保持具本体1からバンド3及びストラップ2を取り外すことにより、その保持具本体1を応援グッズとして使うことができ、使い勝手がよい。
請求項4に記載の考案によれば、例えば首部に掛けたストラップ2の両端部に連結具12及び紐体11を介して保持具本体1からなる応援グッズを連結することにより、該応援グッズが首部から吊り下げられるので、両手をその応援グッズから離して自由に使うことができる。
図1〜図4は本考案の実施の一形態である飲み物容器保持具を示すものであって、飲み物容器Wを保持するための保持具本体1と、該保持具本体1に両端部が連結されたストラップ2とを有している。
前記飲み物容器Wは、合成樹脂材により成形された奥すぼまり状有底筒体からなり、例えば500mlのビールなどの飲み物を入れるものである。
前記保持具本体1は、合成樹脂材により成形された中空筒状のバット型応援グッズからなり、ヒッティングエリア1A、グリップ1B及びグリップエンド1Cとを有し、ヒッティングエリア1Aの先端面に飲み物容器Wを挿入するための容器挿入口1aが形成され、ヒッティングエリア1Aとグリップ1Bとの境界部分に環状凹段部からなる容器支え部1bが形成されており、容器挿入口1aから保持具本体1内に収納された飲み物容器Wの底部を容器支え部1bで支える。
前記ヒッティングエリア1Aの外周面に環状凹溝1cが形成され、該環状凹溝1cにゴム材などからなる伸縮可能なバンド3が巻回され、該バンド3はアジャスタ4により長さ調整可能に形成され、そのバンド3の両端部が該両端部に設けた雄部5a及び雌部5bからなるワンタッチバックル5により着脱可能に連結されている。
図4中、6は連結枠であって、合成樹脂材により成形され、略U字状の下枠部6aと、該枠本体6aの上端から斜め上方に延びる略半円状の上枠部6bとにより環状に形成されており、一対の連結枠6をバンド3に遊嵌合させ、該バンド3をヒッティングエリア1Aの環状凹溝1cに巻回させてワンタッチバックル5で連結することにより、その一対の連結枠6が保持具本体1の外周面に所定間隔をおいて取り付けられる。
前記ストラップ2はアジャスタ8により長さ調整可能に形成され、該ストラップ2の両端部に係合具9が取り付けられており、該各係合具9は、カラビナと称するものであって、そのストラップ2の両端部に係合させた略コ字状の係合具本体9aと、該係合具本体9aの両端部間の開口を塞ぐための回動枠9bとからなり、該回動枠9bの基端部を係合具本体9aの一端部に回動可能に係止し、その回動枠9bの先端部を係合具本体9aの他端部に係合するように付勢しており、ストラップ2を保持具本体1に取り付ける場合には、回動枠9bを付勢力に抗して回動させ(図4仮想線参照)、係合具本体9aの他端部を前記一対の連結枠6に係合させる。
上記構成において、図1は野球場での観戦中の応援状態を示すものであって、ストラップ2を首部に掛けることにより保持具本体1を首部から吊り下げ、一方の手に応援グッズ(保持具本体1)を持ち、他方の手でビールなどの飲み物を入れた飲み物容器Wを持って応援しており、この状態で、飲みかけの飲み物容器Wから手を離す場合には、首部から吊り下げている保持具本体1の容器挿入口1aからその保持具本体1内に飲み物容器Wを収納すればよい(図1仮想線及び図2参照)。
上記構成によれば、首部から吊り下げた保持具本体1に飲み物容器Wを収納することにより、その飲み物容器Wを飲み物がこぼれないように確実且つ衛生的に保持することができると共に、両手が開放されてフリーハンドになるから、その両手を使って応援を思い通りに行なうことができる。
また、保持具本体1にバンド3を介して取り付けた一対の連結枠6にストラップ2の係合具9を係合させ、ストラップ2を介して保持具本体1を吊り下げ状態にするだけで、その保持具本体1を飲み物容器W収納可能状態にすることができる。
更に、保持具本体1からバンド3及びストラップ2を取り外すことにより、その保持具本体1を応援グッズとして使うことができ、使い勝手がよい。
図3及び図4に示すように、保持具本体1のグリップ1Bに紐体11が取り付けられ、該紐体11と前記ストラップ2とを連結具12により着脱可能に連結している。
前記連結具12は、互いに嵌脱可能な雄部12aと雌部12bとを有するワンタッチバックル型であって、その雄部12a(または雌部12b)から延びるベルト13がリング14及びスナップフックホルダ15を介して紐体11に連結され、雌部12b(または雄部12a)がストラップ2の両端部に連結されている。なお、図3中、16は紐体11に移動可能に外嵌させた押釦解除式ロックリングである。
図5に示すように、飲み物容器保持具を応援グッズとして使用する場合には、連結具12の雄部12aと雌部12bとを嵌合させることにより、ストラップ2の両端部に保持具本体1からなる応援グッズを取り付け、そのストラップ2を首部に掛ける。
上記構成によれば、応援グッズが首部から吊り下げられているので、両手をその応援グッズから離して自由に使うことができる。
1 保持具本体
1a 容器挿入口
2 ストラップ
3 バンド
6 連結枠
9 係合具
11 紐体
12 連結具
W 飲み物容器
1a 容器挿入口
2 ストラップ
3 バンド
6 連結枠
9 係合具
11 紐体
12 連結具
W 飲み物容器
Claims (4)
- 飲み物容器を挿入するための容器挿入口が先端面に形成された中空筒状保持具本体と、該保持具本体に両端部が連結されたストラップとを有し、該ストラップを介して保持具本体を吊り下げた状態で該保持具本体の容器挿入口からその保持具本体内に飲み物容器を収納するようにしてなる飲み物容器保持具。
- 前記保持具本体の外周面に着脱可能に巻回させたバンドに一対の連結枠が取り付けられ、その一対の連結枠に係脱可能に係合する係合具が前記ストラップの両端部に取り付けられてなる請求項1に記載の飲み物容器保持具。
- 前記保持具本体がバット型応援グッズである請求項1または2に記載の飲み物容器保持具。
- 前記保持具本体の基端部に紐体が取り付けられ、該紐体と前記ストラップとを連結具により着脱可能に連結するようにしてなる請求項1〜3のいずれかに記載の飲み物容器保持具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010003905U JP3162090U (ja) | 2010-06-09 | 2010-06-09 | 飲み物容器保持具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010003905U JP3162090U (ja) | 2010-06-09 | 2010-06-09 | 飲み物容器保持具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3162090U true JP3162090U (ja) | 2010-08-19 |
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ID=54864943
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010003905U Expired - Fee Related JP3162090U (ja) | 2010-06-09 | 2010-06-09 | 飲み物容器保持具 |
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2010
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