JP3162067U - 履き物 - Google Patents

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美穂 吉田
美穂 吉田
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株式会社コージ製靴
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【課題】細いヒールのハイヒールとすることもできるデザインの自由度が得られると共に、自由に好みの装飾を付加することができる履き物を提供する。【解決手段】内部が収納室となった中空のつま先部6と、つま先部6の後方に間隔を開けて設けられたかかと部7と、つま先部6とかかと部7の上部間を接続する連結部8とを有するアウトソール本体1を用いた履き物とし、アウトソール本体1を透明な合成樹脂で形成し、つま先部6のかかと部7側の側壁部に、収納室を開閉可能とする蓋部11を設けて、収納室に好みの装飾部材を収納できるようにする。【選択図】図1

Description

本考案は、装飾性に富んだ履き物に関する。
従来、かかと側を高く支持するかかと部材を、上部が開口した中空とすると共に少なくともその側壁の一部を透明とし、内部に例えばビーズ等の装飾部材を自由に移動可能に収納した後、上部の開口を中底を接着することで塞いだ履き物が知られている(例えば、特許文献1参照)。この履き物の場合、歩くたびに装飾部材が動いて変化を楽しむことができる。
特開2007−185353号公報
しかしながら、上記従来の履き物の場合、装飾部材を封入する箇所がかかと側であるので、細いヒールのハイヒールとすると、装飾部材を封入する十分な中空部を形成できなくなる。装飾性の履き物は、基本的に女性用として用いられる。特に女性ものの履き物の場合、ヒールのデザインによって全体のデザインが大きく影響されることから、上記従来の履き物の場合、デザインの対する制約が大きい問題がある。また、装飾部材が、中底の接着により塞がれた空間内に封入されてしまっているので、好みに応じて入れ換えることができない問題もある。
本考案は、上記従来の問題点に鑑みてなされたもので、細いヒールのハイヒールとすることもできるデザインの自由度が得られると共に、自由に好みの装飾を付加することができる履き物とすることを目的とする。
上記目的のために、本考案は、底面部の周囲に立ち上げられた側壁部で囲まれた内部が収納室となった中空のつま先部と、該つま先部の後方に間隔を開けて設けられたかかと部と、前記つま先部と該かかと部の上部間を接続する連結部とを有するアウトソール本体を備え、少なくとも前記つま先部の側壁部が透明な合成樹脂で形成されていると共に、前記つま先部の前記かかと部側の側壁部に、前記収納室を開閉可能とする蓋部を備えていることを特徴とする履き物を提供するものである。
上記本考案は、前記アウトソール本体が、前記かかと部も中空で、しかも前記つま先部とかかと部の中空部の上部が開放された構造をなし、両中空部を開放する開口部が、当該開口部に嵌め込まれた閉鎖板又は当該開口部上を覆うミッドソールで塞がれていることを好ましい態様として含む。
また、本考案は、上記好ましい態様において、前記アウトソール本体全体が透明な合成樹脂で射出形成されていること、前記アウトソール本体の前記つま先部とかかと部の各底面にゴムシートが接着されていること、前記中空のかかと部内が第二の収納室を構成しており、しかも前記かかと部の前記つま先部側の側壁部に、前記第二の収納室を開閉可能とする第二の蓋部を備えていることを更なる好ましい態様として含む。
更に、前記本考案は、前記収納室に装飾部材が出し入れ可能に収納されていることも、好ましい態様として含むものである。
本考案においては、側壁部を有するつま先部としていることにより、いわゆる厚底靴様の履き物となっている。そして、このつま先部の少なくとも側壁部を透明としているので、その内部に設けた収納室に出し入れ可能に装飾部材を収納し、適宜交換することで、履き物に好みの装飾を施すことができる。
本考案においては、上記装飾部材を収納する収納室がつま先部に形成されているので、全体のデザインに対する影響が大きいヒールのデザインを自由に選択することができる。従って、全体のデザインに対する自由度が向上する。
本考案における収納室は、蓋部により開閉可能であることから、収納室に収納した装飾部材を交換することができ、好みの装飾部材による装飾を付加することができる。また、蓋部は、つま先部のかかと部側の側壁部に設けられているので、外見上目立つことがなく、これを設けることによる外観の低下を防止することができる。
アウトソール本体のつま先部とかかと部を共に中空とし、その上部を開放した構造としておくと、アウトソール本体を容易に透明な合成樹脂で射出成形することができ、アウトソール本体の製造が容易となる。つま先部とかかと部の中空部を開放する開口部を閉鎖部材又はミッドソールで塞いでおけば、履き心地の低下を防止することができる。特にアウトソール本体全体を透明な合成樹脂で構成すると、いわゆるガラスの靴用の履き物となり、結婚式での花嫁の履き物として好適となる。結婚式で収納室に花等を収納して使用した後は、収納室に記念品等を収納した飾りの靴として、結婚式の想い出と共に室内に飾ることができる。
アウトソール本体全体を透明な合成樹脂で構成した場合、つま先部とかかと部の各底面にゴムシートを接着しておけば、実用可能な(歩行使用可能な)アウトソールを構成することができる。また、かかと部をも中空とし、内部を第二の収納室とすれば、装飾スペースを増やすことができる。
本考案に係る履き物の一例を示す斜視図である。 図1に示される履き物におけるアウトソールの斜視図である。 図2に示されるアウトソールの断面図で、(a)は閉鎖板を外した状態、(b)は閉鎖板を取り付けた状態を示す。 図3における蓋部付近の拡大図で、(a)は閉鎖時、(b)は開放途中の状態を示す。
図1〜図4に基づいて本考案の一例を説明する。
図1に示される本考案に係る履き物の例は、サンダル(ミュール)となっている。このサンダルは、アウトソール本体1と、足裏を受けるインソール2と、足の甲を引っかける甲被バンド3と、足首に巻き付けられる足首ベルト4とを備えている。インソール2はアウトソール本体1の上面に接着されており、甲被バンド3はアウトソール本体1のつま先寄りに、足首ベルト4はアウトソール本体1のかかと寄りに、それぞれインソール2と共にアウトソール本体1の上面に接着されている。
図1〜図3に示されるように、アウトソール本体1は、底面部の周囲に立ち上げられた側壁部で囲まれた内部が収納室5(図3参照)となった中空のつま先部6と、このつま先部6の後方に間隔を開けて設けられたかかと部7とを備えている。また、このつま先部6とかかと部7は、上部同士間が中実の連結部8で接続されている。
本例におけるアウトソール本体1は、つま先部6だけでなく、かかと部7も中空となっており、特に図3(a)に明示されるように、この両中空部の上部は開放されている。そして、両中空部を開放している各開口部9a,9bは、図3(b)に明示されるように、各開口部9a,9bに嵌め込まれて接着された閉鎖板10a,10bによって塞がれた構造となっている。また、つま先部6のかかと部7側の側壁部には、収納室5を開閉可能とする蓋部11が設けられている。
なお、本例のように閉鎖板10a,10bを接着した例におけるアウトソール本体1とは、閉鎖板10a,10b及び蓋部11を除く、上部が開放された中空のつま先部6、同様のかかと部7及び連結部8で構成された部材をいう。
本例におけるアウトソール本体1は、全体が透明な合成樹脂で構成された射出成形品となっている。この透明な合成樹脂としては、人の体重を支える機械的強度と透明性に優れることから、例えばポリカーボネイト、ポリメチルメタクリレート等を好ましく用いることができる。本考案に係る履き物は、少なくともつま先部6の側壁部が透明な合成樹脂で形成されていれば、他の箇所は不透明な材料で構成することもできる。しかし、全体を透明な合成樹脂で射出形成すると、いわゆるガラスの靴様の外観が得られると共に製造が容易となるので好ましい。なお、アウトソール本体1全体を透明な合成樹脂で構成する場合、アウトソール本体1の透明感を損なわないよう、閉鎖板10a,10b及び蓋部11も同じ透明な合成樹脂で構成することが好ましい。
本例におけるアウトソール本体1のつま先部6とかかと部7の各底面にはそれぞれゴムシート12が接着されており、アウトソール本体1とゴムシート12がアウトソールを構成している。このゴムシート12を接着することで、アウトソール本体1全体を滑りやすく傷付きやすい透明な合成樹脂で形成した場合等においても、実用性のあるアウトソールを構成することができる。ゴムシート12としては、靴底材として用いられる合成ゴムのシートを用いることができる。
つま先部6のかかと部7側の側壁部には、収納室5を開閉可能とする蓋部11が設けられている。この蓋部11は、図3及び図4に明示されるように、上部中央部が内側に屈曲された後、上方に湾曲を持って折り返された横U字形屈曲部13と、この横U字形屈曲部13の上片に連なる摘み部14を有している。また、横U字形屈曲部13の上片には、つま先部6の側壁部内面と係合する突起部15が形成されている。
図4(a)の閉鎖時において、蓋部11の上部は、摘み部14がつま先部6の側壁部外面に当接し、突起部15が側壁部内面当接することで脱落が防止されている。また、蓋部11の下部は、蓋部11の下部に下方へ突設された爪部16がつま先部6の側壁部内面に当接し、つま先部6の底面部に立設された当て板部17が蓋部11の下部内面に当接することで脱落が防止されている。蓋部11の開放は、図4(a)に矢印で示すように、摘み部14の上端面に爪を引っかけて下方へ押し、横U字形屈曲部13を弾性的に下方へ屈曲させて、つま先部6の側壁部内面への突起部15の当接を外し、図4(b)に示されるように、蓋部11を外方へ引き倒すことで行うことができる。
蓋部11を上記のようにして開放し、収納室5内に装飾部材(図示されていない)を収納して蓋部11を閉じておけば、装飾部材の飛び出しを防止しつつ、装飾部材による装飾を楽しむことができる。装飾部材としては、例えば生花、造花、人形、布(例えばスカーフ、ハンカチ等)、ビーズ等、好みに応じて選択することができる。収納室5内には、必要に応じて、装飾部材を固定するための取付台を設けることもできる。
本例におけるかかと部7は、単なる中空の構成部材となっているが、アウトソール本体1全体が透明な合成樹脂で形成されている場合、このかかと部7の中空部を第二の収納室とし、更にかかと部7のつま先部6側の側壁部に、上記蓋部11と同様の第二の蓋部(図示されていない)を設けることもできる。このようにすると、装飾スペースを増やすことができる。
本例において、つま先部6及びかかと部7の中空部を開放する開口部9a,9b(図3(a)参照)は閉鎖板10a,10bによって塞がれているが、この閉鎖板10a,10bを用いずに、アウトソール本体1の上面に、開口部9a,9b上を覆ってミッドソール(図示されていない)を接着し、これによって塞ぐこともできる。
一例として説明した履き物はサンダルであるが、本考案に係る履き物はサンダルに限られるものではなく、靴、ブーツ、ローファー等とすることもできる。
1 アウトソール本体
2 インソール
3 甲被バンド
4 足首ベルト
5 収納室
6 つま先部
7 かかと部
8 連結部
9a,9b 開口部
10a,10b 閉鎖版
11 蓋部
12 ゴムシート
13 横U字形屈曲部
14 摘み部
15 突起部
16 爪部
17 当て板部

Claims (6)

  1. 底面部の周囲に立ち上げられた側壁部で囲まれた内部が収納室となった中空のつま先部と、該つま先部の後方に間隔を開けて設けられたかかと部と、前記つま先部と該かかと部の上部間を接続する連結部とを有するアウトソール本体を備え、少なくとも前記つま先部の側壁部が透明な合成樹脂で形成されていると共に、前記つま先部の前記かかと部側の側壁部に、前記収納室を開閉可能とする蓋部を備えていることを特徴とする履き物。
  2. 前記アウトソール本体が、前記かかと部も中空で、しかも前記つま先部とかかと部の中空部の上部が開放された構造をなし、両中空部を開放する開口部が、当該開口部に嵌め込まれた閉鎖板又は当該開口部上を覆うミッドソールで塞がれていることを特徴とする請求項1に記載の履き物。
  3. 前記アウトソール本体全体が透明な合成樹脂で射出形成されていることを特徴とする請求項2に記載の履き物。
  4. 前記アウトソール本体の前記つま先部とかかと部の各底面にゴムシートが接着されていることを特徴とする請求項3に記載の履き物。
  5. 前記中空のかかと部内が第二の収納室を構成しており、しかも前記かかと部の前記つま先部側の側壁部に、前記第二の収納室を開閉可能とする第二の蓋部を備えていることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか一項に記載の履き物。
  6. 前記収納室に装飾部材が出し入れ可能に収納されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の履き物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014518144A (ja) * 2011-07-13 2014-07-28 フロリオ ゴダン クリステル 調節可能な靴
JP6393813B1 (ja) * 2017-09-19 2018-09-19 株式会社レーベン販売

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