JP3161857U - ライダー用プロテクター - Google Patents

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幸治 田邉
幸治 田邉
昭徳 小菅
昭徳 小菅
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田辺ボーグ株式会社
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Abstract

【課題】オートレース用の現行プロテクターにおける問題点に鑑み、構成部品の点数を大幅に少なくして着用性を高めると共に、万一、転倒した場合であってもライダーの頸部を後続車から防護することができる機能を付与したプロテクターを提供する。【解決手段】ライダーの少なくとも後身の上半側を防護できるように硬質材を芯材10としてその外表面を包被材で被覆にして当該ライダの後身に倣った形状に形成された後身側プロテクター部PTbと、該後身側プロテクター部と同じ要領で形成された前身側プロテクター部PTfを有するライダー用プロテクターにおいて、前記後身側プロテクター部の硬質材の上部であってライダーの頸部後側に対応する部位に、頸部防護用の立上り部12,121を形成した。【選択図】図1

Description

本考案は、オートレースの選手やオートバイレースのライダーなどがレースの際などに着用して有用なプロテクターに関する。
例えば、オートレースの選手がレースの際に着用するプロテクターは、
1)衝撃吸収性が良好なこと、2)胸部と背部の防護性が高いこと、3)肩から腕の保護もできること、4)着衣性が良好なこと、5)運動性が良好なことなどが、具備すべき要件として挙げられる。
上記のようなプロテクターの要件に鑑み、オートレースにおいて現在使用されているプロテクターは図3、図4に模式的に示すように、ライダーの胸部と背部より上方部位を防護するプロテクタパーツP1,P2、及び、肩から腕にかけてを防護するパーツP3,P4などから成る上部プロテクターUPと、ライダーの胸部より下方の胴部を防護する胴部パーツP5と、その背部を防護する背部パーツP6を備えた下部プロテクターBPとから構成されたものである。
しかし、上記現行プロテクターは、多数のプロテクタパーツP1〜P4、同P5,P6を夫々の防護部位に合せて成形した合成樹脂製パーツを、ベルトなどにより連結した構造であるため、製造手間がかかるのみならず、上部プロテクターUPと下部プロテクターBPの2ピース構造(形態)であるため、着用にも手間取る(逆にいえば、離脱にも手間取る)という問題がある。
また、現行プロテクターは、胸部,胴部、それらの背部、肩部、腕部の防護機能は、要件を満たしているが、ライダーの頸部に対しては何らの防護機能も持っていないのが現状である。
しかし乍ら、オートレースにおいて、走行中に転倒したところに後続車が転倒者を避け切れずに突込むケースがままあり、この場合において後続車の車輪やシャシーが転倒者の頸部上を通過すると、頸部が何ら防護されていない転倒者は取返しのつかないダメージを受けてしまうことが指摘されており、現にそのような事故も発生している。因みに、特許文献1,同2に開示されているライダー用プロテクターも、頸部の保護については一顧だにされていない。
特開平8−229180号公報 実公昭63−44407号公報
そこで考案の考案者らは、オートレース用の現行プロテクターにおける上記問題点に鑑み、構成部品の点数を大幅に少なくして着用性を高めると共に、万一、転倒した場合であってもライダーの頸部を後続車から防護することができる機能を付与したプロテクターを提供することを課題とするものである。
上記課題を解決することを目的としてなされた本考案プロテクターの構成は、ライダーの少なくとも後身の上半側を防護できるように硬質材を芯材としてその外表面を包被材で被覆にして当該ライダの後身に倣った形状に形成された後身側プロテクター部と、該後身側プロテクター部と同じ要領で形成された前身側プロテクターを有するライダー用プロテクターにおいて、前記後身側プロテクター部の硬質材の上部であってライダーの頸部後側に対応する部位に、頸部防護用の立上り部を形成したことを特徴とするものである。前記立上り部はライダーの頸部の後面側を防護する。
本考案プロテクターは、上記の後身側プロテクター部と該プロテクター部と対をなす前身側プロテクター部とを、ベルトのような結束具により連結、分離自在に形成することにより、プロテクターの着用,離脱を前記結束具の結束,分離操作のみで行える。
この場合において、前身側及び後身側の両プロテクター部は、内部の硬質材(硬質芯材)の外表面を、布地,皮革,ビニール生地などの包被材で被覆した構造である。また、前身側プロテクター部の硬質材において、上部に頸部防護用の立上り部を形成することもできる。この立上り部は、ライダーの頸部の前面側を防護する。前身側プロテクター部に形成する頸部前面側の防護用立上り部は、前身側プロテクター部に対し前方へ倒状可能に形成しておくと、ライディング時には立てておき、ライディングしないときには前に倒して邪魔にならないようにすることができる。
本考案プロテクターは、前身側,後身側の両プロテクター部の長さを、例えば前身側を胸部をカバーする長さに、後身側を前記前身側の長さに対応する背中側の長さに合せて形成したり、或は、前身側,後身側とも骨盤の上程度にまで届く長さに形成したり、若しくは、一例として前身側を短か目に、後身側を長目に形成した形態とすることができる。前身側,後身側の両プロテクター部が短い場合には、それぞれの下方を防護するための別のプロテクター部を用意して着用することもある。
上記のように前身側と後身側の両プロテクター部により形成される頸部防護用の立上り部を設けた本考案プロテクターは、前身側又は後身側のプロテクター部の左右側に、肩部から腕にかけての部位を防護するショルダ・アームプロテクター部を設けることが望ましい。このプロテクターは、結束帯で腕に固定されるが、固定態様は任意の形態であってよい。
本考案プロテクターは、少なくとも後身側プロテクター部を形成する硬質材の上部、つまり、ライダーの頸部に対応する部分を立上げて頸部防護用立上り部に形成したから、万一転倒したところに後続車が乗上げて来て、後続車の車輪やシャシーが転倒者の頸部を万一轢くことがあっても、その頸部は硬質材の立上り部によって防護されているので、損傷を受けることはない。
本考案プロテクターの一例の側面図。 図1のプロテクターの正面図。 オートレース用の現行プロテクターを略示した正面図。 図3の現行プロテクターの背面図。
次に、図1,図2を参照して本考案プロテクターの実施の形態例について説明する。
図1,図2において、Mはライダーの上半身、Hはそのライダーの頭部、Nは頸部、Hmはヘルメットである。
図に例示した本考案プロテクターPTは、前身側プロテクター部PTf(以下、前身側PTfということもある)と後身側プロテクター部PTb(以下、後身側PTbということもある)とから成る。
本考案プロテクターPTの前身側PTfは、一般的なベスト(チョッキ)の前身頃の外形と略同様の外形に硬質材を成形した芯材(図に表われず)と、この芯材を全部被覆した外皮(包被材)とから成る。
一方、後身側PTbは、前身側PTfと同様に、ベスト(チョッキ)の後身頃の外形と略同等の外形に硬質材を成形した芯材10と該芯材10の外面を全部被覆した包被材である外皮11とから成る点は、前身側PTfと略同等の構成であるが、本考案では芯材10におけるライダーの頸部Nに対応する部位に、当該芯材10と一体の立上り部12を設け、この立上り部12も外皮11により被覆した(図1参照)。
前身側PTfと後身側PTbは、一例としての両者の肩部に設けた第1連結帯13と、両者PTfとPTbの左右側に設けた2本の第2連結帯14,15によって結合,分離自在に形成されており、図1に例示するように、連結帯13〜15によって結合された本考案プロテクターPTは、ライダーの上半身Mを、結合して略筒状に形成される前身側PTfと後身側PTbにより、効果的に防護することができる。
上記の本考案プロテクターPTの例では、前記の前身側PTfと後身側PTbが結合される左右の肩部に、着用者(ライダー)の肩から腕にかけての部位を防護するショルダ・アームプロテクター部SMpが連結帯(図に表われず)などを介して結合されている。16は、本考案プロテクターPTを着用したとき、このプロテクター部SMpを腕に取付けるための結束帯である。
本考案プロテクターPTにおいては、その前身側PTfと後身側PTbを、図示した例よりも長く形成することがある。また、前身側PTfと後身側PTbとが図示したように短か目の場合、図1,図2に示したような従来の下部プロテクターBPを一緒に使用するようにしてもよい。
上述したように、本考案プロテクターPTでは、後身側プロテクター部PTbの上部に、ライダーの頸部Nを防護することができる立上り部12を設けたので、転倒者の頸部Nに後続車の車輪やシャシーが当ろうとしても、前記立上り部12の作用で転倒者の頸部Nが致命的なダメージを受けることを未然に防ぐことができる。
本考案プロテクターPTの実施例では、オートレースにおける転倒者が後続車に轢かれることがあっても、転倒者の頸部Nを防護するための起立部12を後身側PTbに設けたが、本考案では頸部Nの防護のために、前身側PTfの上部首回りに、図1に仮想線で示す立上り部121を設けることもある。
以上の説明は、オートレースの選手が着用するライダー用プロテクターについて述べたものであるが、本考案プロテクターは、アマ,プロを問わず、様々なオートバイレースに参加するライダーが着用して有用であることは勿論、一般道や高速道路などを走行するオートバイライダーが着用しても有用であることは、言うまでもない。
本考案は以上の通りであって、ライダーの少なくとも後身の上半側を防護できるように硬質材を芯材としてその外表面を包被材で被覆にして当該ライダの後身に倣った形状に形成された後身側プロテクター部と、該後身側プロテクター部と同じ要領で形成された前身側プロテクターを有するライダー用プロテクターにおいて、前記後身側プロテクター部の硬質材の上部であってライダーの頸部後側に対応する部位に、頸部防護用の立上り部を形成してライダー用のプロテクターにしたから、オートレースにおいて転倒しても頸部が後続車に轢かれるのを防止することができる。
PT 本考案プロテクター
PTf 前身側プロテクター部
PTb 後身側プロテクター部
M ライダーの上半身
N ライダーの頸部
H ライダーの頭部
Hm ヘルメット
10 芯材
11 外皮
12,121 立上り部
13〜15 結束帯

Claims (4)

  1. ライダーの少なくとも後身の上半側を防護できるように硬質材を芯材としてその外表面を包被材で被覆にして当該ライダの後身に倣った形状に形成された後身側プロテクター部と、該後身側プロテクター部と同じ要領で形成された前身側プロテクターを有するライダー用プロテクターにおいて、前記後身側プロテクター部の硬質材の上部であってライダーの頸部後側に対応する部位に、頸部防護用の立上り部を形成したことを特徴とするライダー用プロテクター。
  2. 後身側のプロテクター部と該プロテクター部と対をなす前身側のプロテクター部とを、ベルトのような結束具により連結、分離自在に形成して、着用時に前身側プロテクター部と後部側プロテクター部が、略筒状をなすように形成した請求項1のライダー用プロテクター。
  3. 前身側プロテクター部の硬質材において、上部の頸部対応部位に頸部防護用の立上り部を形成した請求項1のライダー用プロテクター。
  4. 請求項1〜3のいずれかのプロテクターは、ライダーの肩部から腕にかけての部位を防護するショルダ・アームプロテクター部を設けたライダー用プロテクター。
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