JP3161808U - 骨壺銘板 - Google Patents

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Abstract

【課題】骨壷に収納された故人やペットを格段と容易に判別することができる骨壷銘板を提供する。【解決手段】骨壷3に収納された遺骨に関する故人情報またはペット情報が記載された骨壷銘板であって、一面1a側に前記故人情報またはペット情報が記載されたシート状部材1と、シート状部材の一面側とは反対の他面側に設けられた耐候性の接着部材と、シート状部材1の一面から他面にかけて貫設された貫通孔1cと、この貫通孔に取り付けられた弾性部材4と、を備え、シート状部材が骨壷の外周部3aに対し、接着部材を介して接着されると共に、弾性部材4によって固定されるようにした。【選択図】図2

Description

本考案は、故人やペットの遺骨を収納する骨壷に用いられ、当該骨壷に収納された故人の特定を容易にする骨壷銘板に関する。
従来、遺骨は骨壷に収納されており、墓所等に納骨されている。かかる骨壷としては、陶磁器等で形成された円筒形状のものが一般的である。この場合、骨壷には収納された遺骨の主である故人やペットについて、俗名・生年月日・没年月日等の故人(ペット)の情報が油性ペン等で記載される場合があるものの、それ以外に当該骨壷に収納された故人(ペット)を特定するものは取り立てて設けられていないことが多い。このため、例えば、墓所の改葬・整理・統合や後継者が代替わりしたりする際に、骨壷に記載された故人やペットの情報が風化等に起因して消えてしまった場合、当該骨壷に収納された遺骨が誰のものであるか不明となり、故人(ペット)が誰であったか特定することが困難になってしまう問題があった。
かかる問題を解決すべく、上述したような故人の情報等を彫刻した板体からなる銘板を形成し、当該銘板を骨壷内に収納することにより、骨壷に収納された遺骨の主、すなわち故人の判別を容易にできる技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−102053号公報
しかしながら、特許文献1の提案では、前記銘板が骨壷内に収納されるため、骨壷の外観からは内部に収納された故人の判別ができない。従って、故人を特定するためには、その都度、骨壷を開けて収納された銘板を確認しなければならないため、故人を特定(判別)する作業が煩雑である不十分な問題があった。
そこで、本考案は、上述した問題点に鑑みてなされたものであり、骨壷に収納された故人やペットを格段と容易に判別することができる骨壷銘板を提供しようとするものである。
(1)本考案は、骨壷に収納された遺骨に関する故人情報またはペット情報が記載された骨壷銘板であって、一面側に前記故人情報またはペット情報が記載されたシート状部材と、前記シート状部材の一面側とは反対の他面側に設けられた耐候性の接着部材と、前記シート状部材の一面から他面にかけて貫設された貫通孔と、前記貫通孔に取り付けられた弾性部材と、を備え、前記シート状部材が前記骨壷の外周部に対し、前記接着部材を介して接着されると共に、前記弾性部材によって固定されることを特徴とする骨壷銘板である。
(2)本考案はまた、前記シート状部材は、陽極酸化処理が可能な非鉄金属部材で形成されることを特徴とする上記(1)に記載の骨壷銘板である。
本考案の骨壷銘板によれば、骨壷に収納された故人やペットを格段と容易に判別することができるという優れた効果を奏し得る。
本考案の一実施形態に係る骨壷銘板の全体構成を概略的に示し、(a)は正面図、(b)は上面図、(c)は側面図である。 骨壷銘板の使用例を概略的に示す斜視図である。 他の実施形態における骨壷銘板を示す概略構成図である。
以下、本考案を実施するための形態について、添付図面を参照しながら実施例を挙げて説明する。なお、以下の説明において、周知の手法、周知の手順、周知の構造、周知の基本思想等(以下、これらを総じて周知事項と称す)については、その細部にわたる説明を割愛するが、これは説明を簡潔にするためであって、これら周知事項のすべてまたは一部を意図的に排除するものではない。かかる周知事項は、本考案の出願時点で当業者の知り得るところであるので、以下の説明に当然含まれている。
以下、図1および図2を参照して、本考案の一実施形態に係る骨壷銘板の全体構成について説明する。図1は、本考案の一実施形態に係る骨壷銘板1の全体構成を概略的に示す構成図であり、(a)は骨壷銘板1の正面図である。(b)は骨壷銘板1の上面図である。(c)は骨壷銘板1の側面図である。図2は、骨壷銘板1の使用例を概略的に示す斜視図である。
図1(a)〜(c)は、全体として本実施形態の骨壷銘板1を示し、例えばシート状部材としての陽極酸化処理が可能な非鉄金属部材によって形成されている。この場合、非鉄金属としては、ステンレス・アルミニウム・チタン等が推奨される。また、この骨壷銘板1は、ウォータージェット加工(アクアジェット切断)等の手法を用いて、一枚の非鉄金属板から切り出すように成型される。本実施形態の場合、骨壷銘板1は、矩形状に形成されており、且つ四隅を3R程度の切角で切り落とした形状(図1(a)参照)で形成されている。
この骨壷銘板1は、図2に示すように、一面1a側に骨壷3に収納された遺骨に関する故人またはペットの情報が記載されている。ここで、故人またはペットの情報とは、戒名(法名)・題目(念仏・本尊称名)・俗名・行年・生年月日・没年月日等を含む、当該故人またはペットを特定するための情報である。また、一面1aには、この他、故人に関する情報として、各号・題号・聖号・宝号等の夫々宗派により呼称が変わる称号や、生前続柄(縁故)、故人(またはペット)の経歴(業歴)、遺影、メッセージ、イラストなどを記載することも可能である。このとき、これら情報は、いわゆるレーザーマーキング等の手法を用いて印刷されている。
なお、骨壷銘板1にアルミニウムを用いる場合、陽極酸化処理(アルマイト処理(登録商標))等を施すことによって、耐食性・耐摩耗性の向上を図ることができると共に、発色処理を施すことができる。また、骨壷銘板1の表面(特に、上述した各情報を印刷する前の一面1a)に研磨による鏡面加工を施すことにより、見栄えを向上すると共に、後工程において各情報を目視し易く、且つ容易に印刷し得るように取り計らうこともできる。
図1(b)または(c)に戻って、骨壷銘板1の一面1a側とは反対の他面1b側には、耐候性(例えば、約−20〔℃〕〜65〔℃〕程度)の接着部材である粘着テープ2が、当該他面1bにおける全面または一部(例えば、外周縁部分のみ等)に設けられている。
さらに、骨壷銘板1の一面1aにおける略中央より上方側における短手方向左右の任意の位置には、一面1aから他面1bにかけて貫通した貫通孔1cが、例えば細穴加工等の手法を用いて貫設されている。なお、本実施の形態の場合、貫通孔1cは、2箇所設けられているが、骨壷に対して後述する弾性部材を用いて固定可能であれば、当該貫通孔1cは、1箇所であってもよい。そして、この貫通孔1cには、弾性部材としてのコイルスプリング4が設けられている。
このように、骨壷銘板1は、他面1b側に貼付された耐候性の粘着テープ2によって骨壷3の外周面3aに接着されると共に、骨壷銘板1の貫通孔1c、1cに取付られるコイルスプリング4を骨壷3の外周面3aに係合する(取り付ける)ことによって、当該骨壷銘板1を骨壷3に確実に固定(固着)するようになっている。
因みに、本実施形態の場合、骨壷銘板1の寸法は、高さ150±0.1〔mm〕程度、幅55±0.05〔mm〕程度、厚みは約0.13〔mm〕〜0.5〔mm〕程度、コイルスプリング4の径は約φ1.0〔mm〕〜φ1.2〔mm〕程度、貫通孔1cの径はφ1.6〔mm〕程度、左右の貫通孔1cにおける各中心間の長さは51−0.5〔mm〕程度、骨壷銘板1の上端側から貫通孔1cの中心までの長さは35±0.1〔mm〕程度で形成することが好ましい。但し、本考案の骨壷銘板1の寸法は、これに限ることはなく、子供用から大人用、小型ペットから大型ペット等の様々な大きさの骨壷に適用可能な寸法(サイズ)を広く適用することができる。
以上、説明したように、本実施形態の骨壷銘板1では、一面1aに記載される情報に基づいて、骨壷3に収納された遺骨が誰のものであるかを一目瞭然に確認することができる。かくして、骨壷3に収納された故人やペットを格段と容易に判別することができる骨壷銘板1を実現することができる。
これにより、例えば、五十回忌以降の年忌法要における合斎(併修)の際においても、骨壷に収納された個人(ペット)の判別を容易に行うことができる。なお、一般的に合斎とは、1年のうちで複数の年忌法要が重なった場合に、これらの法要をまとめて執り行うことを意味し、三回忌まではできるだけ単独で営むことがよいとされている。
また、本実施形態の骨壷銘板1では、他面1b側に耐候性の粘着テープ2を設けることによって、当該骨壷銘板1が風雨等の天候上の理由に起因して骨壷3の外周面3aから剥がれ落ちることを防止することができる上、骨壷3を資源としてリサイクル利用する場合には、コイルスプリング4を取り外し、当該骨壷銘板1を骨壷3の外周面3aから剥がすことにより、当該骨壷銘板1を骨壷3から容易に取り外すことができるようになっており、使い勝手も格段と向上している。
以上、本考案の骨壷銘板について、上述の実施形態を用いて説明したが、本考案はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加え得ることは勿論である。
例えば、上述した実施形態においては、接着部材として粘着テープ2を適用する場合について述べたが、本考案はこれに限らず、要は骨壷銘板1を骨壷3の外周面3aに貼り付けるものであれば、この他、例えば両面テープ等の種々の接着部材を広く適用することができる。
また、上述した実施形態においては、図1〜図2中、骨壷銘板1の中央に、題目・念仏・本尊称号または、各号・題号・聖号・宝号(夫々宗派により呼称が変わる)等を記し、向かって右側に、戒名または法名、さらに向かって左側に、俗名・行年および生年月日・没年月日等を記すようにした場合について述べたが、本考案はこれに限らず、要は、骨壷3に収納された遺骨に関する故人(またはペット)情報が明記され、判別することができる情報であれば、その内容および記載方法は、この他種々のものを広く適用することができる。例えば、図1(a)との対応部分に同一符号を付した図3に示すように、一面1aの下方側にスペース1dを設けるようにして、当該スペース1dに骨壷に収容された故人(ペット)の経歴や業歴、遺影またはメッセージ等を記すようにしてもよい。
本考案は、とりわけ骨壷に収納された遺骨が誰のものであるのかを判別するために骨壷に取り付けられる銘板として利用可能である。
1…骨壷銘板(シート状部材)
1a…一面
1b…他面
1c…貫通孔
1d…スペース
2…粘着テープ(接着部材)
3…骨壷
3a…外周面
4…コイルスプリング(弾性部材)

Claims (2)

  1. 骨壷に収納された遺骨に関する故人情報またはペット情報が記載された骨壷銘板であって、
    一面側に前記故人情報またはペット情報が記載されたシート状部材と、
    前記シート状部材の一面側とは反対の他面側に設けられた耐候性の接着部材と、
    前記シート状部材の一面から他面にかけて貫設された貫通孔と、
    前記貫通孔に取り付けられた弾性部材と、を備え、
    前記シート状部材が前記骨壷の外周部に対し、前記接着部材を介して接着されると共に、前記弾性部材によって固定される
    ことを特徴とする骨壷銘板。
  2. 前記シート状部材は、陽極酸化処理が可能な非鉄金属部材で形成される
    ことを特徴とする請求項1に記載の骨壷銘板。
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