JP3161800U - 物質の鮮度保持装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】生鮮食材食品を高鮮度で保持でき、経済的で操作が容易な鮮度保持装置を提供する。【解決手段】高耐荷重製で電気絶縁性を有するパレット台に板状の突起状のラフ面を有する電極を装着し、この電極に交流高電位発生装置からの交流高電位を印加した状態でこのパレット台電極上に生鮮食材食品などを搭載し、保存保管する。【選択図】図1
Description
本考案は生鮮食品の保存保管技術分野に関する。
従来の生鮮食品の保存保管装置は氷室方式や冷蔵や冷凍方式などによる技術が行なわれてきており、これらの技術は広く活用されてきている。これに対して本考案はより経済的に且つ簡単な操作で生鮮食品の保存保管が可能な物質鮮度保持装置を提供するものである。
本考案が解決しようとする課題は 従来の技術に匹敵する保存保管技術を有しかつ経済的に且つ操作が簡単容易且つ省エネルギー的な技術からなる装置の開発が求められてきた。つまり生鮮食品を高鮮度を保持したまま保存保管する場合従来の冷蔵冷凍技術に見られるような大きな電力を使用することなく省エネルギー的で且つ経済的で容易な簡単な操作でそのままの高鮮度が長時間保存保管可能な物質鮮度保装置の開発が求められてきた。
かかる課題を解決するための手段として要求される装置技術として下記の条件が満足させうることが必要である。
1)、生鮮食品の高鮮度を保持したまま長時間保存保管できる装置としてはステンレス製金属電極に交流高電位を印加し負の電位を食品に作用させるよう調節し酸化劣化を抑制すること、および食品の水分をそのまま保持しみずみずしさをそのまま保持しうることなどの手段をとる装置であること。
2)、保存保管に際して必要以上の電力を消費せず省エネルギー的であること。冷蔵冷凍などのような大きい電力を消費しないことなどの手段をとる装置でること。
3)、保存保管に際し食品の収納や取り出しなどの操作や作業性が容易で工場などの原材料から製造品の保存保管、そして出荷に至る過程での便宜性が与えられるような手段が取れる装置であること。
などである。本考案の物質鮮度保持装置は上記1)、2)、3)、を同時に満足させうる装置を提供するものでその装置は図1に示すように、交流高電位発生装置と概装置から発生すると交流高電位が印加されうる厚み1mmの板状に高さ0,4mm正四面体突起を有するラフ電極と、概電極を装着したる高耐荷重製のパレット台とこの台上の電極上に保存保管しようとする物質を搭載することから構成される物質鮮度保持装置である。尚、パレット台の大きさを幅90cm×奥行き90cm又は同じく180cm×90cmとすることで、これらの組合せにより任意の大きさのパレット台に調節することができる。
即ちこの装置の概電極面に保存保管しようとする食材食品などの物質を搭載し交流高電位を印加することで鮮度が保持されることになる。
1)、生鮮食品の高鮮度を保持したまま長時間保存保管できる装置としてはステンレス製金属電極に交流高電位を印加し負の電位を食品に作用させるよう調節し酸化劣化を抑制すること、および食品の水分をそのまま保持しみずみずしさをそのまま保持しうることなどの手段をとる装置であること。
2)、保存保管に際して必要以上の電力を消費せず省エネルギー的であること。冷蔵冷凍などのような大きい電力を消費しないことなどの手段をとる装置でること。
3)、保存保管に際し食品の収納や取り出しなどの操作や作業性が容易で工場などの原材料から製造品の保存保管、そして出荷に至る過程での便宜性が与えられるような手段が取れる装置であること。
などである。本考案の物質鮮度保持装置は上記1)、2)、3)、を同時に満足させうる装置を提供するものでその装置は図1に示すように、交流高電位発生装置と概装置から発生すると交流高電位が印加されうる厚み1mmの板状に高さ0,4mm正四面体突起を有するラフ電極と、概電極を装着したる高耐荷重製のパレット台とこの台上の電極上に保存保管しようとする物質を搭載することから構成される物質鮮度保持装置である。尚、パレット台の大きさを幅90cm×奥行き90cm又は同じく180cm×90cmとすることで、これらの組合せにより任意の大きさのパレット台に調節することができる。
即ちこの装置の概電極面に保存保管しようとする食材食品などの物質を搭載し交流高電位を印加することで鮮度が保持されることになる。
図1を参考に実施例について述べる。
生鮮食材や生鮮食品1を容易に保存保管が出来かつ容易に収納取り出しが簡単にできる電気絶縁性を有する高耐苛重パレット台2を保存保管台とし用意し、この台の表面には非磁性のステンレス電極3を装着し且つこの電極3には交流高電位4が印加されうるように端子5が取り付けられる。また電極3の表面(片面)即ち食材食品を搭載する面には 高さ0,4mmの正4面体の突起6を有するラフ面に調製され、負電荷が突起の先端に集まり微放電しやすい構造に調整されている。このように構成されたる電極3面上(ここでは負電極と呼ぶことにする)に保存保管しようとする食材食品1が搭載される。この状態で電極には交流高電位発生装置7(200V以上の高電位)から高絶縁被覆導線8で接続された端子5を通して合目的の適切な交流高電位4が印加される。
搭載される食材食品1が例えば穀物類では顆粒状や粉末状のプラスチックス製包装袋が、液体状の油脂類では包装体がそのまま搭載される。交流高電位が印加された食材食品などの物質には突起6を通して極微小な電子9の流れが生じる。このように極微小な電子9が流れることで、食材食品の保水性が保持されみずみずしく且つ酸化劣化が抑制されると共に、既に穀類の米に発生する穀蔵虫にみられるような保存保管以前に潜入内在している卵からの虫類の発生が抑制されるなどの効果を奏する。また油脂類にあっては油脂類の酸化劣化が抑制され常時、製造時直後の高鮮度品質を保持する効果を奏する。
この装置システムにおける極微小な電子9の流れは交流高電位電極(負電極)から食材食品へそして大気10を通して大地接地面12(対極のゼロ電位の陽電極と呼ぶ)へと拡散して流れる。つまり極微小電子流の閉回路を形成することで食材食品の鮮度が絶えず保持されることになる。
上記負電極に対する対極(ここでは陽極と呼び大地に導線で接地された状態)として細線メッシュからなるフレキシブルな電極11を用意し搭載された食材食品の頂上に置くことにより、電子の流れがより整流されより一層の効果を奏する。
安全面では交流高電位に人体が触れた際、感電の恐れを排除するために高電位発生装置内の電気回路には高抵抗が接続されており人体には直接感電する電位が印加されないよう調節されており、安全性が確保されている。
生鮮食材や生鮮食品1を容易に保存保管が出来かつ容易に収納取り出しが簡単にできる電気絶縁性を有する高耐苛重パレット台2を保存保管台とし用意し、この台の表面には非磁性のステンレス電極3を装着し且つこの電極3には交流高電位4が印加されうるように端子5が取り付けられる。また電極3の表面(片面)即ち食材食品を搭載する面には 高さ0,4mmの正4面体の突起6を有するラフ面に調製され、負電荷が突起の先端に集まり微放電しやすい構造に調整されている。このように構成されたる電極3面上(ここでは負電極と呼ぶことにする)に保存保管しようとする食材食品1が搭載される。この状態で電極には交流高電位発生装置7(200V以上の高電位)から高絶縁被覆導線8で接続された端子5を通して合目的の適切な交流高電位4が印加される。
搭載される食材食品1が例えば穀物類では顆粒状や粉末状のプラスチックス製包装袋が、液体状の油脂類では包装体がそのまま搭載される。交流高電位が印加された食材食品などの物質には突起6を通して極微小な電子9の流れが生じる。このように極微小な電子9が流れることで、食材食品の保水性が保持されみずみずしく且つ酸化劣化が抑制されると共に、既に穀類の米に発生する穀蔵虫にみられるような保存保管以前に潜入内在している卵からの虫類の発生が抑制されるなどの効果を奏する。また油脂類にあっては油脂類の酸化劣化が抑制され常時、製造時直後の高鮮度品質を保持する効果を奏する。
この装置システムにおける極微小な電子9の流れは交流高電位電極(負電極)から食材食品へそして大気10を通して大地接地面12(対極のゼロ電位の陽電極と呼ぶ)へと拡散して流れる。つまり極微小電子流の閉回路を形成することで食材食品の鮮度が絶えず保持されることになる。
上記負電極に対する対極(ここでは陽極と呼び大地に導線で接地された状態)として細線メッシュからなるフレキシブルな電極11を用意し搭載された食材食品の頂上に置くことにより、電子の流れがより整流されより一層の効果を奏する。
安全面では交流高電位に人体が触れた際、感電の恐れを排除するために高電位発生装置内の電気回路には高抵抗が接続されており人体には直接感電する電位が印加されないよう調節されており、安全性が確保されている。
上記説明してきたように本考案の物質鮮度保持装置は次のような効果を奏する。
1) 生鮮食材生鮮食品などの物質をそのまま高鮮度で保持できるので高鮮度を保持したまま保存保管装置として活用できる。
2) 交流高電位によって適用される電子の流れは極微小な電流μAレベルで高電位が仮に5000Vとしても電力消費はきわめて小さく省エネルギー的である。
3) 生鮮食材食品をパレット台に搭載するので収納や取り出しが容易で簡単単純な操作で保存保管が容易に出来る特徴を有することである。
4) 交流高電位電極に触れても感電しない電気回路からなる高電位発生装置を有しているので安全性に優れていることである
1) 生鮮食材生鮮食品などの物質をそのまま高鮮度で保持できるので高鮮度を保持したまま保存保管装置として活用できる。
2) 交流高電位によって適用される電子の流れは極微小な電流μAレベルで高電位が仮に5000Vとしても電力消費はきわめて小さく省エネルギー的である。
3) 生鮮食材食品をパレット台に搭載するので収納や取り出しが容易で簡単単純な操作で保存保管が容易に出来る特徴を有することである。
4) 交流高電位電極に触れても感電しない電気回路からなる高電位発生装置を有しているので安全性に優れていることである
本考案の物質鮮度保持装置は実用的な生鮮食材食品の保存保管装置として実用的な利用の可能性が極めて大きい。
1 生鮮食材食品
2 高耐荷重パレット台
3 電極(負電極)
4 交流高電位
5 電極端子
6 正四面体状突起
7 交流高電位発生装置
8 高絶縁被覆導線
9 電子
10 大気
11 対極(陽電極)フレキシブルなワイヤーメッシュ電極
12 大地接地面
2 高耐荷重パレット台
3 電極(負電極)
4 交流高電位
5 電極端子
6 正四面体状突起
7 交流高電位発生装置
8 高絶縁被覆導線
9 電子
10 大気
11 対極(陽電極)フレキシブルなワイヤーメッシュ電極
12 大地接地面
Claims (7)
- 電気絶縁性を有するプラスチックスや木材又はセラミックスで構成されたる高強度、高耐荷重を有するパレットと、そのパレット上に装着したる非磁性のステンレス製の板状電極と、この電極に交流高電位を印加させる項交流高電位発生装置と、その交流高電位発生装置からの交流高電位を印加させたる状態でこの上に鮮度保持を行なう食材や食品などの物質を搭載することやその食材食品などの物質が充分搭載できる空間を有することなどからなることを特徴とする物質鮮度保持装置
- パレットの大きさ幅90cm×長さ90cmm、または幅90cm×180cmを1単位として、組み合わせることで任意の大きさに調節できることおよび高耐荷重400kg/m2以上を有することを特徴とする請求項1記載の物質鮮度保持装置
- 板状ステンレス製電極の厚みは1mmとし、電極の片表面は高さ0、4mm,正四面体状の突起を有するラフな非平滑面を有することを特徴とする請求項1記載の物質鮮度保持装置
- ステンレス製電極には交流高電位を印加しうる端子を装着することをと特徴とする請求項1記載の物質鮮度意保持装置
- 交流高電位発生装置を有することを特徴とする請求項1記記載の物質鮮度保持装置
- 交流高電位が印加されたる電極に接触した場合でも感電することなく且つ短絡電流が極微小でしか流れないことを特徴とする安全回路装置を有する交流高電位発生装置からなることを特徴とする請求項1記載の物質鮮度保持装置
- 請求項1記載の電極(負極)に対し対極(陽極)としてフレキシブルなワイヤーメッシュ電極を、パレット台の電極(負電極)上に搭載された保存保管物質の最上部位に置くことで、より良い効果をもたらすことを特徴とする請求項1記載の物質鮮度保持装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010003747U JP3161800U (ja) | 2010-05-18 | 2010-05-18 | 物質の鮮度保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2010003747U JP3161800U (ja) | 2010-05-18 | 2010-05-18 | 物質の鮮度保持装置 |
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JP3161800U true JP3161800U (ja) | 2010-08-12 |
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JP (1) | JP3161800U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3187055A4 (en) * | 2014-08-01 | 2018-02-14 | BCGI Industria de Maquinas e Gestão de Ativos Intangiveis SPE LTDA | System and method for the sterilization by electrolysis of the content of closed receptacles in closed receptacles and corresponding post-packaging sterilization receptacle |
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2010
- 2010-05-18 JP JP2010003747U patent/JP3161800U/ja not_active Expired - Fee Related
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