JP3161723U - 安全識別システム - Google Patents
安全識別システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP3161723U JP3161723U JP2010003590U JP2010003590U JP3161723U JP 3161723 U JP3161723 U JP 3161723U JP 2010003590 U JP2010003590 U JP 2010003590U JP 2010003590 U JP2010003590 U JP 2010003590U JP 3161723 U JP3161723 U JP 3161723U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- module
- card
- identification system
- safety identification
- signature data
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Collating Specific Patterns (AREA)
- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
Abstract
【課題】電子カードのセキュリティ偽造防止措置を強化する安全識別システムを提供する。【解決手段】安全識別システムは、少なくとも一電子カード(キャッシュカードもしくはクレジットカード等とする)、カード読取モジュール、バイオメトリクス・キャプチャーモジュール及び比較モジュールを含む。該電子カード内にサインデータを含むバイオメトリクス保存モジュールを設置し、該カード読取モジュールで電子カードに保存したバイオメトリクスを読み取り、該バイオメトリクス・キャプチャーモジュールはバイオメトリクスをキャプチャーし、比較モジュールへ伝送して比較する。また該安全識別モジュールが連接した銀行バックエンド・ホストもしくはクレジットカードセンター・バックエンドは、該比較結果に基づいて交易を継続するか否か、もしくはクレジット許可するか否かを判定し、電子カードのセキュリティ偽造防止措施を強化する。【選択図】図1
Description
本考案は、安全識別システムに関するもので、特に電子カードのセキュリティ偽造防止措置を強化する安全識別システムに係わる。
人類が交易行為を開始してから、交易する双方に、等しく同価値の貨物が往来している。早期は物々交換であったが、その後、金属貨幣(例として金、銀、銅貨等)に変わり、更には紙幣、小切手、手形へと進み、今日ではクレジット、電子マネー(例として金融カード、クレジットカード、キャッシュカード等)が最も使用されている。クレジット、電子マネーが流通する前、すべての商品の交易過程には同価値の貨幣が使用されていた。しかし、金額もしくは価値が大きい場合、多くの問題、例として、換算しにくい、おつりの問題、携帯しにくい、失くし易い、盗まれやすい等という状況を抱えていたが、クレジット、電子マネーの出現によって、上述の問題は解決し、現在では商品の交易の主流貨幣となっている。
上述のクレジット、電子マネーは、商業上の交易行為のほかに、類似の技術によって、各種授権行為の証明として運用されている。例として入出規制、コンピュータデータベース、もしくは機密文書等へのアクセスする身分識別カード、対価使用のプリペイドカード等各タイプの電子カードがある。どのタイプの電子カードであっても、その背後に代表する意義があり、商業上の交易行為となる。
しかしながら、電子カードは貨幣に代わって売買交易ができるが、非常に偽造されやすく、且つ製作コストも低いため、市場に現われる各種の偽造カードを排除するのが困難な状況にある。データによると、台湾では一年に偽造されるカードでの支払い金額が新台湾ドル一百億元以上に上ると言われ、各種電子カードが偽造されやすいことを物語っている。
一部の電子カードは、偽造を防止するため、電子カード上にサイン欄を加え、真偽の識別に用いているが、真偽を識別する作業は人の目によるもので、人為的ミスが発生しやすい。また他に、一部の電子カードは、チップによって偽造防止する設計になっているが、ほとんどは磁気カードの段階に留まっており、その安全性は確実ではない。特に近年、非常に悪質な金融カードの窃盗事件が発生しており、犯人はいとも簡単に金融カードの磁気パスワードを盗んでおり、そのため、現階段の主な目標は如何にして、電子カードの安全偽造防止措置を取るかが業界における重要課題のひとつとなっている。
解決しようとする問題点は、電子カードの安全措置が遅れている点である。
本考案は、少なくとも一電子カード(キャッシュカードもしくはクレジットカード等とする)、カード読取モジュール、バイオメトリクス・キャプチャーモジュール及び比較モジュールを含む。該電子カード内にサインデータを含むバイオメトリクス保存モジュールを設置し、該カード読取モジュールで電子カードに保存したバイオメトリクスを読み取り、該バイオメトリクス・キャプチャーモジュールはバイオメトリクスをキャプチャーし、比較モジュールへ伝送して比較する。また該安全識別モジュールが連接した銀行バックエンド・ホストもしくはクレジットカードセンター・バックエンドは、該比較結果に基づいて交易を継続するか否か、もしくはクレジット許可するか否かを判定し、電子カードのセキュリティ偽造防止措施を強化することを最も主要な特徴とする。
本考案の安全識別システムは、電子カードのセキュリティ偽造防止措置を強化するという利点がある。
電子カードのセキュリティ偽造防止措置を強化する安全識別システムを提供することを本考案の主な目的とする。
上述の目的を達成するため、本考案の安全識別システムは、少なくとも電子カード(キャッシュカードもしくはクレジットカード等とする)、カード読取モジュール、バイオメトリクス・キャプチャーモジュール及び比較モジュールを含む。該電子カード内にサインデータを含むバイオメトリクス保存モジュールを設置し、該カード読取モジュールで電子カードに保存したバイオメトリクスを読み取り、該バイオメトリクス・キャプチャーモジュールがバイオメトリクスをキャプチャーし、比較モジュールへ伝送して比較する。そして該安全識別モジュールに連接した銀行バックエンド・ホストもしくはクレジットカードセンター・バックエンドは、比較結果に基づき、現金引き出し、もしくはクレジット許可を判定し、電子カードのセキュリティ偽造防止措置の強化に用いる。
本考案の特徴は、図式及び実施例を参考にして詳細な説明を行う。
図1に示すとおり、本考案の安全識別システム1は、少なくとも電子カード11、カード読取モジュール12、バイオメトリクス・キャプチャーモジュール13、比較モジュール14を含む。
該電子カード11内には、サインデータを含むバイオメトリクス保存モジュール111を設置する。
該カード読取モジュール12は、電子カード11に保存したバイオメトリクスを読み取るのに用いる。
バイオメトリクス・キャプチャーモジュール13は、バイオメトリクスをキャプチャーするのに用いる。
比較モジュール14は、該カードの読取モジュール12及び該バイオメトリクス・キャプチャーモジュール13に連接し、該電子カード11に保存したバイオメトリクス、及び該バイオメトリクス・キャプチャーモジュール13にキャプチャーされたバイオメトリクスを受け取り、比較してその結果を出すのに用いる。
図に示すとおり、第一実施例において、該電子カード11はキャッシュカードとする。該カード読取モジュール12、バイオメトリクス・キャプチャーモジュール13及び比較モジュール14は、現金自動支払機2(ATM)内に設置する。更に図2に示すとおり、該安全識別システム1は、更に銀行バックエンド・ホスト3に連接する。使用者が該電子カードを使用して現金自動支払機2から現金を引き出す時、先ず、電子カード11を現金自動支払機2内に差し込む。該現金自動支払機2内のカード読取モジュール12は、先ず電子カード内に予め保存してある特定バイオメトリクス(例としてサインデータ)を読み取る。該バイオメトリクス・キャプチャーモジュール13は手書き入力ボードとする。
使用時、使用者は、該バイオメトリクス・キャプチャーモジュール13に手書きでそのサインデータを入力する。該バイオメトリクス・キャプチャーモジュール13は、該サインデータをキャプチャーし、比較モジュール14を使って比較する。該比較モジュール14は、筆跡部及びサイン落筆方式等で比較する。そのうち、各個人のサイン落筆方式は筆圧が異なる。図3の実施例に示すとおり、該サインデータ内には、少なくとも一文字が含まれる。例として「王」という単一文字5を書いた場合、全体の筆跡で比較し、次に落筆方式に対して比較する。該文字5は複数の筆画を含む。そのうち、第一筆画51の落筆は比較的重く、第二筆画52の落筆は比較的軽い。第三筆画53の落筆は重く、最後の第四筆画54は落筆が比較的軽いが、異なる人が書く「王」の単一文字5の各筆画の間の落筆の重さは異なる。各筆画の間の落筆方式の違いの他に、各単一筆画の起筆箇所55及び終筆箇所56の落筆の重さも異なる。当然外国語の落筆方式の重さもまた異なる。例としてアルファベット文字「W」単一文字5を書く場合、図4に示すとおり、該「W」の単一文字5は、単一筆画で完成するため、該単一筆画の起筆箇所55及び終筆箇所56の落筆の重さで比較してその比較結果を出す。該比較結果は該銀行バックエンド・ホスト3へ送られる。仮に該比較結果が互いに符合すると(即ち使用者が手書き入力したサインデータと電子カード内に保存したサインデータが相互に合致する)と、該銀行バックエンド・ホスト3がその判定に基づき、交易(例として現金引き出し、振込等)を進める。もしも、該比較結果が互いに符合しない場合(即ち使用者が手書き入力したサインデータと電子カード内に保存したサインデータが互いに合致しない)、該銀行バックエンド・ホスト3がその判定に基づき交易できなくなる。
図5の第二実施例では、該電子カード11をクレジットカードとする。該安全識別システム1は、クレジットカードセンター・バックエンド4へ連接する。該クレジットカードセンター・バックエンド4が該比較結果を受け入れて、クレジットカードが使用できるか否かの判定をする。
更に該バイオメトリクスは、顔部映像とすることもできる。該バイオメトリクス・キャプチャーモジュールは撮影ヘッドとし、バイオメトリクスの映像をキャプチャーし、使用者の顔部の特徴を予め該電子カード内に保存しておく。そして該使用者の顔部の映像を撮影した後、該比較モジュールを使って比較し、その比較結果を得る。
上述に示すとおり、本考案は、実施可能な安全識別システムを提供し、実用新案登録に基づき申請する。本考案の技術内容及び技術特徴は上述のとおりであるが、本領域に習熟した者が本考案の提示を元に本考案の精神から乖離しない入替、修飾を行うかもしれない。拠って、本考案の保護範囲は、実施例に制限されず、各種の不背離本考案から乖離しない替換及び修飾を含み、それを以下の請求項の範囲に含む。
1 安全識別システム
11 電子カード
111 バイオメトリクス保存モジュール
12 カード読取モジュール
13 バイオメトリクス・キャプチャーモジュール
14 比較モジュール
2 現金自動支払機
3 銀行バックエンド・ホスト
4 クレジットカードセンター・バックエンド
5 文字
51 第一筆画
52 第二筆画
53 第三筆画
54 第四筆画
11 電子カード
111 バイオメトリクス保存モジュール
12 カード読取モジュール
13 バイオメトリクス・キャプチャーモジュール
14 比較モジュール
2 現金自動支払機
3 銀行バックエンド・ホスト
4 クレジットカードセンター・バックエンド
5 文字
51 第一筆画
52 第二筆画
53 第三筆画
54 第四筆画
Claims (8)
- 安全識別システムにおいて、少なくとも、
電子カード内にサインデータを含むバイオメトリクス保存モジュールを設置し、該サインデータ内には少なくとも一文字を含み、該文字は少なくとも一筆画を設置する電子カードと、
該電子カードに保存したサインデータを読み取るのに用いるカード読取モジュールと、
該サインデータをキャプチャーするバイオメトリクス・キャプチャーモジュールと、
該カード読取モジュール及び該バイオメトリクス・キャプチャーモジュールに連接し、該電子カードに保存したサインデータ、及び該バイオメトリクス・キャプチャーモジュールがキャプチャーしたサインデータを受け、サインデータ内の筆跡及び筆画落筆の重さを比較して比較結果を出す比較モジュールを含むことを特徴とする安全識別システム。 - 前記比較モジュールは、文字内の単一筆画の起筆箇所及び終筆箇所の落筆の重さを比較することを特徴とする請求項1記載の安全識別システム。
- 前記比較モジュールは、文字の各個筆画の間の落筆の重さで比較することを特徴とする請求項1もしくは2記載の安全識別システム。
- 前記電子カードは、キャッシュカードとして、該カード読取モジュール、バイオメトリクス・キャプチャーモジュール及び比較モジュールは、現金自動支払機(ATM)内に設置し、該安全識別システムは更に銀行バックエンド・ホストに連接し、該銀行バックエンド・ホストは該比較結果を受けて交易を継続するか否かを判定することを特徴とする請求項1記載の安全識別システム。
- 前記電子カードは、クレジットカードとし、該安全識別システムは、クレジットカードセンター・バックエンドに連接し、該クレジットカードセンター・バックエンドは該比較結果を受けてクレジット許可をするか否かを判定することを特徴とする請求項1記載の安全識別システム。
- 前記バイオメトリクス・キャプチャーモジュールは、攝影ヘッドとし、バイオメトリクスの映像をキャプチャーするのに用いることを特徴とする請求項1記載の安全識別システム。
- 前記バイオメトリクスは、顔部映像を含むことを特徴とする請求項6記載の安全識別システム。
- 前記バイオメトリクス・キャプチャーモジュールは、手書き入力ボードとし、サインデータをキャプチャーするのに用いることを特徴とする請求項1記載の安全識別システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010003590U JP3161723U (ja) | 2010-05-28 | 2010-05-28 | 安全識別システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010003590U JP3161723U (ja) | 2010-05-28 | 2010-05-28 | 安全識別システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3161723U true JP3161723U (ja) | 2010-08-05 |
Family
ID=54864618
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010003590U Expired - Fee Related JP3161723U (ja) | 2010-05-28 | 2010-05-28 | 安全識別システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3161723U (ja) |
-
2010
- 2010-05-28 JP JP2010003590U patent/JP3161723U/ja not_active Expired - Fee Related
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9721236B2 (en) | Distributed processing of a check image | |
CN100483453C (zh) | 生物特征认证方法和生物特征认证装置 | |
Aru et al. | Facial verification technology for use in ATM transactions | |
CN101833830A (zh) | 信息处理装置 | |
JP4890774B2 (ja) | 金融取引システム | |
US20150142647A1 (en) | Consumer Bill-Pay | |
JP4669961B2 (ja) | 認証システム | |
US20150235225A1 (en) | Security System and Method for a Payment Card | |
CN103136874A (zh) | 一种基于自助终端的票据处理方法 | |
JP4506202B2 (ja) | 自動契約システムにおける証明書真偽判別方法 | |
CN101458849A (zh) | 一种多功能活体防伪卡片识读机及其识读方法 | |
CN104123792A (zh) | 自动存取款机以及自动存取款机的防盗取方法 | |
JP3161723U (ja) | 安全識別システム | |
US20090313130A1 (en) | Credit card signature inspection system and method capable of enhancing security for transaction | |
US20060092476A1 (en) | Document with user authentication | |
Ranjitha et al. | Multi-Account Embedded ATM Card with Face Recognition Security System | |
US11651182B2 (en) | Cards and documents | |
US20110304426A1 (en) | Security recognition system | |
US20200059475A1 (en) | System for detecting unauthorized access via card characteristic verification | |
CN110415424A (zh) | 一种防伪鉴定方法、装置、计算机设备和存储介质 | |
CN201662843U (zh) | 安全辨识系统 | |
JP4832054B2 (ja) | 鑑別装置 | |
CN104574696A (zh) | 一种银行自动柜员机身份认证的方法和系统 | |
JP3107749U (ja) | バイオ認証電子カード | |
US20230177511A1 (en) | Detecting Cloned Payment Cards |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130714 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |