JP3161581U - 発光アクセサリー - Google Patents
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Abstract
【課題】光透過体の外部から見ると光透過体が弾けるような透明感のある光を放っているように見えると共に、光透過体の具象形状に従って透過体の表面各部で独特の屈折光が見られる発光アクセサリーを提供する。【解決手段】LEDによる発光部と該発光部の駆動回路部とこれ等に電力を供給する電源部とから成るLEDライトが身の回り品に取り付けるためのクリップを備えているアクセサリーに於いて、前記発光部から発せられる光が具象形状を呈する光透過体の内部を透過し表面各部で屈折して出光するように、発光部が光透過体の背後に納められている。【選択図】図1
Description
この考案はクリップを以て衣服やバッグなどの身の回り品に取り付けることが出来る、LEDライトの発光アクセサリーに関する。
動物や有名なキャラクターや自動車などを模して具象形状としたアクセサリーが販売されている。またこのようなアクセサリーに電球を組み込んで光らせるようにしたものが提案されている。この内特開平10−050102号のポケットライトのスイッチ装置に係るものであるが、このポケットライトは人形顔面形状等の任意意匠のケース内に発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)及び電池を内蔵している。また特開平09−161501号の携帯用照明具はエレクトロルミネッセントランプを備えた器具本体の裏面にクリップを取り付けて成り、このクリップを以て任意箇所に容易に取り付けることが出来るものである。
上述の特開平10−050102号によれば、ケースの外形状は人形顔面等であるが、ケースの形状で工夫をこらしても今日ではあまり面白味が感じられない。また特開平09−161501号によればエレクトロルミネッセントランプによって広い照射範囲が得られ、クリップによって衣服やバッグなど任意箇所に容易に取り付けることが出来るのではあるが、器具本体の形状に興趣が感じられないと言う問題がある。そこでこのエレクトロルミネッセントランプの部位を、例えば動物やキャラクターや自動車などの形状にすれば良いと思われるのであるが、コストが高くなる上に具象形状のエレクトロルミネッセントから発せられる光は均一であって光本来の透明感が感じられない。
この考案の目的は、アクセサリーとして身の回り品に取り付けることが出来るも、そのアクセサリーが弾けるような透明感のある光を放つと共に、この光によってアクセサリーが引き立てられるような、おしゃれで現代的な発光アクセサリーを提供しようとするものである。
そこでこの考案の発光アクセサリーは、LED(Light Emitting Diode)による発光部と該発光部の駆動回路部とこれ等に電力を供給する電源部とから成るLEDライトが、衣服やバッグなどの身の回り品に取り付けるためのクリップを備えているアクセサリーに於いて、前記発光部から発せられる光が具象形状を呈する光透過体の内部を透過してこの光透過体の表面各部で屈折して出光するように、前記発光部が前記光透過体の背後に納められていることを特徴とするものとした。なお光透過体には水晶やガラスやアクリル樹脂などの透明な素材が任意に用いられる。あるいは透明な液体を充填した透明ケースなども用いることが出来る。また泡を内包する琥珀を模した合成樹脂素材になる光透過体を用いると泡の所でも光が屈折するので興味深いものとなる。
この発光アクセサリーの電源をONにすると、電源部から電力が供給され、駆動回路部の処理によってLEDの発光部が明るい光を放つ。この発光は光透過体の背後で起こるため光透過体の内部を透過することになる。このため光透過体の外部からは光透過体が弾けるような透明感のある光を放っている状態が見られる。さらにこの光透過体の形状(すなわちキャラクターなどの具象形状)に従って、透過体の表面各部で屈折光が見られる点が大きな特徴となっている。なおLEDは単色としても複数色としても良い。また駆動回路部の設計によってLEDの光り方を変化に富んだものとすることが可能である。なおこの発光アクセサリーはクリップによって衣服やバッグなどの身の回り品に取り付けることが出来る。
さて前記発光部が前記光透過体の背後に設けた凹部の中に納められるように設計すると良い。あるいは前記LEDライトまたは前記クリップがストラップを備えているようにすると良い。
光透過体の背後に設けた凹部の中に発光部を納めてしまうことにより、この考案の発光アクセサリーを発光部の分だけ小型化することが出来る。また光透過体のより深い部位から発光しているように見せる作用がある。
またLEDライトまたはクリップがストラップを備えていれば、このストラップによってバッグから下げたり携帯電話機に取り付けたりすることが可能になる。
この考案によれば、クリップにより身の回り品に取り付けることが出来、LEDの発光が光透過体の背後で起こるため光透過体の内部を透過することになり、光透過体の外部からは光透過体が弾けるような透明感のある光を放っているように見えると共に光透過体の具象形状に従って光透過体の表面各部で独特の屈折光が見られるため、LEDの光によって引き立てられる、おしゃれで現代的な発光アクセサリーを提供することが出来る効果を奏する。
以下に説明する2種類の実施例以外にも種々設計が可能であるから、この考案はこれ等の実施例に限定されるものではない。
この実施例の発光アクセサリーは駆動回路部としての回路基板2上にICを用いて設計した点灯回路(ステップアップコンバータ)22が構成されており、電源部には1.5Vのアルカリボタン電池21が用いられている。発光部であるLED20はマルチバイブレータ用のICを用いてコイルに流れる電流を高周波でスイッチングすることにより発生する逆起電力により駆動される(図3)。
ケーシング1に納められた回路基板2上には、前記点灯回路22やアルカリボタン電池21やLED20やスイッチ23が取り付けられて相互に配線されている。ケーシング1の前記LED20が位置する部位には開口部10が設けられている。ケーシング1の前記開口部10側の面には熊の顔面形状を模した透明度の高いアクリル製モデル4が接着されている。またケーシング1の前記開口部10側とは反対側の面にはクリップ3がその背面板31にて接着されている。符号30は図示しないコイルバネを備えたピンを示し、これによりクリップ3は開閉自在であると共に常には背面板31側に閉じるように付勢されている。なお前記背面板31にはストラップ5が接続されている(図1)。このストラップ5を用いてバッグや携帯電話機などに取り付けることが可能である。
この発光アクセサリーはクリップ3を以て衣服やバッグと言った身の回り品に取り付けることが出来る。こうしておいてスイッチ23をONにするとLED20が光り始める。LED20から発せられた光は、ケーシング1の開口部10から透明度の高いアクリル製モデル4に向けて照射される。アクリル製モデル4には熊の顔面形状に模した起伏があるが、これがためにこの起伏をレンズ状部40と称することにする。従ってLED20からの光はアクリル製モデル4各部のレンズ状部40で屈折して、アクリル製モデル4の表面からそれぞれの方向へ出光する。図2では矢状鎖線の先端部が指す位置毎に異なる屈折をすることが表されている。またこのことは図1の矢状鎖線にても示されている。
このようにアクリル製モデル4があることによりLED20の発光がアクリル製モデル4の背後で起こり、光はアクリル製モデル4の内部を透過するために、弾けるような透明感のある光を見ることが出来る。また矢状鎖線で示したようにアクリル製モデル4の表面各部で独特の屈折光を見ることが出来るのである。
この実施例のガラス製モデル6は上述したアクリル製モデル4とほぼ同一の形状のものであって具象形状の起伏がレンズ状部60となっているが、背面中央部にRGB−LED7が入る大きさの凹部61が設けられている点で異なっている。なおRGB−LED7は発光色がカラーのものである。
この実施例によれば、RGB−LED7が凹部61からガラス製モデル6の内部に入り込んでいるため、ガラス製モデル6の深部から発光しているように見える。ガラスは透明度が高く、この考案の発光アクセサリーに対する適正が良好である。このように深部から発光する弾けるような透明感のある光がガラス製モデル6の表面各部で屈折して、見る者に一種独特の興趣を催させる。
この考案ではLED以外の半導体発光素子を用いても良い。半導体発光素子にはエレクトロルミネッセンス(EL:ElectroLuminescence)やレーザーダイオード(LD:LaserDiode)が含まれる。
1 ケーシング
10 開口部
2 回路基盤
20 LED
21 アルカリボタン電池
22 点灯回路
23 スイッチ
3 クリップ
30 ピン
31 背面板
4 アクリル製モデル
40 レンズ状部
5 ストラップ
6 ガラス製モデル
60 レンズ状部
61 凹部
7 RGB−LED
10 開口部
2 回路基盤
20 LED
21 アルカリボタン電池
22 点灯回路
23 スイッチ
3 クリップ
30 ピン
31 背面板
4 アクリル製モデル
40 レンズ状部
5 ストラップ
6 ガラス製モデル
60 レンズ状部
61 凹部
7 RGB−LED
Claims (3)
- LED(Light Emitting Diode)による発光部と該発光部の駆動回路部とこれ等に電力を供給する電源部とから成るLEDライトが、衣服やバッグなどの身の回り品に取り付けるためのクリップを備えているアクセサリーに於いて、前記発光部から発せられる光が具象形状を呈する光透過体の内部を透過し表面各部で屈折して出光するように、前記発光部が前記光透過体の背後に納められていることを特徴とする、発光アクセサリー。
- 前記発光部が前記光透過体の背後に設けた凹部の中に納められている請求項1に記載の発光アクセサリー。
- 前記LEDライトまたは前記クリップがストラップを備えている請求項1に記載の発光アクセサリー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010003614U JP3161581U (ja) | 2010-05-12 | 2010-05-12 | 発光アクセサリー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010003614U JP3161581U (ja) | 2010-05-12 | 2010-05-12 | 発光アクセサリー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3161581U true JP3161581U (ja) | 2010-08-05 |
Family
ID=54864487
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010003614U Expired - Fee Related JP3161581U (ja) | 2010-05-12 | 2010-05-12 | 発光アクセサリー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3161581U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017000423A (ja) * | 2015-06-10 | 2017-01-05 | 林テレンプ株式会社 | 発光アクセサリー |
-
2010
- 2010-05-12 JP JP2010003614U patent/JP3161581U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017000423A (ja) * | 2015-06-10 | 2017-01-05 | 林テレンプ株式会社 | 発光アクセサリー |
US10168043B2 (en) | 2015-06-10 | 2019-01-01 | Hayashi Telempu Co., Ltd | Light-emitting accessory having a light guide body with an inclined portion |
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