JP3160914U - ハリス用メジャー - Google Patents

ハリス用メジャー Download PDF

Info

Publication number
JP3160914U
JP3160914U JP2010001804U JP2010001804U JP3160914U JP 3160914 U JP3160914 U JP 3160914U JP 2010001804 U JP2010001804 U JP 2010001804U JP 2010001804 U JP2010001804 U JP 2010001804U JP 3160914 U JP3160914 U JP 3160914U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
harris
measure
knot
hook
slide body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010001804U
Other languages
English (en)
Inventor
憲 渡辺
憲 渡辺
Original Assignee
憲 渡辺
憲 渡辺
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 憲 渡辺, 憲 渡辺 filed Critical 憲 渡辺
Priority to JP2010001804U priority Critical patent/JP3160914U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3160914U publication Critical patent/JP3160914U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

【課題】簡単にかつ正確に小節やチチワを作成することができるとともに、長さが短く設定されるハリスであっても正確かつ簡単に8の字結びのチチワ結びや小節結びをすることができるハリス用メジャーを提供する。【解決手段】釣り針5を一端に接続したハリス7の他端に結び目を作成するハリス用メジャーにおいて、複数個の針引掛部6を備えた目盛付きのメジャー板2と、そのメジャー板に対して移動自在に取り付けたスライド体3と、スライド体のスライド方向に対して直交してスライド体に立設し、先端の掛止部にハリスを掛止するハリス掛止杆10と、ハリス掛止杆に掛止したハリスを仮固定するハリス仮固定具13と、メジャー板と別部材からなり、ハリスを巻き付けてハリス仮固定具とハリス掛止杆とを覆うことができる円筒部20aを備えるハリスねじり部材20を備える。【選択図】図1

Description

本考案は、釣り針を取り付けたハリスの先端に、輪を作るチチワ(乳輪)結びや、小節(結び目)結びをするためのハリス用メジャーに係り、特に従来難しかった長さが短いハリスであっても、正確な長さで容易に8の字結びのチチワ結びや小節結びをすることができるハリス用メジャーに関するものである。
従来、へら鮒釣において、釣り針を取り付けた同じ長さのハリスを予備として複数本作成することが行われている。そして、その釣り針に取り付けたハリスの先端に、ハリスを丸カンに結び付けるための輪のチチワを作成している。
そして、ハリスの一端に取り付けた針から所定の長さの箇所に小節やチチワを作成するために、各種のハリス用メジャーが案出されている。例えば、実開昭62−180702号公報に記載、実開昭55−90901号公報、実開昭48−107788号公報に記載されたもの等が存在している。
実開昭62−180702号公報に記載されたハリス長さ規定具は、目盛が付いたスケールの先端に割れ目を形成し、そのスケールに複数個の副尺をスライド可能に取り付け、その副尺に固定用の押えねじを設けている。そして、スケールに対し副尺を所定の位置で固定した上で、その副尺に針を掛け、その針のハリスを割れ目で固定した上で、小節やチチワを作成するものである。(特許文献1参照)
また、実開昭55−90901号公報に記載されたハリス計測定規は、定規に対して複数個の針掛板とハリス掛針とをそれぞれスライド可能に取り付け、その針掛け板とハリス掛け針とに固定用の蝶ネジをそれぞれ設けたものである。そして、定規に対して針掛板とハリス掛針とをスライドさせて所定に固定した上で、針掛板に針を掛けて、針に付いたハリスをハリス掛針を用いて小節やチチワ等を作成するものである。(特許文献2参照)
さらに、実開昭48−107788号公報に記載された釣針ハリス計測仕上器は、本体に複数個のピンホールを設け、そのピンホールに所定の間隔になるように2本のピンを差し込んで、一方のピンに針を掛けるとともに、その針に付いたハリスを他方のピンに引っ掛けながら小節やチチワ等を作成するものである。(特許文献3参照)
実開昭55−90901号公報 実開昭55−90901号公報 実開昭48−107788号公報
しかしながら、上述した何れのハリス長さ規定具にあっても、ハリスに小節結びを作ることは比較的容易にできるものの、チチワの輪の径を固定することができる、確実な結び方である8の字結びを作成するためには、指先を器用に使って作業する必要があり、そのためにはある程度の熟練が必要であった。
特に、ハリスの長さが例えば数センチメートルと短い場合には、作業する指先の太さが邪魔になって、チチワ結びを上手に行えないという問題があった。
本考案の目的は、このような実情に鑑みてなされたものであり、簡単にかつ正確に小節やチチワを作成することができるとともに、長さが短く設定されるハリスであっても正確かつ簡単に8の字結びのチチワ結びや小節結びをすることができるハリス用メジャーを提供しようとするものである。
本考案は、上記目的を達成するために、釣り針を一端に接続したハリスの他端に結び目を作成するハリス用メジャーにおいて、複数個の針引掛部を備えた目盛付きのメジャー板と、そのメジャー板に対して移動自在に取り付けたスライド体と、前記スライド体の移動方向に対して直交して前記スライド体に立設し、先端にハリスを掛止するハリス掛止部と、該ハリス掛止部に掛止したハリスを仮固定するハリス仮固定具と、前記メジャー体と別部材からなり、前記ハリスを仮固定する仮固定具とハリス掛止部とを覆う先端嵌合部及びハリスを巻き付ける柄部を備えるハリスねじり部材と、を備えたことを特徴とする。
また、ハリス掛止部は、先端にハリスを掛止する溝からなることを特徴とする。
また、ハリス仮固定具は、弾性を有する円筒状の合成樹脂材からなることを特徴とする。
以上、説明したように、本考案のハリス用メジャーによれば、長さが短く設定されるハリスであっても正確かつ簡単に8の字結びのチチワ結びや小節結びをすることができる。
本考案のハリス用メジャーの表側の斜視図である。 本考案のハリス用メジャーのハリス結び部にて小節結びを行う状態を示すである。 本考案のハリス用メジャーのハリス掛止杆を示す部分拡大図である。 本考案のハリス用メジャーのハリス結び部を示す部分拡大図である。 本考案のハリス用メジャーのハリス結び部にハリスを掛止した状態を示す図である。 本考案のハリス用メジャーのハリス結び部にて8の字結びのチチワ結びを行う状態を示す図である。 本考案のハリス用メジャーのハリス結び部にて8の字結びのチチワ結びを行う状態を示す図である。 本考案のハリス用メジャーのハリス結び部にて8の字結びのチチワ結びを行う状態を示す図である。 本考案のハリス用メジャーのハリス結び部にて8の字結びのチチワ結びを行う状態を示す図である。 本考案のハリス用メジャーのハリス結び部にて8の字結びのチチワ結びを行う状態を示す図である。 本考案のハリス用メジャーを用いて作成した8の字結びのチチワ結びを示す図である。
以下、添付図面を参照しながら、本考案のハリス用メジャーを実施するための形態を詳細に説明する。図1〜図11は、本考案の実施の形態を例示する図であり、これらの図において、同一の符号を付した部分は同一物を表わし、基本的な構成及び動作は同様であるものとする。
図1は、ハリス用メジャー1の中途部分を省略した全体図を示し、ハリス用メジャー1の本体は、作成するハリスの長さに応じて設定される長さを備え、薄鋼板、合成樹脂板等からなる長径なメジャー板2と、メジャー板2の一方端にスライド体3をメジャー板2の長さ方向に移動自在に配設するハリス結び部4とから構成されている。
メジャー板2には、釣り針5を引っ掛けて固定するための針引掛透孔6が、上下2列に互い違いになるように市松模様状に穿設されている。この針引掛透孔6を1cm四方の正方形とすることにより、釣り針5を1cm間隔で位置を変えて引っ掛けることができ、これによりハリス7の長さを1cm単位で設定することができる。また、ハリス結び部4には、5mm四方の正方形からなる小さい針引掛透孔6を、1cm間隔で配設している。
これらの針引掛透孔6に対応する位置には、その針引掛透孔6に釣り針5を引っ掛けた場合の、後述する基準位置からのハリス7の寸法をセンチメートル単位で表す目盛を適宜表記している。
また、図1に示すハリス用メジャー1の裏面(図示せず)には、メジャー板2の先端の折り返し部2aでハリス7を折り返して、釣り針5を裏面から針引掛透孔6に引っ掛けて使用できるように、表面の目盛を折り返し部2aで折り返して連続する目盛を表記してもよい。
20は、ハリス用メジャー1と一組にして使用される、8の字結びのチチワ結びを行う際に使用するハリスねじり部材である。
スライド体3は、ハリス結び部4に形成された長孔8を挟んで位置し、ネジ9を緩めることで長手方向に移動可能で、ネジ9を締めるとその位置に固定される。ハリス7の寸法を決める際のスライド体3の基準位置は、長孔8の所定位置に縦に基準線11が表示されるとともに、長孔8から視認されるスライド体3部分に、前記基準線11と合致されるためのマーク12が表示されている。
スライド体3の上部には、ハリス掛止杆10を立設し、その近傍に、後述するハリス仮固定具13を着脱自在に係止するキャップ保持杆14を立設している。ハリス仮固定具13は、シリコンゴム等からなる弾性を有する合成樹脂製材料からなる円筒形状からなり、その内径はハリス掛止杆9の先端部15に嵌合する寸法とする。
ハリス掛止杆10は、図3に示すごとく、円柱の先端部15を円錐台形状とし、更にその先端にハリス7を掛止することができる幅径と深さを有する溝からなる掛止部16を設けている。そして、ハリス掛止杆10は、ハリス7を掛止する際にハリス7を傷つけることがないように、銅、もしくは銅・亜鉛・スズ・ニッケルなどの何れかを含む合金、アルミニウム合金などのある程度軟質な材質から形成することが好適であり、また軟質な材料とすることにより、掛止部16の形成等の加工が容易に行えるものである。
また、前記ハリスねじり部材20にあっても、柄部の先端の円筒部20aについては、ハリス7が当接する部分であることから、前述同様にハリス7を傷つけることがないように銅、もしくは銅・亜鉛・スズ・ニッケルなどの何れかを含む合金、アルミニウム合金などのある程度軟質な材料から形成することが好適である。
このような構成からなる本実施例のハリス用メジャー1を用いて、ハリスの一方に、小節結びや、8の字結びのチチワ結びを作成するやり方について、以下に説明する。
まず、小節結びについては、従来のハリス用メジャーと同様であるが、図1に示すように、設定したい長さのハリスにするために、所望する寸法を示す目盛の針引掛透孔6に釣り針5を引っ掛ける。そして、ハリス7の開放端をハリス掛止杆10に引っ掛けて、図2に示すようにハリス7を結ぶことにより、小節結びを作成することができる。
次に、8の字結びのチチワ結びについては、まず前述同様に、所望する寸法を示す目盛の針引掛透孔6に釣り針5を引っ掛けてハリスの長さを設定した上で、図4に示すように、ハリス7の開放端側をハリス掛止杆10の掛止部16に差し込む。そして、ハリス仮固定具13をキャップ保持杆14から取り外して、図5に示すように、ハリス7を掛止しているハリス掛止杆10の先端部15に嵌合させる。これにより、所望する長さに設定されたハリス7の先端が、ハリス掛止杆10に仮固定される。
次に、スライド体3のネジ9を緩めて、ハリス7をねじるための弛みを持たせる。そして、図6に示すように、2本に揃えたハリス7にハリスねじり部材20の円筒部20aを掛けて、矢印にて示すように図6の右から見て時計方向にハリスねじり部材20を1回転させることにより、図7に示すようにハリス7に撚りをかける。
そして、図8に示すように、ハリス7を掛けたハリスねじり部材20の円筒部20aを、図7に示すハリス仮固定具13にてハリス7を掛止した状態のハリス掛止杆10の先端に被せるように挿入する。
次に、ハリスねじり部材20の円筒部20aに掛け回されているハリス7を、図9に示すように、ハリス掛止杆10の先端部15直下にずり降ろした後、ハリスねじり部材20をハリス掛止杆10から抜き取る。
そして、図9の矢印方向にハリス7を引っぱって結びを作った後、ハリス仮固定具13をハリス掛止杆10の先端部15から取り去る。次に、図9に示すように、ハリス掛止杆10の掛止部16に掛止されているハリス7を取り外して、できあがったチチワ7aを残して結びを堅くすることにより、図11に示す8字結びのチチワ結びのハリスができあがるものである。このようにしてできあがった、チチワ7aの輪が小さく長さの短いハリス7は、へら鮒釣のハリス1に最適である。
また、ハリスの長さが15cm以上である場合には、上述したハリスねじり部材20によるハリスをねじってハリス掛止杆10に掛ける操作を、指先でも行うことができる。
なお、特に図示しないが、メジャー板2は、ハリスねじり部材20を着脱自在に取り付けることができる構造としてもよいものである。
以上、本考案のハリス用メジャーについて、具体的な実施の形態を示して説明したが、本考案はこれらに限定されるものではない。当業者であれば、本考案の要旨を逸脱しない範囲内において、上記各実施形態におけるハリス用メジャーの構成及び機能に様々な変更・改良を加えることが可能である。
本考案のハリス用メジャーは、釣り用具を製造する産業において利用することができるものである。
1 ハリス用メジャー
2 メジャー板
2a 折り返し部
3 スライド体
4 ハリス結び部
5 釣り針
6 針引掛透孔
7 ハリス
8 長孔
9 ネジ
10 ハリス掛止杆
11 基準線
12 マーク
13 ハリス仮固定具
14 キャップ保持杆
15 先端部
16 掛止部
20 ハリスねじり部材
20a 円筒部

Claims (3)

  1. 釣り針を一端に接続したハリスの他端に結び目を作成するハリス用メジャーにおいて、
    複数個の針引掛部を備えた目盛付きのメジャー板と、
    そのメジャー板に対して移動自在に取り付けたスライド体と、
    前記スライド体の移動方向に対して直交して前記スライド体に立設し、先端にハリスを掛止するハリス掛止部と、
    該ハリス掛止部に掛止したハリスを仮固定するハリス仮固定具と、
    前記メジャー体と別部材からなり、前記ハリスを仮固定する仮固定具とハリス掛止部とを覆う先端嵌合部及びハリスを巻き付ける柄部を備えるハリスねじり部材と、
    を備えたことを特徴とするハリス用メジャー。
  2. ハリス掛止部は、先端にハリスを掛止する溝からなることを特徴とする請求項1記載のハリス用メジャー。
  3. ハリス仮固定具は、弾性を有する円筒状の合成樹脂材からなることを特徴とする請求項1記載のハリス用メジャー。
JP2010001804U 2010-03-19 2010-03-19 ハリス用メジャー Expired - Fee Related JP3160914U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010001804U JP3160914U (ja) 2010-03-19 2010-03-19 ハリス用メジャー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010001804U JP3160914U (ja) 2010-03-19 2010-03-19 ハリス用メジャー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3160914U true JP3160914U (ja) 2010-07-15

Family

ID=54874620

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010001804U Expired - Fee Related JP3160914U (ja) 2010-03-19 2010-03-19 ハリス用メジャー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3160914U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN201556321U (zh) 新型三角形教学用具
JP3160914U (ja) ハリス用メジャー
CN109142690B (zh) 一种服装织物多方向硬挺度测试方法
CN207395694U (zh) 一种带有收线装置的裂缝测宽仪
CN202533063U (zh) 新型测线仪
CN208567909U (zh) 一种试验田监测区域的标定装置
CN212568263U (zh) 一种纺织专用力值检具的检测装置
CN204555895U (zh) 一种快速判定刺网网目内径的装置
CN207193523U (zh) 一种编织弦制作工具
CN2888403Y (zh) 一种渔网网目内径测量尺
CN209673176U (zh) 一种被检流量计安装对中装置
CN208455688U (zh) 一种水下混凝土浇筑标高测量设备
CN213833958U (zh) 一种钢绞线分离器
CN208014220U (zh) 《摆的研究》实验装置
CN205718709U (zh) 一种使用方便的机械零部件孔距公差测量检具
CN203323688U (zh) 电池片主栅线可焊性焊接面积尺寸标尺
JP5846514B1 (ja) 三針ゲージ
CN204012488U (zh) 一种可调电工剥线工具
CN216012024U (zh) 一种精确测量林木直径生长的生长环
CN213881918U (zh) 一种服装用测量尺
CN217303795U (zh) 一种建筑检测用量具
JP3210076U (ja) 標尺指示具
CN202437122U (zh) 肿瘤测量钳
CN205667265U (zh) 一种防丢失的鱼竿
CN207540954U (zh) 一种用于鞋类剥离强度测试仪的剥离刀机构

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100506

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3160914

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130623

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees