JP3160676U - 薬保管箱 - Google Patents
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Abstract
【課題】病院で処方された薬を保管し、服用忘れを有効に防止するための工夫を講じた薬保管箱を提供する。【解決手段】薬を各日にち毎に仕分けできる小箱状の引出し収納部1を有し、かつ、これらの各引出し収納部1には夫々複数の仕切板を取り外し自在に設け、さらに、これらの引出し収納部とは別の部位に液体薬保管部31を設けておく。引出し収納部の前面には日付プレートを取り外し自在に設ける。【選択図】図1
Description
本考案は薬箱に関するものであり、更に詳しくは、病院で処方された薬を保管し、服用忘れを有効に防止するための工夫を講じた薬保管箱である。
処方薬を保管する薬箱としては種々の形態のものが存在する。即ち、一つの収納空間の中に纏めて入れておく形式のものや、複数の引き出し内部空間に分割して収納しておくものがある。
しかしながら、患者によっては、食後または食前毎あるいは所定の時間毎の服用でしかも複数種類の服用を指示されている患者もいる。また、複数の疾患等で複数種類の薬を大量に服用をしている患者もいる。しかしながら、これらの多種多量の薬を単に一纏めにして一カ所に保管していたのでは、服用の際に必要な多くの薬を迅速に取り出すことは極めて煩雑であるし、薬の選別の間違いを引き起こす可能性がある。また、これら多くの種類の薬を毎日飲み忘れなく服用することは非常に難しいといった問題点を有している。
また、従来の薬保管箱にあっては、錠剤や粉末、顆粒状あるいはチューブ入りの塗り薬等を念頭において保管するものが殆どであった。このため、瓶等に入った液体薬(水薬)などを一緒に保管しておくことができず、液体薬の飲み忘れをすることが多かった。
本発明は上記したような従来技術の課題に着目して提案されたもので、多種多量の薬を一箇所に保管することができ、しかも液体薬も同じ場所に収納できる薬保管箱であって、飲み忘れ防止用措置が講じられた薬保管箱を提供することを目的として提案されたものである。
上記目的を達成するために、本考案の請求項1に記載の薬保管箱は、薬を各日にち毎に仕分けできる小箱状の引出し収納部を有し、かつ、これらの各引出し収納部には夫々複数の仕切板を取り外し自在に設け、更に、これらの引出し収納部とは別の部位に液体薬保管用の収納部を設けておくことを特徴とする。
請求項2に記載の薬保管箱は、引出し収納部の前面に日付プレート取付部が設けられていることを特徴とする。
請求項3に記載の薬保管箱は、日付プレートに描かれた日付数字の色が表裏で異なるように構成することを特徴とする。
請求項4に記載の薬保管箱は、液体薬保管用収納部の壁面および/または壁面の少なくとも一部に内部が見える透光パネルで構成することを特徴とする。
請求項5に記載の薬保管箱は、液体薬保管用収納部の外側所定の位置に、液体薬の残量を示すインジケータを設けておくことを特徴とする。
本考案の薬保管箱によれば、薬を各日付毎の対応する引出しに入れておき、引出しの前面の日付に応じて引出しからその日(その時)の分の薬を取出して服用する。即ち、各引出しには仕切り板によって例えば、毎食後毎や時間毎に仕切られているので、対応する仕切り位置にある薬を取出して服用すればよい。そして、一日の最後の服用が終わると、日付プレートを裏返しておく。そうすれば、各日の服用の有無を簡単にチェックできる。
また、本考案の薬保管箱には液体薬保管用収納部が存在するので、液体薬の飲み忘れを防止できる。しかも、液体薬保管用収納部は内部が見えるので、残量も外から確認できる。もっとも、紫外線などがあたると変質するような液体薬の場合には、内部の透視性を持たせない方が良いので、手動でインジケータを上げ下げの操作をし、液体薬の残量に応じた値を示すようにしておけば、外部から液体薬の残量が一目で分かる。
以下、本考案を実施するための形態を図面に基づいて説明する。図1は、本考案の薬保管箱を示したもので、薬保管箱本体10の前面側には7列で5段の計35個の引出し収納部1が前後方向に出し入れ可能に設けられている。図中矢印は、引出し収納部1の引出し方向である。矢印と反対方向が収納方向である。引出し収納部の数を35個にしたのは、日数が31日の月(1、3、5、7、8、10、12月)があるからである。もっとも、32〜35個目のものはこれらで一つの大きな引出しとして、体温計や常備薬等の保管用にしておいても良い。
本体10の向って右側には、上下2段に仕切られた液体薬(水薬)保管用の引出し収納部(以下、液体薬保管部という)31が同じく前後方向に収容されている。なお、液体薬保管部は引出しではなく片開き式のもであっても良い。片開き式の場合には、好ましくは前後方向にスライド可能なトレイを底面に設置しておくことが望ましい。これにより、複数本の容器(瓶)を保管しておく場合に、トレイをスライドさせて引出し奥の容器を容易に取出したり収納することができる。
各引出し収納箱11には、図2から最もよく分かるように、内部に仕切板14を係止するための係止溝13が設けられている。係止溝13の前後方向における数、即ち仕切板14の数は1〜3が好ましい。仕切板14が一つの場合には、処方薬を一日に2回、例えば、朝と夕方に服用が指示されている場合であり、仕切板14を2枚設ける場合には、収容空間が3個でき、朝、昼、夕の毎食後計3回服用する場合である。仕切板14を3枚以上使う場合は、収容空間が4個以上となり、処方薬の服用が所定時間毎に指示されている場合である。
仕切板14は長方形状の平板であり、係止溝13に差し込む形式のものとして説明したが、これに限定されるものではなく、図3に示すようにT字型の仕切板を引出しの底部に載せ矢印方向にスライド可能なようにしておく。この場合には係止溝13は不要となる。スライド可能とすることにより前後の空間容積を調整でき、毎服用時に薬の数や種類が異なる場合に有効である。
各引出し収納部1の前面には、図2から最もよく分かるように1〜31迄の数字が記入あるいは刻印された日付プレート16の取付け部15が形成されている。図2においては、日付プレート16を差し込む形式であるが、本考案はこれに限定されるものではなく、引出し前面にフックを設けておき、日付プレート16に吊り下げ孔を形成しておくものであっても良い。なお、図中において参照番号19は引出し操作のためのツマミである。なお、図1においては、便宜上日付プレート16およびその取付部15の記載を省略してある。
日付プレート16の両面には同じ日にち(数字)が刻印あるいは書かれている。そして、表裏の文字の色は異なるようにしておく。例えば、文字色を黒色と赤色とした場合、最初は全ての日付プレート16を黒色の方を表にしておき、一日の服用が全て終わったときには裏返して赤色にする。これにより、その日、及び前日の服用忘れが一目で分かり、以後の服用忘れの防止に役立つ。なお、本考案は日付をプレートに記していたり刻印していたりする必要は必ずしも無く、その代わりに表面をホワイトボードで構成しておき、専用のマジックインキで日付(数字)を書くようにしておいてもよい。この場合には、予めひと月分の日付を書いておき、服用したときにその日付を消去すればよく、また別色で完了マークを記するようにしておくことも可能である。どのように記するかは使用者の任意である。
図1に示すように、液体薬保管部31の前面には、内部の液体薬の残量を示すインジケータ35が設けられている。インジケータ35は上下方向に溝35aが穿設されており、この溝35aにはインジケータの指標部35bが上下方向にスライド可能に取付けられている。例えば、このインジケータの指標部35bが最上部に位置するときには、液体薬が100%残っており、最下部に位置するときには残量がゼロを示す。中央位置にあるときには50%の残量である。液体薬を服用毎にインジケータの指標部35bを下げてやれば液体薬の残量の目安になる。なお、図中参照番号36は引出し操作や開閉操作のためのツマミである。
薬保管箱本体10の液体薬保管部31側の側面には、当該液体薬保管部31の内部が見えるように透通窓33が形成されており、ここには透明あるいは色付きのガラスやアクリル板等の透光パネルが取付けられている。これにより、液体薬の収納容器が透けて見え内部の液体薬の残量が確認できる。もっとも、保管している液体薬によっては、日光等光に当ててはいけないものがあるので、この場合には日光遮蔽用に変更しておくこともできる。この場合には前記インジケータ指標部35bの存在が役に立つ。なお、図1においての例示は、上側の液体薬保管部のみに透通窓33を形成しておき、日光遮蔽を必要とする薬は、下側の液体薬保管部32に保管すれば良い。
図1に戻って説明すると、薬保管箱本体10の最下部には幅広状の引出し5が設けられている。ここには常備薬、体温計あるいは薬手帳等を保管できる。また、上部には扉が矢印方向に開閉自在の収納部71が設けられている。図中参照番号73は開閉用のツマミであり、72は開閉の支点となる蝶番である。
薬保管箱本体10の前面の上部には、図1に示すように日曜日から土曜日迄を示す表示がされている。したがって、日付プレート16の対応する日付を対応する曜日に位置させておけば、カレンダーとしての役目も併せ持つばかりでなく、処方薬の服用の忘れ防止にも役立つ。
1 引出し収納部
5 常備薬や体温計等の保管用引出し
10 薬保管箱本体
11 引出し収納箱
14 仕切板
16 日付プレート
31 液体薬保管部
33 透通窓
35 インジケータ
71 収納部
72 蝶番
5 常備薬や体温計等の保管用引出し
10 薬保管箱本体
11 引出し収納箱
14 仕切板
16 日付プレート
31 液体薬保管部
33 透通窓
35 インジケータ
71 収納部
72 蝶番
Claims (5)
- 薬を各日にち毎に仕分けできる小箱状の引出し収納部を有し、かつ、これらの各引出し収納部には夫々複数の仕切板を取り外し自在に設け、さらに、これらの引出し収納部とは別の部位に液体薬保管用の収納部を設けておくことを特徴とする薬保管箱。
- 引出し収納部の前面に日付プレート取付部が設けられており、かつ当該取付部には日付プレートが取外し自在に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の薬保管箱。
- 日付プレートに描かれた日付数字の色が表裏で異なるように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の薬保管箱。
- 液体薬保管用収納部の壁面および/または壁面の少なくとも一部に内部が見える透光パネルで構成することを特徴とする請求項1又は2又は3に記載の薬保管箱。
- 液体薬保管用収納部の外側所定の位置に、液体薬の残量を示すインジケータを設けておくことを特徴とする請求項1又は2又は3又は4に記載の薬保管箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010002657U JP3160676U (ja) | 2010-04-21 | 2010-04-21 | 薬保管箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010002657U JP3160676U (ja) | 2010-04-21 | 2010-04-21 | 薬保管箱 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3160676U true JP3160676U (ja) | 2010-07-01 |
Family
ID=54863827
Family Applications (1)
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JP2010002657U Expired - Fee Related JP3160676U (ja) | 2010-04-21 | 2010-04-21 | 薬保管箱 |
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JP (1) | JP3160676U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109219281A (zh) * | 2017-06-29 | 2019-01-15 | 比亚迪股份有限公司 | 治疗仪 |
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2010
- 2010-04-21 JP JP2010002657U patent/JP3160676U/ja not_active Expired - Fee Related
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