JP3160094U - カード位置検出装置 - Google Patents
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Abstract
Description
一例として、カード位置検出装置内に配置された光の送信部と光の検知部を用いてカードの光ケーブルに光を導通させて、光ケーブルに光を送り受光部で受光したとき正常として、ICカード上でデータのリード/ライトを行うICカードリーダライタが知られている(特許文献1参照)。
これに対し、特許文献に記載されたものではないが、カードの搬送路の両側に発光部と受光部を配置し、発光部から発した光を受光部で受光したときに「カードあり」と判断し、受光しなかったときは「カード無し」と判断するカード検知装置も知られている。
このカード検知装置はカード側には何らの措置も必要でないため汎用性はある。しかし、このカード検知装置では、発光側の光を強くすると、薄いカードを透過して受光側で受光し、カードがあるにも拘わらず、カードなしと判断することがある。
この場合、光によるカード透過率を10%とし、仮に、発光部LEDに100μA以上の電流を流すと、10%のカード透過率によって、センサでの受光で誘起された電流が10μAを越えることがあり、その場合は、カードが挿入されているにも拘わらず、「カード無し」と判断される。逆に、発光部LEDの劣化後に、発光部の電流を大きくしないと、カード無しの状態でも受光できず、カードがあると判断される恐れがある。
また、カードの一定範囲における位置を検知するために、カード位置検出装置内に発光部と受光部などから成る複数のセンサを配置することは、コストアップや装置の大型化に繋がる問題もある。
図1は、本実施形態のカード位置検出装置10の要部構成を示す図であり、図1Aは、カード位置検出装置10のカード進行方向側面図、図1Bは、図1Aの左方から見たカード位置検出装置10のカード進行方向正面図である。
本考案の実施形態に係るカード位置検出装置10は、カード6の移動(搬送)経路に沿って配置された一つのカードセンサSを有している。
このカードセンサSは、図1に示すように、カード6の移動経路を挟んで配置された可動体である羽根板2と反射型センサ3とから成っている。
なお、カード6が羽根板2に接触する位置と、羽根板2の反射体1の取付位置とはずれているため(図1B参照)、カード6がカード位置検出装置10の最深部まで搬送されても、カード6と反射体1が接触することはない。また、カード6が反射体1と反射型センサ3の間に入り込まないため、反射型センサ3による反射体1の検出が妨げられることもない。
図2は、カード6がカード位置検出装置10に挿入される前の羽根板の状態(待機状態)を示す図である。
待機状態においては、図示のように、羽根板2は自重で回転軸4の周りを時計方向に回転して、カード位置検出装置10のケーシングに立設した位置規制手段である位置決めピン5に接触して停止している。羽根板2のこの位置は下限位置である。この位置における羽根板2の反射体1の反射面1aは、既に述べたように、反射型センサ3の検出範囲内に位置するように反射型センサ3の位置及び上記反射面1aが位置決めされている。なお、この状態では反射型センサ3は、発光せずにオフの状態にある。
カード6が挿入されると、このカード6の挿入を図示しないセンサで検知して、カード位置検出装置10内のカード搬送用モータ(図示せず)が作動し、カード6が搬送路に沿って搬送されて図示の状態になる。また、カード搬送用モータが作動すると同時に、反射型センサ3がオンして発光部31より発光し、発光部31から出射した光は羽根板2の反射面1aで反射され、受光部32で受光される。
受光部32における光量が変化(減少)すると、受光部32の受光回路に流れる電流量も変化(減少)するため、上記反射型センサ3の発光部31の発光電流量と受光部32の電流比(反射率)と変化する反射型センサ3と反射体1の反射面の距離dの関係に基づき、搬送路内におけるカード6の位置を検出することができる。
図4に示すように、カード6がカード位置検出装置10の最深部に達すると、羽根板2が例えば図示しないリミットスイッチを作動させることでカード搬送用モータ(図示せず)を停止させる。このとき、反射体1は最高位置に達し、カード6に支えられてその位置で停止する。
したがって、カード6の最深位置においても、上記のように、発光部31の電流量と受光部32の電流量の電流比を算出することができる。この算出された電流比に応じて、反射型センサ3と反射面との距離を後述する図5の特性曲線から求めてカード6の位置を検出することができる。
横軸の反射体1の反射面1aと反射型センサ3の受光面3a間の距離dがゼロから0.5ミリまでは電流比がほぼリニアに変化し、0.5ミリを越えると急激に電流比が増大して、0.7〜0.8ミリで最大ほぼ100パーセントに達し、その後は距離3ミリまで電流比は20%まで比較的なだらかに減少することを表している。
本実施形態によるときは、発光部31からの光は反射面1aに反射させるだけで、カード6を透過することはなく、また仮に透過してもその光は受光部32で検出することはないから、発光部31の光の光量をいくら増大させても、受光部32がそれによって誤動作することがない。
また、1つの反射型センサ3により、カード6の所定範囲内における位置を精度よく検出できる。また、従来装置は、所定範囲内の位置検知には数個の位置センサが必要であるが、本実施形態によれば1個の位置センサで足り、省スペース化を実現することができる。
Claims (4)
- 発光部と受光部を備えた反射型センサと、
前記反射型センサの発光部から発光された光の反射光を受光部に指向させる反射体を設けた可動体とから成り、
前記可動体は、その一部が搬送されるカードの移動経路内に移動自在に配置され、挿入されたカードで押されたとき、前記反射体が前記発光部からの光を前記受光部に常に指向させつつ移動することを特徴とするカード位置検出装置。 - 請求項1に記載されたカード位置検出装置において、
可動体は、一端部を回転軸に回動自在に枢着されておりかつ他端部に前記反射体を備えた板状体からなり、
かつ、前記可動体の下限位置を規制する位置規制手段を有することを特徴とするカード位置検出装置。 - 請求項1又は2に記載されたカード位置検出装置において、
予め取得した前記反射体と前記受光部間の距離と前記受光部における受光量に対応するパラメータとの関係に基づき、カードの位置を算出する算出手段を有することを特徴とするカード位置検出装置。 - 請求項3に記載されたカード位置検出装置において、
前記受光量に対応するパラメータは、前記発光部の発光のための電流量と受光部の受光に基づく電流量の電流比であることを特徴とするカード位置検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010002169U JP3160094U (ja) | 2010-03-31 | 2010-03-31 | カード位置検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2010002169U JP3160094U (ja) | 2010-03-31 | 2010-03-31 | カード位置検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3160094U true JP3160094U (ja) | 2010-06-10 |
Family
ID=54863306
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2010002169U Expired - Lifetime JP3160094U (ja) | 2010-03-31 | 2010-03-31 | カード位置検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3160094U (ja) |
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2010
- 2010-03-31 JP JP2010002169U patent/JP3160094U/ja not_active Expired - Lifetime
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