JP3159957U - 止め金具 - Google Patents
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Abstract
【課題】専用レンチやスパナに限らず、六角レンチや六角スパナにも適用できて汎用性が高い止め金具を提供する。【解決手段】レンチやスパナによって回転力を受ける外周壁10の受動部100において、軸方向に沿う複数の長溝101が所定角距離置きに形成されていると共に、複数の平面部102がそれらの延長面で断面正六角形をなすように形成して、止め金具を構成する。【選択図】図1
Description
本考案は、止め金具に関し、特に、レンチやスパナなどの締め付けによりものを止める止め金具に関する。
止め金具は、レンチやスパナなどの締め付けによりものを止めるものであり、通常、ナットとボルトとの二種類に分けられる。
従来のナットは、雌ネジ付き中孔を有する上、レンチやスパナによる回転力を受けやすいようにするため、外形が正六角形になっている。また、従来のボルトは、雄ネジがついている軸部と、該軸部の一端に設けられている正六角ヘッドとを備えている。
また、他にも、車輪の締付けナットや締付けボルトにおいて、該締付けナットや該締付けボルトのヘッドが円形に形成されており、その外周壁に複数の長溝が軸方向に沿うように形成されている止め金具がある。このようなナットやヘッドを緩めるためのレンチやスパナは、円形中孔を有する上、その円形中孔の内周壁に複数の突条が前記複数長溝と対応するように形成されている。よって、上記のように構成されている専用レンチやスパナでなければ、車輪の締付けナットや締付けボルトを緩めることができない、という自動車における車輪の盗難防止策がすでに取られている(特許文献1参照)。
しかしながら、このような止め金具の構成は、専用レンチやスパナでしか回すことができないので、場合によっては汎用性がかなり低い、という問題点がある。
前記問題点に鑑みて、本考案は、前記専用レンチやスパナに限らず、従来の六角レンチや六角スパナも適用できる、汎用性が高い止め金具の提供を目的とする。
前記目的を達成するため、本考案は、レンチやスパナによって回転力を受ける外周壁の受動部において、軸方向に沿う複数の長溝が所定角距離置きに形成されていると共に、複数の平面部がそれらの延長面で一つの断面正六角形をなすように構成されていることを特徴とする止め金具を提供する。
本考案の前記構成は、ナットにもヘッドにも適用でき、その実施形態として、前記長溝は、いずれも、少なくとも一つの前記平面部と隣り合うように構成されている。また、前記受動部における前記複数の長溝及び前記複数の平面部以外の部分は、すべて円弧面となり、且つ、該複数の円弧面は、それらの延長面で一つの断面正円形をなすように構成されている。また、他に、前記受動部における前記複数の長溝及び前記複数の平面部以外の部分は、すべて平面となり、且つ、該複数の平面は、それらの延長面で一つの断面六角形をなすように構成されていてもよい。
また、前記実施形態を実施するため、前記長溝は、いずれも、一対の前記平面部に挟まれており、また、該一対の前記平面部は、更に、一対の前記円弧面または前記平面に挟まれていることが好ましい。
前記構成による本考案の止め金具は、その受動部に複数の長溝が形成されているので、中孔に該等の長溝と対応する複数の突条を有する専用レンチやスパナを適用でき、更に、複数の平面部も形成されていることにより、従来の六角レンチや六角スパナにも適用できるため、汎用性がかなり高い。
以下、図1〜6を参照しながら、本考案の実施例を説明する。
[実施例1]
図1及び図2に示すように、本実施例の止め金具は、その外周壁10の、従来の六角レンチ2や専用レンチ3によって回転力を受ける受動部100において、軸方向に沿う複数の長溝101が所定角距離置きに形成されている。
[実施例1]
図1及び図2に示すように、本実施例の止め金具は、その外周壁10の、従来の六角レンチ2や専用レンチ3によって回転力を受ける受動部100において、軸方向に沿う複数の長溝101が所定角距離置きに形成されている。
また、本実施例1の止め金具は、ボルトであって、雄ネジ付き軸部12と、軸部12の一端121に設けられている上、その外周壁10が受動部100となっているヘッド11とを備えている。
そして、図2及び図3に示すように、受動部100には、複数の平面部102が形成されている。長溝101は、いずれも、一対の平面部102に挟まれている。
また、図2及び図5に示すように、受動部100における複数の平面部102は、それらの延長面で一つの断面正六角形をなすように構成されている。
さらに、受動部100における、いずれかの長溝101を挟んでいる一対の平面部102は、それらの延長面が同一の平面となるように構成されている。
次に、また、本実施例1の止め金具における受動部100の、複数の長溝101及び複数の平面部102以外の部分103は、図2及び図4に示すように、すべて円弧面となり、且つ、該複数の円弧面103は、いずれも、他の一つの円弧面と対となって、一つの長溝101を挟んでいる一対の平面部102を更に挟んでいる上、それらの延長面で一つの断面正円形をなすように構成されている。
ちなみに、図示されていないが、本考案の止め金具における受動部100の、複数の長溝101及び複数の平面以外の部分103は、円弧面に限らず、平面となっても良い。平面となる場合、該複数の平面は、それらの延長面で一つの断面六角形をなすことができるように構成されることが好ましい。
上記構成による本実施例1の止め金具は、図1の従来の専用レンチ3に嵌め込まれると、図4に示すように、その複数の円弧面103が、円弧面103の表面で専用レンチ3における中孔31の内周壁32と当接し、その複数の長溝101が専用レンチ3における複数の突条33に密接して嵌入されるので、従来の専用レンチ3の回転力を確実に受けて回されることができる。
また、本実施例1の止め金具は、図1の従来の六角レンチ2に嵌め込まれると、図5に示すように、その複数の平面部102が、六角レンチ2における中孔20の内周壁21と密接し、且つ、いずれかの長溝101を挟んでいる二つの平面部102が、六角レンチ2の中孔20の内周壁21における同一の面に密着するので、従来の六角レンチ2の回転力を確実に受けて回されることができる。
本実施例1の止め金具における長溝101は、上記のように、いずれも、一対の平面部102に挟まれているが、一つの平面部102のみと隣り合っていてもよく、即ち、全ての長溝101がいずれも、一つの平面部102と一つの円弧面103との間に挟まれていても良い。
このような構造の場合、図1の専用レンチ3に嵌め込まれると、上記と同様に、その受動部100における複数の長溝10を介して専用レンチ3からの回転力を確実に受けることができるので、専用レンチ3によって回されることができ、また、図1の六角レンチ2に嵌め込まれても、上記と同様に、その受動部100における複数の平面部102を介して六角レンチ2からの回転力を確実に受けることができるので、六角レンチ2によっても回されることができる。
[実施例2]
図6に示すように、本実施例の止め金具としては、それ自体に雌ネジ付き中孔13を有する上、その外周壁14が受動部100となっているナットの形態にも実施できる。
図6に示すように、本実施例の止め金具としては、それ自体に雌ネジ付き中孔13を有する上、その外周壁14が受動部100となっているナットの形態にも実施できる。
このような実施形態における受動部100の構成は、図1に示したボルトの形態における受動部100と同様であるので、図1に示した従来の専用レンチ3や六角レンチ2にも適用できる。
本考案の止め金具は、専用レンチやスパナに限らず、従来の六角レンチや六角スパナにも適用できるので、汎用性がかなり高く、業界で幅広く利用されることができる。
10…外周壁、100…受動部、101…長溝、102…平面部、103…複数の長溝及び複数の平面部以外の部分(円弧部)、11…ヘッド、12…軸部、121…軸部の一端、13…雌ネジ付き中孔、14…外周壁、2…六角レンチ、20…中孔、21…中孔の内周壁、3…専用レンチ、31…中孔、32…中孔の内周壁、33…突条。
Claims (6)
- レンチやスパナによって回転力を受ける外周壁の受動部において、軸方向に沿う複数の長溝が所定角距離置きに形成されていると共に、複数の平面部がそれらの延長面で一つの断面正六角形をなすように構成されていることを特徴とする止め金具。
- 雌ネジ付き中孔を有する上、外周壁が前記受動部となっているナットとしての、請求項1に記載の止め金具。
- 雄ネジ付き軸部と、前記軸部の一端に設けられている上、その外周壁が前記受動部となっているヘッドとを備えているボルトとしての、請求項1に記載の止め金具。
- 前記長溝は、いずれも、少なくとも一つの前記平面部と隣り合っていることを特徴とする、請求項1に記載の止め金具。
- 前記受動部における前記複数の長溝及び前記複数の平面部以外の部分は、すべて円弧面となり、且つ、該複数の円弧面は、それらの延長面で一つの断面正円形をなすように構成されていることを特徴とする、請求項4に記載の止め金具。
- 前記長溝は、いずれも、一対の前記平面部に挟まれており、また、該一対の前記平面部は、更に、一対の前記円弧面に挟まれていることを特徴とする、請求項5に記載の止め金具。
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