JP3159798U - つまみ用指サック - Google Patents
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Abstract
【課題】挿入口を上方向に向けることが可能で着脱が容易なつまみ用指サックを提供することを目的とする。【解決手段】つまみ用指サック1を、弾性を有するシリコーンゴムで形成して、三つの指サック部3と、各指サック部3を連結する連結板部4と、で構成する。各指サック部3を、一端に指を挿入できる挿入口2を有し、かつ、挿入口2から下端部5側に向かって三角錐状で挿入された指の屈曲に応じて屈曲可能に形成する。各指サック部3の下端部5と指サック部3の挿入口2で形成される面とを結ぶ垂線の長さが同一となるように形成する。連結板部4を略三角形状かつ平板状で各指サック部3に挿入された指の屈曲に応じて屈曲可能に形成する。指サック部3の挿入口2を上に向け指サック部3の下端部5を設置面7に当接させて不倒状態で設置する。【選択図】図1
Description
本考案は、着脱が容易なつまみ用指サックに関する。
スナック菓子等を手で摘む際に、指先を油、カス等の汚れから保護するものとして、挿入口を対向させた大小二つの指サックを蝶番機能を持った帯状の部材の両端部で連結して形成されるチップス・ピッカー(スナックフード用の指先汚れ防止サック)が特許文献1で知られている。これによると、大きい指サックに人差し指と中指を挿入し、小さい指サックに親指を挿入することでチップス・ピッカーを装着してスナックフードを摘み、スナックフードの油分の汚れが指先に付着するのを防止するというものであった。
しかし、上記に示す特許文献1のチップス・ピッカーは蝶番機能を持った部材を伸ばした状態でテーブル等に置いておくと、指サックの挿入口が対向するとともにテーブルの面から低くかつ平行となり、指を挿入しづらかった。また、蝶番機能を持った部材を折り曲げた状態でも、使用する素材が適度な張り(弾性)を有するため、蝶番機能を持った部材が伸ばした状態に戻ろうとするため設置状態が不安定であった。
したがって、特許文献1のチップス・ピッカーでは、挿入口を上方向に向けることが困難で、片手で瞬時に装着することできないという問題があった。
本考案は、上記事情に鑑み、挿入口を上方向に向けることが可能で着脱が容易なつまみ用指サックを提供することを目的とする。
請求項1記載の考案は、エラストマーで形成されて弾性を有するつまみ用指サックであって、
一端に指を挿入できる挿入口を有する少なくとも三つの指サック部と、各該指サック部の挿入口側で各該指サック部を連結する連結板部と、を有し、
各該指サック部の挿入口を上方向に向けて、各該指サック部の他端部を設置面に当接させて不倒状態で設置可能であることを特徴とする。
一端に指を挿入できる挿入口を有する少なくとも三つの指サック部と、各該指サック部の挿入口側で各該指サック部を連結する連結板部と、を有し、
各該指サック部の挿入口を上方向に向けて、各該指サック部の他端部を設置面に当接させて不倒状態で設置可能であることを特徴とする。
請求項2記載の考案は、各該指サック部は、それぞれ該指サック部の挿入口から該指サック部の他端部側に向かって角錘状又は円錐状に形成され、それぞれ該指サック部の他端部と該指サック部の挿入口で形成される面とを結ぶ垂線の長さが同一となるように形成されていることを特徴とする。
請求項3記載の考案は、該指サック部が、該指サック部の挿入口方向から見て各該指サック部の他端部を結んだ線が三角形状又は四角形状又は五角形状となるように配設されていることを特徴とする。
請求項4記載の考案は、各該指サック部の少なくともつまみ対象物が当接する部分に滑り止め部が設けられていることを特徴とする。
請求項1記載の考案では、少なくとも三つの指サック部を、各指サック部の挿入口側で、連結板部によって連結している。そして、各指サック部の挿入口を上方向に向けて、各指サック部の他端部を設置面に当接させて不倒状態で設置可能である。これにより、設置面、例えば、テーブル上でつまみ用指サックの形態が安定するため、挿入口を上方向に向けることが容易で、片手で瞬時に装着することができる。
請求項2記載の考案では、各該指サック部を、それぞれ該指サック部の挿入口から該指サック部の他端部側に向かって角錘状又は円錐状に形成して、それぞれ該指サック部の他端部と該指サック部の挿入口で形成される面とを結ぶ垂線の長さが同一となるように形成している。これにより、設置状態が安定するとともに、挿入口を垂直に向けることができるので、つまみ用指サックの装着が容易となる。また、該指サック部の他端部が設置面と点接触となるため、例えば、スナック菓子を摘んで該指サック部に汚れが付着していても、設置面が汚れにくくなる。
請求項3記載の考案では、指サック部を挿入口方向から見て各該指サック部の他端部を結んだ線が三角形状又は四角形状又は五角形状となるように配設している。これにより、例えば、三本の指で摘む時は、三角形状のつまみ用指サック、四本の指で摘むときは四角形状のつまみ用指サックと、言うように、スナック菓子を摘む指に応じてつまみ用指サックを選択することができるので、スナック菓子の形状、量に応じたつまみ用指サックを使用することができる。
請求項4記載の考案では、各指サック部の少なくともつまみ対象物が当接する部分に滑り止め部を設けることで、つまみ対象物を摘むときの摩擦が大きくなるので、つまみ対象物を落とさずに食べることができる。
以下に、本考案の第1の実施形態を図面に基づいて説明する。以下の説明では、後述する指サック部3の挿入口2側を上とし、その反対側を下とする。
つまみ用指サック1は、図1に示すように、弾性を有するシリコーンゴムで形成され、三つの指サック部3と、各指サック部3を連結する連結板部4と、を備えて構成されている。
各指サック部3は、図1、3に示すように、それぞれ一端に指を挿入できる挿入口2を有して、挿入口2から下端部(他端部)5側に向かって三角錐状で、挿入された指の屈曲に応じて屈曲可能に形成されている。図4に示すように、それぞれ指サック部3の下端部5と指サック部3の挿入口2で形成される面とを結ぶ垂線の長さが同一となるように形成されている。各指サック部3は、平面視において、図3に示すように、各下端部5を結んだ線が三角形状となるように配置されている。図2、4に示すように、各指サック部3の内側を向いた側面が、つまみ対象物、ここでは、スナック菓子を摘む時にスナック菓子と当接する部分を含むつまみ面31となり、つまみ面31の全面には、シボ加工によって形成された滑り止め6が設けられている。
連結板部4は、図1、3に示すように、略三角形状かつ平板状で各指サック部3に挿入された指の屈曲に応じて屈曲可能に形成され、指サック部3の挿入口2の各中央側縁部21と連接されている。
つまみ用指サック1は、図1に示すように、指サック部3の挿入口2を上に向け、指サック部3の下端部5を設置面7に当接させ不倒状態で設置する。そして、図5に示すように、三本の指をそれぞれ各挿入口2に挿入してスナック菓子を摘んで使用する。
本考案の第1の実施形態のつまみ用指サック1では、少なくとも三つの指サック部3を、各指サック部3の挿入口2の各中央側縁部21で、連結板部4によって連結している。そして、指サック部3の挿入口2を上に向け指サック部3の下端部5を設置面7に当接させて不倒状態で設置可能である。これにより、設置面7上でつまみ用指サック1の形態が安定するため、挿入口2を上方向に向けることが容易で、片手で瞬時に装着することができる。
また、各指サック部3の挿入口2から下端部5までの長さを同一にして挿入口2から下端部5側に向かって三角錐状に形成している。これにより、設置状態が安定するとともに、挿入口2を垂直に向けることができるので、さらに、つまみ用指サック1の装着が容易となる。また、指サック部3の下端部5が設置面7と点接触となるため、例えば、スナック菓子を摘んで指サック部3に汚れが付着していても、設置面7が汚れにくくなる。
また、指サック部3を挿入口2方向から見て下端部5を結んだ線が三角形状となるように配設している。これにより、三本の指でスナック菓子を摘む時には、つまみ用指サック1を選択することができるので、スナック菓子の形状、量に応じたつまみ用指サックを使用することができる。
また、各指サック部3のつまみ面31に滑り止め6を設けることで、スナック菓子を摘むときの摩擦が大きくなるので、スナック菓子を落とさずに食べることができる。
本考案の第2の実施形態を図面に基づいて説明する。
つまみ用指サック1Aは、図6、7に示すように、弾性を有するシリコーンゴムで形成され、三つの指サック部3Aと、各指サック部3Aを連結する連結板部4Aと、を備えて構成されている。
各指サック部3Aは、図6に示すように、それぞれ一端に指を挿入できる挿入口2Aを有して、挿入口2Aから下端部5A側に向かって三角錐状で、挿入された指の屈曲に応じて屈曲可能に形成されている。各指サック部3Aは、第1の実施形態のつまみ用指サック1と同様に、それぞれ指サック部3Aの下端部5Aと指サック部3Aの挿入口2Aで形成される面とを結ぶ垂線の長さが同一となるように形成されている。各指サック部3Aは、図7に示すように、平面視におけるつまみ用指サック1Aの中心側に、各指サック部3Aの挿入口2Aの一頂点(以下、「中央側頂点8A」という。)が配置されている。各指サック部3Aは、平面視において各指サック部3Aの各下端部5Aを結んだ線が三角形状となるように配置されている。各指サック部3Aは、図6に示すように、各指サック部3Aの挿入口2Aの各中央側頂点8Aから下端部5Aを結ぶ稜線部9Aが形成されている。稜線部9Aを挟み、スナック菓子を摘む時にスナック菓子と当接する部分を含む各指サック部3Aの二つの側面全域には、シボ加工によって形成された滑り止め6Aが設けられている。
連結板部4Aは、図6、7に示すように、平板状で各指サック部3Aに挿入された指の屈曲に応じて屈曲可能に形成されている。連結板部4Aは、各指サック部3Aの挿入口2Aの各中央側頂点8Aと、指サック部3Aの挿入口2Aの各中央側頂点8Aを挟む二辺の各中央部10A、10Aと、で結ばれた部分である、挿入口2Aの各中央側縁部21Aと連接されている。連結板部4Aは、隣接する指サック部3Aの各中央部10A、10A間を、平面視におけるつまみ用指サック1Aの中心側に凹んだ円弧状に結んで形成されている。
本考案の第2の実施形態のつまみ用指サック1Aでは、片手で瞬時に装着することができ、設置面7が汚れにくくなる。スナック菓子の形状、量に応じたつまみ用指サックを使用することができ、スナック菓子を落とさずに食べることができる。と、いった効果を奏する。
上述した効果に加えて、連結板部4Aを、各指サック部3Aの挿入口2Aの各中央側頂点8Aと、指サック部3Aの挿入口2Aの各中央側頂点8Aを挟む二辺の各中央部10A、10Aと、で結ばれた挿入口2Aの各中央側縁部21Aと連接させ、かつ、隣接する指サック部3Aの各中央部10A、10A間を、平面視におけるつまみ用指サック1Aの中心側に凹んだ円弧状に結んで平板状に形成している。これにより、連結板部4Aの面積が小さくなり連結板部4Aが屈曲しやすくなるので、スナック菓子等をさらに摘みやすくすることができる。
本考案の第3の実施形態を図面に基づいて説明する。
つまみ用指サック1Bは、図8、9に示すように、弾性を有するシリコーンゴムで形成され、四つの指サック部3Bと、各指サック部3Bを連結する連結板部4Bと、を備えて構成されている。
各指サック部3Bは、図8に示すように、それぞれ一端に指を挿入できる挿入口2Bを有して、挿入口2Bから下端部5B側に向かって三角錐状で屈曲可能に形成されている。各指サック部3Bは、第1の実施形態のつまみ用指サック1と同様に、それぞれ指サック部3Bの下端部5Bと指サック部3Bの挿入口2Bで形成される面とを結ぶ垂線の長さが同一となるように形成されている。各指サック部3Bは、図9に示すように、平面視におけるつまみ用指サック1Bの中心側に、各指サック部3Bの挿入口2Bの一頂点(以下、「中央側頂点8B」という。)が配置されている。各指サック部3Bは、平面視において各指サック部3Bの各下端部5Bを結んだ線が四角形状となるように配置されている。各指サック部3Bは、図9に示すように、各指サック部3Bの挿入口2Bの各中央側頂点8Bから下端部5Bを結ぶ稜線部9Bが形成されている。稜線部9Bを挟みスナック菓子を摘む時にスナック菓子と当接する部分を含む各指サック部3Bの二つの側面全域には、シボ加工によって形成された滑り止め6Bが設けられている。
連結板部4Bは、図8、9に示すように、平板状で各指サック部3Bに挿入された指の屈曲に応じて屈曲可能に形成されている。連結板部4Bは、各指サック部3Bの挿入口2Bの各中央側頂点8Bと、指サック部3Bの挿入口2Bの各中央側頂点8Bを挟む二辺の各中央部10B、10Bと、で結ばれた部分である、挿入口2Bの各中央側縁部21Bと連接されている。連結板部4Bは、隣接する指サック部3Bの各中央部10B、10B間を、平面視におけるつまみ用指サック1Bの中心側に凹んだ円弧状に結んで略十字状に形成されている。
本考案の第3の実施形態のつまみ用指サック1Bでは、片手で瞬時に装着することができ、設置面7が汚れにくくなる、スナック菓子を落とさずに食べることができる。と、いった効果を奏する。
上述した効果に加えて、連結板部4Bを、各指サック部3Bの挿入口2Bの各中央側頂点8Bと、指サック部3Bの挿入口2Bの各中央側頂点8Bを挟む二辺の各中央部10B、10Bと、で結ばれた挿入口2Bの各中央側縁部21Bと連接させ、かつ、隣接する指サック部3Bの各中央部10B、10B間を、平面視におけるつまみ用指サック1Bの中心側に凹んだ円弧状に結んで平板状で略十字状に形成している。これにより、本考案の第1の実施形態のつまみ用指サック1の効果に加え、連結板部4Bの面積が小さくなり連結板部4Bが屈曲しやすくなるので、スナック菓子等をさらに摘みやすくすることができる。
また、各指サック部3Bを、平面視において各指サック部3Bの各下端部5Bを結んだ線が四角形状となるように配置している。している。これにより、四本の指でスナック菓子を摘む時には、つまみ用指サック1Bを選択することができるので、スナック菓子の形状、量に応じたつまみ用指サックを使用することができる。
本考案の第4の実施形態を図面に基づいて説明する。
つまみ用指サック1Cは、図10に示すように、弾性を有するシリコーンゴムで形成され、三つの指サック部3Cと、各指サック部3Cを連結する連結板部4Cと、を備えて構成されている。
各指サック部3Cは、図10、11に示すように、それぞれ一端に指を挿入できる挿入口2Cを有して、挿入口2Cから下端部5C側に向かって円筒状で、下端部5Cが、半球状に形成され、挿入された指の屈曲に応じて屈曲可能に形成されている。各指サック部3Cは、第1の実施形態のつまみ用指サック1と同様に、それぞれ指サック部3Cの下端部5Cと指サック部3Cの挿入口2Cで形成される面とを結ぶ垂線の長さが同一となるように形成されている。各指サック部3Cは、平面視において、図11に示すように、各下端部5Cを結んだ線が三角形状となるように配置されている。
連結板部4Cは、図10、11に示すように、略三角形状かつ平板状で各指サック部3Cに挿入された指の屈曲に応じて屈曲可能に形成され、指サック部3Cの挿入口2の開口縁部21Cと連接されている。
本考案の第4の実施形態のつまみ用指サック1Cでは、片手で瞬時に装着することができ、スナック菓子の形状、量に応じたつまみ用指サックを使用することができる。と、いった効果を奏する。
上述した効果に加えて、各指サック部3Cを、一端に指を挿入できる挿入口2Cを有して、挿入口2Cから下端部5C側に向かって円筒状で、下端部5Cが、半球状に形成されて、挿入された指の屈曲に応じて屈曲可能に形成している。これにより、各指サック部3Cは、指に近い形状となるため指にフィットし易くなる。また、下端部5Cと設置面7との設置面積が大きくなるので設置状態が安定する。
本考案の第5の実施形態を図面に基づいて説明する。以下の説明以外の構成は第4の実施形態と、同様のものとする。
つまみ用指サック1Dの各指サック部3Dは、図12に示すように、それぞれ一端に指を挿入できる挿入口2Dを有して、挿入口2Dから下端部5D側に向かって円錐状で、挿入された指の屈曲に応じて屈曲可能に形成されている。各指サック部3Dは、第1の実施形態のつまみ用指サック1と同様に、それぞれ指サック部3Dの下端部5Dと指サック部3Dの挿入口2Dで形成される面とを結ぶ垂線の長さが同一となるように形成されている。各指サック部3Dは、平面視において各下端部5Dを結んだ線が三角形状となるように配置されている。
本考案の第5の実施形態のつまみ用指サック1Dでは、片手で瞬時に装着することができ、設置面7が汚れにくくなる。スナック菓子の形状、量に応じたつまみ用指サックを使用することができる。と、いった効果を奏する。
本考案の第6の実施形態を図面に基づいて説明する。
つまみ用指サック1Eは、図13に示すように、弾性を有するシリコーンゴムで形成され、五つの指サック部3Eと、各指サック部3Eを連結する連結板部4Eと、を備えて構成されている。
各指サック部3Eは、図13、14に示すように、それぞれ一端に指を挿入できる挿入口2Eを有して、挿入口2Eから下端部5E側に向かって三角錐状で、挿入された指の屈曲に応じて屈曲可能に形成されている。各指サック部3Eは、第1の実施形態のつまみ用指サック1と同様に、それぞれ指サック部3Eの下端部5Eと指サック部3Eの挿入口2Eで形成される面とを結ぶ垂線の長さが同一となるように形成されている。各指サック部3Eは、図14に示すように、平面視におけるつまみ用指サック1Eの中心側に、各指サック部3Eの挿入口2Eの一頂点(以下、「中央側頂点8E」という。)が配置されている。各指サック部3Eは、平面視において各指サック部3Eの各下端部5Eを結んだ線が五角形状となるように配置されている。各指サック部3Eは、図13に示すように、各指サック部3Eの挿入口2Eの各中央側頂点8Eから下端部5Eを結ぶ稜線部9Eが形成されている。
連結板部4Eは、図13、14に示すように、平板状で各指サック部3Eに挿入された指の屈曲に応じて屈曲可能に形成されている。連結板部4Eは、各指サック部3Eの挿入口2Eの各中央側頂点8Eと、指サック部3Eの挿入口2Eの各中央側頂点8Eを挟む二辺の各中央部10E、10Eと、で結ばれた部分である、挿入口2Eの各中央側縁部21Eと連接されている。連結板部4Eは、隣接する指サック部3Eの各中央部10E、10E間を、平面視におけるつまみ用指サック1Eの中心側に凹んだ円弧状に結んで形成されている。
本考案の第6の実施形態のつまみ用指サック1Eでは、片手で瞬時に装着することができ、設置面7が汚れにくくなる。スナック菓子の形状、量に応じたつまみ用指サックを使用することができる。と、いった効果を奏する。
上述した効果に加えて、各指サック部3Eを、平面視において各指サック部3Eの各下端部5Eを結んだ線が五角形状となるように配置している。これにより、五本の指でスナック菓子を摘む時には、つまみ用指サック1Eを選択することができるので、スナック菓子の形状、量に応じたつまみ用指サックを使用することができる。
いずれの実施形態においても、使用する素材として、シリコーンゴムを用いているが、他の素材を用いることができる。例えば、水分や油分を透過しないエラストマー(合成ゴム、弾性プラスチック等、特に塩化ビニル、PVC、PPO。)を用いることができる。
また、指サック部の形状は、挿入口から下端部側に向かう四角錐状等の多角形状にしてもよい。
また、滑り止めは、全ての既存のものを用いることができ、指サック部の内面の、指が当接する部分に施してもよい。
1、1A、1B、1C、1D、1E つまみ用指サック
2、2A、2B、2C、2D、2E 挿入口
3、3A、3B、3C、3D、3E 指サック部
31 つまみ面
4、4A、4B、4C、4E 連結板部
5、5A、5B、5C、5D、5E 下端部(他端部)
6、6A、6B 滑り止め
7 設置面
2、2A、2B、2C、2D、2E 挿入口
3、3A、3B、3C、3D、3E 指サック部
31 つまみ面
4、4A、4B、4C、4E 連結板部
5、5A、5B、5C、5D、5E 下端部(他端部)
6、6A、6B 滑り止め
7 設置面
Claims (4)
- エラストマーで形成されて弾性を有するつまみ用指サックであって、
一端に指を挿入できる挿入口を有する少なくとも三つの指サック部と、各該指サック部の挿入口側で各該指サック部を連結する連結板部と、を有し、
各該指サック部の挿入口を上方向に向けて、各該指サック部の他端部を設置面に当接させて不倒状態で設置可能であることを特徴とするつまみ用指サック。 - 各該指サック部は、それぞれ該指サック部の挿入口から該指サック部の他端部側に向かって角錘状又は円錐状に形成され、それぞれ該指サック部の他端部と該指サック部の挿入口で形成される面とを結ぶ垂線の長さが同一となるように形成されていることを特徴とする請求項1記載のつまみ用指サック。
- 該指サック部が、該指サック部の挿入口方向から見て各該指サック部の他端部を結んだ線が三角形状又は四角形状又は五角形状となるように配設されていることを特徴とする請求項1又は2記載のつまみ用指サック。
- 各該指サック部の少なくともつまみ対象物が当接する部分に滑り止め部が設けられていることを特徴とする請求項1、2又は3記載のつまみ用指サック。
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Cited By (2)
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JP2013017496A (ja) * | 2011-07-07 | 2013-01-31 | Yoshihiko Koido | 鍼治療用押手装着具 |
JP2015020047A (ja) * | 2013-07-19 | 2015-02-02 | 安希子 松井 | お手軽万能指サック |
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