JP3159708U - 保温具キット及び保温具 - Google Patents
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Abstract
Description
このような保温具うち、簡易に使用できるものとして、袋体に蓄熱材を充填した可撓性を有する保温具を、電子レンジによって加熱して使用するものが提案され、実用化されている(例えば、特許文献1参照)。
また、電子レンジによって加熱して使用する保温具は、保温具の昇温温度を的確に把握しにくく、使用中に低温やけどを起こすことがあるという問題があった。
なお、この問題は、保温具として古くから用いられている湯たんぽにおいても、共通する問題であった。
この際、保温具は、急激に加熱されることなく、徐々に昇温するため、袋体が破裂して内部の蓄熱材が飛散することがなく、安全に使用することができる。
また、保温具を昇温させるために必要な熱量分に相当する量の湯に保温具を浸漬させることにより、保温具の昇温温度を的確に把握することができ、保温具の安全性を向上することができる。
この保温具キット1は、袋体2に蓄熱材3を充填した可撓性を有する保温具10と、この保温具10を湯に浸漬することによって昇温させるために使用される湯を収容する昇温用容器4とからなり、昇温用容器4に、保温具10の昇温させる温度に対応した湯量を示す表示5を設けるようにしている。
これによって、昇温用容器4を小型化することができる。
なお、昇温用容器4は、使用性、収納性及び携帯性を考慮して、ポリ塩化ビニル等の合成樹脂製の透明又は半透明の折り畳み可能な容器を好適に用いることができるが、剛性を有する容器を用いることもできる。
より具体的には、室内温度:T0[℃](通常、10〜15℃で計算する。)、保温具10の昇温させる温度:T1[℃]、保温具10に充填された蓄熱材3の質量:M[g]、比熱C[cal/g]、使用する湯の温度:T2[℃]とした場合の湯量:Q[ml]は、
Q=M・C・(T1−T0)/(T2−T1)
で算出することができる。
なお、湯量の算出に当たっては、保温具10を昇温させる間の放熱量を考慮に入れることが好ましい。
具体的には、図2に示すように、例えば、保温具10を40℃、45℃、50℃に昇温するために必要な湯量の表示として、100℃の湯を使用する場合の湯量の表示5Aのほか、90℃の湯及び80℃の湯を使用する場合の湯量の表示5B、5Cを設けることにより、湯沸かし器や電気ポット等の所定の温度の湯を使用する場合に対応できるようにする。
これにより、保温具10を昇温させるために使用する湯に、任意の温度の湯を使用することができる。
使用する湯は、湯沸かし器や電気ポット等の所定の温度の湯や、ガスコンロ等によって沸騰させた100℃の湯を用いることができる。
保温具10の使用温度は、使用者の好みによって決定することができ、昇温用容器4に設けられた表示5を目安に、湯量を加減することで、適宜温度に保温具10を昇温することができる。
そして、保温具10の使用温度を45℃としたい場合には、図3(b)に示すように、保温具10を収容した昇温用容器4に、例えば、100℃の湯Wを、表示5Aの使用温度45度を示す上側の短い表示(図3(b)に示すPの箇所)を目安に注ぐようにする。
この際、保温具10は、急激に加熱されることなく、徐々に昇温するため、袋体2が破裂して内部の蓄熱材3が飛散することがなく、安全に使用することができる。
また、保温具10を昇温させるために必要な熱量分に相当する量の湯に保温具10を浸漬させることにより、保温具10の昇温温度を的確に把握することができ、保温具の安全性を向上することができる。
この保温具11は、袋体2に蓄熱材3を充填した可撓性を有する保温具であって、蓄熱材3に感温性発色剤6を含有させるようにしている。
袋体2は、上記実施例1と同様に、ポリ塩化ビニル等の合成樹脂製のものを使用するが、昇温過程において、感温性発色剤6の発色を目視することができるように無色透明のものを使用することが望ましい。
このとき、感温性発色剤6に、異なる温度で異なる色に発色する2種類以上の感温性発色剤6を併せて用いることができる。
なお、上記色の組み合わせは、特にこれに限定されず、示温インクを適宜組み合わせることにより、色及び当該色が出現する温度を任意に設定することができる。
また、適用対象も、家庭用の保温具の用途のほか、宿泊施設における客室サービスの用途、病院で使用するホットパックの用途等、広く一般の保温具の用途に用いることができる。
10 保温具
11 保温具
2 袋体
3 蓄熱材
4 昇温用容器
5 表示
5A 表示
5B 表示
5C 表示
6 感温性発色剤
6A 示温インク
6B 示温インク
6C 示温インク
W 湯
このような保温具うち、簡易に使用できるものとして、袋体に蓄熱材を充填した可撓性を有する保温具を、電子レンジによって加熱して使用するものが提案され、実用化されている(例えば、特許文献1参照)。
また、電子レンジによって加熱して使用する保温具は、保温具の昇温温度を的確に把握しにくく、使用中に低温やけどを起こすことがあるという問題があった。
なお、この問題は、保温具として古くから用いられている湯たんぽにおいても、共通する問題であった。
この際、保温具は、急激に加熱されることなく、徐々に昇温するため、袋体が破裂して内部の蓄熱材が飛散することがなく、安全に使用することができる。
また、保温具を昇温させるために必要な熱量分に相当する量の湯に保温具を浸漬させることにより、保温具の昇温温度を的確に把握することができ、保温具の安全性を向上することができる。
この保温具キット1は、袋体2に蓄熱材3を充填した可撓性を有する保温具10と、この保温具10を湯に浸漬することによって昇温させるために使用される湯を収容する昇温用容器4とからなり、昇温用容器4に、保温具10の昇温させる温度に対応した湯量を示す表示5を設けるようにしている。
これによって、昇温用容器4を小型化することができる。
なお、昇温用容器4は、使用性、収納性及び携帯性を考慮して、ポリ塩化ビニル等の合成樹脂製の透明又は半透明の折り畳み可能な容器を好適に用いることができるが、剛性を有する容器を用いることもできる。
より具体的には、室内温度:T0[℃](通常、10〜15℃で計算する。)、保温具10の昇温させる温度:T1[℃]、保温具10に充填された蓄熱材3の質量:M[g]、比熱C[cal/g]、使用する湯の温度:T2[℃]とした場合の湯量:Q[ml]は、
Q=M・C・(T1−T0)/(T2−T1)
で算出することができる。
なお、湯量の算出に当たっては、保温具10を昇温させる間の放熱量を考慮に入れることが好ましい。
具体的には、図2に示すように、例えば、保温具10を40℃、45℃、50℃に昇温するために必要な湯量の表示として、100℃の湯を使用する場合の湯量の表示5Aのほか、90℃の湯及び80℃の湯を使用する場合の湯量の表示5B、5Cを設けることにより、湯沸かし器や電気ポット等の所定の温度の湯を使用する場合に対応できるようにする。
これにより、保温具10を昇温させるために使用する湯に、任意の温度の湯を使用することができる。
使用する湯は、湯沸かし器や電気ポット等の所定の温度の湯や、ガスコンロ等によって沸騰させた100℃の湯を用いることができる。
保温具10の使用温度は、使用者の好みによって決定することができ、昇温用容器4に設けられた表示5を目安に、湯量を加減することで、適宜温度に保温具10を昇温することができる。
そして、保温具10の使用温度を45℃としたい場合には、図3(b)に示すように、保温具10を収容した昇温用容器4に、例えば、100℃の湯Wを、表示5Aの使用温度45度を示す上側の短い表示(図3(b)に示すPの箇所)を目安に注ぐようにする。
この際、保温具10は、急激に加熱されることなく、徐々に昇温するため、袋体2が破裂して内部の蓄熱材3が飛散することがなく、安全に使用することができる。
また、保温具10を昇温させるために必要な熱量分に相当する量の湯に保温具10を浸漬させることにより、保温具10の昇温温度を的確に把握することができ、保温具の安全性を向上することができる。
この保温具11は、袋体2に蓄熱材3を充填した可撓性を有する保温具であって、蓄熱材3に感温性発色剤6を含有させるようにしている。
袋体2は、上記実施例1と同様に、ポリ塩化ビニル等の合成樹脂製のものを使用するが、昇温過程において、感温性発色剤6の発色を目視することができるように無色透明のものを使用することが望ましい。
このとき、感温性発色剤6に、異なる温度で異なる色に発色する2種類以上の感温性発色剤6を併せて用いることができる。
なお、上記色の組み合わせは、特にこれに限定されず、示温インクを適宜組み合わせることにより、色及び当該色が出現する温度を任意に設定することができる。
また、適用対象も、家庭用の保温具の用途のほか、宿泊施設における客室サービスの用途、病院で使用するホットパックの用途等、広く一般の保温具の用途に用いることができる。
10 保温具
11 保温具
2 袋体
3 蓄熱材
4 昇温用容器
5 表示
5A 表示
5B 表示
5C 表示
6 感温性発色剤
6A 示温インク
6B 示温インク
6C 示温インク
W 湯
Claims (4)
- 袋体に蓄熱材を充填した可撓性を有する保温具と、該保温具を湯に浸漬することによって昇温させるために使用される湯を収容する昇温用容器とからなる保温具キットであって、昇温用容器に、保温具の昇温させる温度に対応した湯量を示す表示を設けてなることを特徴とする保温具キット。
- 前記保温具の昇温させる温度に対応した湯量を示す表示を、使用する湯の温度別に設けてなることを特徴とする請求項1記載の保温具キット。
- 袋体に蓄熱材を充填した可撓性を有する保温具において、蓄熱材に感温性発色剤を含有させてなることを特徴とする保温具。
- 前記感温性発色剤に、異なる温度で異なる色に発色する2種類以上の感温性発色剤を併せて用いたことを特徴とする請求項3記載の保温具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010000046U JP3159708U (ja) | 2010-01-06 | 2010-01-06 | 保温具キット及び保温具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010000046U JP3159708U (ja) | 2010-01-06 | 2010-01-06 | 保温具キット及び保温具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3159708U true JP3159708U (ja) | 2010-06-03 |
Family
ID=54862955
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010000046U Expired - Lifetime JP3159708U (ja) | 2010-01-06 | 2010-01-06 | 保温具キット及び保温具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3159708U (ja) |
-
2010
- 2010-01-06 JP JP2010000046U patent/JP3159708U/ja not_active Expired - Lifetime
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