JP3159414U - スクリュースタンド - Google Patents
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Abstract
Description
滅菌済みマイクロスクリューのみが梱包出荷されるものは、手術時にピンセット等に挟んでドライバービットに取り付ける必要があり、操作が困難である。
また、「スクリュー受け穴40の中心40c」とは、図2のようにスクリュースタンド10の上面から見たときに、スクリュー受け穴40の中心点を指す。
スクリュー受け穴40は、本体20の上面22から下面24まで貫通したスリット30に沿って形成されている。よって、本体10の上面22側から観察すると、スリット30によって、スクリュー受け穴40の中央を通る帯状の部分が除去されたように見える(図2、図5)。また、スリット30の内壁30s1側から観察すると、スクリュー受け穴40が形成されている上側部分には、傾斜部50と座ぐり穴60に対応する凹部が形成され、下側部分は平坦になっている(図4)。
本考案のスクリュースタンド10を用いると、マイクロスクリュー90のセットが極めて簡単かつ迅速なので、セットにかかる時間と手間を減らすことができる。
図4に示すように、枠部28の上側が本体20の上面22よりも突出しているのが好ましい。これにより、マイクロスクリュー90をセットする際に、スクリュー受け穴40に入れ損なって本体20の表面22を転がるマイクロスクリュー90が、本体20から落下するのを防止できる。
また、枠部28の下側が本体20の下面24よりも突出しているのが好ましい。これにより、スクリュースタンド10を台等の上に置いたときに本体20の下面が直接接触しないので、マイクロスクリュー90の汚染防止に効果的である。
1.スクリュー受け穴40に、マイクロスクリュー90を投入する、
2.ステップ1で正しくセットされなかったマイクロスクリュー90を、まとめてセットしなおす、
3.さらに、ステップ2でも正しくセットできなかったマイクロスクリュー90を個々にセットしなおす、
4.ドライバー80のドライバービット84にマイクロスクリュー90を取り付ける、
の4ステップで行われる。
本体20を水平にした状態で、1つのスクリュー受け穴40に、1つのマイクロスクリュー90を投入する。マイクロスクリュー90は、スクリュー受け穴40の上側に形成された傾斜部50の表面を座ぐり穴に向かって滑り落ちる。座ぐり穴60に達したマイクロスクリュー90は、脚部94がスリット30に入り込み、頭部92が座ぐり穴60の座面62に引っかかって、スクリュースタンド10に正しくセットされる。
特に、傾斜部の開口角度θ1が50°〜75°であるのが好ましい。θ1が75°以下であると、スクリュー受け穴40にマイクロスクリュー90を投入しただけで、正しくセットされる確率を高めることができる。
ステップ2では、本体20を傾けないようにして、スクリュースタンド10を前後あるいは左右に軽く揺する。これにより、正しくセットされなかったマイクロスクリュー90(例えば、傾斜部50の内面に引っかかって止まってしまったマイクロスクリュー90)に振動を与えて、マイクロスクリュー90を揺動させる。本考案のスクリュースタンド10は、スクリュー受け穴40の構造により、マイクロスクリュー90が正しくセットされやすくなっているので、揺動したマイクロスクリュー90は、自然と正しくセットされる。ステップ2では、複数のマイクロスクリュー90に同時に振動を与えられるので、複数のマイクロスクリュー90を同時にセットしなおすことができる。
なお、図4のように枠部28の上側が本体20の上面22よりも突出していると、スクリュースタンド10を揺すったときに、マイクロスクリュー90がスクリュースタンド10から落下するのを防止する効果がある。
ステップ3では、ステップ2では正しくセットできなかったマイクロスクリュー90を、さらにセットしなおすことを目的としている。例えば、頭部92が、下を向いた状態で座ぐり穴60に保持されてしまうと、マイクロスクリュー90は、脚部94が上向きの状態で安定してしまう。そのため、ステップ2でスクリュースタンド10を揺すったくらいでは、正しくセットされないことがある。
そこで、ステップ3では、例えば、ドライバービット84やピンセットを用いて、マイクロスクリュー90の脚部94を回転させる。このとき、スリット30の長手方向に沿って脚部94を倒すと、座ぐり穴60に保持された頭部92を中心に、脚部94が、軌跡94rに沿って回転する(図4(a))。これにより、マイクロスクリュー90を正しくセットすることができる。
なお、ステップ3では、マイクロスクリュー90を1つずつセットしなおす必要がある。
もし、脚部94を入れる空間が、従来のような穴(例えば、引用文献1の垂直穴54)であるなら、マイクロスクリュー90をセットしなおすには、ピンセット等の把持機能のある器具を用いてマイクロスクリュー90を一旦つまみ上げ、そして脚部94を穴の中に確実に挿入する必要があった。
しかしながら、本考案であれば、脚部94をスリット30に沿って倒すだけでよいので、ピンセット等の把持機能のある器具を必要としない。正しくセットされていないマイクロスクリュー90が比較的不安定な状態なら「ステップ2」の方法で、比較的安定した状態でも「ステップ3」の方法で、正しくセットしなおすことができる。すなわち、本考案は、スリット30を備えることにより、マイクロスクリュー90をスクリュースタンド10に正しくセットするまでにかかる時間と手間を省くことができる。
スクリュースタンド10にセットしたマイクロスクリュー90を、ドライバー80のドライバービット84(図8)に取り付ける。ドライバービット84の先端84aは、マイクロスクリュー90の頭部92に形成された穴(例えば十字穴)に緊密に嵌り込む寸法形状に形成されている。先端84aと十字穴とを確実に嵌め合うことにより、マイクロスクリュー90をスクリュースタンド10からピックアップし、使用位置(例えば頭蓋骨)まで運び、そして頭蓋骨に螺入するまで、マイクロスクリュー90を先端84aに保持することができる。
なお、上記の説明から明らかなように、ステップ1で全てのマイクロスクリュー90が正しくセットされれば、ステップ2〜ステップ3を省略することができる。また、ステップ1に続いてステップ2を行うことで、全てのマイクロスクリュー90が正しくセットされれば、ステップ3を省略することができる。
滅菌処理が可能な材料としては、ステンレス、チタン等の金属材料、及びフッ素樹脂(PTFE(例えばテフロン(登録商標)等))、ポリアセタール(POM)、MCナイロン、シリコンゴム、ポリエチレン(PE)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリスチレン(PS)、ポリプロピレン(PP)、ポリメチルメタクリレート(PMMA)等の高分子材料が挙げられる。特に、加工性と入手容易性とを考慮すると、フッ素樹脂(PTFE(例えばテフロン(登録商標)等))が好適である。
ここまでは、図9(a)のように、開口角度θ1が一定(断面図において、内面52が直線)の傾斜部50を備えたスクリュースタンド10を例示してきた。そのような傾斜部50は、機械加工で形成しやすい点で有利である。
しかしながら、本考案は、それ以外の形状を有する傾斜部50を備えることもできる。
図9(b)は、傾斜部501の中間領域から座ぐり穴60までが狭いので、セット後のマイクロスクリュー90の頭部92を視認しにくい。そこで、図10(a)のように、傾斜部503の上側領域503aと下側領域503cはそのままで、中間領域503bだけ開口角度を一定(θ2)にするのが好ましい。中間領域503bの内面52の凸部が除去されて平坦になるので、傾斜部503内の視認性が向上する。視認性の効果を高めるためには、中間領域503bの開口角度θ2を50°〜90°の範囲にするのが好ましい。
また、下側領域503cは図9(b)と同様であるため、「ステップ1」で正しくセットされるマイクロスクリュー90の確率を高めて、ステップ2及びステップ3にかかる時間を短縮又は省略することができる効果も得ることができる。
また、下側領域504cは図9(c)と同様であるため、「ステップ4」でマイクロスクリュー90の十字穴にドライバービット84の先端84aを嵌め込みやすく、ステップ4にかかる時間を短縮することができる効果も得ることができる。
20 本体
30 スリット
30c スリットの中心線
30w スリットの幅
40 スクリュー受け穴
40c スクリュー受け穴の中心
42 スクリュー受け穴の上側部分
44 スクリュー受け穴の下側部分
50 傾斜部
52 傾斜部の内面
60 座ぐり穴
62 座面
80 ドライバー
82 ドライバーの把持部
84 ドライバービット
90 マイクロスクリュー
92 マイクロスクリューの頭部
94 マイクロスクリューの脚部
Claims (10)
- 外科手術用のマイクロスクリューを保持するためのスクリュースタンドであって、
前記スクリュースタンドの本体は、1本以上のスリットと、前記スリットの中心線に中心がある複数のスクリュー受け穴と、を有し、
前記スクリュー受け穴は、
漏斗状の傾斜部から成る上側部分と、
前記スリットの幅より大きい直径の座ぐり穴から成る下側部分と、を含み、
前記スリットの前記幅は、前記マイクロスクリューの脚部の直径より大きく、前記マイクロスクリューの頭部の直径より小さく、
前記座ぐり穴の直径は、前記マイクロスクリューの前記頭部の直径より大きく、
前記座ぐり穴の座面から前記本体の下面までの前記スリットの深さが、前記マイクロスクリューの前記脚部の長さよりも深いことを特徴とするスクリュースタンド。 - 前記傾斜部の開口部の直径が、前記座ぐり穴の前記直径の4倍以上であることを特徴とする請求項1に記載のスクリュースタンド。
- 前記傾斜部の開口角度が一定であることを特徴とする請求項1又は2に記載のスクリュースタンド。
- 前記傾斜部の開口角度が50°〜90°であることを特徴とする請求項3に記載のスクリュースタンド。
- 前記傾斜部の開口角度が、上から下にむかって増加することを特徴とする請求項1又は2に記載のスクリュースタンド。
- 前記傾斜部の開口角度が、上から下にむかって減少することを特徴とする請求項1又は2に記載のスクリュースタンド。
- 前記傾斜部の中間領域に、開口角度が一定の領域を含むことを特徴とする請求項5又は6に記載のスクリュースタンド。
- 前記傾斜部の前記中間領域の開口角度が50°〜90°であることを特徴とする請求項7に記載のスクリュースタンド。
- 前記本体が、滅菌処理が可能な材料から成ることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のスクリュースタンド。
- 前記材料が、フッ素樹脂から成ることを特徴とする請求項9に記載のスクリュースタンド。
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