JP3158179U - 節水型水栓具 - Google Patents
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Abstract
【課題】使用者に違和感を感じさせることなく効果的に節水できる短い吐出管タイプの水栓具の提供を目的とする。【解決手段】開閉バルブを備えた本体部に短管を連結した水栓具であって、本体部と短管との連結部に節水駒を有し、短管の吐出口端部に泡沫具を有することを特徴とする。【選択図】 図１
Description
本考案は開閉バルブを備えた本体部に短い吐出管を連結した水栓具に関する。
学校、福祉施設等の共同生活施設やキャンプ場の共同給水施設等においては、図５に示すような水栓具からなる蛇口が設けられている場合が多い。
図５に示すような蛇口には、開閉バルブ１１１を備えた水栓具の本体部１１０にアール曲げ形状の短管１２０が連結されている。
この種の水栓具に例えば特許文献１に示すような公知の節水駒を装着する場合に、開閉バルブを備えた本体部１１１と短管１２０との連結部に節水駒を装着することになるが、節水駒から短管吐出口までの流路長さが短いために装着した節水駒にて分散、分流されたままの状態で吐出するので水道水の使用者は違和感を感じてしまう問題があった。
図５に示すような蛇口には、開閉バルブ１１１を備えた水栓具の本体部１１０にアール曲げ形状の短管１２０が連結されている。
この種の水栓具に例えば特許文献１に示すような公知の節水駒を装着する場合に、開閉バルブを備えた本体部１１１と短管１２０との連結部に節水駒を装着することになるが、節水駒から短管吐出口までの流路長さが短いために装着した節水駒にて分散、分流されたままの状態で吐出するので水道水の使用者は違和感を感じてしまう問題があった。
本考案は、使用者に違和感を感じさせることなく効果的に節水できる短い吐出管タイプの水栓具の提供を目的とする。
本考案に係る節水型水栓具は、開閉バルブを備えた本体部に短管を連結した水栓具であって、本体部と短管との連結部に節水駒を有し、短管の吐出口端部に泡沫具を有することを特徴とする。
本考案において短管は流路長さが２００ｍｍ以下の短い吐出管をいい、好ましくは流路長さが５０〜１５０ｍｍのアール曲げ形状を有する。
また、節水駒は水道水の流路途中に装着することで通水量を絞ることができるものをいい、本考案では水栓具の本体部に連結する上記短管の内径よりも小さい孔径の通水孔を１つ又は２つ以上設けた着脱自在の節水駒をいう。
水栓具にかかる原水の水圧や目的とする節水量に合せて節水駒を選択使用する。
また、節水駒は水道水の流路途中に装着することで通水量を絞ることができるものをいい、本考案では水栓具の本体部に連結する上記短管の内径よりも小さい孔径の通水孔を１つ又は２つ以上設けた着脱自在の節水駒をいう。
水栓具にかかる原水の水圧や目的とする節水量に合せて節水駒を選択使用する。
本考案で泡沫具は、節水駒で分水、分流された通水のみだれを泡沫通水化できるものをいい、着脱自在のものが好ましい。
本考案に係る水栓具にあっては、開閉バルブを備えた本体部と短管からなる吐出管との連結部に節水駒を設けて通水量を絞っても、それにより生じた分水や乱流を短管の吐出口に設けた泡沫具にて泡沫化するので使用者に違和感を感じさせることなく節水できる。
本考案に係る節水型水栓具の部品構成例を図１に示し、これらの部品を組み立てた状態を図２に示す。
水栓具は通水開閉用のバルブ１１を備えた本体部１０に連結するアール形状の短管２０を有する。
本体部１０の一方に水道水の原水側への取付部１３を有し、他方に連結雄ねじ部１２を有し、バルブ１１には弁杆１６を連結し、その先に止水弁体１５を有する。
水栓具は通水開閉用のバルブ１１を備えた本体部１０に連結するアール形状の短管２０を有する。
本体部１０の一方に水道水の原水側への取付部１３を有し、他方に連結雄ねじ部１２を有し、バルブ１１には弁杆１６を連結し、その先に止水弁体１５を有する。
短管２０は流路長さ５０〜１５０ｍｍのアール形状を有し、本体部１０側に短管２０の本体に対して回転自在の連結ナット２１を設け、この連結ナット２１を本体部１０の連結雄ねじ部１２に螺着する構造になっていて、この連結部の内側に節水駒３０を装着する。
節水駒３０は図３に示すように、本体部１０と短管２０との間に挟み込むつば部３４を有し、通水の上流面３１から下流面３２に向けて貫通した通水孔３３を有する。
通水孔３３は短管２０の内径よりも小さい孔径であり、ストレート状でも螺旋状でもよく、その孔数も本実施例では３つになっているが、１つあるいは２つ以上でもよい。
節水量に合せて適宜選択使用される。
節水駒３０は図３に示すように、本体部１０と短管２０との間に挟み込むつば部３４を有し、通水の上流面３１から下流面３２に向けて貫通した通水孔３３を有する。
通水孔３３は短管２０の内径よりも小さい孔径であり、ストレート状でも螺旋状でもよく、その孔数も本実施例では３つになっているが、１つあるいは２つ以上でもよい。
節水量に合せて適宜選択使用される。
短管２０の吐出側には雄ねじ部２２を有し、これに螺着する保持ナット２３を有し、保持ナット２３の内側に泡沫具４０を装着し、図４（ｃ）に示すようなシール材２４を介して短管２０に取り付ける。
泡沫具４０は図４に示すように通水の分散突片４２と網部４３を有する例になっている。
泡沫化できるものであればこれに限定されるものでなく、公知の各種泡沫具を用いることができる。
泡沫具４０は図４に示すように通水の分散突片４２と網部４３を有する例になっている。
泡沫化できるものであればこれに限定されるものでなく、公知の各種泡沫具を用いることができる。
１０ 本体部
１１ バルブ
１２ 連結雄ねじ部
１３ 取付部
２０ 短管
２１ 連結ナット
２２ 雄ねじ部
２３ 保持ナット
３０ 節水駒
４０ 泡沫具
１１ バルブ
１２ 連結雄ねじ部
１３ 取付部
２０ 短管
２１ 連結ナット
２２ 雄ねじ部
２３ 保持ナット
３０ 節水駒
４０ 泡沫具
Claims (3)
- 開閉バルブを備えた本体部に短管を連結した水栓具であって、
本体部と短管との連結部に節水駒を有し、
短管の吐出口端部に泡沫具を有することを特徴とする節水型水栓具。 - 節水駒及び泡沫具は着脱自在であることを特徴とする請求項１記載の節水型水栓具。
- 短管は流路長さが５０〜１５０ｍｍのアール曲げ形状を有することを特徴とする請求項１又は２記載の節水型水栓具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2010000052U JP3158179U (ja) | 2010-01-06 | 2010-01-06 | 節水型水栓具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2010000052U JP3158179U (ja) | 2010-01-06 | 2010-01-06 | 節水型水栓具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3158179U true JP3158179U (ja) | 2010-03-18 |
Family
ID=54861775
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2010000052U Expired - Lifetime JP3158179U (ja) | 2010-01-06 | 2010-01-06 | 節水型水栓具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3158179U (ja) |
-
2010
- 2010-01-06 JP JP2010000052U patent/JP3158179U/ja not_active Expired - Lifetime
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