JP3158112B2 - 乳用家畜を清潔に飼育する装置 - Google Patents

乳用家畜を清潔に飼育する装置

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JP3158112B2 JP11041999A JP11041999A JP3158112B2 JP 3158112 B2 JP3158112 B2 JP 3158112B2 JP 11041999 A JP11041999 A JP 11041999A JP 11041999 A JP11041999 A JP 11041999A JP 3158112 B2 JP3158112 B2 JP 3158112B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は乳牛などの乳用家畜を清
潔に飼育する装置、より詳しくは家畜の収容施設を備え
た装置に関する。このタイプの装置は従来囲い式畜舎や
行動自由な開放式畜舎、あるいは牧場の形態にある。
【0002】
【従来の技術】このような収容施設は、乳用家畜が所を
選ばず糞を堆積させるという重大な欠点を持つ。家畜が
横たわったとき汚れるのは特に乳房であるため、各家畜
の乳房を手で洗浄する必要があるが、他方家畜の他の部
分も同様に汚れる。更に、糞は床にしいたわらや尿と混
合するため、それらは家畜小屋の床を著しく汚染する。
家畜小屋の清掃は労力と長時間を費やすため、コストの
高い作業である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこうした従来
技術の欠点を改善することを目的とする。本発明によれ
ば、装置は給飼設備のような手段を含み、該手段は家畜
が糞を堆積する区域に近接して設置され、家畜が好んで
その装置に糞をするような構造になっている。特に、堆
積区域は水洗便所システムを含む。本発明は乳牛ばかり
でなく、清潔であることが望ましい他の家畜にとっても
重要である。乳牛について、衛生的・効率的な牛乳生産
に関連し、次の事項を記述すべきである。 a.人々が消毒する牛乳に、糞中の細菌が侵入すること
を阻止するため、乳牛は最大限に清潔であるべきこと。 b.乳用家畜は隔離した清潔な層、例えば清潔な乾燥し
たわらの上で快適に横たわる可能性をもつべきで、その
結果寒冷期でも温暖、有利な条件下で最大量の乳を生産
できる。 c.乳用家畜は収容施設内、即ち開放式畜舎、囲い式畜
舎または牧場で自由に動き回ることができる必要があ
り、その結果血液の循環、牛乳の産出が促進される。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴によれば、
堆積区域は家畜を一時的にそこに保留する手段を含む。
家畜を堆積区域に一時保留する手段は、電気的または電
子的に調整する施錠手段を含むことができる。本発明に
よる特別実施例で施錠手段は棒を含み、少くともその1
つが調整可能であり、その棒を動物の首の両側部に配置
できる。他の実施例では、該施錠手段は更に取り囲まれ
た堆積区域の部分を形成する少くとも1つのドアを含
む。双方の実施例で、糞が堆積した後に、施錠手段を解
除する調整部材を保留手段は含むことができる。本発明
の特徴によれば、堆積区域は床上およびそこにいる家畜
の後側付近に配置した(格子)すのこを備える。特に、
該装置は堆積区域、とりわけ(格子)すのこを洗い流す
ための洗浄手段を含むことができる。
【0005】本発明の別の特徴によれば、家畜が糞を堆
積したかどうかの事実を確証する手段、好適には電子的
手段を設ける。第1の実施例で、電子手段は堆積区域内
にいる家畜の後側近く、床上の(格子)すのこの棒に取
り付けた少くとも1個のセンサーを含むことができる。
第2の実施例で、電子手段は採集要素または糞を集める
ための溝を取り付けた好適には赤外線センサーを含み、
該採集要素または溝を床の(格子)すのこの下側で、堆
積区域にいる家畜の後側に配置する。後の実施例では、
糞の堆積後、採集要素または溝にアンモニア結合材を供
給するため、アンモニア結合材供給手段を設置できるこ
とは極めて有用である。双方の実施例で供飼設備を駆動
することにより、家畜が糞をした後で飼料を供給する調
整装置を含むことができる。
【0006】本発明の別の特徴によれば、堆積区域は家
畜用洗浄場を含む。この洗浄場を堆積区域にいる動物の
後側付近に配置することが好適である。本発明によれ
ば、堆積区域は更に搾乳装置を含むことが可能である。
本発明の別の特徴によれば、堆積区域は音響装置を含
む。特別な実施例で、この音響装置はキーキーした音や
落下する飼料、落下する水の擬音をつくる手段を含むこ
とが可能である。本発明によれば、堆積区域は可動であ
ることも可能である。更に、本発明の別の特徴によれ
ば、前述したように、乳用家畜が糞を堆積すべき区域付
近に設置され、家畜が装置内で脱糞を助長されるような
構造になっている促進手段は時計と、電気信号を発生す
る時計と連結した部材を含む。特別実施例で該促進手段
は家畜に取り付けた拡声器を含む。別の実施例で、堆積
区域に取り付けた拡声器を備えるコール装置を含み、該
拡声器は家畜に好まれる音の製造システムと連結してい
る。
【0007】本発明の別の特徴によれば、阻止手段を設
け、該手段を乳用家畜に取り付けるか、収容施設に配置
し、該手段は家畜が堆積区域外の区域で糞をする意欲を
阻止するような構造になっている。故に本発明は乳牛な
どの清潔な乳用家畜を飼育する装置と関連であり、該装
置は家畜収容施設を設け、乳用家畜に取り付けるか収容
施設に配置するかした手段を含み、該手段が家畜が堆積
区域外の場所で糞をする意欲を阻止するような構造を成
すことを特徴とする。特別実施例で、阻止手段は1個ま
たは複数の拡声器を含む。更に、家畜に不快な音をつく
る部材を家畜に取り付けた拡声器に連結することができ
る。本発明の更に別の特徴によれば、装置の1部は家畜
の尾を押し込んだ可撓性の管を含むことが可能であり、
該部分は管の変形により互いに接触できる1個または複
数のセンサーまたはコンタクトを含む。その場合、部材
を家畜に取り付け可能であり、該コンタクトが閉じる
と、該部材は家畜に不快な音をその頭近くで発する。本
発明の別の特徴によれば、センサーは糞や尿に接触する
と反応する。後者の場合、センサーを管上に適用し動物
が好まない音を頭近くで発生させることが可能である。
【0008】本発明によれば、方向指示手段を設置可能
で、軽い電気ショックをつくる要素と共に、該手段を動
物に適合できる。該装置は左側または右側に所定の信号
を受け、あるいはどちらにも信号に受けずに動物が所定
の方向に出発するような仕組みである。従って、本発明
は同じく乳牛などの清潔な乳用家畜に飼育する装置に関
連し、該装置は家畜が動き回れる家畜収容施設を含み、
軽いショックをつくる要素と共に、家畜に適用可能な方
向指示手段を設け、該装置は左側または右側で信号を受
けた後あるいはいずれの側にも信号がないとき、所定の
方向に決められて家畜が出発するような仕組みである。
特別な実施例で、指示手段はコンパスまたはラジオ装置
を含む。ショックをつくる要素は電気的性質からショッ
クを生成できる。ショック生成要素を家畜の両側に配置
する。特別実施例で、上記の所定信号は家畜の後側から
来て、家畜が脱糞したい際につくられる信号である。家
畜が堆積区域に誘導されるようなやり方で、信号を該要
素に適用することが可能である。
【0009】本発明の特徴によれば、家畜は家畜を識別
する電子手段と連携する識別カラーを身につける。この
電子手段はどの家畜が堆積区域に糞をしたかを確証する
センサーと連携する。特に電子手段の1部は家畜の方向
探知部材を含む。この方向探知部材はラジオ送信システ
ムを含む。本発明によれば、家畜収容施設は行動自由な
開放式畜舎、行動自由な囲い式畜舎または牧場であり得
る。本発明によれば、収容施設、肥やし貯蔵空間に家畜
が糞を堆積すべき堆積区域を少なくとも1つ配置する。
特に堆積区域は水洗便所システムを含む。本発明の発想
によって、家畜が所定区域、水洗便所システムに糞をさ
せることが可能になり、この関連から若干の技術手段を
利用できる。家畜すべての糞は水洗便所システムから肥
やし貯蔵室へ直接自動的に放出される結果、収容施設の
汚染は大幅に減少する。糞が堆積される水洗便所システ
ムを更に乳房の洗い場、給飼場、および水洗便所内にい
る各家畜を自動的または非自動的に搾乳するための搾乳
室としても利用する。
【0010】本発明の特徴によれば、1つの堆積区域は
家畜約40頭を収容する施設に備えられる。本発明の別
の特徴によれば、堆積区域を水で洗い流すことができ
る。別の特徴によれば、堆積区域は家畜用の給飼システ
ムおよび(または)洗い場を含む。後者の場合、洗い場
を堆積区域内にいる家畜の後側近くに配置できる。本発
明によれば、堆積区域は搾乳器具を含むことができる。
更に本発明は特に乳牛のような乳用家畜の搾乳室に関
し、該搾乳室は家畜を搾乳するための領域を設け、搾乳
室が可動性で、家畜の各部分を洗浄するための洗い場を
含むことを特徴とする。搾乳室は搾乳区域内にいる家畜
の糞を排出するシステムを含むことができる。搾乳区域
はそこにいる家畜の後側付近に配置したすのこ床を設け
ることが可能である。搾乳区域は家畜がうえに糞をした
かどうか確認するためのセンサー、1個または複数個を
備えることを特徴とする。センサーをすのこに取り付け
可能である。搾乳区域は家畜の後側付近に配置できる1
個または複数の散水器を備えることが可能である。セン
サーが働くと、散水器を作動させる手段を設けることが
できる。
【0011】本発明によれば、搾乳室は搾乳区域内また
はその近くに配置した容器に、家畜が糞をすることを助
長する手段を設置できる。従って本発明も乳牛などの乳
用家畜の搾乳するための搾乳室にも関し、搾乳室内また
はその近くに配置した容器に、家畜が糞をするよう助長
する手段を含むことを特徴とする。容器を肥やし貯蔵室
に連結できる。更に、飼料投量装置を設置でき、家畜が
糞をしたかどうかを確証するセンサーが投量装置を作動
させると、家畜に飼料を供給する。更に本発明は乳牛な
どの乳用家畜を搾乳するための搾乳室に関し、該室はこ
れらの家畜を搾乳できる乳用家畜用領域を含み、該搾乳
室が床、管状壁付きのフレーム、家畜の部分、特に乳房
を洗浄する洗浄システム、および搾乳装置の組合せを含
むことを特徴とする。更に本発明は特に乳牛などの乳用
家畜を給飼するための給飼場に関し、家畜が糞を堆積す
べき区域を該給飼場が含むことを特徴とする。給飼場内
に、家畜を一時的に保留する手段を設置できる。給飼場
はまたそこにいる家畜用洗浄システムの他に、肥やし排
出手段を備える。更に給飼場は搾乳容具、特に乳用家畜
用自動搾乳器を含むことが可能である。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明について理解を求め、その
実施方法を示すため、添付図面を参照しつつ実例によっ
て以下に詳説する。第1図の平面図は乳牛などの乳用家
畜を収容する畜舎または施設を示す。該施設または室を
1の番号で示し、それは若干の壁2,3と屋根で部分的
にまたは完全に囲まれている。本実施例で、壁3は対の
ドア4を含み、そこから家畜は施設内と野外へ出入でき
る。この場合、該施設は囲い式の行動自由な畜舎で、こ
こでは家畜は室1内で自由に動き回れる。しかし本発明
は開放式の行動自由な畜舎にも関し、そこでは例えば壁
3を全く欠いており、従って家畜は畜舎に続く通路を介
して自由に出入りできる。図の実施例で、畜舎の最小寸
法の真中に給飼通路5が畜舎の最大寸法に沿って延長し
て配置され、垂直の格子などで室1を各側に等分し、家
畜は該格子に頭を通してかいばを得る。給飼通路は畜舎
のドア6を介して外から接近できる。畜舎ドア6から離
れた通路端部は該通路と同幅の壁7で構成される。2つ
の低いヒンジ式ドア8は壁7の中心に接合し家畜自身に
より開閉可能なため、家畜は室1から他室へ自由に移動
できる。2つの糞堆積区域または水洗便所システム9は
給飼通路5から遠いヒンジ式ドア8の境界に接触し、本
実施例のこれら堆積区域の最大幅は畜舎の最小境界壁2
に平行して延長する。給飼通路5から遠く境界壁2に最
近接した堆積区域の境界と、この境界壁との間に若干の
隙間がある。この隙間を短い壁10が橋渡しをし、その
長さは堆積区域9各々の幅にほぼ等しい。
【0013】第1図に示すタイプの畜舎または収容施設
の従来技術において、(しかし、後に詳述するように本
発明の部分を構成する堆積区域は例外として)乳牛は自
由に動き回り、床は好適には隔離層、例えばわら層を備
えている。牛はこのわら層の上に横たわり、休息する。
家畜は自由に動き回るためその糞は畜舎内に所かまわず
堆積し、ひどい汚染の原因となる。牛が排泄物(即ち、
固型糞と尿)の上に横になることも往々にして起り、そ
の結果乳房が特に汚染される。牛を搾乳する必要がある
故に少くとも牛のこの部分を手で洗わねばならない。各
乳房を完全に洗浄しようとすると、それに要する時間は
莫大である。一つに家畜それぞれに必要な清水量をルー
ズな畜舎では直接入手不可能なこと、更にこの水は舎内
を無秩序に流れているため肥やしを畜舎から除去する際
更に畜舎の汚染を増大させることが理由である。これら
の事柄全部が原因で搾乳および畜舎清掃は労力と時間を
多大に費やす作業になる。
【0014】衛生的で効率的な牛乳生産のため、以下の
事項が望まれる。 a)人々が消費する牛乳に、糞中の細菌が浸入すること
を阻止するため、乳牛は最大限に清潔であらねばならな
い。 b)乳用家畜は清潔で乾燥したわらなどの隔離層の上に
快適に横たわると、寒冷期でも温暖で有利な条件下で最
大量の乳を生産できる。 c)乳用家畜は開放式畜舎や牧場などの収容施設内で動
き回れると、彼等の血液循環、乳の産出が促進される。 上記の欠点を解消し、適正な牛乳産出のための衛生面と
他の条件を満たすため、家畜収容施設(自由に行動でき
る畜舎ばかりでなく牧場も)に少くとも1つの糞堆積区
域または水洗便所システムを設け、第1図中これを9で
示す。第2図ないし第4図に示すように各堆積区域9
は、2つの縦方向側をレールまたは格子11によって境
界を形成され、この2つは互いに平行に、畜舎や牧場を
動き回る乳用家畜のタイプの幅を少し上まわる相対間隔
で配置される。堆積区分9はドア12に閉じられる入口
と、他端にドア13で閉じられる出口とを備える。2つ
のドア12,13は堆積区域の側方境界の1つに連結し
た関連垂直ヒンジの周りで回転可能であり、第1図中矢
印で示す方向に回転できる。入口ドア12は約90度回
転でき、出口ドア13は180度回転できる。
【0015】入口ドア12は希望する素材から製造可能
な平坦なドアである。出口ドア13は本発明理念を実施
する上で、重要な役割を果す装備を含む。ドア13の上
部は1部電気的、1部電子的な設備を収容する区分また
はハウジングを含み、更に該設備14のハウジング底部
近くに、堆積区域9内にいる家畜の届く範囲内にあるか
いばおけを満たす給飼システムを含む。かいばおけ16
を堆積区域9の床上、家畜に好都合な高さに配置する。
給飼システム15は乳用家畜それぞれのタイプに美味な
比較的少量の飼料供給を行う。かいばおけ16を飼料貯
蔵室18から充満する。該室18は電気設備14のハウ
ジングに隣接して収容されているが、当然該設置から緊
密な仕切りで分離される。堆積区域9のスペースの最大
寸法は、該区域内にいる成育乳用家畜の長さを約20%
から40%超える。ドア12,13は堆積区域に対する
施錠手段を形成する。この施錠手段は電気的、または電
子的に調整可能である。一般的にこれらは家畜を一時的
に堆積区分に保留する手段を形成する。代わりに、施錠
手段は棒を含むことも可能で、少くともその1つは調整
可能である。実際上家畜を堆積区分の定位置に保持する
ため、これらの棒を家畜の首の両側に来るようにする。
保留手段は糞の堆積後に施錠手段を解除する調整部材を
含むことができる。
【0016】堆積区域内にいる家畜の後側付近で、床を
堆積区分9の縦軸に対し横方向に延長する多数の棒20
の形状ですのこ床を形成し、これから家畜の糞を通過さ
せる。堆積区分、特にすのこを洗浄する洗浄手段を、す
のこ近辺に設けることは好適である。更に家畜が脱糞し
たかどうかを確証するため、好適には電気手段を堆積区
域に設ける。少くとも2組の隣接棒20にセンサーまた
はコンタクト21を設ける。対で設けたセンサーまたは
コンタクトを互いに向き合う形で隣接する棒に対して配
置し、関連する棒の頂面の下側の位置で、該棒に連結す
る。センサー21はケーブル(図示せず)を介して、堆
積区域の前面部近くの電子設備14と連結する。代わり
に、家畜が脱糞したかどうか確証する電子手段は、採集
手段または糞を集める溝に取り付けたセンサー、好適に
は赤外線センサーを含むことが可能である。この採集要
素または溝をすのこ床の下に配置する。この代替物で
は、糞の堆積後採集要素または溝にアンモニア結合材を
供給するため、アンモニア結合材供給手段を設けること
は非常に有効である。アンモニア結合材は販売されてい
る。この材料の使用は環境問題の観点から極めて重要で
ある。
【0017】第2図、3図から明らかなように、散水器
かシャワーの形で設計した洗浄システムを、側方境界1
1の各々に対して配置する。第3図の側面から見ると、
各洗浄システムは堆積区域にいる家畜の乳房の高さに位
置し、また出口ドア13の方向に対し乳房位置よりやゝ
前方にある。このシステムの作動時散水される水が、乳
房およびすのこ床に対し後方斜めに向かうよう洗浄シス
テム22を配置する。すのこ床19の下に、糞と使用済
みの水を集める大箱23を置く。大箱23は傾斜した底
を備えていて、糞および廃水は排出管24へ放出され、
該管は近くの壁2の下を通過し、底部に配置した糞尿溜
めに達する。糞尿だめ25は上方から接近可能なので、
集めた糞尿を糞尿タンクや同種の駆動可能な糞尿コンテ
ナーへポンプで汲み揚げ可能である。従って、水洗便所
システムは収容施設1と肥やし貯蔵室の間に位置する。
【0018】第4図から明らかなように、堆積区域9は
自動搾乳器を備えることができ、該機器を堆積区域の側
方境界11の1つに枢着し、搾乳器が堆積区分にいる家
畜の乳首と自動的に連結可能で、乳を(図示されない方
法で)乳貯蔵コンテナへ放出させるように、電子設備1
4を利用して作動させる。代りに、堆積区分9は搾乳器
を備え、乳首カップを家畜の乳首に手でとり付ける。従
って堆積区分9を乳用家畜が糞を堆積できる場所、少く
とも家畜の乳房を洗浄する。即ち家畜を清潔に保つため
の洗浄場、そこにいる家畜は自動的または非自動的に搾
乳する搾乳室、および家畜を飼養する給飼場として配置
する。洗浄システムと組合わせた糞の堆積区分は収容施
設1にいる数頭の家畜が利用できる水洗便所システムを
構成する。収容施設1内にいる家畜がそこに(即ち、水
洗便所システムの外に)糞をする意欲を阻止すること
も、堆積区域または水洗便所システム内に糞をするのを
助長することが本発明理念の特徴である。これを様々な
やり方、なかでも家畜を堆積区域9へ誘導することで達
成できる。
【0019】収容施設にいる家畜がそこに脱糞するのを
阻止する方法は、家畜自身に適当な装置を施すことであ
る。この装置は家畜各々の尾28の周囲に配置する可撓
性の管27を含む(第5図)。可撓性管27を尾28に
できるだけその上方部まで押し入れる。管の長さは家畜
が尾を垂らしたとき、糞が家畜から離れる位置の下側ま
で延びるような長さである。管は比較的薄く弾力的な連
結部材30によって連結され、比較的密に隔置された比
較的固い多数のリングまたはリブを備え、該連結部材3
0は管の伸長時、短い円筒形を成し、両側および全周囲
でリング29に接している。尾に押し込まれた管の上端
から僅か離れた場所の2つの隣接リングに、向き合った
センサーまたはコンタクト31を取り付ける。尾が第5
図に示す位置にある際、センサー31は2つの隣接リン
グ29の最も外方で最も上方の配置位置に設けられる。
第5図に示す尾28の下方位置を見ると、管27の下端
部において、1つまたは多数のリング29上に、即ちリ
ング29の周縁上にセンサー32を取り付け、該センサ
ーは図に示した位置では家畜の体に向けられ、糞尿が体
から離れる位置の下側にある。第2図ないし第4図に示
す通り、家畜の上側部から前部へ通り、家畜の体に緊締
した薄い可撓性の電子連結ワイヤ33によって、家畜の
身体上横方向へ垂れたベルト35を最高位置に配置した
部材(第2図)に、センサー31,32を連結する。更
に部材34から連結ワイヤ36が延長し、家畜の体の上
側部および首に緊締され、このワイヤは頭上耳の近くに
取り付けた小型拡声器(第3図、第4図)で終る。
【0020】部材34は小型バッテリーまたは他タイプ
のエネルギー源と、小型電子回路とを含み、その1部は
簡単なラジオ信号受信器として設計されている。家畜が
収容施設1内で糞をする意欲を阻止する第1の方法によ
れば、家畜が尾を上に揚げると、可撓性管27は伸張す
るためコンタクト31は互いに接近する。その結果連結
ワイヤ33を介して信号が部材34で送信され、よって
部材34内の回路が発動し、拡声器37内の連結ワイヤ
36を介して家畜に不快な音(キーキー音や口笛の音)
をつくり、この音は拡声器37によって家畜の耳に届
く。はじめて施設1に入れられ、前述の装置を付けた家
畜が数度の不快な効力を体験し、該施設にいることに慣
れた他の家畜がどこで糞を堆積できるかを認識し、飼育
人によって1度または数度堆積区域へ案内されると、家
畜はその不快音を受けた時どの方向に行くべきか学習す
る。特に、その不快音が堆積区域で消えることに家畜が
気づくと、何度かの体験後、他の誘因がなくても家畜は
脱糞の目的で堆積区域へ向う。
【0021】なぜなら、堆積区分に入ると直ちに家畜は
堆積区域9の電子設備14内のラジオ送信器が送信する
信号の範囲内に入るからである(第2図ないし第4図の
アンテナ38)。アンテナ38を介してこのラジオ装置
が送信する信号は、比較的微弱で実質的に堆積区域範囲
内で放出される。家畜に取り付けた部材34内の受信機
は、このラジオ信号が制御するアンドゲート回路を含
み、バイアスは、家畜が堆積区分9に入ってしまうまで
状況を変えないような限界値に調整されている。スイッ
チの入ったアンドゲート回路は部材34がつくったキー
キー音または口笛を中断する。このように家畜は若干の
体験を経て、コンタクト31を閉じた後に、堆積区域へ
向かうはずで、なぜなら家畜は耳中の不快音はその区域
で止まることを学習したからである。このように堆積区
域9へ入るよう助長された家畜はもしそこに糞をすれば
またそこに置かれたかいばおけが飼料を提供することも
知っている。なぜなら、堆積区域9内に立つ家畜がすの
こ床19上に糞を堆積すると、これら堆積糞はすのこ床
19のコンタクト21の1対を閉じ、よって設備14の
部分を構成する調整装置を発動させる信号が電子設備1
4へ送信され、該調整装置は定量の飼料を貯蔵室18か
らかいばおけ16へ落下させる。若干の体験後、家畜は
すのこ床上に糞をし損じると、かいばおけは空のまゝ
で、出口が閉じたままであることも学習する。
【0022】電子システム14内部で、糞の通路に関す
るセンサー21がつくった信号は、関連の家畜(カラー
39からの資料)が実際に堆積区域9のすのこ床19に
糞を堆積した事実を記録するため、牛識別カラー39か
ら得た信号と組合せ可能である。こうして、どの家畜が
堆積区域9の使用経験を未だ十分してないかを確証でき
る。家畜が水洗便所システム9のすのこ床に糞を堆積
し、関連信号が電子システム14によって確証された
後、かいばおけに飼料が送られるばかりでなく、時計ま
たは時間計測システムが測定する暫時が過ぎると、洗浄
装置22が作動し、それを利用して好適には両側から好
適には微温湯の散水によって乳房を洗浄する。斜め後
方、内方へスプレーされる水は、すのこ床上の糞の残留
も容器23へ流すような方向に向けられる。時間計測シ
ステムが定めた時間の経過後、自動搾乳器26は乳房へ
向って内側へ枢動して乳首と連結し、そのため堆積区域
9は搾乳室としての役割を果す。洗浄、搾乳の一連の過
程が終了すると、搾乳過程の終了が信号化された後で、
電子システム14は調整装置を駆動してドア13を18
0度開くようにし、こうして家畜は収容施設1へ歩み去
ることができる。付記すべきことは、システム14に拡
声器40を設けることで更に別の誘導手段を利用でき、
該拡声器は選択的に家畜に快適で収容施設1全体に響く
音を絶えずつくることが可能である。
【0023】家畜の背中の両側でそのほば半分迄下垂す
るベルト35(第2図ないし第4図)は、電気連結ワイ
ヤを介して部材34と連結する要素41を最下端に備え
る。要素41は電極などを装着し、それを利用して従来
の家畜用突き棒によるショックと類似の、軽い電気的シ
ョックを家畜に与えることが可能である。これらのショ
ックは比較的少量のエネルギーで足りる。要素41は部
材34に収容したエネルギー源から送電される。家畜の
縦軸方向で見て、第2のベルト45を背中の別の位置に
配置でき、該ベルトも関連エネルギー源から送電される
要素41を設ける。要素41は家畜を水洗便所システム
9へ移動させる別の方法の基礎を構成する。この方法は
堆積区域9と連結し、収容施設1へ比較的強い信号を送
信するラジオ装置を含む。部材34は上記の最後の信号
も受信するシステムを含み、このシステムは信号が受信
される方向を探知する探知手段を備える。家畜が尾を上
に揚げ、コンタクトが閉じるやいなや、これらコンタク
トが発した信号は部材内の受信システムを作動させ、要
素41がラジオ信号源(水洗便所システムの近くの)か
ら遠い家畜の脇腹に軽いショックを加えるようにする。
家畜はこのショックを不快と感じ、ショックから離れた
方向へ誘導され、結果的にラジオ信号、即ち水洗便所シ
ステムに向って行く。何らかの理由で家畜が体を回転さ
せると、家畜の他方側に配置した要素41がショックを
つくり、それ故家畜は再度水洗便所システムへ向う。こ
のようにして家畜の移動方向を決定する。この刺激装置
は家畜が適正な方向に進む際、ショックが起らないよう
な構造をしている。若干の体験後、家畜は尾を上に揚げ
ると、水洗便所システムに向って移動する。
【0024】この方法で可能な代替として、ベルト35
にジンバル付きコンパスを設け、これを用いてコンタク
ト31およびコンパスの針の作動後、家畜の脇腹にショ
ックを与え、同様にして便所システムへ駆りたてる。第
2の方法によるこれらの刺激システムは、家畜に心よい
音をつくり、水洗便所システム9に取り付けた音響源と
組合せ可能である。別の方法によれば、一定の時間間隔
で家畜が好む音をつくるコールシステムと一緒に水洗便
所システムを形成する。これらの音はかいばおけに落ち
る飼料の音および(または)落水の音の擬音に対応する
ことも可能であり、後者の場合、のどの乾いた家畜を誘
導する筈である。畜舎の汚染を防ぎ、家畜を清潔に保つ
別の方法は、センサー32によって行われ、該センサー
32は家畜が糞中に横たわった事実や、立っている家畜
による脱糞に反応して部材32および拡声器37を作動
し、その結果家畜は水洗便所システム9へ向う。
【0025】上記の各方法は当然部分的あるいは全体的
に組合せ可能であり、よって家畜が収容施設1内で糞を
する意欲を阻止するか、水洗便所システム9内で糞をす
るよう助長するかし、そして(または)水洗便所システ
ム9へ向かうよう強制、および(または)誘導する。慣
れと体験を経て、即ち他の家畜の行動を観察し、収容施
設に入った当初の段階中に水洗便所システムへ引導され
たことによって、家畜はこれらの方法を個別、組み合わ
せの両方で定期的に水洗便所システムを利用する一種の
自動的行動に至る。いったん家畜が水洗便所システム9
に着くと、一連の行動および発生事(糞の堆積、牛識別
カラーによる記録、給飼、洗浄および搾乳)は前述した
順序で行われる。搾乳作業の終了を明示する信号を電子
システム14が受けると直ちに該システム14はドア1
3を開く調整装置を駆動し、一方で同時に拡声器40は
暫時、家畜が水洗便所から離れる刺激として不快なキー
キー音や口笛を響かせる。
【0026】本発明理念は行動自由な開放畜舎または行
動自由な囲い式畜舎と組み合わせ、詳述した特徴を備え
た堆積区域または水洗便所システム9の利用に限定され
ないことを付記すべきであるが、代わりに堆積区域を高
さの調整可能な車輪付き堆積区域のような可動構造にし
てもよい。この場合、堆積区域をトラクターで牧場の所
定場所へ移送できる。堆積区域を設置してから両側の車
輪を上方に移動させると、堆積区域の床は牧場と同一平
面になる。このような牧場に配置した堆積区域9のエネ
ルギー供給は送電ケーブルによって実施できるが、代わ
りにバッテリーと組み合わせた太陽エネルギーを利用す
ることができる。牧場内の堆積区域9を置いた位置に、
糞尿溜めをそれがすのこ床に接するようなやり方で掘る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した畜舎の平面図である。
【図2】本発明による糞堆積区域または水洗便所システ
ムである。
【図3】堆積区域または水洗便所システムの側面図で、
該水洗便所は給飼場としても使用される。
【図4】水洗便所が搾乳室としても使用される第2図に
示した堆積区域または水洗便所システムの側面図であ
る。
【図5】水洗便所システム内で糞を堆積するよう家畜を
誘導するために家畜に取り付ける手段の側面図である。
【符号の説明】
1 収容施設 2,3,7,10 壁 4,6,8,12,13 ドア 5 給飼通路 9 堆積区域(水洗便所システ
ム) 11 レール 14 電気(電子)設備システム 15 給飼システム 16 かいばおけ 17 床 18 飼料貯蔵室 19 すのこ床 20 棒 21,31,32 センサー(コンタクト) 22 洗浄システム 23 大箱 24 排出管 25 糞尿溜め 26 自動搾乳器 27 可撓管 28 尾 29 リング 30 連結部材 33 連結ワイヤ 34 部材 35,45 ベルト 37,40 拡声器 38 アンテナ 39 識別カラー 41 要素
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 コルネリス ヨハネス ゲラルドス ボ ム オランダ国 ローゼンブルク、ラーン バン ニュー ローゼンブルク 16 (72)発明者 カレル バン デン バーグ オランダ国 ブレスケンスグラーフ、 ミューレンブレーク 31 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01K 1/00 - 15/04

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特に乳牛などの乳用家畜を清潔に保つた
    めの装置であって、家畜が尾を上に上げた時、それを感
    知して、該家畜に不快な音または電気的ショックを与え
    ることによって、家畜の学習効果を利用して該家畜を糞
    をすべき所定の位置に誘導する手段を備えたことを特徴
    とする前記装置
  2. 【請求項2】 前記誘導手段を家畜に連結したことを特
    徴とする請求項1の装置。
  3. 【請求項3】 家畜が糞を落とすべき所定位置近傍に配
    置され、家畜が糞をしたことを感知する少なくとも1個
    のセンサを備えたことを特徴とする請求項1又は2の装
    置。
  4. 【請求項4】 家畜の乳房を洗浄するための水洗手段を
    含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかの装
    置。
  5. 【請求項5】 さらに、家畜が所定位置に糞を落とした
    家畜に飼料を供給する給飼装置を備えたことを特徴
    とする請求項1乃至4のいずれかの装置。
  6. 【請求項6】 上記所定位置が搾乳室であることを特徴
    とする請求項1乃至5のいずれかの装置。
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