JP3158108U - エクササイズ効果のある清涼食品 - Google Patents

Abstract

【課題】清涼菓子にエクササイズ効果を持たせ、唾液の分泌を促進させ、唾液の洗浄作用を利用し、口臭軽減の効果を持続させることができる清涼食品を提供する。【解決手段】舌先に装着できる形状の清涼食品であって、水分を含むと一時的な粘着力を発揮する食材を舌先に接する面２に使用し、外面に清涼成分含有層、糖衣層等の複層構造を有する。【選択図】図１

Description

本考案は、口臭対策を主な目的とした清涼食品に関する。

従来、口臭対策を主な目的とした清涼食品は、清涼成分が口内に残っている間は効果を発揮するものの、その持続時間は短いものである。

なお、本願考案に関連する公知技術として次の特許文献１を挙げることができる。

特開２００５−２３６８８５公報

考案の解決しようとする課題

上述の如く、従来の口臭対策を主な目的とした清涼食品は、口臭の原因となる物質を取り除くものではなく、その効果の持続は難しい。

本考案は、このような点に鑑みて成されたものであり、その目的は、口臭の原因となる物質を払拭し、口臭の発生を抑えることにある。

課題を解決するための手段

上述の目的を達成するため、本考案の清涼食品は、舌先に装着できる形状の半円袋状の清涼食品であって、水分を含むと一時的な粘着力を発揮する食材を舌先に接する面に使用し、それを装着した舌を使って直接、口内細菌の繁殖しやすい歯茎と唇の間に清涼成分を塗布すると共に、口臭の発生の原因となる細菌を払拭する。
一例として、前述の動作を行う際、歯茎と唇の間に沿って上顎、下顎を通り、時計回り又は反時計回りに一周させる。この動作を時計回り、反時計回りと交互に繰り返すことによって、舌と唇の筋肉の鍛錬にもなり、口元の引き締め効果もある。

考案の効果

以上説明したように本考案によれば、口臭が気になるが歯を磨く時間の無い緊急時に、舌を使うことによって直接清涼成分を塗布すると同時に、口内細菌を払拭することができ、さらに、舌の筋肉を使うことにより唾液の分泌を促進し、唾液の殺菌洗浄作用により口臭軽減の効果の持続が期待できる。さらに、これを習慣的に行うと、歯周病予防の効果も期待できる。

以下、本考案の実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。

図１、図２に示すように、本清涼食品は、舌先に装着できる形状であるため、内側に面した食材２に乾燥したゼラチン加工食品等の水分を含むと一時的に粘着力を発揮する食材を使用する。

このようなことから、外側に面した食材３には、本清涼食品の舌先からの脱落を防ぐ為に、滑りやすい食材を使用しなければならない。例えば、グミ、糖衣層でコーティング等が適している。さらに、図２に示すように、香味油等の潤滑性のある清涼成分４を外側に面した食材３の中に封じ込めた形態が最適である。

本考案は、飴等の清涼菓子を製造、販売する産業分野で利用することができる。

本考案の清涼食品の外観斜視図である。 図１の清涼食品の中央部の断面図である。

２、内側に面した食材
３、外側に面した食材
４、潤滑性の高い清涼成分

Claims (1)

1. 舌先に装着できる形状の口臭対策用の清涼食品であって、水分を含むと一時的な粘着力を発揮する食材を舌先に接する面に使用し、外側に面した食材に清涼成分含有層、糖衣層、等の複層構造を特徴とする清涼食品。

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