JP3158099U

JP3158099U - バックライト装置およびその変圧器

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Publication number: JP3158099U
Application number: JP2009007937U
Authority: JP
Inventors: リゥ，ミン−フェン; フシェ，チン−チャン; ウ，ミン−イェン
Original assignee: ダーフォンエレクトロニクスコーポレイション
Priority date: 2008-11-07
Filing date: 2009-11-06
Publication date: 2010-03-18
Anticipated expiration: 2019-11-06
Also published as: US8264163B2; TWM353371U; KR200454545Y1; KR20100005100U; US20100118561A1

Abstract

【課題】ジャンパピンを備えた変圧器および当該変圧器を用いたバックライト装置を提供する。【解決手段】本変圧器は第１のピン１１と、第２のピン１２と、第１の巻線１５と、第２の巻線１６と、ジャンパピン１０とを備えている。第２の巻線は第１のピンおよび第２のピンに接続されている。第１のピンはジャンパピンと第２のピンとの間に配設されている。前記ジャンパピンは変圧器内部を経由して第２のピンに接続されている。【選択図】図３

Description

本考案は変圧器に関し、しかも特にジャンパ（ｊｕｍｐ）ピンを備えた変圧器および当該変圧器を用いたバックライト装置に関する。

近年、液晶表示パネルが絶えず大型化しているのに伴い、冷陰極蛍光ランプ（ＣｏｌｄＣａｔｈｏｄｅＦｌｕｏｒｅｓｃｅｎｔＬａｍｐ、ＣＣＦＬ）を備えたバックライト装置が液晶表示パネルに必要な高品質の光源を提供するために広く用いられるようになっている。

しかしながら、複数のランプを備えた従来のバックライト装置においては、使用されるランプおよび変圧器の数が増加するに伴い、高圧側または低圧側を問わず、各変圧器の間の結線配線が互いに交差するのが常である。交差する結線配線が互いに緩衝しないようにするため、結線配線にはジャンパ接続形式を用いて、交差する結線配線の間に適度な距離を保つようにしている。

図１を参照されたい。図１はジャンパ接続構造を備えたバックライト装置を示している。図１に示すように、バックライト装置９は電源９０と、第１の変圧器９１と、第２の変圧器９２と、第１のランプ９３と、第２のランプ９４と、ジャンパ接続構造９５とを備えている。このうち、第１の変圧器９１は第１のピン９１１と、第２のピン９１２と、第３のピン９１３と、第４のピン９１４と、第１の二次巻線９１５と、第１の一次巻線９１６とを備えている。第２の変圧器９２は第５のピン９２１と、第６のピン９２２と、第７のピン９２３と、第８のピン９２４と、第２の二次巻線９２５と、第２の一次巻線９２６とを備えている。

第１の変圧器９１において、第１の一次巻線９１６は第１のピン９１１および第２のピン９１２に接続されている。第１のピン９１１および第２のピン９１２は第１のランプ９３および電源９０にそれぞれ接続されている。第１のピン９１１と第１のランプ９３との間のリード線が第２のピン９１２と電源９０との間のリード線と交差するため、第２のピン９１２と電源９０との間のリード線がジャンパ接続構造９５を備えることで、交差する二本のリード線の間に適度な距離を保っている。

図２を参照されたい。図２はジャンパ接続構造を備えた他のバックライト装置を示している。図２に示すように、バックライト装置８は電源８０と、第１の変圧器８１と、第２の変圧器８２と、第３の変圧器８３と、第１のランプ８４と、第２のランプ８５と、第３のランプ８６と、第１のジャンパ接続構造８７と、第２のジャンパ接続構造８８とを備えている。

このうち、第１の変圧器８１は第１のピン８１１と、第２のピン８１２と、第３のピン８１３と、第４のピン８１４と、第１の一次巻線８１５と、第１の二次巻線８１６とを備えている。第２の変圧器８２は第５のピン８２１と、第６のピン８２２と、第７のピン８２３と、第８のピン８２４と、第１の一次巻線８２５と、第２の二次巻線８２６とを備えている。第３の変圧器８３は第９のピン８３１と、第１０のピン８３２と、第１１のピン８３３と、第１２のピン８３４と、第３の一次巻線８３５と、第２の二次巻線８３６とを備えている。

バックライト装置８において、第１の二次巻線８１６は第１のピン８１１および第２のピン８１２に接続されている。第２の二次巻線８２６は第５のピン８２１および第６のピン８２２に接続されている。第３の二次巻線８３６は第９のピン８３１および第１０のピン８３２に接続されている。このうち、第１のピン８１１は第１のランプ８４に接続されている。第５のピン８２１は第２のランプ８５に接続されている。第９のピン８３１は第３のランプ８６に接続されている。第１の二次巻線８１６、第２の二次巻線８２６および第３の二次巻線８３６は互いに接続されているため、第２のピン８１２、第６のピン８２２および第１０のピン８３２はリード線で接続されている。

図２に示すように、前記リード線は第５のピン８２１から第２のランプ８５に接続されているリード線および第９のピン８３１から第３のランプ８６に接続されているリード線と交差するため、第１のジャンパ接続構造８７および第２のジャンパ接続構造８８を備えることで、交差したリード線の間に適度な距離を保っている。

しかしながら、上記したバックライト装置９およびバックライト装置８のいずれに関わらず、その変圧器との間に複数のジャンパ接続構造を用いていることから、回路レイアウトの配線が複雑になってしまう。さらに、前記バックライト装置の変圧器およびランプの数が絶えず増加していくと、前記バックライト装置中に使用されるジャンパ接続構造の数も必然的に増加してしまい、前記バックライト装置の製造コストの増加を招き、前記バックライト装置の市場における競争において不利になってしまう。

したがって、本考案では、上記課題を解決すべく、ジャンパピンを備えた変圧器および当該変圧器を用いたバックライト装置を提供する。

本考案ではバックライト装置およびその変圧器を開示する。バックライト装置における各ランプに流れる電流を略一致させて、液晶表示パネルに提供する光源が非常に安定して、かつ均一の明度を得られるようにするために、前記変圧器を複数のランプを備えたバックライト装置中に応用する。実際には、前記変圧器は一対一または一対多数の構造、つまり前記変圧器は一本または複数本のランプに同時に対応してもよい。

本考案に係る第１の実施例は変圧器である。前記変圧器はバックライト装置中に応用される。前記変圧器は第１のピンと、第２のピンと、第１の巻線と、第２の巻線と、ジャンパピンとを備えている。第２の巻線は第１のピンおよび第２のピンに接続されている。第１のピンはジャンパピンと第２のピンとの間に配設されている。

前記ジャンパピンは変圧器の内部を経由して第２のピンに接続されており、変圧器の外部で接続するものではないということに注目されたい。この実施例においては、前記ジャンパピンは前記変圧器の内部に埋設されている金属板を介して前記第２のピンに接続することができる。

本考案に係る第２の実施例はバックライト装置である。前記バックライト装置は電源と、第１のランプと、第１の変圧器とを備えている。このうち第１の変圧器は第１のピンと、第２のピンと、第１の巻線と、第２の巻線と、ジャンパピンとを備えている。

第１の変圧器において、第２の巻線は第１のピンおよび第２のピンに接続されている。第１のピンはジャンパピンと第２のピンとの間に配設されているため、ジャンパピンは第１の変圧器の内部を経由して第２のピンに接続されている。実際には、前記ジャンパピンは前記第１の変圧器の内部に埋設されている金属板を介して前記第２のピンに接続することができる。

実際の応用においては、前記バックライト装置は第２の変圧器と、前記第２の変圧器に接続されている第２のランプとをさらに備えている。前記第２の変圧器は前記ジャンパピンまたは前記第２のピンに接続することができる。

従来技術と比べるに、本考案に係る変圧器および当該変圧器を用いたバックライト装置は、従来のバックライト装置における各変圧器の間で使用されるジャンパ接続構造を省略することができるので、回路レイアウトの配線がより簡素化されるのみならず、バックライト装置の製造コストを削減して、市場における競争力を高めることができる。

従来技術におけるジャンパ接続構造を備えたバックライト装置を示す概略図である。従来技術におけるジャンパ接続構造を備えた他のバックライト装置を示す概略図である。本考案に係る第１の実施例の変圧器を示す概略図である。図３におけるジャンパピンが変圧器内部のリード線を介して第２のピンに接続された状態を示す概略図である。図３におけるジャンパピンが変圧器内部に埋設されている金属板を介して第２のピンに接続された状態を示す概略図である。本考案に係る第２の実施例のバックライト装置を示す概略図である。本考案に係る第３の実施例のバックライト装置を示す概略図である。

本考案の長所および技術的思想は下記する考案の詳細な説明および図面により、より理解が得られるものである。

本考案は、ジャンパピンを備えた変圧器および当該変圧器を用いたバックライト装置を開示する。前記バックライト装置は各変圧器の間で使用されるジャンパ接続構造を省略することができるので、回路レイアウトの配線がより簡素化されるのみならず、バックライト装置の製造コストを削減することができる。

本考案に係る第１の実施例は変圧器である。バックライト装置における各ランプに流れる電流を略一致させて、液晶表示パネルに提供する光源が非常に安定して、かつ均一の明度を得られるようにするために、前記変圧器をバックライト装置中に応用する。実際には、前記変圧器は一対一または一対多数の構造、つまり前記変圧器は一本または複数本のランプに同時に対応してもよい。

図３を参照されたい。図３は前記変圧器の構造を示す概略図である。図３に示すように、変圧器１はジャンパピン１０と、第１のピン１１と、第２のピン１２と、第３のピン１３と、第４のピン１４と、第１の巻線１５と、第２の巻線１６とを備えている。このうち第２の巻線１６は第１の巻線１５に対応している。第２の巻線１６は第１のピン１１および第２のピン１２に接続されている。第１のピン１１はジャンパピン１０と第２のピン１２との間に配設されている。

リード線上のジャンパ接続構造を省略すべく、ジャンパピン１０は変圧器１内部を経由して第２のピン１２に接続されているということに注目されたい。実際には、ジャンパピン１０は変圧器１内部のリード線を介して第２のピン１２に接続される以外に、変圧器１内部に埋設されている金属板を介して第２のピン１２に接続されてもよい。

図４Ａを参照されたい。図４Ａはジャンパピンが変圧器内部のリード線を介して第２のピンに接続された状態を示す概略図である。図４Ａに示すように、ジャンパピン１０はリード線１７を介して変圧器内部のから第２のピン１２に接続されている。この方法は一般的によく見られる電気的な接続をなす方式である。

図４Ｂを参照されたい。図４Ｂはジャンパピンが変圧器内部に埋設されている金属板を介して第２のピンに接続された状態を示す概略図である。図４Ｂに示すように、ジャンパピン１０は金属板１８を介して変圧器内部から第２のピン１２に接続されている。実際には、金属板１８は鉄板、銅板またはその他導電性の金属板とすることができる。

この方法を採用する長所は、予め埋設されている金属板によりジャンパピン１０と第２のピン１２とを電気的に接続することで、変圧器の製造工程を減らすことができるので、変圧器の生産効率を高めることができるというところである。

実際の応用においては、変圧器１をバックライト装置に用いる場合、もし第１の巻線１５がループ回路を形成して、第１のピン１１がバックライト装置のランプに接続されるのであれば、第２のピン１２はバックライト装置の電源およびバックライト装置中におけるその他の変圧器に接続される。もし第１の巻線１５がバックライト装置の電源に接続される場合には、第１のピン１１はバックライト装置のランプに接続され、第２のピン１２はバックライト装置中におけるその他の変圧器に接続されることになる。

上記をまとめるに、変圧器１は従来のバックライト装置中における各変圧器の間で使用されるジャンパ接続構造を省略することができるので、回路レイアウトの配線がより簡素化されるのみならず、バックライト装置の製造コストを削減することができる。

本考案に係る第２の実施例はバックライト装置である。図５を参照されたい。図５は前記バックライト装置の構造を示す概略図である。図５に示すように、バックライト装置２は電源２０と、第１の変圧器２１と、第２の変圧器２２と、第１のランプ２３と、第２のランプ２４とを備えている。このうち第1の変圧器２１は第１のランプ２３に接続されている。第２の変圧器２２は第２のランプ２４に接続されている。電源２０は第１の変圧器２１および第２の変圧器２２に接続されるとともに、バックライト装置２の第１のランプ２３および第２のランプ２４の発光に必要な電力を供給する。

続いて、第１の変圧器２１および第２の変圧器２２をそれぞれ説明する。この実施例においては、第１の変圧器２１は第１のジャンパピン２１０と、第１のピン２１１と、第２のピン２１２と、第３のピン２１３と、第４のピン２１４と、第１の二次巻線２１５と、第１の一次巻線２１６とを備えている。このうち第１の一次巻線２１６は第１の二次巻線２１５に対応している。第１の一次巻線２１６は第１のピン２１１および第２のピン２１２に接続されている。第１のピン２１１は第１のジャンパピン２１０と第２のピン２１２との間に配設されている。第１のジャンパピン２１０は電源２０に接続されている。

バックライト装置２の回路におけるジャンパ接続構造を省略すべく、第１のジャンパピン２１０は第１の変圧器２１の内部を経由して第２のピン２１２に接続されているということに注目されたい。実際には、第１のジャンパピン２１０は第１の変圧器２１内部のリード線を介して第２のピン２１２に接続される以外に、第１の変圧器２１の内部に埋設されている金属板を介して第２のピン２１２に接続されてもよい。

実際には前記金属板は鉄板、銅板またはその他導電性の金属板とすることができる。この方法を採用する長所は、予め埋設されている金属板により第１のジャンパピン２１０と第２のピン２１２とを電気的に接続することで、第１の変圧器２１の製造工程を減らすことができるので、第１の変圧器２１の生産効率を高めることができるというところである。

同様に、第２の変圧器２２は第２のジャンパピン２２０と、第５のピン２２１と、第６のピン２２２と、第７のピン２２３と、第８のピン２２４と、第２の二次巻線２２５と、第２の一次巻線２２６とを備えている。このうち第２の一次巻線２２６は第２の二次巻線２２５に対応している。第２の一次巻線２２６は第５のピン２２１および第６のピン２２２に接続されている。第５のピン２２１は第２のジャンパピン２２０と第６のピン２２２との間に配設されている。第６のピン２２２は電源２０に接続されている。第２のジャンパピン２２０は第１の変圧器２１の第２のピン２１２に接続される。

第７のピン２２３は第１の変圧器２１の第４のピン２１４に接続され、第８のピン２２４は第１の変圧器２１の第３のピン２１３に接続されるということに注目されたい。つまり、第１の変圧器２１の第１の二次巻線２１５は第２の変圧器２２の第２の二次巻線２２５に互いに接続されてループ回路を形成する。

実際の応用においては、バックライト装置２の回路におけるジャンパ接続構造を省略すべく、第２のジャンパピン２２０は第２の変圧器２２の内部を経由して第６のピン２２２に接続されている。実際には、第２のジャンパピン２２０は第２の変圧器２２内部のリード線を介して第６のピン２２２に接続される以外に、第２の変圧器２２の内部に埋設されている金属板を介して第６のピン２２２に接続されてもよい。

続いて、図５に示すバックライト装置２と、図１に示すジャンパ接続構造９５を備えたバックライト装置９とを比較して、本実施例に開示するバックライト装置２の長所を説明したい。

バックライト装置９の第１の変圧器９１においては、第１のピン９１１と第１のランプ９３との間のリード線が第２のピン９１２と電源９０との間のリード線と交差するため、第２のピン９１２と電源９０との間のリード線がジャンパ接続構造９５を備えることで、交差する二本のリード線の間に適度な距離を保っている。

しかしながら、本実施例に開示するバックライト装置２の第１の変圧器２１においては、第２のピン２１２は電源２０に直接接続されることなく、第１の変圧器２１内部で第１のジャンパピン２１０に接続されるとともに、第１のジャンパピン２１０は電源２０に接続されている。これにより、バックライト装置２の回路における配線は第１の変圧器２１内部で行うことができるため、バックライト装置２は回路中におけるジャンパ接続構造９５を効果的に削減し、回路レイアウトの配線がより簡素化されるのみならず、バックライト装置２の製造コストを削減することもできる。

本考案に係る第３の実施例はバックライト装置である。前記変圧器は複数のランプを備えたバックライト装置に応用される。図６を参照されたい。図６は前記バックライト装置の構造を示す概略図である。図６に示すように、バックライト装置３は電源３０と、第１の変圧器３１と、第２の変圧器３２と、第３の変圧器３３と、第１のランプ３４と、第２のランプ３５と、第３のランプ３６とを備えている。このうち第１の変圧器３１は第１のランプ３４および第２の変圧器３２に接続されている。第２の変圧器３２は第２のランプ３５および第３の変圧器３３に接続されている。第３の変圧器３３は第３のランプ３６に接続されている。電源３０は第１の変圧器３１および第３の変圧器３３に接続されるとともに、バックライト装置３の第１のランプ３４、第２のランプ３５および第３のランプ３６の発光に必要な電力を供給する。

続いて、第１の変圧器３１、第２の変圧器３２および第３の変圧器３３をそれぞれ説明する。

この実施例においては、第１の変圧器３１はジャンパ接続を必要としないため、第１の変圧器３１はジャンパピンを備えない一般的な変圧器とすることができる。図６に示すように、第１の変圧器３１は第１のピン３１１と、第１の変圧器３１は第１のピン３１１と、第２のピン３１２と、第３のピン３１３と、第４のピン３１４と、第１の一次巻線３１５と、第１の二次巻線３１６とを備えている。このうち第１の一次巻線３１５は第１の二次巻線３１６に対応している。第１の二次巻線３１６は第１のピン３１１および第２のピン３１２に接続されている。第１のピン３１１は第１のランプ３４に接続されている。

第２の変圧器３２および第３の変圧器３３については、両者はジャンパ接続が必要なため、第２の変圧器３２および第３の変圧器３３はいずれもジャンパピンを備えた変圧器となる。図６に示すように、第２の変圧器３２は第２のジャンパピン３２０と、第５のピン３２１と、第６のピン３２２と、第７のピン３２３と、第８のピン３２４と、第２の一次巻線３２５と、第２の二次巻線３２６とを備えている。このうち第２の二次巻線３２６は第２の一次巻線３２５に対応している。第２の二次巻線３２６は第５のピン３２１および第６のピン３２２に接続されている。第５のピン３２１は第２のジャンパピン３２０と第６のピン３２２との間に配設されている。第５のピン３２１は第２のランプ３５に接続されている。第２のジャンパピン３２０は第１の変圧器３１の第２のピン３１２に接続される。

実際には、バックライト装置３の回路中におけるジャンパ接続構造を省略すべく、第２のジャンパピン３２０は第２の変圧器３２の内部を経由して第２のピン３１２に接続されている。実際には、第２のジャンパピン３２０は第２の変圧器３２内部のリード線を介して第２のピン３１２に接続される以外に、第２の変圧器３２の内部に埋設されている金属板を介して第２のピン３１２に接続されてもよい。実際には、前記金属板は鉄板、銅板またはその他導電性の金属板とすることができる。

同様に、第３の変圧器３３は第３のジャンパピン３３０と、第９のピン３３１と、第１０のピン３３２と、第１１のピン３３３と、第１２のピン３３４と、第３の一次巻線３３５と、第３の二次巻線３３６とを備えている。このうち第３の二次巻線３３６は第３の一次巻線３３５に対応している。第３の二次巻線３３６は第９のピン３３１および第１０のピン３３２に接続されている。第９のピン３３１は第３のジャンパピン３３０と第１０のピン３３２との間に配設されている。第９のピン３３１は第３のランプ３６に接続されている。第３のジャンパピン３３０は第２の変圧器３２の第６のピン３２２に接続される。

実際には、第３のジャンパピン３３０は第３の変圧器３３内部のリード線を介して第１０のピン３３２に接続される以外に、第３の変圧器３３の内部に埋設されている金属板を介して第１０のピン３３２に接続されてもよい。前記金属板については、鉄板、銅板またはその他導電性の金属板とすることができる。

続いて、図６に示すバックライト装置３と図２に示すジャンパ接続構造を備えたバックライト装置８とを比較して、本実施例に開示するバックライト装置３の長所を説明したい。

図２に示すバックライト装置８においては、前記リード線が第５のピン８２１から第２のランプ８５に接続するリード線および第９のピン８３１から第３のランプ８６に接続するリード線と交差するため、前記リード線上に第１のジャンパ接続構造８７および第２のジャンパ接続構造８８を備えることで、交差したリード線の間に適度な距離を保っている。

しかしながら、本実施例に開示するバックライト装置３においては、第２のピン３１２は第６のピン３２２に直接接続されることなく、第２のジャンパピン３２０に接続されて、第２のジャンパピン３２０は第２の変圧器３２内部を経由して第６のピン３２２に接続されるため、図２中における第１のジャンパ接続構造８７を省略することができる。

同様に、第６のピン３２２は第１０のピン３３２に直接接続されることなく、第３のジャンパピン３３０に接続されて、第３のジャンパピン３３０は第３の変圧器３３内部を経由して第１０のピン３３２に接続されるため、図２中における第２のジャンパ接続構造８８を省略することができる。

これにより、バックライト装置３の回路における配線は第２の変圧器３２および第３の変圧器３３の内部で行うことができるため、バックライト装置３は回路におけるジャンパ接続構造を効果的に削減し、回路レイアウトの配線がより簡素化されるのみならず、バックライト装置３の全体的な製造コストを削減することもできる。

上記具体的な実施例の詳細な記述により、本考案の特徴および技術的思想がより明確になることを希望するが、上記にて開示した好ましい実施例により本考案の範囲が限定されるものではない。反対に、各種変更および等価性のアレンジが、請求する実用新案登録請求の範囲に含まれるよう希望するところを目的とするものである。したがって、本考案が請求する実用新案登録請求の範囲は上記の説明に基づき最も広く解釈されて、可能である変更および等価性のアレンジが含まれるべきである。

１変圧器
１０ジャンパピン
３３１、８３１第９のピン
３３２、８３２第１０のピン
３３３、８３３第１１のピン
３３４、８３４第１２のピン
１５第１の巻線
１６第２の巻線
１７リード線
１８金属板
２、３、８、９バックライト装置
２０、３０、８０、９０電源
２１、３１、８１、９１第１の変圧器
２２、３２、８２、９２第２の変圧器
２３、３４、８４、９３第１のランプ
２４、３５、８５、９４第２のランプ
２１０第１のジャンパピン
２２０、３２０第２のジャンパピン
３３０第３のジャンパピン
９５ジャンパ接続構造
３３５、８３５第３の一次巻線
３３６、８３６第３の二次巻線
８７第１のジャンパ接続構造
８８第２のジャンパ接続構造
３３、８３第３の変圧器
３６、８６第３のランプ
１１、２１１、３１１，８１１、９１１第１のピン
１２、２１２、３１２、８１２、９１２第２のピン
１３、２１３、３１３、８１３、９１３第３のピン
１４、２１４、３１４、８１４、９１４第４のピン
２２１、３２１、８２１、９２１第５のピン
２２２、３２２、８２２、９２２第６のピン
２２３、３２３、８２３、９２３第７のピン
２２４、３２４、８２４、９２４第８のピン
２１５、３１６、８１６、９１５第１の二次巻線
２１６、３１５、８１５、９１６第１の一次巻線
２２５、３２６、８２６、９２５第２の二次巻線
２２６、３２５、８２５、９２６第２の一次巻線

Claims

電源と、
第１のランプと、
第１の変圧器とを備えたバックライト装置であって、前記第１の変圧器が、
第１のピンと、
第２のピンと、
第１の巻線と、
前記第１の巻線に対応しており、前記第１のピンおよび前記第２のピンに接続されている第２の巻線と、
前記ジャンパピンと、を備えており、
前記第１のピンが前記ジャンパピンと前記第２のピンとの間に配設され、前記ジャンパピンが前記第１の変圧器内部を経由して前記第２のピンに接続されていることを特徴とするバックライト装置。
前記ジャンパピンが前記第１の変圧器内部に埋設されている金属板を介して前記第２のピンに接続されていることを特徴とする請求項１に記載のバックライト装置。
前記第１の巻線がループ回路を形成していることを特徴とする請求項１に記載のバックライト装置。
前記第１のピンが前記第１のランプに接続されていることを特徴とする請求項１に記載のバックライト装置。
前記第１の巻線が前記電源に接続されていることを特徴とする請求項１に記載のバックライト装置。
前記第２のピンが前記電源に接続されていることを特徴とする請求項１に記載のバックライト装置。
第２の変圧器をさらに備えたことを特徴とする請求項１に記載のバックライト装置。
前記第２の変圧器がジャンパピンに接続されていることを特徴とする請求項７に記載のバックライト装置。
前記第２の変圧器が前記第２のピンに接続されていることを特徴とする請求項７に記載のバックライト装置。
前記第２の変圧器に接続されている第２のランプをさらに備えたことを特徴とする請求項７に記載のバックライト装置。
第１のピンと、
第２のピンと、
第１の巻線と、
前記第１の巻線に対応しており、前記第１のピンおよび前記第２のピンに接続されている第２の巻線と、
前記ジャンパピンと、を備えた変圧器であって、
前記第１のピンが前記ジャンパピンと前記第２のピンとの間に配設され、前記ジャンパピンが前記変圧器内部を経由して前記第２のピンに接続されていることを特徴とする変圧器。
前記ジャンパピンが前記変圧器内部に埋設されている金属板を介して前記第２のピンに接続されていることを特徴とする請求項１１に記載の変圧器。
バックライト装置に応用されることを特徴とする請求項１１に記載の変圧器。
前記第１の巻線が電源に接続されていることを特徴とする請求項１１に記載の変圧器。
前記第１の巻線がループ回路を形成していることを特徴とする請求項１１に記載の変圧器。
前記第１のピンがランプに接続されていることを特徴とする請求項１１に記載の変圧器。
前記第２のピンが電源に接続されていることを特徴とする請求項１１に記載の変圧器。