JP3158015U - 自転車用クランクの取り付け構造 - Google Patents

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正浩 蜂須賀
正浩 蜂須賀
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株式会社 ハチスカ
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Abstract

【課題】進行方向に向いて左側に配設されるクランク用のクランク軸ナット又はクランク軸ボルトが緩まない自転車用クランクの取り付け構造を提供すること。【解決手段】自転車フレーム下部に形成されたボトムブラケットシェル5に挿通され、同シェル5に対してボールベアリング10を介してクランク軸11は回転可能に支持されている。クランク軸11の両端にはクランク係合部12が形成され、各クランク係合部12にはそれぞれ左右のクランク16,17の基部に形成された取付穴が回転力伝達可能に嵌合され、クランク係合部12先端方向から柱状突起13に形成された雄ねじ部15に対してクランク軸ナット18が螺合されている。進行方向に向いて左側に配設されるクランク17用の雄ねじ部15とクランク軸ナット18は逆ねじとされている。【選択図】 図2

Description

本考案は、自転車のフレームのボトムブラケットシェル内に配設されたクランク軸への自転車用クランクの取り付け構造に関するものである。
一般に自転車はフレームを挟んで左右に配置されたクランクに取り付けられたペダルを下方に踏み込んでクランクとともにクランク軸を回転させ、その回転力をスプロケットからチェーンを介して後輪に伝達させてタイヤを前転させる構造になっている。クランク軸はフレーム下部に形成されたボトムブラケットシェル内に軸受けを介して回転可能に配設されており、クランク軸両端の係合軸部に対してクランクの基部が固着されている。クランクの基部にはクランク軸の係合軸部に嵌る取付穴が形成されており、取付穴を係合軸部に嵌合させた状態で係合軸部先端方向から係合軸部前端に形成された雄ねじ部に対してクランク軸ナットを螺合させ、係合軸部に対してクランクの基部を締着するようにしている。また、クランク軸の係合軸部前端に凹部が凹設される構成の場合もあり、その場合には凹部の内周面に形成された雌ねじ部にクランク軸ボルトを螺合させて係合軸部に対してクランクの基部を締着するようにしている。このような自転車のクランク軸周辺の構造の先行技術の一例として特許文献1を挙げる。
特開2009−67371号公報
ところが、従来の自転車ではこのクランクを固定するためのクランク軸ナット、あるいはクランク軸ボルトは時計回り方向に回すことで締められていくいわゆる順ねじとされていた。そのため、フレームの進行方向に向いて左側に配設されるクランク用のクランク軸ナット(とこれに螺合する雄ねじ部)又はクランク軸ボルト(とこれに螺合する雌ねじ部)の締着状態がクランクの回転(後輪に前進の駆動力を与える方向の回転)に伴って徐々に緩んでしまうケースがしばしば見られていた。この原因は左側に配設されるクランクがその回転に伴ってクランク軸ナット又はクランク軸ボルトを緩める方向の回転力を与えているためと想定される。
本考案は、進行方向に向いて左側に配設されるクランク用のクランク軸ナット又はクランク軸ボルトが緩まない自転車用クランクの取り付け構造を提供するものである。
上記の目的を達成するための第1の手段として、自転車フレーム下部に形成されたボトムブラケットシェルに挿通され、同シェルに対して軸受けを介して回転可能に支持されるクランク軸であって、同クランク軸の両端には係合軸部が形成され、同各係合軸部にはそれぞれ左右のクランクの基部に形成された取付穴が回転力の伝達可能に嵌合され、前記係合軸部先端方向から前記係合軸部前端に形成された雄ねじ部に対してクランク軸ナットを螺合させることで同係合軸部に対して前記クランクの基部を締着するようにしたクランクの取り付け構造において、進行方向に向いて左側に配設される前記クランク用の前記雄ねじ部及び同雄ねじ部と螺合する前記クランク軸ナットの内周面に形成された雌ねじ部を逆ねじとしたことをその要旨とする。
また、第2の手段として、自転車フレーム下部に形成されたボトムブラケットシェルに挿通され、同シェルに対して軸受けを介して回転可能に支持されるクランク軸であって、同クランク軸の両端には係合軸部が形成され、同各係合軸部にはそれぞれ左右のクランクの基部に形成された取付穴が回転力の伝達可能に嵌合され、前記係合軸部先端方向から前記係合軸部前端に凹設された凹部内周面に形成された雌ねじ部に対してクランク軸ボルトを螺合させることで同係合軸部に対して前記クランクの基部を締着するようにしたクランクの取り付け構造において、進行方向に向いて左側に配設される前記クランク用の前記雌ねじ部及び同雌ねじ部と螺合する前記クランク軸ボルトの内周面に形成された雄ねじ部を逆ねじとしたことをその要旨とする。
上記請求項の考案では、進行方向に向いて左側に配設されるクランク用のクランク軸ナット(とこれに螺合する雄ねじ部)又はクランク軸ボルト(とこれに螺合する雌ねじ部)は逆ねじで構成されているため、クランクが後輪に駆動力を与える方向に回転してもクランク軸ナット又はクランク軸ボルトを緩める方向の回転力を与えることとならず、クランク軸ナット又はクランク軸ボルトが緩むことがない。
本考案の実施例を説明するための自転車フレームの左側面図。 ボトムブラケットシェル付近の部分断面図。 本考案の実施例においてクランク軸にクランク軸ナットを用いてクランクを取り付ける作業を説明する説明図。 他の実施例においてクランク軸にクランク軸ボルトを用いてクランクを取り付ける作業を説明する説明図。
以下、本考案の自転車のクランクの取り付け構造を具体化した実施例を図面に基づいて説明する。
図1は自転車のフレーム1の左側面の外観である。フレーム1のダウンチューブ2とシートチューブ3とチェーンステイ4の端部が集合する下方位置にはボトムブラケットシェル5が形成されている。
ボトムブラケットシェル5はフレーム1の左右方向に連通する透孔を形成する円筒形の部材であって、図2に示すように、ボトムブラケットシェル5内であって左右の開口部位置にそれぞれ左右のカップ6,7が冠着されている。右側のカップ6はケース止めリング8によって、左側のカップ7はハンガリング9によってそれぞれ外方への脱落が阻止されている。
左右のカップ6,7内にはそれぞれ軸受けとしてのボールベアリング10が配設されており、クランク軸11がボールベアリング10に軸支されている。クランク軸11の両端はそれぞれ左右のカップ6,7から外方に突出させられている。ボトムブラケットシェル5の両端は断面正方形に面取りされた係合軸部としてのクランク係合部12が形成されている。各クランク係合部12の前端にはそれぞれ柱状突起13が突出形成され、その外周には雄ねじ部14,15が形成されている。図2において、スプロケット付クランク16が取り付けられる右側の柱状突起13の雄ねじ部14は順ねじに構成されている。一方、図2において、クランク17が取り付けられる左側の柱状突起13の雄ねじ部15は逆ねじに構成されている。従って、左側の柱状突起13の雄ねじ部15に対応するクランク軸ナット18の内周面に形成された雌ねじ部19も逆ねじに構成されている。ここに逆ねじとは通常時計回り方向に回転させることで進出するクランク軸ナットが反時計回り方向に回転させることで進出するような関係にあることをいう。
図3に示すように、本実施例ではフレーム1の左側に配置されるクランク17の取付穴20をクランク係合部12に係合させ、取付穴20から外方に突出する柱状突起13に対してクランク軸ナット18を螺合させ矢印方向(反時計回り方向)に回転させてクランク17を締め付けるようにして固定する。これによってクランク17を回転させてもクランク軸ナット18が弛むことがない。尚、右側の柱状突起13の雄ねじ部14に対応するクランク軸ナット21の内周面に形成された雌ねじ部(図示せず)は順ねじに構成されている。
尚、この考案は、次のように変更して具体化することも可能である。
・図4に示すように、クランク軸ナット18ではなく、クランク係合部22先端に形成された凹部23の内周面に逆ねじの雌ねじ部24を形成し、同じく逆ねじのクランク軸ボルト25を矢印方向(反時計回り方向)に回転させてクランク17を締め付けるようにしてもよい。
・上記自転車のフレーム1の構造は一例である。
・その他、本考案の趣旨を逸脱しない態様で実施することは自由である。
1…フレーム、5…ボトムブラケットシェル、9…軸受けとしてのボールベアリング、11…クランク軸、12…係合軸部としてのクランク係合部、14…雄ねじ部、17…クランク、18…クランク軸ナット、25…クランク軸ボルト、19…取付穴。

Claims (2)

  1. 自転車フレーム下部に形成されたボトムブラケットシェルに挿通され、同シェルに対して軸受けを介して回転可能に支持されるクランク軸であって、
    同クランク軸の両端には係合軸部が形成され、同各係合軸部にはそれぞれ左右のクランクの基部に形成された取付穴が回転力の伝達可能に嵌合され、前記係合軸部先端方向から前記係合軸部前端に形成された雄ねじ部に対してクランク軸ナットを螺合させることで同係合軸部に対して前記クランクの基部を締着するようにしたクランクの取り付け構造において、
    進行方向に向いて左側に配設される前記クランク用の前記雄ねじ部及び同雄ねじ部と螺合する前記クランク軸ナットの内周面に形成された雌ねじ部は逆ねじとされていることを特徴とする自転車用クランクの取り付け構造。
  2. 自転車フレーム下部に形成されたボトムブラケットシェルに挿通され、同シェルに対して軸受けを介して回転可能に支持されるクランク軸であって、
    同クランク軸の両端には係合軸部が形成され、同各係合軸部にはそれぞれ左右のクランクの基部に形成された取付穴が回転力の伝達可能に嵌合され、前記係合軸部先端方向から前記係合軸部前端に凹設された凹部内周面に形成された雌ねじ部に対してクランク軸ボルトを螺合させることで同係合軸部に対して前記クランクの基部を締着するようにしたクランクの取り付け構造において、
    進行方向に向いて左側に配設される前記クランク用の前記雌ねじ部及び同雌ねじ部と螺合する前記クランク軸ボルトの内周面に形成された雄ねじ部は逆ねじとされていることを特徴とする自転車用クランクの取り付け構造。
JP2009009200U 2009-12-25 2009-12-25 自転車用クランクの取り付け構造 Expired - Lifetime JP3158015U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107031781A (zh) * 2017-04-25 2017-08-11 邢台革新机械设备制造有限公司 一种自行车曲柄与中轴连接结构

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