JP3157968U - 釣竿支えホルダー角度可変装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】片手でワンタッチ作動により角度の可変がスムーズにできる釣竿支えホルダー角度可変装置を提供する。【解決手段】回転フランジ4に取り付けた釣竿角度固定の為の、位置決めピン3を固定フランジ2に取り付けた位置決めピン挿入穴211に嵌合する事によって、回転フランジに付属する竿ホルダー1に収納した釣竿12の角度を可変とした。船の側面やクーラーボックス9の側面等に容易に取付出来、左右複数取付可能で、長時間の立釣りの様な疲れがなく、クーラーボックスに座って片手で作業が出来、ホルダーが円筒である為置き竿等に適し、竿の手返しも早く、糸が絡んでも竿をホルダーに入れた状態でハンドルをワンタッチに断続的に角度可変の作業が楽に出来る。【選択図】図1
Description
本考案は、釣り竿入れホルダー角度可変装置に関するもので、詳細には固定フランジとホルダー、回転フランジから形成されるのと、角度可変装置により角度調整される釣竿入れホルダーにおいて、角度可変装置の構成を固定位置決めピン構造にして、片手でワンタッチ作動により角度の可変がスムーズ安定性で向上した考案。
これまで釣竿角度調整装置として、下記特許公開公報が提案されている。すなわち、連結孔と固定パック連結管とを有するT字形の連結具を形成させて鋸歯台と一体に鋸歯台の一側端部に相互に対向して分割された形態で、それぞれ回動面とセレーション面とを備えた角度調整穴を有する固定片を形成した後セレーション部を備えた締結ボルトとスプリングとプッシュボタンでT字形の連結具と固定片を相互に締結固定するように構成してある。
特開2000−300140号公報
上記特許文献の釣竿角度調整装置に次のような問題点があった。
釣竿具を取付ける場合、コンクリート上に取付出来ないのと、釣場の移動が即出来ないのも有り、取付場所が限定される。
さらに竿角度調節の時、竿を支え具から外して両手で角度調節をしないと使えないのと、糸の仕掛けが竿に絡むと、地面に竿、リールを置いて修正する為、傷が付き、風のある時は竿が海中に落下する事が有る。
釣竿具を取付ける場合、コンクリート上に取付出来ないのと、釣場の移動が即出来ないのも有り、取付場所が限定される。
さらに竿角度調節の時、竿を支え具から外して両手で角度調節をしないと使えないのと、糸の仕掛けが竿に絡むと、地面に竿、リールを置いて修正する為、傷が付き、風のある時は竿が海中に落下する事が有る。
本考案は、これらの問題点を解決する為になされたものである。
すなわち請求項1の考案は、回転フランジと固定フランジとから成る、釣竿支えホルダー角度可変装置であって、前記回転フランジにおいては、その後面には一本或いは複数本の位置決めピンと、その前面にはフランジを回転させるハンドルと、その側面には釣竿を収納保持するための竿ホルダーと、その後面から前面を通過して前記ハンドルを貫通する内径穴を有し、前記固定フランジにおいては、外周を回転するため雌ネジが切られた中心軸と、その前面には複数の位置決めピン挿入穴を有すると共に、中心軸の中心から等距離に配置され、回転フランジの後面の位置決めピンと前記固定フランジ前面周辺の位置決めピン挿入穴は嵌合する位置とサイズを有し、回転フランジと固定フランジはハンドルの中心穴に締付ボルトで中心軸の雌ネジにねじ込み取付構造とする事により、スプリング力に抗して手でハンドルを若干持ち上げて回転フランジを希望する釣竿角度の位置に合せてハンドルを戻すと位置決めピンが位置決めピン挿入穴に嵌合して釣竿角度を容易に可変することが出来る事を特徴とする釣竿支えホルダー角度可変装置である。なおここで前記回転フランジに設置された位置決めピンは1本或いは複数本としている。基本的には1本のピンが、固定フランジの位置決めピン挿入穴に嵌合すれば、回転フランジの角度が固定されるのではあるが、複数本にすることによって位置決めピンにかかるかが分散され、ピンの破損が抑えられるメリットがある。
更に、竿ホルダーに、ハンドルレバーを設置する事を特徴とする請求項1記載の釣竿支えホルダー角度可変装置。
更に、竿ホルダーに、ハンドルレバーを設置する事を特徴とする請求項1記載の釣竿支えホルダー角度可変装置。
従って本考案による釣竿入れホルダー角度可変装置は、船の側面やクーラーボックスの側面等に容易に取付出来、左右複数取付可能で、長時間の立釣りの疲れがなしクーラーボックスに、座って片手で作業が出来、ホルダーが円筒である為、置き竿等に適し、竿の手返しも早く、糸が絡んでも竿をホルダーに入れた状態でハンドルをワンタッチに断続的に角度可変の作業が楽に出来、必要によっては、片側の締付ボルトを緩めてそれぞれの部品交換をノンタッチで可能としたもので、使用に際してはクーラーボックス共に移動出来、使用者に安心して使える利便性と価値ある品を提供する。
以下本考案による釣竿支えホルダー角度可変装置の好ましい実施形態を添付図面により説明する。
図1は本考案による釣竿支えホルダー角度可変装置の分解斜視図であり、図2は本考案による使用状態と角度可変の図である。固定フランジ(2)回転フランジ(4)とを連結させる段階として竿ホルダー(1)が形成され、回転フランジ(4)と一体化された構成で相互に分割され、対向した形態を取る固定フランジ(2)が形成される。このような固定フランジ(2)に回転フランジ(4)を組み立てるための手段として、締付ボルト(7)とスプリング(6)とワッシャー(5)とが形成され、さらに対向した形態を取る回転フランジ(4)に組み立てるための手段として、竿ホルダー(1)が形成され、さらにハウジング(4)に組み立てるための手段として、ハンドルレバー(8)が形成される事によって構成される。
図1は本考案による釣竿支えホルダー角度可変装置の分解斜視図であり、図2は本考案による使用状態と角度可変の図である。固定フランジ(2)回転フランジ(4)とを連結させる段階として竿ホルダー(1)が形成され、回転フランジ(4)と一体化された構成で相互に分割され、対向した形態を取る固定フランジ(2)が形成される。このような固定フランジ(2)に回転フランジ(4)を組み立てるための手段として、締付ボルト(7)とスプリング(6)とワッシャー(5)とが形成され、さらに対向した形態を取る回転フランジ(4)に組み立てるための手段として、竿ホルダー(1)が形成され、さらにハウジング(4)に組み立てるための手段として、ハンドルレバー(8)が形成される事によって構成される。
この時、前記の固定フランジ(2)は図1の図示の通り、後面には、1本或いは複数本の位置決め挿入穴(211)が等距離に配置され、さらに固定フランジ(2)には台プレート(10)が形成されるものであって、さらに図示の通り回転フランジ(4)の全面にはハンドル(412)が形成され、さらに後面には位置決めピン(3)と中心軸穴(411)とを備える構造が好ましい。
また、前記の竿ホルダー(1)は図示の通り、回転フランジ(4)のホルダー穴(416)に形成されるものであり、竿ホルダー(1)は円柱状の筒形状で構成として、固定フランジ(4)のホルダー穴(416)とストッパー(101)で形成され、竿ホルダー(1)先端面にはU溝(111)があり、また竿孔(112)を備える事が好ましい。
前記のような構成により、形成された釣竿支えホルダー角度可変装置の相互組立関係及びそれによる相互作用を説明すると、先ず対向した構成の回転フランジ(4)に位置決めピン(3)と中心軸穴(411)が有り、位置決めピン挿入穴(211)と中心軸(11)内に挿入して、中心穴(20)の中へ、締付ボルト(7)にスプリング(6)ワッシャ(5)を挿入して軸(11)内のネジ孔(213)に締付け、竿ホルダー(1)を、ストッパー(101)を下にしてスリット(414)の下側から挿入した状態で、ハンドルレバー(8)で雌ネジ(413)に締付結合させる事によって、本考案による釣竿支え角度可変装置を形成する。
又、図2にでは垂直線からの角度が0°(垂直立設)から25°、45°、75°、及び90°(水平立設)を示している。
本考案を実施するための形態について手順を述べながら以下に示す。
先ずは、クラーボックス(9)に固定フランジ(2)を両面テープなどで取り付ける。次に固定フランジの中心軸(11)に回転フランジ(4)の中心軸穴(411)をはめ込む。そしてワッシャ(5)、スプリング(6)を介して締め付けボルト(7)でハンドル(412)を取り付けた回転フランジ(4)を固定フランジに取り付ける。そして次にスプリング(6)のバネ力に抗して手でハンドル(412)を若干持ち上げて竿ホルダー(1)に支持された釣竿(12)を取り付けた回転フランジ(4)を希望する釣竿角度の位置に合わせてハンドルを戻すと位置決めピン(3)が位置決めピン挿入穴(211)に嵌合して釣竿角度を容易に可変する事が出来る。また竿ホルダー(1)に設置されたハンドルレバー(8)にて釣竿(12)を竿ホルダーに固定する事によって釣竿の抜け落ち、竿円周方向の回転を防止する事が出来る。なお、上記回転フランジ(4)に取り付けられた位置決めピン(3)の本数は複数本でも良く、この場合は一本に比べ、回転フランジが固定フランジに更に強固に取り付けられることとなる。
又、図2にでは垂直線からの角度が0°(垂直立設)から25°、45°、75°、及び90°(水平立設)を示している。
本考案を実施するための形態について手順を述べながら以下に示す。
先ずは、クラーボックス(9)に固定フランジ(2)を両面テープなどで取り付ける。次に固定フランジの中心軸(11)に回転フランジ(4)の中心軸穴(411)をはめ込む。そしてワッシャ(5)、スプリング(6)を介して締め付けボルト(7)でハンドル(412)を取り付けた回転フランジ(4)を固定フランジに取り付ける。そして次にスプリング(6)のバネ力に抗して手でハンドル(412)を若干持ち上げて竿ホルダー(1)に支持された釣竿(12)を取り付けた回転フランジ(4)を希望する釣竿角度の位置に合わせてハンドルを戻すと位置決めピン(3)が位置決めピン挿入穴(211)に嵌合して釣竿角度を容易に可変する事が出来る。また竿ホルダー(1)に設置されたハンドルレバー(8)にて釣竿(12)を竿ホルダーに固定する事によって釣竿の抜け落ち、竿円周方向の回転を防止する事が出来る。なお、上記回転フランジ(4)に取り付けられた位置決めピン(3)の本数は複数本でも良く、この場合は一本に比べ、回転フランジが固定フランジに更に強固に取り付けられることとなる。
1 竿ホルダー
111 U溝
2 固定フランジ
211 位置決めピン挿入穴
213 ネジ穴
3 位置決めピン
4 回転フランジ
411 中心軸穴
412 ハンドル
413 雌ネジ
414 スリット
415 ピン穴
416 ホルダー穴
5 ワッシャ
6 スプリング
7 締め付けボルト
8 ハンドルレバー
9 クーラーボックス
10 台プレート
11 中心軸
12 釣竿
20 内径穴
101 ストッパー
111 U溝
2 固定フランジ
211 位置決めピン挿入穴
213 ネジ穴
3 位置決めピン
4 回転フランジ
411 中心軸穴
412 ハンドル
413 雌ネジ
414 スリット
415 ピン穴
416 ホルダー穴
5 ワッシャ
6 スプリング
7 締め付けボルト
8 ハンドルレバー
9 クーラーボックス
10 台プレート
11 中心軸
12 釣竿
20 内径穴
101 ストッパー
Claims (2)
- 回転フランジ(4)と固定フランジ(2)とから成る。竿ホルダー(1)であって、前記回転フランジ(4)においては、その後面には1本或いは複数本の位置決めピンと、その前面にはこの部材を回転させるためのハンドル(412)と、その側面には釣竿(12)を収納保持するための竿ホルダー(1)と、その後面から前面を通過して前記ハンドル(412)を貫通する貫通する中心軸穴(411)を有し、
前記固定フランジ(2)においては、その前面には中央部に前記回転フランジ(4)がその外周を回転するため雌ネジ(413)が切られた中心軸(11)と、その前面周辺部には複数の位置決めピン挿入穴(211)を有すると共に、前記位置決め挿入穴(211)は前記中心軸(11)中心から等距離に配置され、
前記回転フランジ(4)後面の位置決めピン(3)と前記固定フランジ(2)前面周辺部の位置決めおピン(3)は嵌合する位置とサイズを有し、
前記回転フランジ(4)と固定フランジ(2)は前記ハンドル(412)の上端部よりスプリング(6)を挟んだ締付ボルト(7)を前記固定フランジ(2)中心軸(11)にネジ穴(213)部にねじ込み取り付け構造とする事により、
前記スプリング(6)力に抗して手で前記ハンドル(412)を若干持ち上げて回転フランジ(4)を希望する釣角度の位置に合せてハンドル(412)を戻すと位置決めピン(3)が位置決め挿入穴に嵌合して釣竿角度を容易に調整することが出来る事を特徴とする釣竿角度可変装置。 - 竿ホルダー(1)に、ハンドルレバー(8)を設置する事を特徴とする請求項1記載の釣竿支えホルダー角度可変装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009005859U JP3157968U (ja) | 2009-07-27 | 2009-07-27 | 釣竿支えホルダー角度可変装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009005859U JP3157968U (ja) | 2009-07-27 | 2009-07-27 | 釣竿支えホルダー角度可変装置 |
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JP3157968U true JP3157968U (ja) | 2010-03-11 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR102241935B1 (ko) * | 2020-11-13 | 2021-04-19 | 주식회사 비엠아이 | 낚시대받침틀의 받침대 |
KR20220114401A (ko) * | 2021-02-08 | 2022-08-17 | 이서진 | 낚시로드 거치대 |
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2009
- 2009-07-27 JP JP2009005859U patent/JP3157968U/ja not_active Expired - Fee Related
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