JP3157615B2 - 小径管内径測定装置 - Google Patents

小径管内径測定装置

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inner diameter
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pipe inner
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俊明 西茂
宣夫 阿波村
勝矢 重弘
秀樹 住本
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Mitsubishi Power Ltd
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Babcock Hitachi KK
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は小径管内径測定装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の小径管内径測定装置である
シリンダゲージを示す図である。図に示すように、シリ
ンダゲージ2の測定部4は小径管1内に挿入され、測定
結果がダイヤルゲージ3に表示される。
【0003】なお、この種の装置に関連するものとして
は、実公平3−51688号公報に記載されたものが挙
げられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなシ
リンダゲージにおいては、小径管1の端部から約30c
m以上奥の位置の内径を測定することができない。
【0005】この発明は上述の課題を解決するためにな
されたもので、小径管の奥深い位置の内径を測定するこ
とができる小径管内径測定装置を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、この発明においては、小径管の内径を測定する装置
において、ロッド部材と、上記ロッド部材の先端部に設
けられかつ上記内径の応じた電気信号を発する測定部
と、上記ロッド部材の上記測定部近傍に取り付けられた
センタリング装置とを設け、前記測定部は円柱部材に複
数のカンチレバーを放射状に設け、各前記カンチレバー
には歪ゲージを設けた測定部であり、さらに管軸方向に
移動し、前記カンチレバーを含む前記測定部を収納する
収納カバーを設ける。
【0007】
【作用】この小径管内径測定装置においては、測定部を
小径管の奥深い位置まで挿入することができ、また測定
部のセンタリングを行なうことができる。
【0008】
【実施例】図1はこの発明に係る小径管内径測定装置を
示す概略断面図、図2は図1に示した小径管内径測定装
置を示す断面図である。図に示すように、沸騰水型原子
炉圧力容器等の下部鏡5に小径管である中性子量監視用
のハウジング(ICMハウジング)6が溶接によって取
り付けられており、下部鏡5とハウジング6との溶接部
31からハウジング6の下端までの距離は約4mであ
る。また、小径管内径測定装置の支持円筒7に中空のロ
ッド部材8が取り付けられ、ハウジング6のフランジ6
aに支持円筒7のフランジ7aがボルト、ナット(図示
せず)によって取り付けられている。また、ロッド部材
8の先端部に測定部13が紙面上下方向に移動可能に取
り付けられ、測定部13の円柱部材14に放射状にかつ
等間隔で8個のカンチレバー15が取り付けられ、カン
チレバー15に歪ゲージ16が取り付けられ、ロッド部
材8の円柱部材14の近傍にエアシリンダ17が固定さ
れ、エアシリンダ17のピストンロッドにカンチレバー
15の収納カバー18が取り付けられ、収納カバー18
は管軸方向に移動する。また、ロッド部材8の測定部1
3の近傍に2個のセンタリング装置9が取り付けられ、
センタリング装置9のエアシリンダ10がロッド部材8
に固定され、エアシリンダ10のピストンロッドにピス
トン11が取り付けられ、ピストン11の斜面とハウジ
ング6の内面との間にそれぞれ3個のクランプ12が設
けられている。また、歯車、ロッド等からなる測定部1
3の昇降装置(図示せず)が設けられ、この昇降装置の
駆動装置19と昇降装置とがワイヤ等(図示せず)によ
って連結されており、ワイヤ等はロッド部材8内を貫通
している。また、測定部13の歪ゲージ16からの電気
信号に基づいて測定結果を自動的に記録する記録計20
が設けられ、上記電気信号に基づいて画像処理により測
定結果を三次元表示するパーソナルコンピュータ21が
設けられている。
【0009】この小径管内径測定装置を用いてハウジン
グ6の溶接部31近傍の内径を測定するにはつぎのよう
にする。まず、図3に示すように、内径が既知である校
正用試験管22内に測定部13を挿入し、小径管内径測
定装置の校正を行なう。つぎに、カンチレバー15を収
カバー18内に収納した状態で、小径管内径測定装置
の測定部13をハウジング6内に挿入する。つぎに、フ
ランジ6a、7aをボルト、ナットにより固定する。つ
ぎに、エアシリンダ10を伸長することにより、ピスト
ン11を上昇させ、クランプ12をハウジング6の内面
に押し付けることにより、測定部13のセンタリングを
行なう。つぎに、エアシリンダ17を縮小することによ
り、収納カバー18を下降させてカンチレバー15を露
出させる。すると、8個の歪ゲージ16からハウジング
6の内径に応じた電気信号が出力され、その電気信号に
基づいて記録計20が測定結果すなわち内径および芯ず
れを自動的に記録し、パーソナルコンピュータ21が測
定結果を三次元表示する。つぎに、駆動装置19を作動
させて、ロッド部材8に対して測定部13をわずかに上
昇させ、同様の内径測定を行なう。このようにして、測
定部13を昇降して、連続して内径測定を行なう。
【0010】このような小径管内径測定装置において
は、測定部13をハウジング6の奥深い位置まで挿入す
ることができるから、ハウジング6の奥深い位置たとえ
ば溶接部31の内径、芯ずれを測定することができる。
また、センタリング装置9が設けられているから、測定
部13のセンタリングを行なうことができるので、ハウ
ジング6の内径、芯ずれを精度よく測定することができ
る。
【0011】図4は参考例の小径管内径測定装置の測定
部の原理を示す図である。図に示すように、測定部23
は三角板24と、三角板24の変位を電気信号に変換す
るための作動トランス26と、球25とから構成されて
いる。
【0012】この小径管内径測定装置を使用してハウジ
ング6の内径を測定するには、つぎのようにする。ま
ず、球25をハウジング6の内径を測定したい部分に位
置させる。つぎに、三角板24を上昇させて、三角板2
4の傾斜面に球25を当接させる。すると、三角板24
はハウジング6の内径に応じた個所に位置するから、作
動トランス26から出力される電気信号はハウジング6
の内径に応じたものとなる。
【0013】図5は参考例の小径管内径測定装置の測定
部の原理を示す図である。図に示すように、測定部27
はクサビ28と、クサビ28の変位を電気信号に変換す
るための作動トランス30と、球29とから構成されて
いる。
【0014】この小径管内径測定装置を使用してハウジ
ング6の内径を測定するにはつぎのようにする。まず、
球29をハウジング6の内径を測定したい部分に位置さ
せる。つぎに、クサビ28を上昇させて、クサビ28の
傾斜面に球29を当接させる。すると、クサビ28はハ
ウジング6の内径に応じた個所に位置するから、作動ト
ランス30から出力される電気信号はハウジング6の内
径に応じたものとなる。
【0015】なお、上述参考例においては、ハウジング
6の内面に接する接触子として球25、29を用いた
が、接触子として円柱、棒等を用いてもよい。また、上
参考例においては、球25、29と接する傾斜面を有
する傾斜面部材として三角板24、クサビ28を用いた
が、傾斜面部材として三角柱等を用いてもよい。また、
上述参考例においては、三角板24、クサビ28の変位
を電気信号に変換するための変換手段として作動トラン
ス26、30を用いたが、傾斜面部材の変位を電気信号
に変換する変換手段としてエンコーダ等を用いてもよ
い。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る小
径管内径測定装置においては、測定部を小径管の奥深い
位置まで挿入することができるから、小径管の奥深い位
置の内径を測定することができ、また測定部のセンタリ
ングを行なうことができるから、内径を精度よく測定す
ることができる。このように、この発明の効果は顕著で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る小径管内径測定装置を示す概略
断面図である。
【図2】図1に示した小径管内径測定装置を示す断面図
である。
【図3】図1、図2に示した小径管内径測定装置を用い
た内径測定の説明図である。
【図4】参考例の小径管内径測定装置の測定部の原理を
示す図である。
【図5】参考例の小径管内径測定装置の測定部の原理を
示す図である。
【図6】従来の小径管内径測定装置であるシリンダゲー
ジを示す図である。
【符号の説明】
6…ハウジング 8…ロッド部材 9…センタリング装置 13…測定部 23…測定部 27…測定部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 住本 秀樹 広島県呉市宝町6番9号 バブコック日 立株式会社 呉工場内 (56)参考文献 特開 昭49−71958(JP,A) 実開 昭59−42906(JP,U) 実開 昭63−35905(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01B 21/00 - 21/32 G01B 7/00 - 7/34 102

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】小径管の内径を測定する装置において、ロ
    ッド部材と、上記ロッド部材の先端部に設けられかつ上
    記内径の応じた電気信号を発する測定部と、上記ロッド
    部材の上記測定部近傍に取り付けられたセンタリング装
    置とを具備し、前記測定部は円柱部材に複数のカンチレ
    バーを放射状に設け、各前記カンチレバーには歪ゲージ
    を設けた測定部であり、さらに管軸方向に移動し、前記
    カンチレバーを含む前記測定部を収納する収納カバーを
    有することを特徴とする小径管内径測定装置。
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EP4081787A4 (en) * 2019-12-26 2023-12-27 Merit Medical Systems, Inc. CATHETER TESTING APPARATUS, KITS AND METHODS

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