JP3157486B2 - ろ過装置のための真空制御弁 - Google Patents

ろ過装置のための真空制御弁

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JP3157486B2 JP18029097A JP18029097A JP3157486B2 JP 3157486 B2 JP3157486 B2 JP 3157486B2 JP 18029097 A JP18029097 A JP 18029097A JP 18029097 A JP18029097 A JP 18029097A JP 3157486 B2 JP3157486 B2 JP 3157486B2
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    • F16K24/00Devices, e.g. valves, for venting or aerating enclosures
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  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はろ過装置のための真
空制御弁に関する。
【0002】
【従来の技術】供給容器から受け容器への移行中におけ
る液体のろ過は、代表的にはこれら2つの容器間での圧
力差によって駆動される。前記圧力差は、供給容器とフ
ィルター間にポンプを介在させることにより、或は受け
容器内を真空にすることにより発生させることができ
る。通常、実験室では無菌ろ過は保護フードの下で実施
され、作用領域を横断してろ過空気を循環させて無菌環
境を維持している。無菌ろ過装置は保護フードの内部或
はその近辺に配置される。供給管の一端部が、一般的に
は無菌ろ過装置に接続され、他端部が供給容器内に配置
される。真空ろ過のためのろ過装置には、受け容器或は
ろ過容器と連通する真空ラインのための接続部と、真空
ポンプ或はウォーターアスピレーターのような真空源と
が含まれる。真空ろ過装置(以下、単にろ過装置とも称
する)は、これを仮に固定位置にクランプさせると容易
に使用することができない。なぜなら、そうしたろ過装
置は、受け容器内真空する必要上受け容器の開口
部に対してシールしなければならないからである。この
シールは、固定したろ過装置に対して受け容器を保持す
るのではなく、ろ過装置を受け容器上に配置することで
容易化される。装置組立に際し、オペレーターは無菌の
受け容器からキャップを外し、受け容器をろ過装置に取
り付け、真空を付加してこの受け容器を脱気せしめ、フ
ィルターに液体を流通させることによりろ過プロセスを
開始させる。液体流れは、供給容器から供給管を外すこ
とにより、或は真空源を遮断或は停止させることにより
中断される。例えば、容器へのろ液量を制御するのが難
しいといった、真空ろ過に関わる幾 つかの不利益が存在
する。真空ライン中に遮断弁を配置し、或は真空管をピ
ンチで遮断することもできるが、液体は、容器内に残留
する真空により、流量を漸減させつつ流れ続け。或は
また、真空管をろ過装置側から引き抜き、容器中に空気
が流入できるようにしてろ過を停止させることも可能で
ある。この方法によるろ過停止は急激であるために、液
体レベルを制御するのは困難である。真空ライン遮断弁
に通気ポートを設けることもできるが、この方法による
通気もやはり急激であることから、液体レベルを制御す
るのは難しい。以上の全ての制御方法は、オペレーター
が一方の手をろ過装置に乗せ続け、他方の手で弁を操作
し或は管を外す必要があるので不便である。ろ過プロセ
スを通して、オペレーターは、一般的には受け容器のキ
ャップを保持し、その内面が汚染されないようにする必
要がある。保護フードその他の実験室表面は汚染されて
いると考えられるのである。かくして、オペレーター
は、受け容器のキャップを回して忙しく開閉し、外した
キャップを保持しつつ別の弁及び或はスイッチを操作す
ることとなる。
【0003】更に、真空フィルターハウジング内に捕捉
された空気は、この真空フィルターハウジング内の圧力
が大気圧未満であるために、従来の手段によっては大気
中に通気されない。開放された、ファンネル形式の装置
では空気が捕捉されることがないのでこうした問題は生
じない。しかし、大気に対して閉じた装置では、捕捉さ
れた空気がフィルター膜を閉塞させ、ろ過割合を低下さ
せる。米国特許第3,844,895号、第5,14
1,639号、に記載されるような幾つかの真空ろ過装
置では、疎水性領域を有するフィルター、或は別個の疎
水性フィルターを使用してフィルターの真空側に空気を
通過させるようにしている。しかしながら、血清の如き
を含むある種の液体は疎水性フィルター膜を閉塞し、
の作用を無効にする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】真空ろ過装置のような
真空装置の圧力を制御し、そうした真空ろ過装置におけ
る流体及び或は空気流れを制御するための手段を提供す
ることであり、疎水性フィルターを閉塞する恐れの
液体が出現した場合に、真空ろ過装置から空気を確実に
通気させるための手段を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に従えば、真空ろ
過装置のような真空装置の圧力を手動で制御するための
真空制御弁が提供される。1実施例において、真空制御
弁は、(a)真空ポートを受けるようになっている入口
と、(b)入口と流体連通し且つ真空源を受けるように
なっている出口と、(c)入口及び出口を、真空ろ過装
置内に発生する真空に関して正の圧力を有する任意の
ス源と流体連通させる真空ベントと、(d)真空ベント
に可動状態で取り付けられ、真空ベントをガス源からシ
ールすることができるベントキャップと、を含んでい
る。ベントキャップは柔軟且つ可撓性の、例えばエラス
トマー系の材料から形成され、手で変形させることによ
って真空ベントから外れ、真空ベントを開放させる。ベ
ントキャップは真空制御弁を作動させるための突起或は
タブを含んでいる。タブに横方向力或は軸方向力を加え
てベントキャップを変形させると、ベントキャップは真
空ベントから外れ、真空ベントは大気に対して開放され
る。
【0006】本発明の別の実施例によれば真空制御弁胴
部が提供される。この真空制御弁胴部には、(a)真空
ポートと真空源とを流体連通させる導管と、(b)導管
、真空ろ過装置内に発生する真空に関して正の圧力を
有する任意のガス源とを流体連通させる真空ベントと、
(c)真空ベント上に座着された場合に、真空ベントを
ガス源からシールするように可動の状態で真空ベントに
取り付けたベントキャップと、を含んでいる。本発明の
更に別の実施例において、真空ろ過装置が提供される。
真空ろ過装置は、(a)内部にフィルターを固定したフ
ィルターハウジングと、(b)フィルターハウジング内
部をフィルターの上流側と連通し、被ろ過流体を受ける
通路と、(c)フィルターの下流側でフィルターハウジ
ングに取り付けた容器受け部にして、ろ過された流体を
受ける閉じた容器を受けるようになっており且つこの閉
じた容器とフィルターハウジングとの間を液密シールす
るためのシール手段を含んでいる容器受け部と、(d)
フィルターの下流側と連通する真空ポートにして、フィ
ルターを通して流体を容器に引き出すために真空源に
されるようになっており且つ、開放状態で真空ポート
、真空ろ過装置内に発生する真空に関して正の圧力を
有する任意のガス源とを流体連通させるシール自在の真
空ベントを含んでいる真空ポートと、を含んでいる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に本発明の詳細を説明する。
特定の実施例は例示目的のために説明されるものであ
り、これに限定するものではない。本発明の原理的な特
徴は、本発明の範囲から離れることなく種々の実施例に
おいて使用され得るものとする。
【0008】本発明には、真空装置、詳しくは真空ろ過
装置の内部圧力を制御するための真空制御弁が含まれ
る。そうした装置には代表的には、フィルター膜により
相互に離間された入口チャンバとろ液容器とが含まれ
る。入口チャンバは、真空ライン、例えば、アスピレー
ター或は真空ポンプのための真空ラインに接続すること
のできる真空ポートと連通される。この連通により入口
チャンバを排気すれば、フィルター膜を貫いて流体流れ
を駆動させるところの、フィルター膜を横断する圧力差
を確立することができるようになる。かくして、フィル
ター膜が閉塞されるまでのろ過割合はこの圧力差と関連
する。そうした真空ろ過装置の一例は米国特許出願番号
第08/444,493号に記載される。実験室で使用
するために入手し得るその他の真空ろ過装置には、米国
特許第5,141,639号、第4,301,010
号、第4,676,501号、第4,614,585
号、第3,844,895号が含まれる。本発明の真空
制御装置は、ろ液容器に加える真空を、かくして、フィ
ルター膜を横断する圧力差を、そして、ろ過割合を調節
するために使用することができる。
【0009】1実施例では真空制御弁が、(a)真空ポ
ートを受けるようになっている入口と、(b)入口と流
体連通する出口と、(c)入口及び出口を真空ろ過装置
内に発生する真空に関して正の圧力を有する任意のガス
源と流体連通させる真空ベントと、(d)真空ベントに
可動状態で取り付けられ、真空ベントをガス源からシー
ルすることの出来るベントキャップと、を含んでいる。
【0010】真空ベントは入口と出口との中間に位置付
けられ、例えば、ガス源に対して開放され、シールされ
た場合には入口及び出口をガス源から隔絶させる孔或は
細長 の導管とすることができる。真空ベントをシールす
ると、真空源と、ろ過装置の寸法及び構成とに依存して
達成され得る最小圧力下おいて、真空制御装置の内部
に真空が確立される。真空ベントを完全に開放すると真
空ベントに空気が流入し真空制御装置の内部圧力が増大
する(即ち、真空が減じる)。真空制御装置内で達成し
得る限界圧力は、ガス源、真空源、ベントの寸法形状に
依存する。真空ベントを部分開放することにより真空制
御装置圧力を、シール状態での真空ベント及び完全開放
状態での真空ベントの中間圧力とすることができる。
【0011】真空ベントを、この真空ベントに取り付け
たベントキャップにより完全に或は部分的にシールする
ことが可能である。ベントキャップは、例えば真空ベン
トの外側開口部を覆うことが出来る。ベントキャップは
可撓性の材料、例えばエラストマー系の材料から形成
し、これを手で変形して真空ベントを開放させ得るよう
にするのが好ましい。別の実施例ではベントキャップは
剛性材料から作製することができる。ベントキャップ
は、その静止位置では真空ベントをシールし、真空制御
装置からガスを排気させるのが好ましい。ベントキャッ
プは弁を作動させるための突起或はタブを含む。このタ
ブ或は突起に横方向或は軸方向等から力を加えると、ベ
ントキャップ変形されて真空ベントから偏倚され、真
空ベントがガス源に対して部分的或は完全に開放せしめ
られる。ベントキャップの変形の程度、つまりは真空ベ
ントの開放の度合いはタブに加える力の量と関連され得
る。かくして、オペレーターは、タブに加える圧力を調
節することで真空制御装置の内部圧力を制御することが
できる。好ましい実施例ではオペレーターは、ベントキ
ャップを変形させタブを指で押圧することにより、真空
ベントを完全に或は部分的に開放させることができる。
【0012】ベントキャップは更に、真空ベント内に伸
延する舌部或は支柱を含み得る。支柱は、ベントキャッ
プを真空ベントに対して固定すると共に、入口から出口
への空気流れを部分的に妨害する流れ制御体としても作
用する。また支柱は、入口及び出口の中間の係止孔を貫
いて伸延し、支柱をこの係止孔に固定するところの保持
フランジにおいて終端され得る。別の実施例において、
本発明は真空制御弁胴部を提供する。真空制御弁胴部
は、(a)真空ポートと真空源とを流体連通させる導管
と、(b)導管と、真空ろ過装置内に発生する真空に関
して正の圧力を有する任意のガス源とを流体連通させる
真空ベントと、(c)真空ベントに座着された場合に真
空ベントをガス源からシールするように可動の状態で真
空ベントに取り付けられたベントキャップと、を含んで
いる。
【0013】本発明の前述の実施例は、既存の真空制御
装置の真空ポートと真空源との間に介装することのでき
る真空制御弁を提供する。かくして、真空制御弁は真空
制御装置の一体部品である必要はなく、真空制御装置に
必要に応じて連結することができる。例えば本発明の真
空制御弁は、そうでない場合には受け容器内の圧力を、
従って、ろ過割合を断続的に調節するための満足な手段
を持たない従来の真空ろ過装置に接続され得る。
【0014】本発明の他の実施例によれば、真空制御弁
を装置の一体部品として有する真空ろ過装置が提供され
る。1実施例において、本発明の真空ろ過装置は、
(a)内部にフィルターを固定したフィルターハウジン
グと、(b)フィルターハウジング内部をフィルターの
上流側と連通し、被ろ過流体を受ける通路と、(c)フ
ィルターの下流側でフィルターハウジングに取り付けた
容器受け部にして、ろ過された流体を受けるための閉じ
た受け容器、即ちろ液容器を受けるようになっており且
つろ液容器とフィルターハウジングとを液密シールする
ためのシール手段を含んでいる容器受け部と、(d)フ
ィルターの下流側と連通する真空ポートにして、フィル
ターを通して流体をろ液容器に引き出すために真空源に
連結されるようになっており且つ、開放状態で真空ポー
トと、真空ろ過装置内に発生する真空に関して正の圧力
を有する任意のガス源とを流体連通させるシール自在の
真空ベントを含んでいる真空ポートとを含んでいる。
【0015】フィルターの“下流側”とは、フィルター
の、ろ液容器取り付け側での真空ろ過装置の内部容積に
対して参照される。真空ポートは、真空の付加に際して
ろ液容器内にろ液が収集され、収集されたろ液が真空ポ
ートに引き込まれないような状態下にフィルターの下流
側と連通する。フィルターの“上流側”とは、フィルタ
ーの上流側と反対側での、ろ過装置の内部容積を言う。
【0016】真空ベントと連通するガス源は、真空装
置、例えば真空ろ過装置内部に発生する真空に関して正
の圧力を有する任意のガス源とすることができる。好適
なガス源には、環境、例えば、実験室、大気、グローブ
ボックスの如き不活性雰囲気のチャンバー、或は加圧ガ
ス源、例えばエアコンプレッサー或は圧縮ガスシリンダ
ー、例えば、空気、窒素アルゴン或はヘリウムの各シリ
ンダー、が含まれる。本明細書に記載する種々の実施例
には、真空ベントと連通し且つガス源、例えば加圧ガス
シリンダーからのラインを受けるようになっている管或
は導管も含まれ得る。
【0017】本発明の真空ろ過装置は、例えば、組織培
養基、詳しくは、血漿を含む生物学的溶液のような、生
物学的用途のためのろ過溶液に対して特に有用である。
【0018】本発明の真空制御弁の1実施例が図1A及
び図1Bに示される。真空制御弁は細長の胴部1を含
み、胴部1は導管6を有し、導管6はその一端部に、番
号20で全体を示す真空装置の真空ポート19に接続す
るようになっている入口5を有し、導管6の他端部に
は、真空源に接続するようになっている出口15が設け
られる。胴部1の、これら入口5と出口15との間に
は、これら入口5及び出口15ガス源と流体連通させ
る真空ベント8が設けられる。胴部1の外側にはエラス
トマーのベントキャップ10が取り付けられる。ベン
トキャップ10は真空ベント8の外側の開口部を横断
し、その静止位置では真空ベント8をガス源からシール
する。
【0019】ベントキャップ10は、一体の、外側に突
出するタブ12を含む。図1に示すように、タブ12
に横方向力を加えてベントキャップ10を変形させる
と、ベントキャップ10は真空ベント8から偏倚され、
この真空ベント8から真空ポートにガスが流入できるよ
うになる。これにより、真空装置20の内部圧力は増大
する。オペレーターはタブ12を手或は指で押すことに
よりタブ12に圧力を加えることができる。ベントキャ
ップ10は真空ベントから部分的或は完全に偏倚させる
ことが可能である。真空ポート19へのガスの流入量、
従って真空装置内部の圧力変化は、タブ12に行使され
る力の大きさと関連するベントキャップの変形の程度に
依存する。したがって、真空装置へのガス流入量、斯く
して真空装置の内部圧力は、タブ12に加える力を調節
することにより容易に調整することができる。
【0020】胴部1は更に流れ制御体5を含む。流れ
制御体45は、胴部1の内部で出口に隣り合って取り付
けられる。流れ制御体45は、真空源が真空装置の内部
圧力を低下させ得るところの流量を減少させ、真空ベン
トを通る空気流れの、真空装置の内部圧力に対する影響
力を大きくすることで真空制御弁の性能を増長させる。
【0021】本発明の、図2A、2B、2Cに示す他の
実施例では、真空制御弁を含む真空ろ過装置が提供され
る。本実施例における真空ろ過装置には、先に説明した
如き、そうした装置のための、フィルターハウジング2
2の内部と連通する液体入口21を含む標準的要素が含
まれる。真空ろ過装置は、前記フィルターハウジング2
2の内部に取り付けたフィルターディスク23を更に含
んでいる。液体出口24がろ液容器35流体連通され
る。この液体出口24は、本実施例ではフォーム材料製
のパッド25による液密シールを介し、出口、或は真空
ろ過装置の下流側に連結することができる。真空ポート
36が、液体出口24を取り巻く領域26と連通し且
つ、その外側端部15に真空源を受けるようになってい
る。真空ポート36は更に、フィルターハウジング22
の外側表面に隣り合う位置で上方に突出する部材7を含
む。真空ベント8は、真空ポート36から伸延する導管
であり、後述する孔13により、ガス源に対して開放さ
れる。フィルターハウジングベント9は、上方に突出す
る部材7を貫いて伸延する導管であり、フィルターハウ
ジング22と真空ベント8とを、以下に説明する態様
体連通する。ベントキャップ10が、その静止位置に
おて孔13及びフィルターハウジングベント9の外側端
部を覆い、これら2つのベントをシールするように配置
される。
【0022】ベントキャップ10は図2Cに例示され、
フィルターハウジングベントタブ11と、真空ベントタ
ブ12とを含む。ベントキャップ10は、フィルターハ
ウジングベントタブ11に力を加えることによりフィル
ターハウジングベント9から取り外されそれにより、フ
ィルターハウジングベント9を真空ベント8に連結する
通路を、かくして、真空ポート36を部分的或は完全
に開放する一方で、孔13をシールし続けるような設計
形状のものとする。同様に、孔13は、真空ベントタブ
12に力を加えることにより部分的或は完全に開放され
それにより、フィルターハウジングベント9を開放させ
ることなく、孔13と真空ベント8とを連結する通路
を、かくして真空ポート36を、部分的或は完全に開放
することができる。
【0023】図3に示す本発明の他の実施例によれば真
空ろ過装置が提供され、先に説明したような真空ろ過装
置のための標準的な要素を含んでいる(図示せず)。本
実施例での真空ろ過装置はフィルターハウジング22を
含む。真空ポート36の第1の端部が、真空ろ過装置の
出口を取り巻く領域と先に説明した如く連通し、一方
で、第2の端部15に真空源を受けるようになってい
る。真空ベント8が、真空ポート36とガス源とを流
通する、上方に突出する部材7を含んでいる。可撓性
のベントキャップ10が前記上方に突出する部材7に取
り付けられる。ベントキャップ10はその静止モード
真空ベント8の外側開口部を覆い、この真空ベント8
をガス源からシールする。ベントキャップ10は外側に
突出する真空ベントタブ12を含む。真空ベントタブ1
2に横方向力を加えると真空キャップ10が変形して真
空ベント8が部分的或は完全に開放され、以って、ガス
が真空ベント8を介してろ液容器に流入できるようにな
る。ベントキャップ10は更に支柱17を含む。支柱1
7は、ベントキャップ10の裏側に付設され、真空ポー
ト36の内部に伸延して真空ポート36の内壁に楔係合
し、ベントキャップ10を真空ベント8に固定する。図
示されるように、支柱17は真空ポートの内部を完全に
閉塞せずそれにより、通路18を形成する。本実施例で
はこの通路18は流れ制御体として作用することができ
る。
【0024】図4に示される真空制御弁の実施例は図3
に示されるそれと類似のものであるが、本実施例では支
柱17は図3の実施例とは異なり、真空ポート36の内
部に伸延し且つ真空ベント8とは反対側に形成した係止
孔14を貫く。支柱17は図示の如く保持フランジ28
により固定される。支柱17は折り取り式のタブ29を
更に含み得る。この折り取り式のタブ29は保持フラン
ジ28に折り易いように連結され、支柱17の、真空ベ
ント8及び係止孔14を貫いての挿通を容易化する。次
いで折り取り式のタブ29は折り取られ、除去される。
支柱17は真空ポートを貫いてガスが流れるようにする
ための孔或は長孔を含み、かくして、流れ制御体として
作用する。
【0025】本発明の真空ろ過装置の別の実施例が図5
A、5Bに示される。本実施例での真空ろ過装置には、
先に説明したような、フィルターハウジング22や真空
ポート36を含む真空ろ過装置のための標準的な要素が
含まれる。可撓性のベントキャップ10が、一体の支柱
41によりフィルターハウジングに固定される。支柱4
1はフィルターハウジングベント9を貫いて伸延してフ
ィルターハウジング22の内側に入り、そこで保持フラ
ンジ42により固定される。ベントキャップ10は更
に、支柱43によりフィルターハウジング22に対して
固定される。支柱43は真空ベント8を貫いて伸延して
係止孔45に入り、この係止孔45の内側で保持フ
ランジ44により固定される。ベントキャップ10はフ
ィルターハウジングベントタブ11と真空ベントタブ1
2とを含む。
【0026】フィルターハウジングベントタブ11は、
横方向力が加えられるとベントキャップ10を変形させ
且つフィルターハウジングベントポート座48から偏倚
させ、フィルターハウジング22真空通路と流体連
させる通路を開放させる一方で、孔13は閉じたままと
するように配置される。支柱41は流体流れを容易化す
るための平坦部分47を有し得る。真空ベントタブ12
は、軸方向力が加えられることにより孔13を開放さ
せ、真空ベント8に、かくして、真空ポート36にガス
源からのガスが流入できるようにする。
【0027】図6A、6B、6Cには本発明の真空ろ過
装置の更に別の実施例が示される。これらの図には真空
ろ過装置のための、先に議論したような標準的要素は示
されない。真空ポート36は真空ベント8を含む。フィ
ルターハウジングベント9が、真空ポート36とフィル
ターハウジング22の内部とを流体連通させる。可撓性
のベントキャップ51が、フィルターハウジングベント
9を貫いて真空ベント8に入る支柱52を含み、この支
柱52は、真空ベント8の内部に伸延し、フィルターハ
ウジングベント9を貫き、保持フランジ56によって固
定され、フィルターハウジングベント9をシールする。
また支柱52は、ベントキャップ51がその静止位置で
真空ベント8をシールせしめるよう張力負荷される。
【0028】ベントキャップ51に、図6Bに示すよう
に横方向力を加えると、ベントキャップが変形されて真
空ベント8から偏倚され、真空ベント8をガス源に対し
て開放する。ベントキャップ51に、図6Cに示すよう
に軸方向力を加えると、フィルターハウジング22から
真空ポート36への通路が開放され、フィルターハウジ
ング22から空気が通気される。かくして、フィルター
ハウジングベント9と真空ベント8とが、単一のベント
キャップを使用することにより相互に独立して開閉され
得る。
【0029】以上、本発明を実施例を参照して説明した
が、本発明の内で多くの変更を成し得ることを理解され
たい。
【0030】
【発明の効果】 真空ろ過装置のような真空装置の圧力を
制御し、そうした真空ろ過装置における流体及び或は空
気流れを制御するための手段が提供される他、 疎水性フ
ィルターを閉塞する恐れのある液体が出現した場合に、
真空ろ過装置から空気を確実に通気させるための手段が
提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1A】真空ろ過装置の真空ポートと真空ラインとと
の間に改装された本発明の真空制御弁を例示する断面図
である。
【図1B】通気モードでの真空制御弁を示す断面図であ
る。
【図2A】ろ過ハウジングベントのみならず真空ベント
を含む本発明に従う真空ろ過装置の断面図である。
【図2B】ベントキャップを取り外した状態での弁アセ
ンブリの平面図である。
【図2C】真空ベントキャップ及びフィルターハウジン
グベントタブを有するベントキャップの斜視図である。
【図3】真空ベントを貫いて伸延して真空ポート内に入
る支柱を有する、本発明の真空ろ過装置の部分断面図で
ある。
【図4】真空ポートに入り、この真空ポートの、真空ベ
ントとは反対側の係止孔を貫いて保持フランジによって
固定される支柱を有する、本発明の真空ろ過装置の部分
断面図である。
【図5A】支柱によりろ過ハウジングに固定されるベン
トキャップを有する、本発明の真空制御装置の斜視図で
ある。
【図5B】ろ過ハウジングに固定したベントキャップの
断面図である。
【図6A】真空ポートに入り、フィルターハウジングベ
ントを貫いて伸延する支柱を有する本発明の真空ろ過装
置の部分断面図である。
【図6B】横方向力を負荷することにより真空ベントか
ら取り外されたベントキャップを示す部分断面図であ
る。
【図6C】軸方向力を負荷することにより真空ベントか
ら取り外されたベントキャップを示す部分断面図であ
る。
【符号の説明】
胴部 5 入口 6 導管 7 上方に突出する部材 8 真空ベント 9 フィルターハウジングベント 10 ベントキャップ 11 フィルターハウジングベントタブ 12 真空ベントタブ 13 孔 14 係止孔 15 出口 17 支柱 18 通路 19、36 真空ポート 20 真空装置 21 液体入口 22 フィルターハウジング 23 フィルターディスク 24 液体出口 25 パッド 28 保持フランジ 29 折り取り式のタブ 35 ろ液容器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−217677(JP,A) 実開 平5−64589(JP,U) 英国特許出願公開2140699(GB,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B01D 29/01 B01D 29/00 G01N 1/22

Claims (23)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空ろ過装置であって、 (a)内部にフィルターを固定したフィルターハウジン
    グと、 (b)該フィルターハウジング内部をフィルターの上流
    側と連通し、被ろ過流体を受ける通路と、 (c)フィルターハウジングに取り付けられた容器受け
    部にして、閉じた容器を受けるようになっており、該閉
    じた容器とフィルターハウジングとの間を液密シールす
    るためのシール手段を含み、前記閉じた容器が、ろ過さ
    れた流体を受けるためのものである容器受け部と、 (d)フィルターの下流側と連通する真空ポートにし
    て、前記流体をフィルターを通して前記閉じた容器の内
    部へと引き出すために真空源に連結されるようになって
    おり、シール自在の真空ベントを含み、該真空ベント
    が、その開放時において前記閉じた容器と、真空ろ過装
    置内に発生する真空に関して正の圧力を有する任意の
    ス源とを流体連通する真空ポートと、 を包含する真空ろ過装置。
  2. 【請求項2】 真空ベントに可動状態で取り付けたベン
    トキャップを更に含んでいる請求項1に記載の真空ろ過
    装置。
  3. 【請求項3】 ベントキャップがエラストマー系の材料
    から形成され且つ真空ベントを開放させるべく手動で変
    形させることができる請求項2に記載の真空ろ過装置。
  4. 【請求項4】 ベントキャップが真空ベントを開放させ
    るためのタブを更に含み、該タブは、横方向力が加えら
    れることによりベントキャップを真空ベントから離座さ
    せる請求項3に記載の真空ろ過装置。
  5. 【請求項5】 ベントキャップが、該ベントキャップを
    真空ベントに固定するための支柱を更に含んでいる請求
    項4に記載の真空ろ過装置。
  6. 【請求項6】 フィルターの上流側と真空源とを流体連
    通させるフィルターハウジングベントを更に含んでいる
    請求項1に記載の真空ろ過装置。
  7. 【請求項7】 フィルターハウジングベントに疎水性フ
    ィルターが取り付けられる請求項6に記載の真空ろ過装
    置。
  8. 【請求項8】 フィルターハウジングベントにフィルタ
    ーハウジングベントキャップが可動状態で取り付けられ
    る請求項6に記載の真空ろ過装置。
  9. 【請求項9】 ベントキャップがフィルターハウジング
    ベントに、該フィルターハウジングベントと真空ベント
    とがベントキャップにより各々独立してシールされるよ
    うに可動状態で取り付けられる請求項6に記載の真空ろ
    過装置。
  10. 【請求項10】 ベントキャップが、フィルターハウジ
    ングベントを開放させるためのフィルターハウジングタ
    ブを更に含み、該フィルターハウジングタブが、そこに
    力を加えられることによりベントキャップを変形させ、
    ベントキャップをフィルターハウジングベントから外
    し、フィルターハウジングベントを開放させる請求項9
    に記載の真空ろ過装置。
  11. 【請求項11】 フィルターハウジングベントが、ベン
    トキャップに軸方向力を加えることにより開放され、真
    空ベントが、該真空ベントを開放させるためのタブに横
    方向力を加えることにより開放される請求項10に記載
    の真空ろ過装置。
  12. 【請求項12】 真空制御弁であって、 (a)真空ポートを受けるようになっている入口と、 (b)該入口と流体連通する出口にして、真空源を受け
    るようになっている出口と、 (c)前記入口及び出口を、真空ろ過装置内に発生する
    真空に関して正の圧力を有する任意のガス源と流体連通
    させる真空ベントと、 (d)真空ベントに可動状態で取り付けられたエラスト
    マー製のベントキャップにして、ガス源から真空ベント
    をシールし、更に、手で変形されることにより真空ベン
    トをガス源に対して開放させることができるベントキャ
    ップと、 からなる真空制御弁。
  13. 【請求項13】 ガス源が大気である請求項12に記載
    の真空制御弁。
  14. 【請求項14】 ベントキャップが、真空ベントタブに
    して、横方向力が加えられることによりベントキャップ
    を変形させ、ベントキャップを真空ベントから外すよう
    にして真空制御弁を作動させるための真空ベントタブを
    含む請求項13に記載の真空制御弁。
  15. 【請求項15】 ベントキャップが、該ベントキャップ
    を真空ベントに固定するための支柱を更に含み、該支柱
    が、真空ベントの内部に伸延する請求項14に記載の真
    空制御弁。
  16. 【請求項16】 真空制御弁が係止孔を更に含み、ベン
    トキャップを真空ベントに固定するための支柱が前記係
    止孔を貫いて伸延し且つ保持フランジにより固定される
    請求項15に記載の真空制御弁。
  17. 【請求項17】 ベントキャップを真空ベントに固定す
    るための支柱が流れ制御体として作用する請求項15に
    記載の真空制御弁。
  18. 【請求項18】 真空制御弁が、フィルターの上流側と
    真空源とを流体連通させるフィルターハウジングベント
    を含み、フィルターハウジングベントがベントキャップ
    によって、前記フィルターハウジングベントと真空ベン
    トとが各々ベントキャップにより独立してシールされる
    ようにシール自在である請求項14に記載の真空制御
    弁。
  19. 【請求項19】 ベントキャップが、真空制御弁を作動
    させるためのフィルターハウジングタブを含み、該フィ
    ルターハウジングタブが、そこに力が加えられることに
    よりベントキャップを変形させ、ベントキャップをフィ
    ルターハウジングベントから外すようにして該フィルタ
    ーハウジングベントを開放させる請求項18に記載の真
    空制御弁。
  20. 【請求項20】 フィルターハウジングベントが、ベン
    トキャップに軸方向力が加えられることにより開放さ
    れ、真空ベントが、真空ベントタブに横方向力が加えら
    れることにより開放される請求項18に記載の真空制御
    弁。
  21. 【請求項21】 真空ポートが、真空ろ過装置における
    真空ポートである請求項13に記載の真空制御弁。
  22. 【請求項22】 出口及びベント間に取り付けられた流
    れ制御体を含む請求項13に記載の真空制御弁。
  23. 【請求項23】 真空制御弁胴部であって、 (a)真空ポートと真空源とを流体連通させる導管と、 (b)該導管と、真空ろ過装置内に発生する真空に関し
    て正の圧力を有する任意のガス源とを流体連通させるベ
    ントと、 (c)該ベントに可動状態で取り付けられたベントキャ
    ップにして、前記ベントに対して座着された場合にベン
    トをガス源からシールするベントキャップと、 を含む真空制御弁胴部。
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