JP3157421U - バント練習用具 - Google Patents

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Abstract

【課題】野球やソフトボールの練習者がバント技術を効率的に習得することを可能にするバント練習用具を提供する。【解決手段】棒部材1の先端部1bに1つの手袋2が該棒部材1を先側へ延長するような張出状に止着されている。使用時には、棒部材1のグリップ部分1cがバント練習者の一方の手で握持され、一方、手袋2はバント練習者の他方の手を挿入される。【選択図】図1

Description

本考案は野球又はソフトボールのバントの練習において使用されるバント練習用具に関する。
打者が勘に頼ることなく正確にボールをバットの打心に当てる練習を行うことができる練習用具はすでに特許文献1に開示されている。
この練習用具はバットの打心付近に嵌着される取付体にボールが嵌入する通孔を形成したものである。
この練習用具を使用するときは、練習者はこの用具をバットに装着した後、このバットの基端部を一方の手で握持すると共に、同じバット上の打心よりも少し基端部側へ寄った箇所を他方の手で持ち、指導者がトスしたボールを取付体の通孔を通じてバットに当てるようにする。
実開平5−41573号公報
上記した特許文献1の練習用具においては、これを使用したバントの練習時に、練習者の左右の手は実際のバントのときとほぼ同様な状態でバットを持ち、指導者の投げたボールはバット上において左右の手よりも先側となる打撃範囲箇所に当てられる。したがって、練習者は指導者がトスしたボールの軌跡から横方へ比較的大きく離れた状態でバントを行うことになる。
このような練習では、練習者はバントしたときにボールがバットに当たる位置を正確に認識し難いため、バント技術を効率的に習得することができないのであり、また実際の試合でのバントにおいてピッチャーの投げたボールの軌跡から横方へ逃げ腰気味となるような練習者の癖を効率的に修正することができないのである。
本考案は上記のような問題点に鑑みて創案されたものであって、即ち、練習者がバント技術を効率的に習得することを可能とする、野球又はソフトボールの、バント練習用具及びバント練習方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本考案に係るバント練習用具は、一方の手で握持されるグリップ部分が基端部に形成された棒部材と、他方の手を装着するために、該棒部材の先端部に該棒部材の先側へ延長し、かつ該棒部材の表面に掌面が連続するように張出状に止着された手袋とを有することを特徴とする。
本考案によれば次のような効果が得られる。
即ち、練習者は、一方の手で棒部材の基端部を握持し、他方の手を手袋内に挿入した状態で、指導者により投げられた飛行中のボールを、手袋内に挿入した方の手で手袋の掌被い部に掴み捕らえるようにするバント模擬行為を繰り返すのであり、この場合に、ボールを掴み捕らえるときの動作が必然的にバント時の動作に近似したものとなるため、無意識のうちにバント時の正しい動作が効率的に身につくようになるのであり、また練習者はボールを掴み捕らえるバント擬似行為を繰り返すことにより、効率的に、実際のバントにおけるバット上のボール打撃位置を正確に認識できるようになるのであり、またバント擬似行為時において手袋に挿入された手がボールの飛行軌跡に合致されるため、練習者の身体がボールの飛行軌跡に対して必然的に十分に近づくような練習が行われ、バント時においてボールに対し横方へ腰が引けるような逃げ腰姿勢となる癖が効率的に是正される。この結果、練習者はバント技術を効率的に習得することができ、実際のバントにおいてボールをバットの希望する任意位置で正確に打ち返すことができて意図どおりに転がせることができるようになる。
また指導者は練習中、練習者へ向けて投げるボールの飛行軌跡を種々の球種に対応するように及び種々の速度となるように変更し、一方で練習者はこのボールをバント擬似行為により手袋で掴み捕らえるようにすることにより、練習者は自身の身体の各部の動きを意識しないでも種々の球種や速度に対応した正しいバント動作をすることになり、このような練習を繰り返すことにより、実際の試合においてカーブ、シンカー又はストレートなどの各球種や種々の速度のボールに反射的に対応し的確なバントが行えるようになるのである。
本考案に係る野球又はソフトボールのバント練習用具を示す斜視図である。 上記バント練習用具の一部を示す斜視図である。 上記バント練習用具の使用状態を示す説明図である。 上記バント練習用具の他の使用状態を示す説明図である。
以下、図面を参照して本考案に係るバント練習用具などの実施例について説明する。
図1に示すように、本実施例のバント練習用具Tは棒部材1と、手袋2を備えている。
棒部材1の全長は、45cm〜55cmの範囲内である。棒部材1の基端部は、バットのグリップ部を模した形状のグリップ部分1cが形成されている。棒部材1は、野球又はソフトボール用のバットの打心を含む先側部分を除去したものを利用することができる。棒部材1の先側の端面部1aはバント練習用具Tを使用する練習者の使い心地を良好にするため、滑らかな突状の円弧面(例えば部分球面など)となっている。
一方の手が挿入される手袋2が、棒部材1の先端部に棒部材1を先側へ延長するよう、かつ該棒部材の表面に掌面が連続するように張出状に止着されている。本実施例では、バント練習用具Tを使用する練習者が右利きである場合を想定して、手袋2は右手用のものが止着されている。そして、手袋2の配置はその指被い部2aの先側が棒部材1の長さ方向上で棒部材1から離れる側へ張り出すように設定されている。また、棒部材1を手袋2に挿入して固定することにより、手袋2の掌面が棒部材1の表面の延長上に位置することを可能にしている(手袋2の厚さは無視する)。
この手袋2は外面に当接したボールの感覚が該手袋2に挿入した手に伝達され易いような軟らかくて薄い生地からなるものがよいのであり、また該手袋の指被い部2aの動作を妨げず全体が吸湿性及び通気性を有するものが好ましい。本実施例ではこのような条件を充足する手袋2として、軍手が使用されている。この他の例としては、薄手の革手袋等が利用できる。
手袋2は、手首被い部2bの甲被い部2c側が欠落しており手挿入口2eが形成されている。そして図2にも示すように、手首被い部2bの掌被い部2d側が棒部材1の先端部1bの外周面の概略、半分範囲を被うように止具3を介して止着されている。このように止着されることにより手袋2の手挿入口2eは棒部材1の先端部の形態の影響を受けて開放される傾向となって、手の挿入抜出が容易に行えるようになる。手袋2の掌被い部2dの外面には多数の小さなゴム体4が散点状に止着されており、これにより手袋2は掌被い部2d及び指被い部2aでボールを掴む処理がボールとの間での滑りが生じ難い状態の下で確実に行えるようになっている。
棒部材1のグリップ部分1cから手袋2の掌被い部2dまでの距離は、練習者に対応したバットの基端部から該バットの打心までの長さに等しいか或いは該長さにほぼ合致するように対応させてある。なお、バットの打心は一般にバットの先端からグリップ部側へ概略15cm程度寄った位置にある。
手袋2の手首被い部2bの甲被い部2c側には、手袋2に手が挿入されたときの手首を棒部材1の先端部1bに位置決めするため手首固定部材5として帯体5A、5Bが設けられている。練習者が、手袋2を装着して、帯体5A、5Bにより手首を固定して手首の動きを拘束することにより、手袋2の掌面は、棒部材1の表面延長上に位置するようになる。
1つの帯体5Aは手袋2の手首被い部2bの掌被い部2d側の外面の棒部材1周方向の一側に一端を止着されて同じ側へ張り出され撓曲可能な状態とされおり、また他の1つの帯体5Bは手袋2の手首被い部2bの掌被い部2d側の外面の棒部材1周方向の他側に一端を止着されて同じ側へ張り出され撓曲可能な状態とされている。そして、2つの帯体5A、5Bの対向面にはこれらの双方を結合させるための雌雄のファスナー6a、6bが止着されている。なお、これら帯体5A、5Bに代えて、一対の紐を用いることも可能である。帯体5A、5Bは、練習者の手首を棒部材1に固定するためであり、この固定を行わないと、手袋1が柔軟であるために、手首を使ってボールを取りに行くことになり、棒部材1の表面延長上の面から離れてボールを掴んでしまうことになるからである。
以下にこの練習用具Tを利用して、野球又はソフトボールの指導者が練習者にバントを練習させるさいの使用例について説明する。
先ず、練習者にバント練習用具Tを持たせ、指導者が手元に複数のボールを用意する。そして練習者はバント練習用具Tを使用可能な状態に保持するのであり、具体的には、右手を手袋である手袋2内の通常使用位置まで挿入し、他方の手で帯体5A、5Bを手首に巻き付け、手首の内側部が棒部材1の先端部1bの後部に当接し或いは近接した状態になるように、これら帯体5A、5Bを雌雄のファスナー6a、6bを介して結合し環状態とする。
指導者が練習者と互いに向かい合った状態となる。このさい、指導者から練習者までの距離は野球やソフトボールにおけるピッチャーから打者までの距離よりも小さくされる。こうすることにより、指導者は熟練を要することなく、練習者に対し思い通りの角度、高さ及び速さのボールを投げることができる。また練習者は、野球やソフトボールにおけるバッターボックスに見立てた位置に位置する。
指導者は練習者へ向けてボールをトスする程度に或いはそれよりも少し速い状態で繰り返し投げる。このさい指導者はボールを投げ離すときの角度や位置や速さを変化させることにより、ボールが種々の速さで任意に想定した軌跡を辿るようにコントロールする。こうすることにより、練習者にとってボールがカーブ、シンカー、シュートなど種々の球種に相当する球筋となって飛来する状態が得られる。一方、練習者は、指導者の動作に対応して、図3に示すように、腰を低め、左右の手の位置関係で棒部材1を略水平状に保持し、それを自身の前側へ張り出させるようにする姿勢(バント擬似姿勢)をとる。そして指導者の投げたボールが自分の前に飛来したとき、このボールを図4に示すように手袋2の掌被い部2d及び指被い部2aで掴み捕らえるようにするバント擬似行為を行う。
練習者の手首は、帯体5A、5Bにより棒部材1に固定されているので、バント練習用具Tと練習者の腕の位置関係は固定されている。従って、飛来したボールに対する高さ調整は、専ら膝の上下動により対応する姿勢を採ることになる。
手袋2でボールを掴み捕らえる位置はバントにおいてボールがバットに当たる位置にほぼ合致するのであり、したがってバント擬似行為を繰り返すことにより、練習者はバント時のバットに対するボールの位置を正確に認識することができるようになる。また手袋2は殆ど手指の動きを拘束せず、しかも素手に近い感覚が得られるように使用できるものであるから、飛来するボールに対し真正面に位置されているときは、練習者はその掌被い部2dや指被い部2aを介してボールを的確に掴むことができて、そのように掴めた感覚が得られるのであり、逆にボールに対し不正確に位置されているときは不確実にしか掴むことができなくて、不確実にしか掴めなかった感覚が得られ、軍手の位置である右手の位置が不正確であったことが認識される。こうして練習者は飛来するボールの位置の認識の不正確性を是正するための情報が得られ、この情報に基づいて不正確性を修正する練習を繰り返すことができる。これにより、ボールの位置の認識の正確性を効率的に向上させることができる。
また手袋2でボールを掴むことは、飛来するボールに対し練習者の上半身が必要な位置まで接近することを余儀なくされるため、ボールの軌跡に対し腰が引けるような練習者の癖は強制的に是正されるのであり、練習者はバント模擬行為を繰り返すことにより正しいバント姿勢に効率的に身につけることができる。
なお、上記使用例では手袋2として右手の軍手が採用された場合について説明したが、右手の手袋2に代えて、左手の軍手が採用された場合には、軍手に左手を挿入し、右手で棒部材1の基端部1aを握持するようにし、指導者の投げたボールは左手の動きで掴み捕らえるようにする。その他の点は既述したところと変わりない。
T バント練習用具
1 棒部材
1b 先端部
1c 基端部
2 手袋
2a 指被い部
2d 掌被い部

Claims (2)

  1. 一方の手で握持されるグリップ部分が基端部に形成された棒部材と、他方の手を装着するために、該棒部材の先端部に該棒部材の先側へ延長し、かつ該棒部材の表面に掌面が連続するように張出状に止着された手袋とを有することを特徴とするバント練習用具。
  2. 前記該棒部材の先端部に、他方の手の手首を前記棒部材の先端部に固定する手首固定部材を有することを特徴とする請求項1記載のバント練習用具。
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