JP3212738U - ゴルフ用グローブ - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な手段でゴルフの打球の球筋を矯正できるゴルフ用グローブを提供する。【解決手段】所定の材質で形成され、装着緊締部を備えたグローブ本体1において、グローブ本体の内面の球筋矯正に対応する所定位置に、グローブ本体を構成する基布1枚分の厚さのゴムバンドをグローブ本体に伸縮可能に縫合形成した帯状凸部3を設ける。例えばスライス改善用グローブの帯状凸部は、掌面の薬指と小指の基節に対応する位置に設けた薬指凸部33及び小指凸部34と、掌面の薬指の根元から拇指中節基部を回り、手甲の人差し指根本まで達するまでに設けた拇指根元短帯凸部35とする。【選択図】図1

Description

本考案は、ゴルフ用グローブに関するものである。
ゴルフプレーに際して、ゴルファーは、通常左手にグローブを装着してプレーを行っている。グローブの主たる目的はゴルフクラブを確りと握ることで、スイング時にグリップが滑ったり、ずれたりすることを防止するためである。
そこで従前においては、グリップとの滑り等を防止することのために、グローブの手のひら部分に滑り止め構造を採用することが提案されている。例えば特許文献1(登録実用新案第3060202号公報)には、グローブのグリップ握持面に、クラブの軸線方向に一致する複数の突条を貼着する手段が開示されている。また特許文献2(特開2002−17939号公報)には、グローブとクラブのグリップ表面に面ファスナーを設け、グリップの握持時に互いに面ファスナーで係止される手段が開示されている。また特許文献3(特開2004−181145号公報)には、グローブの手のひらの所望位置に蒲鉾形状のパットを面ファスナーで装着する手段が開示されている。
ところでゴルファーのスイングの癖や打ち方によって打球が曲がることは周知のことであり、球筋(打球の曲がり)の改善のために、従前から身体に装着するスイング矯正器具などが提案されている(特許文献4:登録実用新案3079733号公報)。
登録実用新案第3060202号公報。 特開2002−17939号公報。 特開2004−181145号公報。 登録実用新案第3079733号公報。
ゴルファーの打球は、プレーヤーのスイングに際しての僅かな手の動作(プレーヤーのスイングの癖)で、スライス系の打球やフック系の打球となってしまう。練習を繰り返すことで改善されるが、本考案は、グリップ時の手の筋肉の動作が前腕の回動動作(所謂腕の返し)に影響を与えることに着目し、打球の球筋を改善するゴルフ用グローブを提案したものである。
本考案に係るゴルフ用グローブは、所定の材質で形成され、装着緊締部を備えたグローブ本体において、グローブ本体の内面の球筋矯正に対応する所定位置に、グローブ本体を構成する基布1枚分の厚さのゴムバンドをグローブ本体に伸縮可能に縫合して形成した帯状凸部を設けてなることを特徴とするものである。
前腕の運動は、拇指を真上に向けた位置を中間点として、回内、回外ともにほぼ90度の可動域を有し、拇指側の握りが強い場合と、小指側の握りが強い場合とでは、前腕の回動運動(前腕の返し動作)のし易さに差異がある。従ってゴルフスイングにおいて、当該前腕の動作に対応する掌の所定の筋肉(主動筋)に刺激(押圧)を与え、前腕の動きを微妙にコントロールして、スイング動作を自然に改善し、所望の球筋を得るスイングを可能としたものである。
具体的には、スライス矯正用のグローブ(請求項2記載の考案)は、帯状凸部を、掌面の薬指と小指の基節に対応する位置に設けた薬指凸部(33)及び小指凸部(34)と、掌面の薬指の根元から拇指中節基部を回り、手甲の人差し指根本まで達するまでに設けた拇指根元短帯凸部(35)としたものである。
スライスの原因の一つとして、拇指(第一指)、人差し指(第二指)による過度な把握、或いは拇指側の全体の遠位アーチ(指方向の握り湾曲)が強すぎるために、前腕の返しがスムーズに行われないことが認められる。そこで、グリップに際して薬指(第四指)及び小指(第五指)の基節部に押圧する薬指凸部及び小指凸部を設け、従前の握時の強さでも薬指(第四指)及び小指(第五指)のクリップ力が高められ、拇指根元短帯凸部を設けて拇指側の近位アーチ(指横断横断方向の湾曲)を押圧することで、反射的に遠位アーチが緩められることになり、前記のスライスの原因を自然に取り除くものである。
フック矯正用のグローブ(請求項3記載の考案)は、帯状凸部を、掌面の人差し指と中指の基節に対応する位置に設けた人差し指凸部(31)及び中指凸部(32)と、掌面の中指の根元から小指側の根元に至る小指根元長凸部(38)と、手甲の小指根元からの中指根本までに達する手甲指元凸部(39)としたものである。
フックの原因としては、小指(第五指)による過度な把握、或いは小指側の遠位アーチが強すぎるもので、グリップに際して人差し指凸部(31)及び中指凸部(32)を設け、人差し指(第二指)及び中指(第三指)のクリップ力を高め、合わせて小指根元長凸部(38)と手甲指元凸部(39)で小指側の近位アーチを押圧して刺激し、反射的に小指側の遠位アーチを緩め、前記のフックの原因を自然に取り除くものである。
飛距離増加用のグローブ(請求項4記載の考案)は、帯状凸部を、掌面の中指と薬指の基節に対応する位置に設けた中指凸部(32)及び薬指凸部(33)と、小指の根元に設けた小指根元短凸部(37)と、親指根本周囲から手の甲を回り、手甲の小指根本までに達する拇指根本長帯凸部(36)を設けたものである。
グリップに際し拇指(第一指)、人差し指(第二指)、小指(第五指)の過度な把握は、手全体の遠位アーチ及び近位アーチを構成する各筋を緊張させ、肘筋、上腕三頭筋に肘関節の伸展を疎外する。つまり肘の蝶番関節のロックによって引き起こされる手に対する運動量の転移(手首の伸展による)が疎外され、結果ヘッドスピードが上がらない原因となっている。
しかし、中指凸部(32)及び薬指凸部(33)による手全体グリップ力を増加させて、手全体の握持バランスがとられ、小指根元短凸部(37)と拇指根本長帯凸部(36)で手の遠近位アーチ全体を刺激して、反射的に過度のグリップ把握を阻止して、前腕の回転動作をスムーズにさせ、クラブのヘッドスピードを上げるものである。
本考案の構成は上記のとおり、グリップのアンバランスによる打球の球筋の欠点を、単に矯正目的に応じたグローブの所定位置に、圧布1枚分の厚さゴムバンドをグローブ本体に伸縮可能に縫合して形成した帯状凸部を設けるという簡単な構造のグローブを使用することで解決できたものである。
本考案の第一実施例のグローブの表裏正面図。 同グリップ直前の説明図。 同第二実施例のグローブの表裏正面図。 同第三実施例のグローブの表裏正面図。 各実施例の実証試験の平均データ表。
次に本考案の実施形態について説明する。本考案に係るゴルフ用グローブは、基本構成は従前の物と同様で、グローブ本体1は、天然皮革、人口皮革等の素材で形成され、手の甲手首側に装着緊締部2を設けたものである。
本考案は、前記のグローブ本体の内側面の所定位置に、グローブ本体を構成する基布1枚分の厚さのゴムバンド3を伸縮可能に縫合して、長短の帯状凸部を設けたもので、帯状凸部の位置及び範囲は、矯正目的に対応して設けるものである。
図1,2はスライス矯正用のグローブ(第一実施例)を示すもので、帯状凸部は、掌面の薬指と小指の基節に対応する位置に設けた薬指凸部33及び小指凸部34と、掌面の薬指の根元から拇指中節基部を回り、手甲の人差し指根本までに達するまでに設けた拇指根元短帯凸部35としたものである。
また図3は、フック矯正用のグローブ(第二実施例)を示すもので、帯状凸部を、掌面の人差し指と中指の基節に対応する位置に設けた人差し指凸部31及び中指凸部32と、掌面の中指の根元から小指側の根元に至る小指根元長凸部38と、手甲の小指根元からの中指根本までに達する手甲指元凸部39としたものである。
また図4は、飛距離増加用のグローブ(第三実施例)を示したもので、帯状凸部を、掌面の中指と薬指の基節に対応する位置に設けた中指凸部32及び薬指凸部33と、小指の根元に設けた小指根元短凸部37と、親指根本周囲から手の甲を回り、手甲の小指根本までに達する拇指根本長帯凸部36を設けたものである。
前記の各実施例のグローブの効果確認実験を行った。被験者は、20歳代から60歳代までのアベレージゴルファー31人に対して、自己所有のクラブ(ドライバー)で、通常使用しているグローブと、第一〜三実施例の各グローブを装着し、各々3球打撃し、スライス及びフックの球筋に対しては、打撃位置からの直線目標を基準線とし、落下点の基準線から鉛直距離(スライス幅、フック幅)を計測し、飛距離は打撃位置と落下点の直接距離を計測した。
被験者の全打球の平均値は、図5のとおりで、第一実施例のグローブを使用した場合のスライス幅は16.3ヤードから5.4ヤードの改善が認められ、第二実施例のグローブを使用した場合のフック幅は13.7ヤードから4.8ヤードの改善が認められた。また第三実施例のグローブを使用した場合の飛距離平均は213ヤードから221ヤードまで伸びたことが確認できた。
1 グローブ本体
2 装着緊締部
3 ゴムバンド(帯状凸部)
31 人差し指凸部
32 中指凸部
33 薬指凸部
34 小指凸部
35 拇指根元短帯凸部
36 拇指根本長帯凸部
37 小指根元短凸部
38 小指根元長凸部
39 手甲指元凸部

Claims (4)

  1. 所定の材質で形成され、装着緊締部を備えたグローブ本体において、グローブ本体の内面の球筋矯正に対応する所定位置に、グローブ本体を構成する基布1枚分の厚さのゴムバンドを、グローブ本体に伸縮可能に縫合して形成した帯状凸部を設けてなることを特徴とするゴルフ用グローブ。
  2. 帯状凸部が、掌面の薬指と小指の基節に対応する位置に設けた薬指凸部及び小指凸部と、掌面の薬指の根元から拇指中節基部を回り、手甲の人差し指根本まで達するまでに設けた拇指根本短帯凸部であるスラスイス矯正用とした請求項1記載のゴルフ用グローブ。
  3. 帯状凸部が、掌面の人差し指と中指の基節に対応する位置に設けた人差し指凸部及び中指凸部と、掌面の中指の根元から小指側の根元に至る小指根元長帯凸部と、手甲の小指根元からの中指根本までに達する手甲指元凸部であるフッカー矯正用とした請求項1記載のゴルフ用グローブ。
  4. 帯状凸部が、掌面の中指と薬指の基節に対応する位置に設けた中指凸部及び薬指凸部と、小指の根元に設けた小指根元短凸部と、親指根本周囲から手の甲を回り、手甲の小指根本までに達する拇指根本長帯凸部を設けて飛距離増強用とした請求項1記載のゴルフ用グローブ。
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