JP3157018U - ゴルフクラブ用スチールシャフト - Google Patents
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Abstract
【課題】本考案は、スチールシャフトに外観デザイン性及び防錆性を考慮した電着塗装が行われたゴルフクラブ用スチールシャフトを提供する。【解決手段】本考案のゴルフクラブ用スチールシャフトは、中空縮径のスチールパイプ本体１の表面に形成したニッケルメッキ被膜層４と、該ニッケルメッキ被膜層４の表面に形成したクロムメッキ被膜層５と、該クロムメッキ被膜層５の表面に形成したカラーアニオン電着塗膜層６とからなる積層構造とした。前記カラーアニオン電着塗膜層６を１０ミクロン以下とした。【選択図】図４
Description
本考案は、スチールシャフトに電着塗装を施したゴルフクラブ用スチールシャフトに関する。
従来、ゴルフのスチールシャフトは、鉄パイプ素材にニッケル下地メッキとクロムメッキを施している。
しかし、外観は金属色のみでデザイン性としては単調なものとなっている。
また、メッキ被膜には微細なピンホールが素材まで貫通していることから、湿度・塩分・大気成分など使用環境によって容易に赤錆発生することから、機能的にも信頼性を欠いている。
しかし、外観は金属色のみでデザイン性としては単調なものとなっている。
また、メッキ被膜には微細なピンホールが素材まで貫通していることから、湿度・塩分・大気成分など使用環境によって容易に赤錆発生することから、機能的にも信頼性を欠いている。
一方、ゴルフクラブのヘッドに電着塗装を施すことは、特許文献１、特許文献２により知られている。
しかし、ゴルフクラブのスチールシャフトに、外観デザイン性及び防錆性を考慮した電着塗装は行われていなかった。
しかし、ゴルフクラブのスチールシャフトに、外観デザイン性及び防錆性を考慮した電着塗装は行われていなかった。
本考案は、スチールシャフトに外観デザイン性及び防錆性を考慮した電着塗装が行われたゴルフクラブ用スチールシャフトを提供することを目的とする。
本考案のゴルフクラブ用スチールシャフトは、中空縮径のスチールパイプ本体の表面に形成したニッケルメッキ被膜層と、該ニッケルメッキ被膜層の表面に形成したクロムメッキ被膜層と、該クロムメッキ被膜層の表面に形成したカラーアニオン電着塗膜層とからなる積層構造としたものである。
前記カラーアニオン電着塗膜層を１０ミクロン以下としたものである。
前記カラーアニオン電着塗膜層を１０ミクロン以下としたものである。
本考案のゴルフクラブ用スチールシャフトは、中空縮径のスチールパイプ本体の表面に形成したニッケルメッキ被膜層と、該ニッケルメッキ被膜層の表面に形成したクロムメッキ被膜層と、該クロムメッキ被膜層の表面に形成したカラーアニオン電着塗膜層とからなる積層構造としたため、カラフルな金属感をもった美麗なデザイン性を施すことができ、且つピンホールが埋まり、錆に対してきわめて信頼性の高い効果を得ることができた。
本考案のゴルフクラブ用スチールシャフトの一実施例を添付図面に基づいて、以下に説明する。
図１の正面図に示すように、本考案のゴルフクラブ用スチールシャフトは、高強度で高い靭性を示すと共に高弾性の中空縮径のスチールパイプ本体１からなり、該スチールパイプ本体１には全部で１６個の段部２，３が設けられている。
図１の正面図に示すように、本考案のゴルフクラブ用スチールシャフトは、高強度で高い靭性を示すと共に高弾性の中空縮径のスチールパイプ本体１からなり、該スチールパイプ本体１には全部で１６個の段部２，３が設けられている。
図２の拡大図に示すように、前記スチールパイプ本体１は、グリップ側に縮径の少ない２段階の段部２が形成され、図３の拡大図に示すように、ヘッド側に縮径の大きい１段階の段部３が形成されている。
この各段部２，３で縮径することにより、前記スチールパイプ本体１が徐々に縮径してその曲げ剛性がグリップ側からヘッド側に向けて徐々に低くなるようになっている。
この各段部２，３で縮径することにより、前記スチールパイプ本体１が徐々に縮径してその曲げ剛性がグリップ側からヘッド側に向けて徐々に低くなるようになっている。
図４の図１のＣ−Ｃ矢視断面図に示すように、本考案のゴルフクラブ用スチールシャフトは、中空縮径のスチールパイプ本体１の表面に形成したニッケルメッキ被膜層４と、該ニッケルメッキ被膜層４の表面に形成したクロムメッキ被膜層５と、該クロムメッキ被膜層５の表面に形成したカラーアニオン電着塗膜層６とからなる積層構造とした。
さらに、前記カラーアニオン電着塗膜層６を１０ミクロン以下とした。
さらに、前記カラーアニオン電着塗膜層６を１０ミクロン以下とした。
アニオン電着塗装は、電着塗料を陰極とし、被塗物を陽極として１００Ｖ前後の直流電圧をかけると、樹脂及び顔料成分は陽極に向かって移動する。陽極に達した樹脂及び顔料成分は負電荷を失って陽極方面に塗膜を形成する。さらに電圧により脱水され９０％程度の非常に濃度の高い塗膜になり、塗膜を１８０℃で焼付けを行い硬化反応を行わせ、電着塗装後の水洗いではこの水に不溶な塗膜は被塗物に残り、単に付着している塗料のみが除去される。
このように、中空縮径のスチールパイプ本体１にカラーアニオン電着塗膜層６を施し、前記カラーアニオン電着塗膜層６を１０ミクロン以下としたため、カラフルな金属感をもった美麗なデザイン性を施すことができ、且つピンホールが埋まり、錆に対してきわめて信頼性の高いゴルフクラブ用スチールシャフトが形成される。
１ スチールパイプ本体
２ 段部
３ 段部
４ ニッケルメッキ被膜層
５ クロムメッキ被膜層
６ カラーアニオン電着塗膜層
２ 段部
３ 段部
４ ニッケルメッキ被膜層
５ クロムメッキ被膜層
６ カラーアニオン電着塗膜層
Claims (2)
- 中空縮径のスチールパイプ本体の表面に形成したニッケルメッキ被膜層と、該ニッケルメッキ被膜層の表面に形成したクロムメッキ被膜層と、該クロムメッキ被膜層の表面に形成したカラーアニオン電着塗膜層とからなる積層構造としたことを特徴とするゴルフクラブ用スチールシャフト。
- 前記カラーアニオン電着塗膜層を１０ミクロン以下としたことを特徴とする請求項１記載のゴルフクラブ用スチールシャフト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2009008005U JP3157018U (ja) | 2009-11-10 | 2009-11-10 | ゴルフクラブ用スチールシャフト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2009008005U JP3157018U (ja) | 2009-11-10 | 2009-11-10 | ゴルフクラブ用スチールシャフト |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3157018U true JP3157018U (ja) | 2010-01-28 |
Family
ID=54860744
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2009008005U Expired - Lifetime JP3157018U (ja) | 2009-11-10 | 2009-11-10 | ゴルフクラブ用スチールシャフト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3157018U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11738246B2 (en) | 2020-11-11 | 2023-08-29 | Nhk Spring Co., Ltd. | Golf shaft and method of manufacturing the same |
-
2009
- 2009-11-10 JP JP2009008005U patent/JP3157018U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11738246B2 (en) | 2020-11-11 | 2023-08-29 | Nhk Spring Co., Ltd. | Golf shaft and method of manufacturing the same |
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