JP3156469U - メッシュ金網の多段ポケット棚籠プランター - Google Patents

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【課題】本考案は、格子メッシュパネルの前面に植栽棚籠を一体化して多段に構成し、当該植栽棚籠の中に、季節毎多種類の植物を根玉のまま並べ置いて植栽して建物の壁面を緑化する植物植栽ポットと組み合わせる多段ポケット棚籠プランターを提供する。【解決手段】格子状金網メッシュの壁枠パネル(A)の前面に格子状金網メッシュのポケット棚籠(B)を一体化して数段に構成したもので、ポケット棚籠(B)は、上面を開放して前面,側面,底板(4)を格子状金網メッシュで壁枠パネルに一体に形成した棚枠とし、底板(4)の下部は合成樹脂等からなる貯水のトレイ(5)となし、壁枠パネル(A)の格子状金網メッシュパネルの格子枠(1)の前面には、養生ネット,登はんマットとして通気保水面体シート(2)を張架し、棚枠の前面,側面の格子状金網メッシュの内側にも通気保水面体シート(2)を内張りし、更にその内側に補強植生ネット(3)を内張りした構造とし、ポケット棚籠(B)内には、壁面緑化用の季節毎の植栽ポット植物(C)を多数並列載置して植栽する構成を特徴とした。【選択図】図1

Description

本考案は、建物の壁面を緑化する壁面緑化工法に於て、格子メッシュパネルの前面に植裁用のポケット棚籠を一体化して多段に構成し、当該ポケット棚籠の中に、季節毎多種類の植物を根玉のまま並べ置いて植裁して建物の壁面を緑化する植物植裁ポットと組み合わせるメッシュ金網の多段ポケット棚籠プランターに関する。
技術背景
近年、都会の高層建築物のヒートアイランド緩和効果及び地球温暖化に対する環境負荷低減策として、更には、省エネ効果と共に、環境に配慮して美観を保ち、歩行者に安らぎを提供するため、建物物壁面の様々な緑化工法が提案されている。(例えば特許文献1及び特許文献2を参照)
特許第3642056号 特開2008−289462
夏季熱せられた建物物壁面は、室内温度の上昇をもたらし冷房負荷は多大なものとなるが、壁面を緑の植物で覆うことは表面温度が下がり冷房負荷の低減につながり、周辺環境への熱の照り返しを防止する効果があるが、建物物の壁面緑化は、垂直面で行うという厳しい環境下で植物を健全に育成させねばならず、雨水による水供給は殆ど期待出来ず、植物の日持ちが悪くなる。
植物のメンテナンスは、剪定,殺虫殺菌,施肥,除草,自動灌水設備点検,更に、枯れたものは、剪定や植え替え等多岐に渡り、適切なタイミングの管理作業が必要となり、特に高所はメンテがしにくいばかりでなく、高い場所は強風に煽られる恐れがあり、台風など風荷重に耐えられるよう強度対策が必要となるなど問題点がある。
灌水設備の確保が必須要件となるため、登はん型,下垂型とする工法は、高さ10メートルが限度で、主につた類の植物に限られ、植裁籠を基盤にして造成する前記特許文献1の方法は、植物の種類は問わないが、メンテナンス等植裁管理が困難で、建物に管理通路を構築するなどの煩わしい対策が必要である等の問題点もある。
特許文献2は、ウインチにより昇降可能とした昇降棒に植裁ユニット籠を掛合懸架するものであり、必要に応じて高所の植裁ユニット籠を地上に取り込んでメンテ管理や植え替えの対応を容易にする効果を得るものであるが、本願では、保水の植裁管理は自動か無動力として保水灌水が容易なことから、複雑な昇降機構は必要としない。
本考案は、壁面緑化用の自動又は無動力灌水設備を有してメンテナンス管理を容易にすると共に、植物植裁ポットと組み合わせて、従来、ツタ類に限定されていた植裁植物の種類を、季節毎多種類に植裁可能にした多段ポケット棚籠プランターを提供する。
本考案は、格子状金網メッシュの壁枠パネル(A)の前面に、格子状金網メッシュのポケット棚籠(B)を一体化して数段に構成したもので、壁枠パネル(A)は、格子枠(1)の前面に、養生ネット,登はんマットとして通気保水面体シート(2)を張架し、ポケット棚籠(B)は、上面を開放して前面,側面,底板(4)を格子状金網メッシュで壁枠パネルに一体に形成した棚枠とし、底板(4)の下部は、自動又は無動力の灌水設備を有する合成樹脂等からなる貯水のトレイ(5)となし、棚枠の前面,側面,底板の格子状金網メッシュの内側にも通気保水面体シート(2)を内張りし、更に、その内側に補強植生ネット(3)を内張りした構造とし、更に、ポケット棚籠(B)内には、壁面緑化用の季節ごとの植裁ポット植物(C)を多数並列載置して植裁する構成を特徴とした。
本考案は、従来、垂直壁面での管理しにくい草花の緑化をも可能にしたもので、全体が金網だから極めて軽量で、自動又は無動力の灌水設備を有する合成樹脂等からなる貯水のトレイ(5)を有するポケット棚籠(B)での植裁で、剪定や保水等植裁メンテナンスを容易にすると共に、シダ類のみならず、予め施工前に農場にてメッシュポケットに緑草花等十分な活着させた植物を並列して施工直後から短期間で緑草花が壁面を覆うて高い被覆率で緑化する効果と共に、建設物の壁面,高層低層建築物,小作物及び擁壁面が季節に応じた植物により緑化が容易となり、根玉を入れ置くだけの様々な植裁植物は、季節毎入れ替え出来て、規模,形が自由で、デザイン性高い上、美しい景観や広告塔として利用出来るなどの効果がある。
即ち、従来、ツタ類などに限定されていた壁面,高架橋等々の手の届きにくい所でも、花,草木を育てることが出来、肥料も液体の有機肥料をチューブから送り込むため管理がし易い上、従来、ツタ類に限定されていた植裁植物の種類を、季節毎多種類に植裁可能にした効果を得たもので、更に、高層,中層,低層等々の壁面は、花,草木の場合、風雨が強く当たると育成するのが困難であるが、壁面の格子状金網メッシュの壁枠パネル(A)が強力に支え、自動又は無動力の灌水設備と培養土等を充填保持する合成樹脂等からなるトレイの設置構造で、高層建築物壁面等には、ウインチによる横手,左右方向移動と昇降(上昇,下降)も可能にした効果がある。
本考案の要部切截して示した斜視図である。 本考案の参考正面図である。
本考案は、全体を表面処理メッキ樹脂コーテング等仕上げた鉄・アルミ・ステンレス等の格子状金網メッシュの壁枠パネル(A)の前面にポケット棚籠(B)を一体化して必要に応じて数段に構成したもので、ポケット棚籠(B)は、上面を開放して前面,側面,底板(4)を格子状金網メッシュでで壁枠パネルの格子枠(1)に一体に形成した棚枠とし、底板(4)の下部は、自動又は無動力の潅水設備を有する合成樹脂等からなる貯水のトレイ(5)となした構造とした。
壁枠パネル(A)の格子枠(1)の前面には、養生ネット,登はんマットとしてヤシ繊維等の繊維シート又は不織布からなる通気保水面体シート(2)を一体化に張り付け、ポケット棚籠(B)の前面,側面,底板の棚枠にも、ヤシ繊維等の繊維シート又は不織布からなる通気保水面体シート(2)を内張りして培養土の充填保持用とし、更にその内側に補強植生ネット(3)を内張りして補強した構造とし、格子状金網メッシュからなるポケット棚籠(B)内には、壁面緑化用の季節毎の植栽ポット植物(C)を多数並列載置して植栽する構成を特徴とした。
多層建築物の壁面緑化では、従来の自然雨水による水供給のみでは、保水は殆ど期待出来ないため灌水設備の確保が必要で、本考案では、自動又は無動力の灌水設備を有するトレイ(5)を構成したもので、上部ポケットより上の高さに水タンクを設置し、自動又は無動力を利用して水を供給し、メッシュポケットパネル設置構造にすることにより、これまでシダ類などに限定されていた壁面,高架橋等々の手の届きにくい所でも花,草木を育てることが出来、肥料も液体の有機肥料をチューブから送り込むため管理し易い利点がある。
従来の壁面緑化タイプは大きく分けると、4種類からなる。即ち、一つは、地面につる性植物を植えて外壁を緑で覆う巻付け登はん,直接登はんさせる「登坂タイプ」、二つ目は、屋上部や壁面上部にコンテナを設置して下垂型つる性植物を植栽して上部から壁面を緑で覆う「下垂タイプ」、三つ目は、外壁前の土壌に中高木を植栽又はセットバックしたルーフテラスの大型コンテナに中高木を植栽する「壁前植栽タイプ」、そして、壁面にフレーム等を設置し、そこに植栽と植栽基盤が一体化したユニットパネルを設置する「ユニットタイプ」である。
そして新たに「メッシュポケットタイプ」を提案したもので、メッシュパネルとポケットを一体化したメッシュポケットパネルは、草花緑化を可能とし、従来の「登坂タイプ」「下垂タイプ」をデザイン及び高い被覆率の植栽を可能にし、高層建築物壁面にウインチによる横手方向,左右に移動又は昇降(上昇・下降)を可能にすると同時に、昇降不要の低層建築物壁面,小作物のみならず、例えば、ガレージ,カーポート,サイクルポート等々多くの壁面擁壁に緑化可能とした。壁面構造によっては、下地補強支柱等を使用し、又直接壁面に設置する。
壁面は、垂直構造なるが故に、特に草花の壁面緑化は育成管理しにくい問題点がある。メッシュポケットパネルは、剪定や保水等の植栽メンテナンスを極めて容易にし、建設物等の壁面,高層・低層建築物,小作物及び擁壁面等の花,草木の緑化を容易にした。
メッシュポケットパネルは、壁面に設置することにより、草花のみならず、色彩に富む多くの植物が植栽利用可能になり、植栽ポット植物(C)は、根土をくるんで置くだけで、水やりは、自動又は無動力の灌水設備で保水出来、施工前に農場にてつる性を含めた植物が十分な活着と根が基盤に行き届ける事が出来ることから、緑草花が壁面を覆うのに長時間かることなく、施工直後から高い被覆率を実現し、規模・形が自由で、季節に合わせた緑と花など様々な植物の植栽利用を可能とし、植物は入れ替え自由でデザイン性高い上、美しい景観や清涼感があり、そして広告塔としても利用出来る効果がある。
A 壁枠パネル
B ポケット棚籠
C 植栽ポット植物
1 格子枠
2 通気保水面体シート
3 補強植生ネット
4 底板
5 トレイ

Claims (1)

  1. 建設物等の壁面,中,低層建築物,小作物の壁面緑化工法において、全体が金網メッシュからなり、格子状金網メッシュの壁枠パネル(A)の前面に格子状金網メッシュのポケット棚籠(B)を一体化して数段に構成したもので、壁枠パネル(A)は、格子枠(1)に、養生ネット,登はんマットとして通気保水面体シート(2)を張架し、ポケット棚籠(B)は、上面を開放して前面,側面,底板(4)を格子状金網メッシュで壁枠パネルに一体に形成した棚枠とし、底板(4)の下部は合成樹脂等からなる貯水のトレイ(5)となし、棚枠の前面,側面,底板の格子状金網メッシュの内側にも通気保水面体シート(2)を内張りし、更にその内側に補強植生ネット(3)を張り,底板(4)の下部トレイ(受皿)に自動又は無動力設備での灌水設備と培養土,充填保持として防水シートを設けた構造とし、ポケット棚籠(B)内には、壁面緑化用の季節毎の植栽ポット植物(C)を多数並列載置して植栽する構成を特徴としたメッシュ金網の多段ポケット棚籠プランターの構造。
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