JP3156458U - コンクリートミキサー車 - Google Patents

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良雄 山室
良雄 山室
岡村 豊
豊 岡村
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有限会社ヤマトエンジニアリング
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Abstract

【課題】製造コストが安く、ミキシングドラムの回転速度を精度よく制御できるコンクリートミキサー車を提供する。【解決手段】エンジンの駆動力をミキシングドラム8に伝達するプロペラシャフト4の中間部に電磁クラッチ5を設け、その被動軸9と、車両の基台に設置した電動機1の駆動軸10とを伝動ベルト11によって連結し、エンジンまたは電力によって電動機1を駆動してミキシングドラム8を回転させる。これによって、プロペラシャフト4に繋がる油圧ポンプ6等の駆動回路を、電動機駆動でもそのまま利用できる。【選択図】図2

Description

この考案はコンクリートミキサー車のミキシングドラムを駆動する装置に関するものである。
コンクリート工場で製造された生コンクリートは、ミキサー車の円筒形のミキシングドラムに積載して工事現場へ輸送される。輸送中に、生コンクリート中の水分や骨材が分離して不均一にならないように、走行中もコンクリートの積み降ろし中も、ミキシングドラムの回転を続けなければならない。
このミキシングドラムの回転は、通常はエンジンの駆動力を利用して行われている。エンジンから発した駆動力をプロペラシャフト、油圧ポンプおよび油圧モーターを経て伝達し、ドラムを回転させる。しかし工事現場がトンネル等の閉所の場合は、エンジンからの排ガスが内部に充満し、作業者の頭痛や目の痛み等の原因となっている。
その対策として、排ガスを吸収する水マフラーや排出ブロワーの開発、作業時間の短縮等が行われてきた。しかし排ガスを完全に除去することは難しく、また作業時間を短縮することは経済的損失が少なくない。
さらに進んだ対策として、トンネル等の閉所においてエンジンを停止し、電気駆動力によってドラムを回転する方法が提示されている。排ガスの発生そのものを防止するもので、ミキサー車に発電装置・蓄電装置と電動機を設備する方式と、電動機のみを設備して外部電力によって駆動する方式の2種類がある。
発電装置・蓄電装置と電動機の両方を設備する方式は、走行中のエンジンによって発電機を動かし、それによって発生した電力を蓄電装置に蓄えておくものである。トンネル等の閉所においてエンジンを停止し、蓄積された電力よって電動機を駆動してミキシングドラムを回転させる。特許文献1がその一例である。この方式はドラムを駆動するために大容量の蓄電装置を必要とし、製造コストも高い。
もう一つの外部電力によって電動機を駆動する方式は、特許文献2がその代表例である。トンネル等の閉所ではエンジンを停止して、電動機に外部電源を接続するものである。発電装置や蓄電装置を装備しないため製造コストが安く取扱も簡単である。外部電力を利用できる通常の工事現場においては好ましい方式と云える。
特開2003−232304 特開2007−245758
しかし外部電力を利用するこの方式においては、ミキサー車の走行中にドラムを回転させるエンジン系統の駆動回路のほかに、エンジンを停止して回転させる電動機系統の駆動回路を装備している。それぞれの駆動回路に、油圧ポンプおよび油圧モーター等を含む回路を重複して2系統装備するため、設備の複雑化および製造コスト高の要因となっている。経済的余裕のない中小の企業においては、このような重複のない、できるだけ製造コストの安いミキサー車が求められている。
この考案は前記の課題を解決するためのもので、エンジンの駆動力をプロペラシャフト、油圧ポンプおよび油圧モーターを経由して伝達し、ミキシングドラムを回転させるコンクリートミキサー車において、車両基台に電動機、電動機の回転速度を制御するインバーターおよび電磁クラッチ切替制御盤を設置し、プロペラシャフトの中間部に電磁クラッチを設け、この電磁クラッチの被動軸と前記電動機の伝動軸とを伝動ベルトによって連結した、エンジンまたは電力によってミキシングドラムを回転させるコンクリートミキサー車である。
コンクリートミキサー車の電動機として電磁クラッチ内蔵電動機を用い、走行する際にこの内臓クラッチを切り離すことによって、エンジンの駆動力によって電動機が無駄に回転するのを防止することができる。
この解決手段による作用は次の通りである。トンネル等の閉所においてミキサー車のエンジンを停止し、電気駆動系に外部電源を接続する。クラッチ切替制御盤を操作してプロペラシャフトの中間部に設けた電磁クラッチを切り離し、電動機を起動させることによってミキシングドラムを回転させる。ミキシングドラムの回転速度調整は、インバーターによる電動機の速度調整によって行う。
エンジンを停止することなく電磁クラッチを切り離すことも可能であるが、排ガスの影響を受けないように短時間にとどめるべきである。
コンクリートミキサー車の走行中は、エンジンの駆動力によってプロペラシャフトが回転し、これによってミキサードラムが回転するとともに、ベルトで連結された電動機も回転することとなる。そのため電動機として電磁クラッチ内蔵電動機を用い、走行中はその内臓クラッチを切り離ことによってこの無駄な回転を防止できる。
この考案は、発電装置や蓄電装置を必要としない。しかもエンジン系統の駆動回路である既設の油圧ポンプおよび油圧モーターを、電動機系統の駆動回路としてそのまま使用するため、設備の重複がなく製造コストも安い。インバーターによってミキサードラムの回転速度を精度よく制御でき、省エネルギー効果をあげられる。
また設備する電動機をクラッチ内蔵型にすることによって、ミキサー車の走行中もエンジンによる電動機の回転を防止し、エネルギー消費量を低減できる。
本発明の実施形態を図1および図2に基づいて説明する。
図1はミキサー車を側面から見た外観図である。雲状模様で示した新設備設置箇所▲13▼には、図示できないが図2の電動機▲1▼〜電磁クラッチ▲5▼等が配置されており、▲12▼は電動機スイッチである。油圧ポンプ▲6▼および油圧モーター▲7▼の駆動力によってミキサードラム▲8▼が回転する。
図2は本考案の平面部である。▲1▼は電動機▲2▼はクラッチ切替制御盤▲3▼は電動機の回転速度制御用インバーターである。▲4▼は車両のエンジンから連結されているプロペラシャフトであって、油圧ポンプ▲6▼および油圧モーター▲7▼を経由してミキサードラム▲8▼を駆動する。
プロペラシャフト▲4▼の中間部に電磁クラッチ▲5▼が設置されていて、電磁クラッチ▲5▼の被動軸▲9▼と電動機の駆動軸▲10▼とが伝動ベルト▲11▼によって連結されている。クラッチ切替制御盤▲2▼は電磁クラッチ▲5▼の切離しまたは繋ぎを行なう制御盤、インバーター▲3▼は電動機▲1▼の回転速度を調整するためのものである。電動機▲1▼にはギヤードモーターまたは電磁クラッチ内臓モーターを用いる。
次にこの考案の動作を説明する。製造工場において生コンクリートを積載したミキサー車は、工事現場に向かってエンジンの駆動力で走行する。
トンネル内等の工事現場に到着したらエンジンを停止し、コンクリートミキサー車の電気系統に外部電源を接続する。これによってクラッチ切替制御盤▲2▼を起動し、電磁クラッチ▲5▼が自動的に外れる。クラッチ切替制御盤▲2▼の起動と同時に電磁クラッチ▲5▼が外れ、電動機内蔵モーターが繋がるようにすれば一層便利である。
次に電動機スイッチ▲12▼を操作して電動機▲1▼を起動し、ミキサードラムを回転させる。インバーター▲3▼によって回転速度の調整を行う。
コンクリートの荷降ろしが終了したあと、クラッチ切替制御盤▲2▼を操作して電磁クラッチ▲5▼を繋ぎ、電動機に内蔵されているクラッチを外す。次に電動機スイッチ▲12▼を操作して電動機を停止する。
コンクリートミキサー車を側面から見た外観図 本発明のドラム駆動装置の配置図
1 電動機
2 クラッチ切替制御装置
3 電動機の回転速度制御用インバーター
4 プロペラシャフト
5 電磁クラッチ
6 油圧ポンプ
7 油圧モーター
8 ミキシングドラム
9 電磁クラッチ被動軸
10 電動機駆動軸
11 伝動ベルト
12 電動機スイッチ
13 新設備設置箇所

Claims (2)

  1. エンジンの駆動力をプロペラシャフト、油圧ポンプおよび油圧モーターを経由して伝達し、ミキシングドラムを回転させるコンクリートミキサー車において、車両の基台に電動機、電動機の回転速度を制御するインバーター、および電磁クラッチ切替制御盤を設置し、プロペラシャフトの中間に電磁クラッチを設け、この電磁クラッチの被動軸と電動機の駆動軸とを伝動ベルトによって連結し、エンジンまたは電力によってミキシングドラムを回転させるコンクリートミキサー車。
  2. 電動機が電磁クラッチ内蔵電動機である請求項1のコンクリートミキサー車
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113958810A (zh) * 2021-10-09 2022-01-21 重庆铁马专用车有限公司 一种混凝土搅拌运输车油泵安装通用支架

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