JP3156376B2 - 電 線 - Google Patents

電 線

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JP3156376B2
JP3156376B2 JP18509492A JP18509492A JP3156376B2 JP 3156376 B2 JP3156376 B2 JP 3156376B2 JP 18509492 A JP18509492 A JP 18509492A JP 18509492 A JP18509492 A JP 18509492A JP 3156376 B2 JP3156376 B2 JP 3156376B2
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electric wire
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規昭 木戸
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、回路図面符号と接続
符号が印されたマーク部材を端部に備えた電線に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の電線の構成を示す斜視図で
ある。図において1は導体、2は導体1を包被する外
皮、3は外皮2に嵌挿され、且つ回路図面符号3aと器
具符号3bと端子符号3cとが印されたマークチューブ
部材、4はこれら導体1と外皮2とマークチューブ部材
3とにより構成される電線である。
【0003】次に上記のように構成された従来の電線の
配線作業を図6に基づいて説明する。まず、器具符号3
bより所定の端子板5を選定し、次いで端子符号3cよ
り上記端子板5の所定の端子5aに電線4を接続する。
尚、回路図面符号3aは配線作業上において直接必要と
しないが、たとえば回路図面(図示せず)上でどの位置
に電線4が接続されているのかを示しており、ユーザー
側としては重要な符号である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の電線は以上のよ
うに構成されているので、製品がメーカー側からユーザ
ー側に移行した時点で、ユーザー側には重要でなく不必
要な接続符号が印されているため、ユーザー側としては
まぎらわしいという問題点があった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、配線終了後ユーザー側で必要と
する符号のみが印されたマーク部材を有する電線を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る電線は、
回路図面符号が印された第1のマーク部と接続符号が印
された第2のマーク部からなるマーク部材を端部に備
え、接続符号が印された第2のマーク部を取り外し可能
とするものである。
【0007】
【作用】この発明における電線のマーク部材は、配線終
了後に回路図面符号の印されたマーク部材のみを有して
いるので、ユーザー側のわずらわしさを解消する。
【0008】
【実施例】
実施例1.図1はこの発明の実施例1における電線の構
成を示す斜視図である。図において、導体1及び外皮2
は従来のものと同様である。6は外皮2に嵌挿され、且
つ回路図面符号6aが印され、チューブ状に形成された
第1のマーク部材、7は外皮2に嵌挿され、且つ器具符
号8aと端子符号8bとでなる接続符号8が印された第
2のマーク部材で、例えばテープ状に且つ必要に応じて
取り外し可能に形成されている、9はこれら導体1と外
皮2と第1及び第2のマーク部材6、7とにより構成さ
れる電線である。
【0009】次に上記のように構成されたこの発明の実
施例1における電線の配線作業を図2に基づいて説明す
る。まず器具符号8aより所定の端子板5を選定し、次
いで端子符号8bより上記端子板5の所定の端子5aに
電線9を接続し、次いで配線後不必要となる破線で示し
た第2のマーク部材を電線9より取り外す。
【0010】実施例2.図3はこの発明の実施例2にお
ける電線の構成を示す斜視図である。図において、導体
1及び外皮2は従来のものと同様である。10は外皮2
に嵌挿され、且つ回路図面符号11aが印された第1の
マーク部11および器具符号12aと端子符号12bと
でなる接続符号12が印された第2のマーク部13から
なるチューブ状のマーク部材、14は回路図面符号10
aの印された第1のマーク部10と接続符号12が印さ
れた第2のマーク部13の境に形成された切り欠き、1
5はこれら導体1と外皮2とマーク部材10とから構成
される電線である。
【0011】次に上記のように構成されたこの発明の実
施例2における電線の配線作業を図4に基づいて説明す
る。まず器具符号12aより所定の端子板5を選定し、
次いで端子符号12dより上記端子板5の所定の端子5
aに電線15を接続し、次いで配線後不必要となる破線
で示したマーク部材13の接続符号12を印した第2の
マーク部13を切り欠き14を介して取り外す。このよ
うに第2のマーク部13は切り欠き14を利用して取り
外すようにしているので、取り外しが容易となる。
【0012】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば配線終
了後に接線符号が印されたマーク部材を取り外し、回路
図面符号の印されたマーク部材のみを残すようにしたの
でユーザー側のわずらわしさを解消することができる電
線が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1による電線を示す斜視図で
ある。
【図2】図1における電線の配線状態を示す斜視図であ
る。
【図3】この発明の実施例2による電線を示す斜視図で
ある。
【図4】図3における電線の配線状態を示す斜視図であ
る。
【図5】従来の電線を示す斜視図である。
【図6】図5における電線の配線状態を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 導体 2 外皮 3a、6a、11a 回路図面符号 3b、8a、12a 器具符号 3c、8b、12b 端子符号 4、9、15 電線 6 第1のマーク部材 7 第2のマーク部材 8、12 接続符号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01B 7/36

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端部に回路図面符号が印された第1のマ
    ーク部材と接続符号が印され且つ取り外し可能な第2の
    マーク部材を備えたことを特徴とする電線。
  2. 【請求項2】 端部に回路図面符号が印された第1のマ
    ーク部と接続符号が印された第2のマーク部からなるマ
    ーク部材を備え、上記第1のマーク部と上記第2のマー
    ク部の境に切り欠きを設けることにより上記第2のマー
    ク部を取り外し可能とすることを特徴とする電線。
JP18509492A 1992-07-13 1992-07-13 電 線 Expired - Lifetime JP3156376B2 (ja)

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