JP3156139U - サンドブラスト装置用の照明器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】光源の位置を臨機応変に変更することができて彫刻箇所を十分視認しながら彫刻することができる、サンドブラスト装置用の照明器具を提供する。【解決手段】磁石が吸着するノズルフォルダ2を備えたサンドブラスト装置に装着されるサンドブラスト装置用の照明器具1であって、照明器具1には側面に磁石12が取り付けられており、磁石12による吸着作用によってノズルフォルダ2に着脱自在に装着されるサンドブラスト装置用の照明器具1とした。このとき、磁石12が、照明器具1の長さ方向に沿って取り付けられた棒状磁石である、サンドブラスト装置用の照明器具1とすることが好ましい。【選択図】図2

Description

本考案は、サンドブラスト装置用の照明器具に関する。詳しくは、サンドブラスト装置におけるノズルフォルダに装着されるサンドブラスト装置用の照明器具に関する。
従来より、墓標や記念碑などは、御影石などの石材にサンドブラスト等により彫刻を施して加工される。この方法は、例えば、ゴムシートやプラスチックシートなどのマスキングシートを石材の表面に貼り付け、目的とする文字や模様をカッターナイフ等でマスキングシートから切り抜いた後、あるいは、文字や模様が切り抜かれたマスキングシートを貼り付けた後、サンドブラスト処理を行うものである。
通常、このようなサンドブラスト装置は、内部にブラスト材を収容したブラストタンクと、このブラストタンクから延びる噴出ホースと、この噴出ホースの先端部に設けられた噴出部と、ブラスト材を噴出ノズルから噴出させるためのコンプレッサー等の高速気流発生装置と、で構成されている。
また、噴出ホースの先端部に設けられた噴出部は、高速気流に混ざったブラスト材を噴出させる噴出ノズルと、この噴出ノズルと噴出ホースを連結するノズルフォルダと、で構成されている。通常、ノズルフォルダは鉄などの材料で構成され、磁石が吸着(磁気吸着)することが多い。
このようなサンドブラスト装置(サンドブラスター)は、下記特許文献1に記載されており、ここには、「ブラストタンク1はタンク本体3を三脚4等で支えたものであり,このタンク本体3内にブラスト材を収容したものである(5はブラスト材出し入れのためのキャップ)。タンク本体3の下部には排出筒6が連設されており,ここから先端に噴出ノズル7を形成した噴出ホース8を延設させている。これにより,コンプレッサー等の高速気流を排出筒6に導けば,ブラスト材がこの高速気流に混ざって噴出ノズル7から噴出されることになる。なお,高速気流は最初に吸水フィルター9へ導かれ,ここで水分を吸収されて排出筒6に供給されるとともに,一部は分岐管10を通ってタンク本体3内へ導かれ,この内部を加圧するために用いられる(したがって,ブラスト材の噴出は高速気流の吸引作用の他に加圧作用も加わってより強力となる)」とある。
実公平7−13969号公報(2頁目、左段15〜28行目)
石材等を彫刻する場合には、彫刻パターンだけでなく彫刻深さについても気を配る必要がある。特に、毛筆文字を彫刻する場合、筆の運び等に合わせて彫刻深さを微妙に変化調節することが、彫刻文字の品位等を高めて高品質な仕上がりとする上で非常に重要である。
ここで、サンドブラスト装置を用いて石材等を彫刻する場合、彫刻する箇所以外はマスキングされているため目的とするパターンに彫刻することは比較的容易である。しかし、彫刻深さを確認しながらこれを微妙に変化調節することは容易ではなかった。
即ち、彫刻深さを微妙に変化調節するためには彫刻箇所を十分に視認できる状態で作業することが重要であるが、深く彫刻するに従って彫刻箇所の視認性が悪くなってくるため、熟練者といえども彫刻深さを微妙に変化調節しにくかったのである。ここで、照明装置を設置して彫刻箇所を含んだ部分を照らせばよいとも思われるが、彫刻箇所が噴出ノズルや作業者の手などの影になってしまい、十分な視認性が得られないという課題があった。
また、彫刻箇所を十分視認するためには、彫刻箇所に対する噴出ノズルの方向や作業者の体勢に応じて、光源の位置を臨機応変に変更することが有効であると考えられるが、このようなことが可能な照明器具は存在していなかった。
本考案は、上述の事柄に留意してなされたものであって、光源の位置を臨機応変に変更することができて彫刻箇所を十分視認しながら彫刻することができる、サンドブラスト装置用の照明器具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本考案のサンドブラスト装置用の照明器具は、磁石が吸着するノズルフォルダを備えたサンドブラスト装置に装着されるサンドブラスト装置用の照明器具であって、照明器具には側面に磁石が取り付けられており、磁石による吸着作用(磁気吸着作用)によってノズルフォルダに着脱自在に装着される構成とした。
このサンドブラスト装置用の照明器具は、側面に磁石が取り付けられており、磁石による吸着作用によってノズルフォルダに着脱自在に装着されることにより、照明器具の装着位置を自在に変更することができるため、照射する箇所を臨機応変に変更することができて彫刻箇所を十分視認しながら彫刻することができる。
このとき、磁石が、照明器具の長さ方向に沿って取り付けられた棒状磁石である、サンドブラスト装置用の照明器具とすることが好ましい。
このサンドブラスト装置用の照明器具は、彫刻作業中に照明器具に手が触れてしまうなどの外力が加わった場合でも照明器具が左右に振れにくくなる。
また、上記サンドブラスト装置用の照明器具が着脱自在に装着される、サンドブラスト装置におけるノズルフォルダであって、ノズルフォルダには磁石が吸着し、その側面には、棒状磁石のノズルフォルダ側が係合する係合溝が形成されている、ノズルフォルダとすることが好ましい。
この金属製のノズルフォルダは、棒状磁石のノズルフォルダ側(照明器具本体と反対側)が係合する係合溝が側面に形成されているため、係合溝に棒状磁石のノズルフォルダ側を係合すれば、彫刻作業中に照明器具に手が触れてしまうなどの外力が加わった場合でも、更に照明器具が左右に振れにくくなる。
本考案により、光源の位置を臨機応変に変更することができて彫刻箇所を十分視認しながら彫刻することができる、サンドブラスト装置用の照明器具を提供することができる。
サンドブラスト装置用の照明器具の側面図である。 図1のサンドブラスト装置用の照明器具を係合溝が形成されていないノズルフォルダに装着した状態を示す側面図である。 係合溝が形成されているカップリング(ノズルフォルダの構成要素)の斜視図である。
以下、図を用いて本考案のサンドブラスト装置用の照明器具を例示説明する。なお、図3において、磁石12が固着されている照明器具本体は省略してある。
本考案のサンドブラスト装置用の照明器具は、サンドブラスト装置におけるノズルフォルダ(側面に磁石が吸着するもの)に装着されるサンドブラスト装置用の照明器具であって、照明器具には側面に磁石が取り付けられており、磁石の吸着作用によってノズルフォルダに着脱自在に装着されるものである。
まず、図1を用いて、サンドブラスト装置用の照明器具を説明する。なお、以下の実施形態はあくまで本考案を例示説明するものであって、本考案は、以下の具体的な実施形態に限定されるものではない。
[照明器具]
本実施形態の照明器具1は、照明器具本体11と磁石12によって構成されており、磁石12の吸着作用によって後述するノズルフォルダ2に着脱自在に装着される。以下、照明器具1を構成する照明器具本体11と磁石12について詳説した後、ノズルフォルダ2についても説明する。
[照明器具本体]
照明器具本体11は、電源電池とライトが一体となった小型携帯タイプのものを用いることができる。本実施形態では、五つのLED光源を備え単四電池で駆動する(何れも図示せず)小型携帯タイプの懐中電灯を照明器具本体11に用いてある。ここで、小型携帯タイプの懐中電灯とは、全長が概ね15cm以下のものであり、本実施形態では概ね9cmのものを用いた。また、照明器具本体11の中央部には、照明器具本体11を胸ポケット等に係止するためのフック110が取り付けられている。
[磁石]
磁石12は、先述した照明器具1(照明器具本体11)の側面に取り付けられている。本実施形態では、四角柱形状の棒状磁石を用い、これを照明器具1の長さ方向に沿って接着剤で固着してある。磁石12としては、例えば、フェライト磁石(Baフェライト、Srフェライト)、アルニコ磁石、サマリウム系磁石、ネオジウム磁石などの永久磁石を用いることができる。
[ノズルフォルダ]
ノズルフォルダ2は、噴出ホース4と噴出ノズル3を連結するものである。ノズルフォルダ2は、少なくともその外周部(側面)が、磁石が吸着する鉄などの材料で構成されており、本考案の照明器具1(照明器具本体11と磁石12を備える)が磁石12による吸着作用によって着脱自在に装着される。本実施形態では、ホルダ21と、中ネジ22と、リング23と、カップリング29とを備えており、これら全てに磁石が吸着する材料を用いてある。ホルダ21には、高速気流に混ざったブラスト材を噴出させる噴出ホース4の先端部が固定され、一方、カップリング29には、噴出ノズル3が固定される。このようにして、ノズルフォルダ2により噴出ホース4と噴出ノズル3が連結されている。
上記本考案の照明器具1は、磁石による吸着作用によって上記ノズルフォルダ2に着脱自在に装着されることにより、照明器具の装着位置を自在に変更することができるため、照射する箇所を臨機応変に変更することができて彫刻箇所を十分視認しながら彫刻することができるのである。
[ノズルフォルダの別例]
次にノズルフォルダの別例を説明する。本別例のノズルフォルダの側面には、棒状磁石のノズルフォルダ側が係合自在の係合溝が形成されている。具体的には、図3に示すように、ノズルフォルダを構成するカップリング29の側面に、ブラスト材の噴出方向に沿った係合溝290が形成されている。ブラスト材の噴出方向は、噴出ホース4から噴出ノズル3側を向く方向である。
この係合溝290に棒状磁石(12)のノズルフォルダ側を係合させることで、彫刻作業中に照明器具に手が触れてしまうなど外力が加わった場合でも、更に照明器具が左右に振れにくくなるのである。
なお、カップリング29の側面に係合溝290を形成した場合を説明したが、これに限定されず、ノズルフォルダを構成するホルダ21の側面に係合溝290を形成してもよい。
以上、特定の実施形態を参照して本考案を説明したが、本考案は上記実施形態に限定されるものではなく、当該技術分野における熟練者等により、本出願の願書に添付された実用新案登録請求の範囲から逸脱することなく、種々の変更及び修正が可能である。
1 照明器具
11 照明器具本体
12 磁石
2 ノズルフォルダ
21 ホルダ
22 中ネジ
23 リング
29 カップリング
290 係合溝
3 噴出ノズル
4 噴出ホース

Claims (2)

  1. 磁石が吸着するノズルフォルダを備えたサンドブラスト装置に装着されるサンドブラスト装置用の照明器具であって、
    前記照明器具には側面に磁石が取り付けられており、
    前記磁石による吸着作用によって前記ノズルフォルダに着脱自在に装着される、
    サンドブラスト装置用の照明器具。
  2. 磁石が、照明器具の長さ方向に沿って取り付けられた棒状磁石である、
    請求項1記載のサンドブラスト装置用の照明器具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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