JP3156000U - Led照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本考案は、製造コストが廉価であり且つ制御が容易な監視回路により、複数のLEDバーの内の幾つかのLEDバーが不良となり断線した場合に、各LEDへの電流供給値を下げるか、又は各LEDへの電流供給を停止することができるLED照明装置の提供を目的とする。【解決手段】 本考案に係るLED照明装置は、複数のLED及び電流保護抵抗を直列に設けたLEDバーを並列に複数個接続し前記LEDバーの両端にそれぞれ一対の電極端子を設けたLED回路と、前記LEDバーに所定の電力を供給するLED制御回路とを有し、前記LED制御回路は、整流回路を介して前記一対の電極端子に接続されそれぞれ所定の電流電圧値の電力を供給する駆動電力供給部と、前記LEDバーの1個に設けられた前記電流保護抵抗に印加される電流値を電位値に基づいて監視する過電流等監視部から成ることを特徴とする。【選択図】 図3

Description

本考案は、複数個のLEDを直列に接続してLEDバーを形成し、該LEDバーを並列に複数個接続することにより構成したLED照明装置に関する。
従来、LED照明装置に設けられたLEDの駆動方法は、電源であるAC100Vを全波整流して定電圧制御を行い所定の定電圧を発生させてから一定の電流を生成する定電流回路を設けることにより、LEDを定電流駆動する構成とするものが多い(例えば、特許文献1参照。)。
この様な構成とするのは、施設内の天井等にLED照明装置を多数設置して使用した場合に、複数のLEDを同一電流で駆動した方が、目視により感じる照度のばらつきを抑制することが可能であり、且つ個々のLEDのVF等の個体差に係る調整機能を電源部に設けることによりLEDを実装した基板の温度上昇を抑制できる等の理由によるものである。
特開2008-277188号公報
しかしながら、前述の構成の様なLED照明装置では、複数のLEDバーの内の幾つかのLEDバーが不良となり断線した場合に、LED照明装置に印加されている定電流が、断線していないLEDバーに分担して印加されてしまう問題点があった。
この様な問題が発生した場合には、断線していないLEDバーに設けられた各LEDに対して設計値を超えた過大な電流が印加されるため、LEDの損傷やライフの低下をもたらす。なお、全てのLEDバーの通電状態を個別に監視すれば良いが、全てのLEDバーに対して個別に監視用のモニター線を設けて断線等を常時監視することは、LED照明装置の製造コスト及び制御の煩雑さ等から現実的ではない。
そこで、本考案は前述の技術的な課題に鑑み、製造コストが廉価であり且つ制御が容易な監視回路により、複数のLEDバーの内の幾つかのLEDバーが不良となり断線した場合に、各LEDへの電流供給値を下げるか、又は各LEDへの電流供給を停止することができるLED照明装置の提供を目的とする。
前述の課題を解決すべく、本考案に係るLED照明装置は、複数のLED及び電流保護抵抗を直列に設けたLEDバーを並列に複数個接続し前記LEDバーの両端にそれぞれ一対の電極端子を設けたLED回路と、前記LEDバーに所定の電力を供給するLED制御回路とを有し、前記LED制御回路は、整流回路を介して前記一対の電極端子に接続されそれぞれ所定の電流電圧値の電力を供給する駆動電力供給部と、前記LEDバーの1個に設けられた前記電流保護抵抗に印加される電流値を電位値に基づいて監視する過電流等監視部から成ることを特徴とする。
本考案に係るLED照明装置によれば、複数のLEDバーの内の幾つかのLEDバーが不良となり断線した場合に、各LEDバーへの電流供給値を下げるか、又は各LEDバーへの電流供給を停止することにより、LED照明装置に配設された各LEDに過大な電流が印加されることを未然に防ぎ、各LEDの照度を一定に保ち、且つ各LEDでの発熱を抑えることができる。
本考案の第1の実施形態のLED照明装置に設けられたLEDの配置を示す回路図である。 本考案の第1の実施形態のLED照明装置に設けられたLEDの制御を示す回路図である。 本考案の第1の実施形態のLED照明装置に設けられたLEDに不具合が生じた場合の制御を示す回路図である。 本考案の第1の実施形態のLED照明装置を示す模式図である。 本考案の第2の実施形態のLED照明装置に設けられたLEDの配置を示す回路図である。 本考案の第2の実施形態のLED照明装置を示す模式図である。 本考案の第3の実施形態のLED照明装置に設けられたLEDの配置を示す回路図である。
以下、本考案のLED照明装置に係る好適な実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本考案のLED照明装置は、以下の記述に限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲において、適宜変更可能である。
[第1の実施形態]
まず、本実施形態のLED照明装置80に設けられたLEDの配置に係る構成について、図1を参照しながら具体的に説明する。なお、図1はLED照明装置80に設けられたLEDの配置に係るLED回路10である。
LED回路10は、複数のLED及び複数の電流保護抵抗を直列に設けたLEDバーを、並列に複数個接続することにより構成される。図1においては、一例として、6個のLEDと2個の電流保護抵抗から成るLEDバーが、LEDバー11からLEDバーnまで並列にn個接続されている。なお、図1中では、5個のLEDバーを記している。したがって、LEDバー11からLEDバー15まで並列に接続されている。ここで、LEDバー11からLEDバーnは、同様の構成部材により構成される。具体的には、例えばLEDバー11は、電流保護抵抗31、LED21、LED22、LED23、電流保護抵抗32、LED24、LED25、及びLED26の順で直列に接続されることにより、構成されている。なお、LED21乃至LED26は、それぞれ白色光を発する発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)である。この様なLEDには、例えば、シャープ株式会社の型名GM5BW97330Aで、同一仕様のLEDが3個実装された3チップ入り表面実装型白色LEDを用いる。なお、該LEDの特性は、順方向電流IF=20mAのとき、順方向電圧VF=3.2V(TYP.)である。また、3チップ入り表面実装型白色LEDの最大定格は90mAである。
また、LED回路10を構成する各LEDバーにおいて、電流保護抵抗31及び電流保護抵抗32を設けることにより、LED21乃至LED26の各LEDが順方向電流IF及び順方向電圧VFに係る所定値を超えないようにしている。また、紫外線に起因して発生する逆起電力を吸収する図示せぬツェナーダイオードを、各LEDに並列に接続することにより、各LEDの破壊を防止する構成としても良い。また、各LEDバーに設けられたLED26のアノード側には、駆動電力端子口41が接続されている。同様に、各LEDバーに設けられた電流保護抵抗31の下端側には、駆動電力端子口42が接続されている。同様に、LEDバー11に設けられたLED21のカソード側であって電流保護抵抗31の上端側にのみ、電流検出端子口43が接続されている。上述したLED回路10は、図2を参照しながら後述するLED制御回路50により制御を行い、各LEDバーに設けられた複数のLEDを駆動させる。
次に、LED照明装置80に設けられたLEDの制御について、図2を参照しながら具体的に説明する。なお、図2はLED照明装置80に設けられたLEDの制御に係るLED制御回路50である。
LED制御回路50は、駆動電力供給部60及び過電流等監視部70から成る。また、駆動電力供給部60は、定電圧回路61及び定電流回路62から構成されている。同様に、過電流等監視部70は、コンパレータ71、抵抗72、抵抗73、電源74、アース75、及びアース76から構成されている。以下、LED制御回路50を構成する各構成部材について説明する。
LED制御回路50に設けられた駆動電力供給部60は、前述したLED回路10に対して所定の電流電圧値の電力を供給する。この様な駆動電力供給部60において、定電圧回路(CVC:Constant Voltage Circuit)61は、所定の電圧値の電力を生成する。具体的には、図1に示すLED回路10に配設しているLEDは、順方向電流IF=20mAのとき順方向電圧VF=3.2V(TYP.)の特性を有し、且つ各LEDバーにおいて該LEDを直列に6個接続して発光させることから、定電圧回路61により例えば24Vの電圧値の電力を生成する。
また、LED制御回路50に設けられた駆動電力供給部60において、定電流回路(CCC:Constant Current Circuit)62は、定電圧回路61から所定の電流値の電力を生成する。ここで、3チップから構成されるLEDの各チップには、それぞれ駆動電流Iop=15mAを印加する。したがって、各LEDには、それぞれ駆動電流Iop=45mAを印加する。さらに、図1に示すLED回路10では、駆動電流Iop=45mAを要するLEDバーを並列に5個接続して発光させる。このため、定電流回路62により、例えば45mAに5を掛けた225mAの電流値の電力を生成する。なお、定電流回路62は駆動電力端子口41に接続され、且つ駆動電力端子口42はアース51に接続される。
さらに、LED制御回路50に設けられた過電流等監視部70は、前述したLEDバー11に印加される電流値を監視する。具体的には、過電流等監視部70は、LEDバー11に印加される電流値が変動した場合に、所定の条件に基づいて各LEDバーへの電流供給値を下げるか、又は各LEDバーへの電流供給を停止するように定電流回路62に対して指令を出す。この様な過電流等監視部70において、電流検出端子口43がコンパレータ71の+端子に接続され、且つコンパレータ71の−端子が抵抗73を経てアース76に接続されている。また、コンパレータ71には、電源74とアース75がそれぞれ接続されている。この様な構成により、過電流等監視部70は、LEDバー11に設けられたLED21のカソード側であって電流保護抵抗31の上端側の電位値を、コンパレータ71の+端子又は−端子に入力された電圧の電位値と比較することにより監視する。上述したLED制御回路50は、図3を参照しながら後述する所定の制御に基づいて、各LEDバーに設けられた複数のLEDを一定電流により駆動させ、又は各LEDバーに設けられた複数のLEDの駆動を停止させる。
次に、LED照明装置80に設けられたLEDに不具合が生じた場合の制御、すなわち、本願考案の特徴である過電流防止回路に基づく各LEDバーの制御について、図3を参照しながら具体的に説明する。なお、図3はLED照明装置80に設けられたLEDに不具合が生じた場合の制御に係る回路図であり、図1を参照しながら前述したLED回路10、及び図2を参照しながら前述したLED制御回路50から成る。
過電流防止回路は、LED制御回路50の過電流等監視部70に相当する。また、過電流等監視部70は、コンパレータ検出回路及びA/D変換検出回路から成る。この様な過電流等監視部70は、図3に示すように、並列にn個接続されたLEDバーの内、LEDバー11に設けられたLED21のカソード側であって電流保護抵抗31の上端側の電位を監視する。また、過電流等監視部70は、監視している該電位に基づく電流量の変動に対して、予め定めた所定の電圧値に基づき、各LEDバーへの電流供給値を下げるか、又は各LEDバーへの電流供給を停止するように定電流回路62に対して指令を出す。
以下、過電流防止回路による各LEDバーに対する駆動電流の供給に係る制御について、LEDバー11に配設されたLEDが断線又は短絡した場合と、LEDバー12乃至LEDバーnのいずれか1個以上のLEDバーに配設されたLEDが断線した場合に場合分けして、具体的に説明する。まず、LEDバー11に配設されたLED21乃至LED26のいずれか1個以上のLEDに不具合が生じて断線した場合には、電流検出端子口43に接続された監視点S1には電流が流れないことから監視点S1での電位Vsは0V付近となる。また、LEDバー11に配設されたLED21乃至LED26のいずれか1個以上のLEDに不具合が生じて短絡した場合には、電流検出端子口43に接続された監視点S1での電流は異常に上昇することから監視点S1での電位Vsは1V以上となる。ここで、電流保護抵抗31及び電流保護抵抗32に、例えば電流45mAで電圧1.0Vの仕様の抵抗素子を用いると、抵抗値は1.0Vを45mAで割ることにより約22Ωとなる。
過電流防止回路によるLEDバー11に対する監視制御に関し、LEDバー11が正常に駆動している場合には監視点S1での電位Vsが1V程度となり、LEDバー11が断線した場合には監視点S1での電位Vsが0V付近となる。そこで、電流保護抵抗31に掛かる電圧をコンパレータ71等から構成される過電流等監視部70で監視することにより、各LEDバーへの電流供給値を下げるか、又は各LEDバーに対する電流の供給を停止するように定電流回路62に対して指令を出す。
次に、過電流防止回路によるLEDバー12乃至LEDバー15に対する監視制御に関し、断線したLEDバーの個数が増える毎に監視点S1での電位Vsが上昇し、且つ断線していない各LEDバーに流れる駆動電流が上昇する構成について、式1を参照しながら具体的に説明する。なお、式1に断線していない各LEDバーに流れる駆動電流Iの計算式を示す。また、式1中のIopは各LEDバーを駆動させるための駆動電流であり、図3に示すLED回路10に設けられているLEDではIop=45mAである。同様に、式1中のnはLEDバーの総数であり、図3に示すLED回路10では5個である。同様に、式1中のeは断線したLEDバーの総数である。
具体的には、過電流防止回路によるLEDバー12乃至LEDバー15に対する監視制御に関し、LEDバー12乃至LEDバー15の内、1個のLEDバーが断線すればI=56.3mAとなる。この場合の監視点S1での電位Vsは電流保護抵抗31の抵抗値22ΩにI=56.3mAを掛けて1.24Vとなる。同様に、LEDバーが2個及び3個断線した場合についても、式1に基づいて計算する。LEDバー12乃至LEDバー15の内、2個のLEDバーが断線すればI=75.0mAとなり、監視点S1での電位Vsは1.65Vとなる。また、LEDバー12乃至LEDバー15の内、3個のLEDバーが断線すればI=113mAとなり、監視点S1での電位Vsは2.49Vとなる。なお、LEDの最大定格が90mAであることから、過電流等監視部70から定電流回路62に対して、各LEDバーへの電流供給値を下げるか、又は各LEDバーへの電流供給を停止するように指令を出す。
次に、LED照明装置80の構成について、図4を参照しながら具体的に説明する。なお、図4はLED照明装置80を示す模式図である。
LED照明装置80は、LED実装基板81、拡散円筒板82、及びソケット83から構成される。以下、LED照明装置80を構成する各構成部材について説明する。LED実装基板81は、LED回路10を配設した基板である。該基板は、例えばガラエポ基板から成り、略板状部から形成される。また、拡散円筒板82は、拡散部材であり、例えばポリカーボネイトに拡散材フィーラーを混入した乳半板から成り、LED基板81を覆うように略円筒形状部から形成される。また、ソケット83は、外部から電力の供給を受ける部材であり、例えば硬質プラスチックから成り、略円筒形状部から形成される。この様なソケット83は、拡散円筒板82の一端に設けられ、LED実装基板81に配設された複数のLEDを一定電流により駆動させるための端子を備えている。具体的には、駆動電力端子83AはLED回路10の駆動電力端子口41に接続され、駆動電力端子83BはLED回路10の駆動電力端子口42に接続され、且つ電流検出端子83CはLED回路10の電流検出端子口43に接続される。この様なLED照明装置80は、例えば卓上型の電気スタンドや高照度の懐中電灯等として構成する。
以上、過電流防止回路を設けた例えば卓上型の電気スタンドや高照度の懐中電灯等のLED照明装置80によれば、複数のLEDバーの内の幾つかのLEDバーが不良となり断線した場合に、該断線をLED回路10のLEDバー11に設けられた監視点S1での電流値を監視点S1での電位値に基づいて検出することにより、各LEDへの電流供給値を下げるか、又は各LEDへの電流供給を停止することから、LED照明装置に配設された各LEDに過大な電流が印加されることを未然に防げ、各LEDの照度を一定に保ち、且つ各LEDでの発熱を抑えることができる。
[第2の実施形態]
次に、第2の実施形態のLED回路100及び該LED回路100を配設したLED照明装置110について、図5及び図6を参照しながら具体的に説明する。なお、図5はLED照明装置110に設けられたLEDの配置に係るLED回路100であり、図6はLED照明装置110を示す模式図である。
ここで、第2の実施形態のLED照明装置110については、例えば施設の天井に設けられる1灯タイプで20形相当の蛍光灯ランプの光源をLEDに置き換えて構成するLED照明装置としていることに特徴を有しており、それ以外のLED照明装置110に係る構成は、第1の実施形態で述べたLED照明装置80の構成と同様である。そこで、第2の実施形態のLED照明装置110においては、第1の実施形態のLED照明装置80と異なる構成を中心にして具体的に説明する。
LED回路100は、図5に示すように、複数のLED及び電流保護抵抗を直列に設けたLEDバーを、並列に複数個接続することにより構成される。また、図5においては、一例として、6個のLEDと2個の電流保護抵抗から成るLEDバーが、LEDバー11からLEDバーmまで並列にm個接続されている。なお、図5中では、同様の構成部材により構成される10個のLEDバーを記している。したがって、LEDバー11からLEDバー20まで並列に接続されている。また、各LEDバーに設けられたLED26のアノード側には、整流用ブリッジダイオード104Aを経て駆動電力端子口101Aが接続され、且つ整流用ブリッジダイオード104Bを経て駆動電力端子口101Bが接続されている。同様に、各LEDバーに設けられた電流保護抵抗31の下端側には、整流用ブリッジダイオード104Aを経て駆動電力端子口102Aが接続され、且つ整流用ブリッジダイオード104Bを経て駆動電力端子口102Bが接続されている。同様に、LEDバー11に設けられたLED21のカソード側であって電流保護抵抗31の上端側にのみ、電流検出端子口103が接続されている。
上述したLED回路100は、図2を参照しながら前述したLED制御回路50により制御を行い、各LEDバーに設けられた複数のLEDを駆動させる。但し、図5に示すLED回路10では、駆動電流Iop=45mAを要するLEDバーを並列に10個接続して駆動させる。このため、図2に示す定電流回路62により、例えば45mAに10を掛けた450mAの電流値の電力を生成して、LED回路100に供給する。
次に、LED照明装置80に設けられたLEDに不具合が生じた場合の制御、すなわち、本願考案の特徴である過電流防止回路に基づくLED回路10の制御について、図3及び式1を参照しながら具体的に説明する。但し、第1の実施形態での構成と異なる部分を中心にして説明する。
過電流防止回路によるLEDバー12乃至LEDバー20に対する監視制御に関し、断線するLEDバーの個数が増える毎に監視点S1での電位Vsが上昇し、且つ断線していない各LEDバーに流れる駆動電流が上昇する。以下、式1を参照しながら具体的に説明する。また、式1中のIopは各LEDバーを駆動させるための駆動電流であり、図5に示すLED回路100に設けられているLEDではIop=45mAである。同様に、式1中のnはLEDバーの総数であり、図5に示すLED回路100では10個に相当する。同様に、式1中のeは断線したLEDバーの総数である。
具体的には、過電流防止回路によるLEDバー12乃至LEDバー20に対する監視制御に関し、LEDバー12乃至LEDバー20の内、1個のLEDバーが断線すればI=50.0mAとなる。この場合の監視点S1での電位Vsは電流保護抵抗31の抵抗値22ΩにI=50.0mAを掛けて1.10Vとなる。同様に、LEDバーが2個乃至4個断線した場合についても、式1に基づいて計算する。LEDバー12乃至LEDバー20の内、2個のLEDバーが断線すればI=56.3mAとなり、監視点S1での電位Vsは1.24Vとなる。また、LEDバー12乃至LEDバー20の内、3個のLEDバーが断線すればI=64.3mAとなり、監視点S1での電位Vsは1.41Vとなる。同様に、LEDバー12乃至LEDバー20の内、4個のLEDバーが断線すればI=75.0mAとなり、監視点S1での電位Vsは1.65Vとなる。なお、LEDの最大定格が90mAであることから、過電流等監視部70から定電流回路62に対して、各LEDバーへの電流供給値を下げるか、又は各LEDバーへの電流供給を停止するように指令を出す。
次に、LED照明装置110の構成について、図6を参照しながら具体的に説明する。なお、図6はLED照明装置110を示す模式図である。
LED照明装置110は、LED実装基板111、拡散円筒板112、及びソケット113から構成される。この様なLED照明装置110の各構成部材は、LED照明装置80の各構成部材と基本的に同様の仕様である。但し、ソケット113は、拡散円筒板112の両端に1個ずつ設けられている。また、LED照明装置110の外形寸法等は、従来の蛍光灯ランプと同様とする。この様なLED照明装置110は、例えば施設の天井に設けられる1灯タイプの蛍光灯ランプの光源をLEDに置き換えて構成するLED照明装置に用いる。
以上、第2の実施形態に係る例えば施設の天井に設けられる1灯タイプで20形相当の蛍光灯ランプの光源をLEDに置き換えて構成するLED照明装置110においても、第1の実施形態に係るLED照明装置80と同様に、複数のLEDバーの内の幾つかのLEDバーが不良となり断線した場合に、該断線をLED回路100のLEDバー11に設けられた監視点S1での電流値を監視点S1での電位値に基づいて検出することにより、各LEDへの電流供給値を下げるか、又は各LEDへの電流供給を停止することから、LED照明装置に配設された各LEDに過大な電流が印加されることを未然に防げ、各LEDの照度を一定に保ち、且つ各LEDでの発熱を抑えることができる。
[第3の実施形態]
次に、第3の実施形態のLED回路120について、図7を参照しながら具体的に説明する。なお、図7は図示せぬLED照明装置に設けられたLEDの配置に係るLED回路120である。
ここで、第3の実施形態の図示せぬLED照明装置に設けられたLED回路120は、例えば施設の天井に設けられる並列に接続された2灯タイプの蛍光灯ランプの光源をLEDに置き換えて構成するLED照明装置に設けられることに特徴を有しており、それ以外のLED回路120に係る構成は、第2の実施形態で述べたLED照明装置110に配設されたLED回路100の構成と同様である。そこで、第3の実施形態のLED回路120においては、第2の実施形態のLED回路100と異なる構成を中心にして具体的に説明する。
LED回路120は、図7に示すように、LED回路100を2個並列に設けた構成である。したがって、LED回路120内に設けられた各構成部材の仕様は、図5に示すLED回路100内に設けられた各構成部材の仕様と同様である。なお、2個並列に接続されたLED回路100の内、1個のLED回路100のLEDバー11に設けられたLED21のカソード側であって電流保護抵抗31の上端側にのみ、電流検出端子口103が接続されている。上述したLED回路120は、図2を参照しながら前述したLED制御回路50により制御を行い、各LEDバーに設けられた複数のLEDを駆動させる。この様なLED回路120は例えば施設の天井に設けられる並列に接続された2灯タイプの蛍光灯ランプの光源をLEDに置き換えて構成するLED照明装置の内部に配設して用いる。
以上、第3の実施形態に係る例えば施設の天井に設けられる並列に接続された2灯タイプの蛍光灯ランプの光源をLEDに置き換えて構成するLED照明装置においても、第1の実施形態に係るLED照明装置80、及び第2の実施形態に係るLED照明装置110と同様に、複数のLEDバーの内の幾つかのLEDバーが不良となり断線した場合に、該断線をLED回路120のLEDバー11に設けられた監視点S1での電流値を監視点S1での電位値に基づいて検出することにより、各LEDへの電流供給値を下げるか、又は各LEDへの電流供給を停止することから、LED照明装置に配設された各LEDに過大な電流が印加されることを未然に防げ、各LEDの照度を一定に保ち、且つ各LEDでの発熱を抑えることができる。さらに、並列に接続された2個のLED照明装置の内、1個のLED照明装置が脱落、落下、又は誤って取り外されても、残りの1個のLED照明装置は保護される。
なお、上述した第1乃至第3の実施形態においては、過電流防止回路であるLED制御回路50の過電流等監視部70をLED照明装置に適用する構成として説明したが、このような形態に限定されることはなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。具体的には、過電流防止回路を例えば紫外線LEDを配設したLED殺菌用装置に設ける構成としても良い。また、LED回路に配設するLEDは、3チップ入りの白色のLEDに限定されるものではなく、例えば1チップ入りの白色のLEDとしても良い。また、LED回路に配設するLEDは、白色のLEDに限定されるものではなく、例えば赤色、青色、及び緑色の中の一色からなるLED、若しくはそれら各色のLEDと白色のLEDの組み合わせとしても良い。
10 LED回路
11,12,n−1,n,m−1,m LEDバー
21,22,23,24,25,26 LED
31,32 電流保護抵抗
41 駆動電力端子口
42 駆動電力端子口
43 電流検出端子口
50 LED制御回路
51 アース
60 駆動電力供給部
61 定電圧回路
62 定電流回路
63 アース
70 過電流等監視部
71 コンパレータ
72 抵抗
73 抵抗
74 電源
75,76 アース
80 LED照明装置
81 LED実装基板
82 拡散円筒板
83 ソケット
83A 側駆動電力端子
83B 側駆動電力端子
83C 電流検出端子
100 LED回路
101A,101B 駆動電力端子口
102A,102B 駆動電力端子口
103 電流検出端子口
104A,104B 整流用ブリッジダイオード
110 LED照明装置
111 LED実装基板
112 拡散板
113 ソケット
113A 駆動電力端子
113B 駆動電力端子
113C 電流検出端子
120 LED回路

Claims (4)

  1. 複数のLED及び電流保護抵抗を直列に設けたLEDバーを並列に複数個接続し前記LEDバーの両端にそれぞれ一対の電極端子を設けたLED回路と、
    前記LEDバーに所定の電力を供給するLED制御回路とを有し、
    前記LED制御回路は、整流回路を介して前記一対の電極端子に接続されそれぞれ所定の電流電圧値の電力を供給する駆動電力供給部と、前記LEDバーの1個に設けられた前記電流保護抵抗に印加される電流値を電位値に基づいて監視する過電流等監視部から成ること
    を特徴とするLED照明装置。
  2. 前記過電流等監視部は、1個の前記LEDバーに設けられた前記LEDのカソード側であって前記電流保護抵抗の上端側の電位値を監視すること
    を特徴とする請求項1に記載のLED照明装置。
  3. 前記過電流等監視部は、前記電位値が上昇した時に前記LEDバーへの電流供給値を下げるか、又は複数の前記LEDバーへの電流供給を停止するように前記駆動電力供給部を制御すること
    を特徴とする請求項1に記載のLED照明装置。
  4. 一端を前記LED回路の内部に設けられた前記電流保護抵抗に接続される電流検出端子は、その他端を前記LED回路の外部に設けられた前記過電流等監視部と接続されること
    を特徴とする請求項1に記載のLED照明装置。
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