JP3155879U - 携帯用音声制御システム及びその音声制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電子装置に接続すると、ユーザーが電子装置からの音と自分が音声制御システムの外部で発する声を同時に聴くことができる携帯用音声制御システムを提供する。【解決手段】電子装置が発するオーディオ信号を制御する携帯用音声制御システムであって、イヤホン装置と、音声制御装置とを備える。音声制御装置は、オーディオ受信ユニットと、音声合成モジュールと、音声信号出力ユニットとを含む。オーディオ受信ユニットは電子装置に接続され、電子装置が発するオーディオ信号を受信し、音声合成モジュールは、オーディオ信号、及び音声制御装置の外部からのボイス信号を同時に受信して、前記オーディオ信号及びボイス信号を合成音声信号に合成し、音声信号出力ユニットは前記合成音声信号をイヤホン装置へ出力する。【選択図】図1

Description

本考案は、携帯用音声制御システム及びその音声制御装置に関し、特に、異なる発生源からの複数の音声を制御する携帯用音声制御システム及びその音声制御装置に関するものである。
以前からのCDプレーヤーを始め、最近流行しているミュージックケータイ(ミュージックモバイルや音楽携帯とも呼ばれる)、MP3やMP4プレーヤーなど、多様な電子製品は音楽を再生する機能を搭載するようになってきた。イヤホンをこのような音楽再生装置に接続して音楽を聴くことに慣れていた人、特に歌うのが好きなユーザーにとって、このような音楽再生機能を搭載した装置は、いつでも音楽の曲に合わせて歌うことができる便利なツールになる。ところが、ユーザーが音楽再生装置を利用して歌の練習をする場合、イヤホンから音楽プレーヤーが再生している曲の音楽しか聴けなく、ユーザーが曲に合わせて歌う声は、空気を媒介にしてユーザーの耳へ伝えることになる。なお、イヤホンで外部の声や音の情報を遮断しているので、ユーザーは自分の歌う声が曲のリズムにそろっているか否かを把握することができないことがある。
もしバックグラウンドミュージックを聴きながら歌の練習をしようとする場合、コンピューター設備やプログラムソフトなどにより音声の入力設定や出力設定をする必要があり、コンピューター操作になれないユーザーにとっては優しい使い方ではない。なお、野外活動やアウトドア・アクティビティをする際に、または乗り物に乗るとき、コンピューターを持ち歩いて操作する訳にもいかないので、不便である。
特開2002−223276号
本考案は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、ユーザーが音楽を聴くと同時に、口から発した声も聞くことができ、娯楽性を高めるほか、歌の練習をする際の楽しみと効果を向上することができる携帯用音声制御システム及びその音声制御装置を提供することにある。
本考案にかかる1つの実施の形態によると、イヤホン装置と電子装置から発するオーディオ信号を制御することができる音声制御装置を提供する。音声制御装置は、オーディオ受信ユニットと、音声合成モジュールと、音声信号出力ユニットと、を備える。オーディオ受信ユニットは、電子装置からのオーディオ信号を受信する。音声合成モジュールは、前記オーディオ信号及び音声制御装置の外部からのボイス信号を受信して、前記オーディオ信号及び前記ボイス信号を合成させて合成音声信号を生成する。音声信号出力ユニットは、前記合成音声信号をイヤホン装置へ出力する。このような構成によると、イヤホン装置により、電子装置からのオーディオ信号を聴くと同時に、外部で発するボイス信号を聴くこともできる。
本考案にかかるもう1つの実施の形態によると、電子装置が発するオーディオ信号を制御する携帯用音声制御システムを提供する。携帯用音声制御システムは、イヤホン装置と音声制御装置を備える。音声制御装置は、さらにオーディオ受信ユニットと、音声合成モジュールと、音声信号出力ユニットとを含む。オーディオ受信ユニットは、電子装置と選択的にカップリングすることができ、カップリングする場合、オーディオ信号を受信することができる。音声合成モジュールは、音声制御装置の外部からボイス信号を、またオーディオ受信ユニットからオーディオ信号を受信して、前記オーディオ信号及びボイス信号を合成音声信号に合成する。音声信号出力ユニットは、前記合成音声信号をイヤホン装置へ出力する。このような構成によると、携帯用音声制御システムにより、電子装置からのオーディオ信号を聴くと同時に、外部で発するボイス信号を聴くこともできる。
本考案にかかる携帯用音声制御システム及びその音声制御装置によると、ユーザーが音声を再生するための電子装置を任意に接続することができる。イヤホン装置により電子装置が再生している音楽や音声を聴いている際に、異なる発生源からの音声を聴くことができる。例えば、音楽プレーヤーに接続してバックグラウンドミュージックと自分の歌う声を同時に聴くことができる。また、言語トレーニングのための電子装置に接続して、電子装置が再生している言語トレーニングの教材を聴くと同時に自分の発声をチェックすることができる。また、使用しない場合、携帯用音声制御システムの素子の相互の接続を切り離すだけで、収納するのに便利である。
図1は、本考案にかかる携帯用音声制御システムの第1実施例のブロック図である。 図2は、本考案の第1実施例の音声制御装置の回路図である。 図3は、本考案にかかる携帯用音声制御システムの第2実施例のブロック図である。 図4は、本考案にかかる携帯用音声制御システムの第3実施例のブロック図である。 図5は、本考案にかかる携帯用音声制御システムの第4実施例の概要図である。 図6は、本考案にかかる携帯用音声制御システムの第5実施例の概要図である。
以下、本考案を実施の形態と添付図面に基づき更に具体的に説明する。なお、本考案は下記の実施の形態や添付図面により制限されるものではない。
図1は、携帯用音声制御システムの第1実施例のブロック図である。図1を参照すると、携帯用音声制御システム1は、イヤホン装置10と音声制御装置12とを備える。携帯用音声制御システム1は、電子装置3から発したオーディオ信号と、外部からのボイス信号とを音声制御装置12により処理してから、一緒にイヤホン装置10へ出力するように制御する。
電子装置3は、オーディオ送信ニット300を備える。電子装置3は例えば音楽プレーヤー(MP3/MP4 player)、ミュージックモバイルフォン(Music mobile phone)、言語トレーニング機能を搭載した電子機器、電子辞書、コンピューターなどのような機器で、音楽や曲、または単語の音声などのオーディオ信号を発することができ、また、オーディオ送信ユニット300により前記のようなオーディオ信号を伝送することができる。本実施例では、電子装置3はステレオフォニック再生のためのオーディオ信号を生成することができる。
音声制御装置12は、音声信号出力ユニット120と、音声合成モジュール122と、オーディオ受信ユニット124と、マイクロホン集音ユニット126と、マイクロホンアンプ128と、を備える。オーディオ受信ユニット124は選択的に電子装置3のオーディオ送信ユニット300とカップリングすることができる。オーディオ受信ユニット124は、オーディオ送信ユニット300と接続することにより、電子装置3からのオーディオ信号、例えば音楽プレーヤーが再生している曲の信号を受信することができる。
図2は、本実施例にかかる音声制御装置12の回路を示す図である。マイクロホン集音ユニット126(図2の501)は、音声制御装置12の外部からのボイス信号、例えばユーザーが発した話し声や歌う声などのようなボイス信号を取り入れ、マイクロホンアンプ128(図2の503)により前記取り入れたボイス信号を増幅する。
オーディオ信号とボイス信号は、ともに音声合成モジュール122(図2の505)へ伝送される。音声合成モジュール122は、伝送されたオーディオ信号とボイス信号を合成処理する。音声合成モジュール122は、オーディオ受信ユニット124とマイクロホンアンプ128とを電気的に接続し、異なる発生源から同時に受信した複数の音声信号を一つの合成音声信号に変換する。これにより、合成音声信号の中に、電子装置3からのオーディオ信号と、マイクロホン集音ユニット126が外部から取り入れたボイス信号とが含まれる。具体的には、合成音声信号には音楽プレーヤーが再生している曲の音、及びユーザーの歌う声を同時に含んでいる。ミックスされた合成音声信号は、音声信号出力ユニット120(図2の507)によりイヤホン装置10へ出力される。
イヤホン装置10は、スピーカモジュール100と、音声信号入力ユニット102とを備え、スピーカモジュール100と音声信号入力ユニット102とは相互に電気的に接続されている。音声信号入力ユニット102は、音声制御装置12の音声信号出力ユニット120から出力された合成音声信号を受信してスピーカモジュール100へ伝送する。スピーカモジュール100からは、合成音声信号に対応した音声が発生する。スピーカモジュール100は、ユーザーの両耳にそれぞれイヤホンをつけてステレオフォニックを受信できるように2つのスピーカ(図示せず)を含んでもよい。
また、音声制御装置12の音声信号出力ユニット120とイヤホン装置10の音声信号入力ユニット102とは、選択的にカップリングしてもよい。この場合、この2つのユニットが相互に接続されているときに、音声制御装置12からイヤホン装置10に合成音声信号が伝送される。
本実施例にかかる音声合成モジュール122は、オーディオ受信ユニット124とマイクロホンアンプ128の回路とが相互に接続された状態でオペーレーショナル・アンプリファイアー・アイシー(オペアンプIC)に電気的に接続される。これにより、オーディオ信号とボイス信号は、回路の接続によるミックス、及びオペアンプICによる増幅を経て、合成音声信号として生成される。オペアンプICは、合成音声信号の中のオーディオ信号とボイス信号を割合に応じて増幅する。本実施例でのステレオフォニックのオーディオ信号は、左右のチャンネルに割り振られる2つの信号を含む。2つの信号はボイス信号とそれぞれミックスされることで、左右のチャンネルに割り振られる2つの合成音声信号となる。音声合成モジュール122は、左右のチャンネルに割り振られた合成音声信号を同時に出力してイヤホン装置10へ伝送する。これにより、スピーカモジュール100の2つのスピーカからそれぞれステレオフォニックの合成音声信号が出力される。
図3は、携帯用音声制御システムの第2実施例のブロック図である。第1実施例と異なった所は、携帯用音声制御システム1aに、第1実施例のマイクロホン集音ユニットの代わりに、ボイス信号を取り入れて音声制御装置12aへ伝送するための外付けマイクロホン14を含むことにある。外付けマイクロホン14はマイクロホン送信ユニット140を含む。音声制御装置12aは第1実施例のデバイスに加えて、さらにマイクロホンアンプ128と電気的に接続されるマイクロホン受信ユニット130を備える。
外付けマイクロホン14内のマイクロホン送信ユニット140はマイクロホン受信ユニット130と選択的に接続することができる。マイクロホン送信ユニット140とマイクロホン受信ユニット130が相互に接続されると、外付けマイクロホン14は音声制御装置12aと接続されたことになる。この場合、外付けマイクロホン14が取り入れたボイス信号は、マイクロホンアンプ128により増幅されて、音声合成モジュール122へ伝送され、オーディオ受信ユニット124にて受信されたオーディオ信号と合成される。それ以外の構成は第1実施例と同じであるため、説明を省略する。
図4は、携帯用音声制御システムの第3実施例のブロック図である。第3実施例の音声制御装置12bは、さらに、切替器132を含む。前記切替器132はマイクロホン集音ユニット126と外付けマイクロホン14とマイクロホンアンプ128との間に電気的に接続され、内蔵したマイクロホン集音ユニット126と外付けマイクロホン14とを統合し、ユーザーに携帯用音声制御システム1bがボイス信号を取り入れる経路を自由に選択させる。切替器132は、機械式切替スイッチであってもよい。外付けマイクロホン14のマイクロホン送信ユニット140がマイクロホン受信ユニット130と接続されると、外付けマイクロホン14からのボイス信号が受信されるように、切替器132はボイス信号が音声制御装置12bへ伝送されるように経路を切替える。一方、外付けマイクロホン14が音声制御装置12bに接続されていない場合、切替器132はマイクロホン集音ユニット126にて集音される外部からのボイス信号が音声制御装置12bへ伝送されるように経路を切替える。それ以外の構成は第1実施例及び第2実施例と同じであるため、説明を省略する。
以上の各実施例で説明したように、オーディオ送信ユニット300とオーディオ受信ユニット124との間を、また音声信号出力ユニット120と音声信号入力ユニット102との間を、そしてマイクロホン送信ユニット140とマイクロホン受信ユニット130との間を、相互に選択的に接続することができる。接続手段として、互いに対応する音声信号ポートを介して、有線で構成された電気的な接続手段にしてもよい。例えば、マイクロホン送信ユニット140とマイクロホン受信ユニット130とは音声信号ポートで接続される。この場合、一方はオーディオジャック(audio jack)で、他方はオーディオプラグ(audio plug)である。オーディオプラグをオーディオジャックに差し込むことで、外付けマイクロホン14と音声制御装置12bとが電気的に接続される。図5は具体的な例示として示すものである。
図5は本考案にかかる携帯用音声制御システムの第4実施例を示すものである。本実施例の携帯用音声制御システム1cは、音楽プレーヤー30からのオーディオ信号を受信する。携帯用音声制御システム1cは、イヤホン装置10aと、音声制御装置12cと、外付けマイクロホン14aと、を備える。イヤホン装置10aは、2つのスピーカ100a、100bを有し、ステレオフォニックの合成音声信号を受信する。イヤホン装置10aの音声信号入力ユニット102aと、音声制御装置12cのオーディオ受信ユニット124aと、外付けマイクロホン14aのマイクロホン送信ユニット140aとは、すべてオーディオプラグである。これに対して、音声制御装置12cの音声信号出力ユニット120aと、マイクロホン受信ユニット130aと、音楽プレーヤー30のオーディオ送信ユニット300aは全部オーディオジャックで、オーディオプラグと有線で電気的に接続されて信号を伝送する。このような接続手段にすることにより、ユーザーが音楽プレーヤー30と携帯用音声制御システム1cを利用しない場合、オーディオプラグをオーディオジャックから抜出す(unplug)ことで、イヤホン装置10aと音声制御装置12cと外付けマイクロホン14aとを、音楽プレーヤー30と別体にすることができ、収納や取替えに便利であるという優れた利点を持つ。
また、本実施例の音声制御装置12cはハウジング134と集音孔136とを備える。音声信号出力ユニット120aと、マイクロホン受信ユニット130aと、集音孔136とはすべてハウジング134の表面に設置する。オーディオ受信ユニット124aはオーディオジャックであって、信号接続線1240を介して音声制御装置12cのハウジング134から延出され、音楽プレーヤー30のオーディオ送信ユニット300aに差し込んで電気的に接続することができる。図4等に示されるマイクロホン集音ユニット126とマイクロホンアンプ128と音声合成モジュール122はハウジング134の中に収容される。マイクロホン集音ユニット126は集音孔136の下方に位置する。外付けマイクロホン14aが音声制御装置12cに接続されない場合、マイクロホン集音ユニット126はユーザーが外部から発したボイス信号を集音孔136により取り入れることができる。
以上、音声信号ポートで有線接続にしたものを説明したが、これに限られない。携帯用音声制御システムは、各装置や素子に接続するための接続手段を一種のみ搭載するとは限られず、メーカーが製造する際に、必要に応じて、異なる接続手段を同時に搭載してもよい。以下、異なる接続手段の実施例を説明する。
図6は携帯用音声制御システムの第5実施例を示す図である。本実施例の携帯用音声制御システム1dは、ミュージックケータイ32と無線通信の方式により接続可能である。イヤホン装置10bは例えばブルートゥースイヤホンなどであり、その音声信号入力ユニット102bはハンズフリープロファイル(HFP)またはヘッドセットプロファイル(HSP)に対応できる無線通信ユニットである。ミュージックケータイ32のオーディオ送信ユニット300bも同じく無線通信ユニットで、ブルートゥースのステレオ接続を可能とするプロファイルであるA2DPプロファイルに対応できる。音声制御装置12dの音声信号出力ユニット120b及びオーディオ受信ユニット124bは他の素子と一緒にハウジング134aに配置される。両者も同じくブルートゥース無線通信に対応できる無線通信ユニットで、イヤホン装置10bとミュージックケータイ32にそれぞれブルートゥース無線通信を行う。現時点では、ブルートゥース設備はすでにマルチペアリング(Multi pairing)という機能をもつようになるので、音声制御装置12dは複数の装置と同時に無線接続することができる。
内蔵されたマイクロホン集音ユニット(図示せず)はハウジング134aに収容され、ハウジング134aの表面に設けられた集音孔136を介して外部からのボイス信号を取り入れる。一方、マイクロホン送信ユニット140aとマイクロホン受信ユニット130aとを電気的に接続すると、外付けマイクロホン14aによりボイス信号を取り入れることになる。マイクロホン集音ユニットと外付けマイクロホン14aとの間の切替は、第3実施例で説明した通りである。
ミュージックケータイ32と音声制御装置12dがブルートゥース技術を介してマッチングして無線接続されるとともに音声制御装置12dとイヤホン装置10bがマッチングして無線接続されると、音声制御装置12dはミュージックケータイ32から伝送されたオーディオ信号、及びマイクロホン集音ユニットまたは外付けマイクロホン14aが取り入れたボイス信号(例えばユーザーの歌う声)を受信することができ、さらにオーディオ信号とボイス信号の合成を行い、合成音声信号を作成して無線伝送によりイヤホン装置10bへ伝送することによって、ユーザーにバックグラウンドミュージックと自分の歌う声を同時に聞かせることができる。
第5実施例にかかる無線接続方式には、さらに、赤外無線通信やラジオ無線周波数(RF;radio frequency)などの他の手段を含むことができる。第5実施例にて説明したブルートゥース無線通信は単にその一例を挙げたものにすぎない。なお、当業者は、第4及び第5実施例の説明に基づいて、オーディオ送信ユニット300とオーディオ受信ユニット124との間の接続方式、音声信号出力ユニット120と音声信号入力ユニット102との間の接続方式、及びマイクロホン送信ユニット140とマイクロホン受信ユニット130との間の接続方式を変更することができる。例えば、電子装置と音声制御装置とが無線伝送し、イヤホン装置と音声制御装置とが有線接続するようにしてもよい。
前記各実施例の説明からも明らかなように、音声制御装置12は音声合成モジュール122を有することで、異なる発生源からの複数の音声を合成するとともに、合成音声をイヤホン装置10のスピーカモジュール100から出力することができる。よって、ユーザーはイヤホン装置10から、電子装置3が発した音声と、マイクロホン集音ユニット126が収集した音声とを同時に聴くことができる。具体的な例として、ユーザーは、イヤホン装置10から音楽プレーヤー30またはミュージックケータイ32が再生している音楽を聴いていると同時に、自分がマイクロホン集音ユニット126または外付けマイクロホン14に対して発した歌声を聴くことができる。このような技術手段による機能によって、ユーザーは音楽を聴きながら曲に合わせて歌の練習をすることができる。
歌の練習をすることだけでなく、携帯用音声制御システムにより外国語などの言語トレーニングをすることもできる。例えば、電子装置が再生していた言語トレーニングの教材に従って口語の練習をしながら、イヤホン装置から自分の発声などをチェックすることができる。
また、音声制御装置12を用いると、音声を合成する機能が達成できるので、任意のイヤホン装置10、オーディオ信号を再生するための電子装置3、または外付けマイクロホン14を、音声信号ポートが同じ規格の音声制御装置12に、または同じ無線通信規格に対応できる音声制御装置12に接続すれば、特に設定や調整を要することなく、常に身につけて音楽を聴くことや歌の練習をすることができる。また、簡単にイヤホン装置10や外付けマイクロホン14を変更・交換することもできる。なお、ユーザーは、オーディオ信号を提供する電子装置3をいつでも変更・交換することができる。例えば、音楽プレーヤー30とミュージックケータイ32にそれぞれ異なる音楽のファイルを保存した場合、音声制御装置12と音楽プレーヤー30との間のオーディオプラグとオーディオジャックの接続を切り離し、若しくは無線接続を停止して、音声制御装置12を改めてミュージックケータイ32に接続すればよい。
携帯用音声制御システムにおける各装置は、その相互間の接続において接続や切り離しを選択することができるので、携帯用音声制御システムを収納しようとする時、各装置の間の接続を切り離し、イヤホン装置10、音声制御装置12及び外付けマイクロホン14をそれぞれ別体にすればよく、収納するのに便利である。
以上、本考案の実施の形態について説明したが、本考案の技術範囲は上記実施の形態に限定されるものではなく、本考案の趣旨を逸脱しない範囲において様々の変更を加えることが可能である。
1,1a-d 携帯用音声制御システム
10,10a-b イヤホン装置
100 スピーカモジュール
100a-b スピーカ
102,102a-b 音声信号入力ユニット
12,12a-d 音声制御装置
120,120a-b 音声信号出力ユニット
122 音声合成モジュール
124,124a-b オーディオ受信ユニット
1240 信号接続線
126 マイクロホン集音ユニット
128 マイクロホンアンプ
130,130a マイクロホン受信ユニット
132 切替器
134,134a ハウジング
136 集音孔
14,14a 外付けマイクロホン
140,140a マイクロホン送信ユニット
3 電子装置
30 音楽プレーヤー
32 ミュージックケータイ
300,300a-b オーディオ送信ユニット
501 マイクロホン集音ユニット回路図
503 マイクロホンアンプ回路図
505 音声合成モジュール回路図
507 音声信号出力ユニット回路図

Claims (22)

  1. 電子装置からのオーディオ信号を制御するとともに音声をイヤホン装置へ出力するように制御する音声制御装置であって、
    前記オーディオ信号を受信するオーディオ受信ユニットと、
    前記音声制御装置の外部からのボイス信号及び前記オーディオ受信ユニットが受信したオーディオ信号を受信して、前記オーディオ信号及び前記ボイス信号を合成させて、合成音声信号を生成する音声合成モジュールと、
    前記合成音声信号を前記イヤホン装置へ出力する音声信号出力ユニットと、
    を備える音声制御装置。
  2. さらに、
    前記ボイス信号を取り入れるマイクロホン集音ユニットと、
    前記マイクロホン集音ユニットと前記音声合成モジュールに電気的に接続され、前記マイクロホン集音ユニットが受信した前記ボイス信号を増幅するマイクロホンアンプと、
    を備える請求項1に記載の音声制御装置。
  3. さらに、
    前記音声合成モジュールと、前記マイクロホン集音ユニットと、前記マイクロホンアンプとを収容するためのハウジングと、
    前記ハウジングの表面と前記マイクロホン集音ユニットに配置され、前記ボイス信号を取り入れるための集音孔と、
    を備える請求項2に記載の音声制御装置。
  4. さらに、
    外付けマイクロホンに電気的に接続され、前記外付けマイクロホンが取り入れた前記ボイス信号を受信するためのマイクロホン受信ユニットと、
    前記マイクロホン受信ユニットと前記音声合成モジュールに電気的に接続され、前記マイクロホン受信ユニットが受信した前記ボイス信号を増幅するためのマイクロホンアンプと、
    を備える請求項1に記載の音声制御装置。
  5. さらに、前記音声合成モジュールと前記マイクロホンアンプとを収容するためのハウジングを備える請求項4に記載の音声制御装置。
  6. さらに、
    前記ボイス信号を取り入れるマイクロホン集音ユニットと、
    外付けマイクロホンに電気的に接続され、前記外付けマイクロホンが取り入れた前記ボイス信号を受信するマイクロホン受信ユニットと、
    前記マイクロホン集音ユニットと前記マイクロホン受信ユニットに電気的に接続され、前記マイクロホン集音ユニットと前記マイクロホン受信ユニットのいずれか1つに前記ボイス信号を取り入れさせるように切替を行う切替器と、
    前記切替器と前記音声合成モジュールに電気的に接続され、前記ボイス信号を増幅するマイクロホンアンプと、
    を備える請求項1に記載の音声制御装置。
  7. さらに、
    前記音声合成モジュールと、前記マイクロホン集音ユニットと、前記切替器と、前記マイクロホンアンプとを収容するためのハウジングと、
    前記ハウジングの表面と前記マイクロホン集音ユニットに配置され、前記ボイス信号を取り入れるための集音孔と、
    を備える請求項6に記載の音声制御装置。
  8. 前記オーディオ受信ユニットは音声信号ポートであって、前記電子装置における対応した音声信号ポートに電気的に接続される請求項1に記載の音声制御装置。
  9. 前記オーディオ受信ユニットは、無線通信によりオーディオ信号を受信するための無線通信ユニットである請求項1に記載の音声制御装置。
  10. 前記音声信号出力ユニットは音声信号ポートであって、前記イヤホン装置における対応した音声信号ポートに電気的に接続される請求項1に記載の音声制御装置。
  11. 前記音声信号出力ユニットは、無線通信により前記合成音声信号を出力するための無線通信ユニットである請求項1に記載の音声制御装置。
  12. 電子装置からのオーディオ信号を制御するための携帯用音声制御システムであって、
    イヤホン装置と音声制御装置とを備え、
    前記音声制御装置は、
    選択的に前記電子装置にカップリングして、前記オーディオ信号を受信するオーディオ受信ユニットと、
    ボイス信号、及び前記オーディオ受信ユニットが受信した前記オーディオ信号を受信して、前記オーディオ信号及び前記ボイス信号を合成させ、合成音声信号を生成する音声合成モジュールと、
    前記合成音声信号を前記イヤホン装置へ出力する音声信号出力ユニットと、
    を含む携帯用音声制御システム。
  13. 前記音声制御装置は、さらに、音声制御装置の外部からの前記ボイス信号を取り入れて、前記音声合成モジュールへ伝送するマイクロホン集音ユニットを含む請求項12に記載の携帯用音声制御システム。
  14. さらに、外付けマイクロホンを備え、前記外付けマイクロホンは、前記ボイス信号を取り入れて前記音声制御装置へ伝送するマイクロホン送信ユニットを含む請求項12に記載の携帯用音声制御システム。
  15. 前記音声制御装置は、さらに、
    選択的に前記マイクロホン送信ユニットとカップリングして、前記音声制御装置の外部からの前記ボイス信号を取り入れるマイクロホン受信ユニットを含み、
    前記マイクロホン受信ユニットがマイクロホン送信ユニットに接続される場合、前記マイクロホン集音ユニットは前記外付けマイクロホンから前記ボイス信号を取り入れる、
    請求項14に記載の携帯用音声制御システム。
  16. 前記イヤホン装置は、さらに、
    前記合成音声信号を出力するスピーカモジュールと、
    選択的に前記音声信号出力ユニットとカップリングして、前記合成音声信号を前記スピーカモジュールへ伝送する音声信号入力ユニットと、
    を含む請求項12に記載の携帯用音声制御システム。
  17. 前記音声信号出力ユニットは音声信号ポートで、前記音声信号入力ユニットは、前記音声信号出力ユニットに対応した音声信号ポートである請求項16に記載の携帯用音声制御システム。
  18. 前記音声信号出力ユニットと前記音声信号入力ユニットは無線通信ユニットであって、無線通信により、前記合成音声信号を出力または入力する請求項16に記載の携帯用音声制御システム。
  19. 前記音声信号出力ユニットが音声信号入力ユニットに接続された場合、前記音声信号入力ユニットは、前記合成音声信号を前記音声信号入力ユニットへ伝送する請求項16に記載の携帯用音声制御システム。
  20. 前記オーディオ受信ユニットと前記電子装置がカップリングする場合、前記オーディオ受信ユニットは前記オーディオ信号を受信する請求項12に記載の携帯用音声制御システム。
  21. 前記オーディオ受信ユニットは音声信号ポートで、前記電子装置における対応した音声信号ポートと電気的に接続される請求項20に記載の携帯用音声制御システム。
  22. 前記オーディオ受信ユニットは、無線通信により前記オーディオ信号を受信する無線通信ユニットである請求項20に記載の携帯用音声制御システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN111857641A (zh) * 2020-07-16 2020-10-30 深圳市十盏灯科技有限责任公司 实现多部手机同时直播的直播声卡扩展设备

Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111857641A (zh) * 2020-07-16 2020-10-30 深圳市十盏灯科技有限责任公司 实现多部手机同时直播的直播声卡扩展设备

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