JP3155878U - 壁掛け式与薬袋の搬送カート - Google Patents

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栄太郎 小池
栄太郎 小池
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Abstract

【課題】医師や薬剤師が仕分けした薬品を収容した与薬袋を病室等まで搬送し、かつ、この与薬袋の取り出し作業を取り違えも起きないように円滑に行うことができる壁掛け式与薬袋の搬送カートを提供する。【解決手段】シート状の本体部の表面に、薬品を収容可能な複数の収容ポケット11・11…を備え、かつ、本体部上部には吊支部12が形成されてなる壁掛け式の与薬袋1を搭載可能な搬送用のカートであって、このカート本体2には、これら複数の与薬袋1・1…を収容可能な収容部3を形成して、この収容部3の内部には吊支バー4を架設して、この吊支バー4を少なくとも当該収容部3から引き出し自在に構成する一方、この吊支バー4に前記与薬袋1の吊支部12を吊支可能にするとともに、前記カート本体2の底部には、キャスター部材5を配設して移動搬送可能に構成する。【選択図】図2

Description

本考案は、患者等に配るべき薬品を収容する与薬袋を搬送するためのカートの改良、更に詳しくは、医師や薬剤師が専門知識に基づいて的確に仕分けした薬品を収容した与薬袋を病室等まで搬送することができ、かつ、この与薬袋の取り出し作業を円滑に行うことができ、しかも、この与薬袋の取り違えも起きないようにした壁掛け式与薬袋の搬送カートに関するものである。
周知のとおり、病院等の医療施設においては、医者や薬剤師が患者の病気に応じた薬品を専門知識に基づいて処方して患者に配っているが、この配薬の際に、処方した薬品を数日分紙袋に入れ服用時間帯などを記載してその紙袋を患者ごとに渡すのが一般的である。
ところが、このような紙袋による配薬にあっては、紙袋内の複数種の薬品の中から1回分の服用に必要な薬品の種類と分量を取り出すという作業を患者が服薬ごとに行わなければならず、非常に面倒であり、また、紙袋に記載された服用時間帯を見逃すと、薬品を服用するのをうっかり忘れてしまうという問題もあった。
そこで、1回分の服用に必要な薬品を多数収容可能なポケットを有する壁掛け式の与薬袋が考え出された。このような与薬袋は、例えば、朝・昼・夕の毎日3回の服用時間帯で1週間分の薬品を収容可能なポケット等を有している(例えば、特許文献1参照)。
このような与薬袋を使用して、1回分の服用に必要な薬品を予め仕分けして各ポケット内にそれぞれ収容してしまえば、患者が服用ごとに1回分の薬を紙袋から取り出すという面倒な作業を行う必要はなくなり、また薬の服用忘れを防ぐこともできる。
そして、薬品は、医師や薬剤師の処方によって各患者に分配して、与薬袋に収容すべきものであるが、業務分担や作業スペース等の都合上、医師や薬剤師は与薬リストを作成するだけで、実際には、現場の看護師等が作業を担うことも多い。
そうすると、分配作業者は、医師や薬剤師のような専門知識がないために、錯誤が生じ易く、医師や薬剤師であれば一見して間違いであると識別できるものであっても、薬品名や包装を見ただけでは間違いに気付かず、配薬ミスが生じてしまうおそれがあった。
特開2003−52793号公報(第2−4頁、図1)
本考案は、従来の与薬事情に上記のような問題があったことに鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、医師や薬剤師が専門知識に基づいて的確に仕分けした薬品を収容した与薬袋を病室等まで搬送することができ、かつ、この与薬袋の取り出し作業を円滑に行うことができ、しかも、この与薬袋の取り違えも起きないようにした壁掛け式与薬袋の搬送カートを提供することにある。
本考案者が上記課題を解決するために採用した手段を添付図面を参照して説明すれば次のとおりである。
即ち、本考案は、シート状の本体部の表面に、薬品Mを収容可能な複数の収容ポケット11・11…を備え、かつ、本体部上部には吊支部12が形成されてなる壁掛け式の与薬袋1を搭載可能な搬送用のカートであって、このカート本体2には、これら複数の与薬袋1・1…を収容可能な収容部3を形成して、この収容部3の内部には吊支バー4を架設して、この吊支バー4を少なくとも当該収容部3から引き出し自在に構成する一方、この吊支バー4に前記与薬袋1の吊支部12を吊支可能にするとともに、前記カート本体2の底部には、キャスター部材5を配設して移動搬送可能に構成するという技術的手段を採用したことによって、壁掛け式与薬袋の搬送カートを完成させた。
また、本考案は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、収容部3の内部から引き出し可能な作業用台板31を設け、かつ、この作業用台板31の下面に吊支バー4を架設するという技術的手段を採用した。
更にまた、本考案は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、収容部3の開口部前方に、開閉自在なシャッター部材32を配設するという技術的手段を採用した。
更にまた、本考案は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、吊支バー4に配設した吊支部材41をスライド自在にして、与薬袋1を移動可能にするという技術的手段を採用した。
更にまた、本考案は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、吊支バー4において吊支部材41を回転自在に配設して、与薬袋1の収容ポケット11の配設面を閲覧容易にするという技術的手段を採用した。
更にまた、本考案は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、吊支バー4に配設した吊支部材41をフック状にするという技術的手段を採用した。
更にまた、本考案は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、カート本体2の収容部3の下段に、抽出状の第二収容部6を形成するという技術的手段を採用した。
更にまた、本考案は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、与薬袋1に個体を識別可能な識別手段13を設け、収容部3内に収容した複数の与薬袋1から、所望の与薬袋1を容易に取り出せるようにするという技術的手段を採用した。
本考案は、シート状の本体部の表面に、薬品を収容可能な複数の収容ポケットを備え、かつ、本体部上部には吊支部が形成されてなる壁掛け式の与薬袋を搭載可能な搬送用のカートであって、このカート本体には、これら複数の与薬袋を収容可能な収容部を形成し、この収容部の内部には吊支バーを架設して、この吊支バーを少なくとも当該収容部から引き出し自在に構成する一方、この吊支バーに前記与薬袋の吊支部を吊支可能にするとともに、前記カート本体の底部には、キャスター部材を配設して移動搬送可能に構成したことによって、医師や薬剤師が専門知識に基づいて的確に仕分けした薬品を収容した与薬袋を病室等まで搬送することができ、かつ、この与薬袋の取り出し作業を円滑に行うことができ、しかも、この与薬袋の取り違えも起きないようにすることができることから、実用的利用価値は頗る高いものがあると云える。
本考案の実施形態の与薬袋を表わす全体正面図である。 本考案の実施形態の搬送カートの使用状態を表わす全体斜視図である。 本考案の実施形態の搬送カートの使用状態を表わす全体斜視図である。 本考案の実施形態の搬送カートの使用状態を表わす全体斜視図である。 本考案の実施形態の吊支部材を表わす説明正面図である。 本考案の実施形態の搬送カートの変形例を表わす全体斜視図である。 本考案の実施形態の搬送カートの変形例を表わす全体斜視図である。
本考案を実施するための形態を、具体的に図示した図面に基づいて更に詳細に説明すると、次のとおりである。
本考案の実施形態を図1から図7に基づいて説明する。図中、符号1で指示するものは与薬袋であって、この与薬袋1は、シート状の本体部の表面に、薬品Mを収容可能な複数の収容ポケット11・11…を備え、かつ、本体部上部には吊支部12が形成されて壁掛け式になっている。本実施形態では、朝・昼・夕・寝る前の毎日4回の服用時間帯で1週間分の薬品Mを収容可能な収容ポケット11を有しており、また、吊支部12には紐が掛架されている(図1参照)。
また、符号2で指示するものはカート本体であり、このカート本体2は、前記与薬袋1を搭載可能な搬送用のカートの本体部であって、このカート本体2には、これら複数の与薬袋1・1…を収容可能な収容部3が形成されている(図2参照)。
この収容部3の内部には、符号4で指示する吊支バー4が架設されており、この吊支バー4は少なくとも当該収容部3から引き出し自在に構成されている。本実施形態では、収容部3の内部から引き出し可能な作業用台板31が設けられており、かつ、この作業用台板31の下面に吊支バー4が架設されている。このような引き出し構造を採用したことによって、吊支バー4に吊支された与薬袋1を見易くすることができるとともに、作業用台板31上に物を置いたりして作業性を向上させることができる。
そして、この吊支バー4に前記与薬袋1の吊支部12を吊支することができる。本実施形態では、吊支バー4に設置した吊支部材41をガイドレールに沿うようにしてスライド自在にして、与薬袋1を移動可能にすることができる。
また、本実施形態では、吊支バー4において吊支部材41を回転自在に配設することによって、与薬袋1の収容ポケット11の配設面を閲覧容易にすることができる(図3および図4参照)。また、本実施形態では、吊支バー4に配設した吊支部材41をフック状にすることができる(図5参照)。
また、本実施形態では、与薬袋1に個体を識別可能な識別手段13を設けることができ、収容部3内に収容した複数の与薬袋1から、所望の与薬袋1を取り違えることなく、容易に取り出すことができる。この識別手段13としては、与薬袋1の端部に異なる色彩のマーキングを付したり、ラベルを付したり、袋本体の色彩を異なるものにしたり、あるいは、IDタグを取り付けるなどすることができる。
そして、前記カート本体2の底部には、キャスター部材5を配設することによって移動搬送可能である。こうして搬送した与薬袋1は、病室の壁や患者の枕元のベッドなどに掛けておくことができる。
本実施形態では、図6に示すように、収容部3の開口部前方に、開閉自在なシャッター部材32を配設することができ、搬送中の与薬袋1を外側から見えないようにすることができ、患者の個人情報等の漏洩を防止し、プライバシーを保護することができる。
また、本実施形態では、図7に示すように、カート本体2の収容部3の下段に、抽出状の第二収容部6を形成することができ、プラスチック材料を射出成形したトレイを出し入れ自在に配設するとともに、このトレイ内に、与薬袋1に収容する薬品以外の物品、例えば、体温計や包袋、絆創膏などを収容しておくことができる。
本考案は、概ね上記のように構成されるが、図示の実施形態に限定されるものでは決してなく、「実用新案登録請求の範囲」の記載内において種々の変更が可能であって、例えば、与薬袋1の収容ポケット11の数量や構成は、使用する患者の状況などに応じて変更することができる。
また、与薬袋1の吊支部12は紐に限らず、孔を開けたものやフック状のものを取り付けることができ、これら何れのものも本考案の技術的範囲に属する。
1 与薬袋
11 収容ポケット
12 吊支部
13 識別手段
2 カート本体
3 収容部
31 作業用台板
32 シャッター部材
4 吊支バー
41 吊支部材
5 キャスター部材
6 第二収容部
M 薬品

Claims (8)

  1. シート状の本体部の表面に、薬品Mを収容可能な複数の収容ポケット11・11…を備え、かつ、本体部上部には吊支部12が形成されてなる壁掛け式の与薬袋1を搭載可能な搬送用のカートであって、
    このカート本体2には、これら複数の与薬袋1・1…を収容可能な収容部3が形成されており、この収容部3の内部には吊支バー4が架設され、この吊支バー4は少なくとも当該収容部3から引き出し自在に構成されている一方、この吊支バー4に前記与薬袋1の吊支部12を吊支可能であるとともに、
    前記カート本体2の底部には、キャスター部材5が配設されて移動搬送可能に構成されていることを特徴とする壁掛け式与薬袋の搬送カート。
  2. 収容部3の内部から引き出し可能な作業用台板31が設けられており、かつ、この作業用台板31の下面に吊支バー4が架設されていることを特徴とする請求項1記載の壁掛け式与薬袋の搬送カート。
  3. 収容部3の開口部前方に、開閉自在なシャッター部材32が配設されていることを特徴とする請求項1または2記載の壁掛け式与薬袋の搬送カート。
  4. 吊支バー4に配設した吊支部材41をスライド自在にして、与薬袋1を移動可能にしたことを特徴とする請求項1〜3の何れか一つに記載の壁掛け式与薬袋の搬送カート。
  5. 吊支バー4において吊支部材41が回転自在に配設されており、与薬袋1の収容ポケット11の配設面を閲覧容易にしたことを特徴とする請求項1〜4の何れか一つに記載の壁掛け式与薬袋の搬送カート。
  6. 吊支バー4に配設した吊支部材41がフック状であることを特徴とする請求項1〜5の何れか一つに記載の壁掛け式与薬袋の搬送カート。
  7. カート本体2の収容部3の下段に、抽出状の第二収容部6が形成されていることを特徴とする請求項1〜6の何れか一つに記載の壁掛け式与薬袋の搬送カート。
  8. 与薬袋1に個体を識別可能な識別手段13が設けられており、収容部3内に収容した複数の与薬袋1から、所望の与薬袋1を容易に取り出せることを特徴とする請求項1〜7の何れか一つに記載の壁掛け式与薬袋の搬送カート。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013248236A (ja) * 2012-06-01 2013-12-12 Kerun:Kk 与薬管理具及び与薬管理方法

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