JP3155358U - 毛筆 - Google Patents

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禮巳 坪川
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Abstract

【課題】使用後に水洗いを繰返しても穂先の弾力性や復元性が損なわれることがなく、長期の使用が可能な毛筆を提供する。【解決手段】木製又は硬質樹脂製の六角断面の柄1と、該柄1の一端に捩じ込んで取付けられる中空状の截頭円錐形をなす硬質樹脂製又は金属製のカバー3と、該カバー3に挿入され、先端部より中間部までカバー3より突出させて根元側部分を前記カバー3に接着した穂4よりなり、該穂4は、毛全体の重量の80〜95%に相当する中心部の毛がポリブチレンテレフタレートPBT樹脂よりなる腰の強い毛9〜9.5割と山羊又は馬の毛0.5〜1割の割合で配合される混毛よりなり、周辺部の毛は山羊又は馬の毛よりなっている。【選択図】図1

Description

本考案は、毛筆に関する。
毛筆は一般に、柄と該柄の一端に差し込んで固定される穂からなっており、穂は、獣毛又は化学繊維よりなって全体が糊で固めて整形されている。
使用時においては、小筆の場合ことに穂先をほぐして、硯の墨汁に含ませ、硯をなでて墨をある程度落としたのち、文字等を書いている。使用後は墨の除去のため、通常水洗いされる。
使用後、墨の除去のため水洗いを繰返すと、やがては穂先以外の糊で固めた部分まで糊が除去されて次第にほぐされ、穂先がばらけて膨らみ、弾力性がなくなって、復元性が低下し、文字等が書きにくくなる。
本考案は、水洗いをしても穂先の弾力性や復元性が損なわれることがない毛筆を提供することを目的とする。
請求項1に係わる考案は、柄と、該柄の一端に差し込んで固定される穂とからなる毛筆において、穂は中心部を腰のある化学繊維よりなる毛、好ましくはポリブチレンテレフタレート樹脂PBTよりなる毛を主とし、周辺部を獣毛とした構成を有し、穂の中間部より根元側部分を剛性の大なるカバーで覆って保形したことを特徴とする。
請求項2に係わる考案は、請求項1に係わる考案において、毛全体の重量の80〜95%を占める穂中心部は、ポリブチレンテレフタレート樹脂よりなる毛9〜9.5割、獣毛0.5〜1割の割合に配合された混毛であることを特徴とする。
請求項1に係わる考案によると、穂の中心部が腰のある化学繊維よりなる毛で、形状記憶性を有することにより、水洗いしても復元性に富み、また穂の中間部より根元側がカバーで覆われていることにより、水洗いの繰返しによりバラける穂がカバーより突出する穂先部分となり、全体がバラけることはないため、従来の毛筆に比べ、長期の使用が可能になる。
請求項2に係わる考案においては、請求項1に係わる考案の効果がより一層向上する。
本考案に係わる毛筆の部分断面平面図。 同毛筆の分解斜視図。
以下、本考案の実施形態の毛筆について図面により説明する。
図1は、小筆を示すもので、図2に示すように木製又は硬質樹脂製の六角断面をなし、一端にネジ部1aを突設した柄1と、截頭円錐形の中空状をなし、内側下側部に柄1の前記ネジ部1aに捩じ込まれるネジ部を備えた硬質樹脂又は金属製のカバー3と、該カバー3に下側から挿入され、中間部より先端側部分、好ましくは先端より全長の1/2程度の長さの部分を前記カバー3より上方に突出させ、根元部分を前記カバー3に接着した穂4とよりなり、穂4は、毛全体の重量の80〜95%に相当する中心部の毛がポリブチレンテレフタレートPBT樹脂よりなる腰の強い毛9〜9.5割と、獣毛、例えば山羊又は馬の毛0.5〜1割の場合で配合される混毛よりなり、周辺部の毛が獣毛、例えば山羊又は馬の毛よりなっている。
本実施形態の小筆によると、穂の大部分でカバーで覆われることによりばらけ難いうえ、穂の大部分を占めるPBT樹脂よりなる毛が腰があって形状記憶性を有し、復元性に富むため、穂がばらけても元の形状に復元し易く、従来の毛筆に比べ長期の使用が可能になる。また柄1が六角断面をなすため、持ち易いうえ、持って文字等を書くときに滑りにくく、文字等が書き易くなる。
図示する実施形態は小筆に関するものであるが、小筆以外の筆にも適用可能で、同様の効果をもたらすことができる。
1・・柄
1a・・ネジ部
3・・カバー
4・・穂

Claims (2)

  1. 柄と、該柄の一端に差し込んで固定される穂とからなる毛筆において、穂は中心部を腰のある化学繊維よりなる毛を主とし、周辺部を獣毛とした構成を有し、穂の中間部より根元側部分を剛性の大なるカバーで覆って保形したことを特徴とする毛筆。
  2. 毛全体の重量の80〜95%を占める穂中心部は、ポリブチレンテレフタレート樹脂よりなる毛9〜9.5割、獣毛0.5〜1割の割合に配合された混毛であることを特徴とする請求項1記載の毛筆。
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