JP3154631U - シュレッダー - Google Patents

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Abstract

【課題】投入口への指などの挿入を確実に防止することができる安全性の高いシュレッダーを提供する。【解決手段】投入口から投入された被裁断物を回転刃12,12で裁断し屑収容箱に排出するシュレッダーにおいて、投入口を蓋で覆い、蓋とシュレッダー本体との間に幼児の指が入らない幅の間隙30を設け、蓋の変位によって回転刃が駆動不能になるように構成すると共に、間隙への被裁断物の挿入を案内するガイド部材3をシュレッダー本体2に設け、ガイド部材のシュレッダー本体への取付部から前記投入口に向かう導入面を、ガイド部材の傾斜角よりも小さく設定した。シュレッダー本体と蓋との隙間に指を差し込んで蓋を動かした際には回転刃が駆動しない状態となる上に、万一、ガイド部材に手を滑らせた場合であっても、ガイド部材の取付部である間隙付近において指の進入速度を遅くすることができる。【選択図】図4

Description

本考案は、紙やコンパクトディスク等の被裁断物を細かく裁断するためのシュレッダーに関し、特に、被裁断物の投入口に指などを入れることによる怪我を防止できるシュレッダーに関する。
シュレッダーの投入口に、誤って指を入れることによる怪我の発生を防止するため技術として、例えば特許文献1に開示されたものがある。
特許文献1に開示の技術は、シュレッダーの投入口に人の指などの望ましくない対象物が進入するのを検知するために、投入口の近傍に人や動物の存在を検知する近接センサを設けるというものである。
特開2005−95898
しかしながら、特許文献1に開示の技術には、人や動物などの望ましくないものと、裁断しようとする物とを区別して検知できる近接センサが必要である上に、センサの配設位置によっては、被裁断物を差し込む際の作業者の手などにも反応してしまい、裁断作業に支障を来す虞がある。
特に、被裁断物が挿入されると同時に自動的に回転刃が回転する構成のシュレッダーにおいては、被裁断物の挿入を検知するセンサが別個に必要になるので、それぞれのセンサの性能や構造が複雑化する上に、取り付け位置の調節が困難である。このため、製造コストが嵩み、商品価格が高くなるので、家庭用のシュレッダーとして普及させるには難しい。
そこで、本考案は、簡単な構造でありながら、投入口への指などの挿入を確実に防止することができる安全性の高いシュレッダーの提供を目的とする。
上記課題を解決するために、本考案は、投入口から投入された被裁断物を回転刃で裁断し屑収容箱に排出するシュレッダーにおいて、投入口を蓋で覆い、該蓋とシュレッダー本体との間に幼児の指が入らない幅の間隙を設け、該蓋の変位によって回転刃が駆動不能になるように構成すると共に、前記間隙への被裁断物の挿入を案内するガイド部材を、前記シュレッダー本体に設け、前記ガイド部材の前記シュレッダー本体への取付部から前記投入口に向かう導入面の傾斜角を、前記ガイド部材の傾斜角よりも小さく設定したことを特徴とするものである。
この場合、前記ガイド部材を、10度乃至50度の範囲で斜め上方に向けた状態で、前記間隙の近傍に取り付けてもよい。
また、前記ガイド部材から前記投入口に向かう滑らかな面が形成されるようにしてもよい。
また、投入口から投入された被裁断物を回転刃で裁断し屑収容箱に排出するシュレッダーにおいて、前記投入口を蓋で覆い、該蓋に幼児の指が入らない幅のスリットを設け、前記蓋の変位によって回転刃が駆動不能になるように構成してもよい。
本考案において、前記投入口の近傍にリミットスイッチを設け、前記蓋に、該蓋が閉じた状態のときに前記リミットスイッチの操作部を押圧する突起部を設け、該突起部が前記操作部を押圧することによって回転刃が駆動可能になるようにしてもよい。
請求項1のシュレッダーは、シュレッダーの投入口を蓋で覆い、該蓋とシュレッダー本体との間に幼児の指が入らない幅の間隙を設け、蓋の変位によって回転刃が駆動不能状態になるように構成したので、シュレッダー本体と蓋との隙間に指を差し込んで蓋を動かしたり、蓋を開放した場合は、必ず回転刃が駆動しない状態となる。
このため、幼児等が蓋を開放し、投入口に指を差し込んでも、回転する刃に指が巻き込まれるといった事態は生じない。これによって、投入口に誤って指を入れることによる怪我の発生を防止することができる。
また、投入口が常に遮蔽された状態なので、裁断作業中の者が身に付けているネクタイ等が投入口に吸い込まれて回転刃に巻き込まれるといった事故も防止でき、シュレッダーの投入口における安全性が一層高められる。
一方、紙等のシート状のものは、蓋とシュレッダー本体の間の間隙から投入口に挿入することができるので、シュレッダーとしての裁断機能は確保される。
特に、間隙を回転刃の裁断能力に応じた幅に設計すれば、裁断可能枚数を超えて被裁断物を間隙内に差し込んだ場合に蓋が変位するので、被裁断物が回転刃に達する前に回転刃を駆動不能にすることができる。これによって、被裁断物が回転刃に噛み込まれる事態を防止でき、回転刃の耐久性を向上させることができる。
なお、本考案において、「幼児の指が入らない幅」は、満1才児程度の子供の指のサイズを考慮して設計するものとする。また、「回転刃を駆動不能にする」とは、回転中の回転刃を停止させることを含むものであり、例えば、シュレッダーの主電源が切れるような設計、モータの駆動回路が切れるような設計等が採用できる。さらに、蓋は、シュレッダー本体に対して回動することによって開放される構成であってもよいし、スライドすることによって開放される構成であってもよい。
そして、本考案においては、シュレッダー本体にガイド部材を設けたので、被裁断物を間隙へと円滑に挿入することができる。
この場合、ガイド部材を10度乃至50度の範囲で傾斜させることで、裁断作業において自然な姿勢で、間隙に被裁断物を挿入することができる。なお、このガイド部材は、直線状の傾斜面であってもよいし、湾曲状の傾斜面であってもよい。
さらに、本考案においては、ガイド部材の取付部から前記投入口に向かう導入面の傾斜角を、ガイド部材の傾斜角よりも小さく設定したので、万一、幼児等がガイド部材に手を滑らせた場合であっても、ガイド部材の取付部である間隙付近において指の進入を食い止めることができるか、或いは進入速度を遅くすることができる。また、ガイド部材の方が斜度が大きいため、指が間隙に対して角度をもって進入することとなり、間隙に進入する際の蓋の変位量を大きくすることができる。これによって、幼児の指よりも小さな幅の間隙においてシュレッダーの蓋を確実に変位させることができる。
請求項2に係る考案は、ガイド部材から投入口に向かう滑らかな面が形成されるようにしたので、間隙から挿入された被裁断物が円滑に投入口まで導かれ、裁断作業をスムーズに進めることができる。
本考案の好適な実施形態について、添付図面に基づいて説明する。なお、実施形態は以下の形態に限定されるものではなく、本考案の課題を解決しうるものであれば他の態様も可能である。
図1は、本考案の第1実施形態に係るシュレッダーを示す斜視図である。このシュレッダー1は、紙やコンパクトディスクなどのシート状の被裁断物を裁断するもので、シュレッダー本体2と、ガイド部材3と、蓋4とによって構成される。
シュレッダー本体2は、図2に示すように、縦長直方体状のハウジング5の内部に、裁断作用を行う裁断部6、屑収集箱7とを収容することによって構成されている。
ハウジング5の正面は、一側縁部に回動可能に取り付けられた扉8によって構成されている。この扉8を開けば、ハウジング内の上方に形成された裁断部6の下方に、屑収集箱7が前方に引き出し可能に収容されている。
ハウジング5の上面部には、被裁断紙が投入される投入口9が設けられている。この投入口9は、図3に示すように、ハウジング5の正面側から滑らかな曲面で漏斗状に湾曲する導入面10と、ハウジング上面から垂直方向に下降する後壁面11との間に形成されたスリット状の開口部である。
この開口部の下方には、裁断作用を行うための一対の回転刃12,12が配設されている。この回転刃12,12は、筒状体の周面に鋭利な切断刃を多数設けたもので、2本の筒状体は、切断刃が対向するように水平に並列させて配置され、両端部においてハウジング5の両側面に設けられたフレームに回転可能に支承されている。
この回転刃12,12の上方(例えば、投入口9の壁面)には、センサ13が取り付けられており、そのセンサ13が被裁断紙の挿入を検知すことによって、図示しない駆動モータが作動し、回転刃12,12が回転するようになっている。
回転刃12,12を回転させるための駆動モータは、ハウジング5の上面に設けられた電源スイッチ14をONにすることによって閉じる電源回路に接続されている。
ハウジング5の上面の所定位置に小孔が設けられており、その小孔からリミットスイッチ20のプランジャ先端部21が表れている。このプランジャ先端部21は、リミットスイッチ20の操作部として機能するものであり、ハウジング内には、図4及び図5に示すように、プランジャ先端部21が蓋4の突起部41によって押圧されるような位置にリミットスイッチ20が取り付けられている。
リミットスイッチ20は、電源回路に接続されており、プランジャ先端部21が押圧されることによって電源回路が閉じて回転刃12,12は駆動可能状態になり、押圧を解除することによって駆動不能状態になる。
上記回転刃12,12、駆動モータ、センサ13、リミットスイッチ20及び電源回路等の回転刃12,12を駆動させるための一連の機器をもって裁断部6が構成されており、この裁断部6は、ハウジング5の扉8を開けた際に表れる前壁面14と、ハウジング5の扉8を開けて屑収集箱を引き出した際に、裁断部6と屑収集箱との間を遮蔽するシャッター15とによって、裁断作業者が直接触れることがないように保護されている。
ハウジング正面の扉8の上端部には、ガイド部材3が形成されている。このガイド部材3は、シュレッダー本体2と蓋4との間の間隙30に被裁断物を挿入しやすくするためのもので、10度〜50度、好ましくは20度〜40度の範囲、本実施例では30度の傾斜角α(図6参照)で斜め上方に向けて取り付けられている。
このガイド部材3は、図1及び図2に示すように、ハウジング5の上面よりも僅かに低い位置で扉8に取り付けられており、このハウジング5の上面とガイド部材3の取付部との間に間隙30が形成される。この間隙30は、幼児の指が入らない程度の幅に設定されており、1mm〜4mmの範囲に設定されるのが好ましい。本実施例においては、2.5mmに設定されている。
この間隙30に被裁断物が挿入されることで、被裁断物が導入面10を経て投入口9に至り裁断可能となるので、間隙30の幅を回転刃12,12の裁断能力に応じた幅に設定することで、回転刃12,12の裁断能力を超えた量の被裁断物が間隙30に挿入された際に回転刃12,12が停止されるようにすることができる。例えば、厚さ0.1mmのコピー用紙を裁断する場合において、回転刃12,12の裁断可能枚数が20枚の場合は、間隙30の幅を2mm程度にするとよい。
図6に示すように、ガイド部材3の取付部は、ハウジング上面の導入面10を介して投入口9へと連続しており、ガイド部材3の取付部から導入面10に向かう際の傾斜角βは、ガイド部材3の傾斜角αよりも小さく設定されている。
このように、ガイド部材3の取付部から投入口9に向かう導入面10の傾斜角βをガイド部材3の傾斜角αよりも小さくすることによって、万一、幼児等がガイド部材3に手を滑らせた際に、斜度の変わる地点(即ち、シュレッダー本体2と蓋4の間のガイド部材3の取付部)において指の進入を停止させるか、或いは進入速度を遅くすることができる。
また、ガイド部材3の方が傾斜角が大きいため、指が角度をもって間隙30内に進入するので、その際の蓋4の変位量Mを大きくすることもできる。これによって、幼児の指の幅よりも小さく設定されている間隙30においてシュレッダーの蓋4を確実に持ち上げることができる。
ハウジング上面には、投入口9を被う蓋4が設けられている。この蓋4は、ハウジング5の上面の両側部に設けられた枢支部において回動可能に取り付けられており、回動端部40をハウジング上面の前端部(即ち、ガイド部材3が取り付けられている位置)まで延ばしている。この蓋4は、合成樹脂製の平板によって形成されており、被裁断物が裁断されていく様子が視認できるように透明部材によって構成するのが望ましい。
この蓋4の下面には、リミットスイッチ20のフランジャ先端21を押圧可能な突起部41が設けられている。
上記構成のシュレッダー1の使用方法を説明する。
裁断作業を行う際は、被裁断物をガイド部材3に載置する。すると、傾斜状のガイド部材3を被裁断物が滑り落ち、ハウジング5と蓋4との間の間隙30を通過し、導入面10に導かれて投入口9に至る。この際、センサ13によって被裁断物の存在が検知され、投入口9の下方に設けられた回転刃12,12が駆動する。そして、回転状態の回転刃12,12の間を被裁断物が通過することによって、被裁断物が回転刃12,12に巻き込まれながら細かく裁断される。
この場合、間隙30を回転刃12,12の裁断能力に応じた幅に設計しておけば、裁断可能枚数を超えて被裁断物が間隙30内に挿入された場合に蓋4が変位し、被裁断物が投入口9に達する前に回転刃12,12が駆動不能状態になる。これによって、被裁断物が回転刃12,12に噛み込まれるといった事態を防止できるので、回転刃12,12の耐久性を向上させることができる。
万一、裁断作業中に、幼児等が投入口9に指を入れようとして蓋4を開けた場合、蓋4の変位によるリミットスイッチ20の作用によって回転刃12,12が駆動不能になるので、投入口9に指を差し込んだ時には既に回転刃12,12は停止状態となっている。このため、指が回転刃12,12に巻き込まれるといった事態は生じず、指の切断などの大事故が発生する可能性がなくなる。
また、投入口9が常時遮蔽された状態なので、裁断作業中に作業者が身に付けているネクタイ等が投入口9に吸い込まれるといった事態も生じない。
なお、本実施形態においては、投入口9の近傍にリミットスイッチ20を設け、リミットスイッチ20の操作部を押圧する突起部41を蓋4に設けることによって、蓋4の変位を検出するようにしたが、蓋4の変位を検出することができるものであれば、如何なる装置を使用してもよい。また、センサやスイッチは、蓋4の動きによって大きな変位量が得られるような位置に配設すればよく、蓋4やシュレッダー本体2の構造に応じて適宜選択することができる。例えば、リミットスイッチ20を押圧する突起部41を蓋4に直接設けるのではなく、蓋4に別部材を取り付け、その部材に突起部41を設けてもよい。
また、本実施形態における蓋4は、シュレッダー本体2に対して回動するものを用いたが、スライド式の蓋であってもよい。この場合も、蓋の変位を検出できるような位置にリミットスイッチ等の位置センサを取り付けるものとする。
本実施形態においては、ガイド部材3を直線状に構成したが、図7(a)に示すように、湾曲状であってもよい。また、図7(b)に示すように、シュレッダー本体2のガイド部材3は水平であってもよいし、必ずしも設ける必要もない。
また、図8に示すように、ガイド部材3から投入口9に向かって連続的な滑らかな面が形成されるようにしてもよく、このようにすれば、ガイド部材3に載置された被裁断物が導入面10を経て投入口9へと円滑に導かれ、裁断作業をスムーズに行うことができる。
次に、本考案の第2実施形態に係るシュレッダー1’を、図9を参照して説明する。
このシュレッダー1’は、ガイド部材を有しない点、蓋とシュレッダー本体との間に間隙が設けられていない点、その代わりとして蓋4’にスリット42が設けられている点を除き、第1実施形態に係るシュレッダーと同一である。
以下、第1実施形態のシュレッダーと同一の構成のものには同一の符号を付し、その説明を省略する。
本実施形態のシュレッダー1’は、シュレッダー本体2と、蓋4’と、からなるものであり、シュレッダー本体2のハウジング5及び内部構造は、第1実施形態のものと同一の構成である。なお、ハウジング正面の扉8の上端部はハウジング上面部まで達しており、扉8にはガイド部材は取り付けらていない。
ハウジング5の上面部には、投入口9を覆う蓋4’が設けられている。この蓋4’は、ハウジング5の上面の両側部において回動可能に取り付けられており、回動端部40’をハウジング上面の前端部まで延ばしている。
この蓋4’は、合成樹脂製の平板によって形成されており、蓋4’を閉じた際に投入口9の直上に位置する箇所に、投入口9と同じ長さのスリット42が形成されている。このスリット42は、幼児の指が入らない程度の幅に設定されており、1mm〜4mmの範囲に設定されるのが好ましい。本実施例においては、2mmに設定されている。
この蓋4’の下面には、シュレッダー本体2のハウジング内に設けられたリミットスイッチのプランジャ先端部21を押圧可能な突起部41’が設けられている。
上記構成のシュレッダー1’の使用方法を説明する。
裁断作業を行う際は、蓋4’のスリット42に、被裁断物を真上から差し込む。すると、直下に位置する投入口9に被裁断物が挿入される。この際、投入口の壁面に設けられたセンサによって被裁断物の挿入が検知され、投入口9の下方に設けられた回転刃が駆動する。そして、回転状態の回転刃の間を被裁断物が通過することによって、被裁断物が回転刃に巻き込まれながら細かく裁断される。
万一、裁断作業中に、幼児等が投入口9に指を入れようとして蓋4’を開けた場合、蓋4’の変位によるリミットスイッチの作用によって回転刃が駆動不能になる。このため、指が回転刃に巻き込まれるといった事態は生じず、指の切断などの大事故が発生する可能性がなくなる。
また、投入口9が常時遮蔽された状態なので、裁断作業中に作業者が身に付けているネクタイ等が投入口9に吸い込まれるといった事態も生じない。
なお、本実施形態のシュレッダー1’は、投入口9の真上から被裁断物をスリットに差し込み、そのまま直下の投入口9に投入されるようにしたので、投入口9への導入面をハウジング上面に形成する必要はなく、より一層簡単な構造となる。これによって、既存のシュレッダーに、スリット付きの蓋を設け、蓋の変位を検出して回転刃を駆動不能状態にすることができるリミットスイッチ等の部品を取り付けるだけで、安全性の高いシュレッダーを製造することが可能となる。
本考案は、業務用及び家庭用のシュレッダーに使用することができる。
本考案の第1実施形態に係るシュレッダーを示す斜視図である。 上記シュレッダーの正面中央部を側面に平行な平面で切断した状態を示す概略断面図である。 上記シュレッダーの蓋を開放した状態を示す斜視図である。 上記シュレッダーの右側面に沿って切断した状態を示す部分概略断面図である。 図4において、蓋が変位した状態を示す部分概略断面図である。 ガイド部材と導入面の傾斜状態を示す説明図である。 ガイド部材の変形例を示す説明図である。 ガイド部材と導入面の変形例を示す説明図である。 本考案の第2実施形態に係るシュレッダーを示す斜視図である。
1、1’・・・シュレッダー
2・・・シュレッダー本体
3・・・ガイド部材
4、4’・・・蓋
5・・・ハウジング
6・・・裁断部
7・・・屑収集箱
8・・・扉
9・・・投入口
10・・・導入面
11・・・後壁面
12・・・回転刃
13・・・センサ
14・・・電源スイッチ
20・・・リミットスイッチ
21・・・プランジャ先端部(操作部)
30・・・間隙
40・・・回動端部
41、41’・・・突起部
42・・・スリット

Claims (2)

  1. 投入口(9)から投入された被裁断物を回転刃(12,12)で裁断し屑収容箱(7)に排出するシュレッダー(1)において、
    投入口(9)を蓋(4)で覆い、該蓋(4)とシュレッダー本体(2)との間に幼児の指が入らない幅の間隙(30)を設け、該蓋(4)の変位によって回転刃が駆動不能になるように構成すると共に、前記間隙への被裁断物の挿入を案内するガイド部材(3)を、前記シュレッダー本体(2)に設け、
    前記ガイド部材(3)の前記シュレッダー本体(2)への取付部から前記投入口(9)に向かう導入面(10)を、前記ガイド部材(3)の傾斜角よりも小さく設定したことを特徴とするシュレッダー。
  2. 前記ガイド部材(3)から前記投入口(9)に向かう滑らかな面が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のシュレッダー。
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