JP3153510B2 - ラリーゲーム玩具 - Google Patents

ラリーゲーム玩具

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、滑面盤上を滑動
する走行体をセンターラインを挟んで打出体で打ち合う
ラリーゲーム玩具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の玩具として、エアホッケ
ー玩具が知られている。エアホッケー玩具は、無数のエ
ア吹き出し孔を有する滑面盤上にエア浮上させたパック
(走行体)をアタッカー(打出体)で打ち合って滑動さ
せて、相手側のゴールに入れ合って得点を競う玩具であ
る。この玩具の魅力は、走行体を打出体で打ち合うとき
のリズミカルな音の響きと、パックの滑動速度(スピー
ド)感にある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、走行体
を打出体で打ち合うときの音は走行体及び打出体の材質
的な音であり、しかもスピード感は眼から入る刺激のみ
であったため、繰り返し挑戦しているとマンネリ化し、
飽きが来るために面白みが半減するという問題があっ
た。
【0004】本発明は、上記の問題点を解消するための
もので、繰り返しゲームを行うときでも飽きの来ない、
面白みがより増大する新規なラリーゲーム玩具を提供す
ることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明は、滑面盤と、該滑面盤上を滑動する走行
体と、該走行体を打ち出すために遊戯者が操作する打出
体と、該打出体により打ち出された走行体のラリー回数
を検知する検知手段と、該検知手段の検知信号により作
動し、音、光、アクションなどを表示する表示手段とを
含み、前記検知手段が前記滑面盤を挟んで対向設置した
発光部材と受光部材とからなり、該発光部材から受光部
材に向けて発射される光線を、前記滑面盤を跨ぐアーチ
状成形物で覆ったことを特徴と、ゲーム中の遊戯者に
走行体を打出体で打ち合っているラリーに反応して音、
光、アクションなどが伝えられるように構成した。
【0006】また、請求項に記載の発明は、前記検知
手段が前記滑面盤を挟んで対向設置した発光部材と受光
部材とからなり、該発光部材から受光部材に向けて発射
される光線を、前記滑面盤を跨ぐアーチ状成形物で覆う
ことにより、滑面盤を挟んで走る光線の邪魔になる光
(電灯光や自然光)をカットでき、発光部材と受光部材
との間を結ぶ光が弱くても感度よく検知できるように構
成した。
【0007】さらにまた、請求項に記載の発明は、前
記表示手段が走行体を打出体で打ち合うときの現実の音
とは異なるスピード感やコミカル感が得られる音が発せ
られる音響発生器であることを特徴とし、走行体を打出
体で打ち合っているラリー中に遊戯者には、例えば、
「キューン」というようなスピード感が得られる音、或
いは「ボヨヨーン」というようなコミカル感が得られる
音などの音響が伝えられるように構成した。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
に基づいて説明する。図1は本願機能を搭載したラリー
ゲーム玩具の分解斜視図、図2は走行体の通過を検知す
る光線を滑面盤に沿って走らせた場合の略示的断面図、
図3は走行体の通過を検知する光線を滑面盤に直交状に
走らせた場合の略示的断面図、図4は対向する立壁間に
2本の走行体通過を検知する光線を走らせた場合の他の
例を示す平面図、図5は3人の遊戯者が楽しめるように
した他の例を示す平面図である。
【0009】図において、1は玩具本体で、該玩具本体
1は周囲が立壁2で囲まれ、対向する立壁2の中央部に
ゴールGを備えた滑面盤3を有する。ゴールGの幅は任
意に拡張、縮小が可能なようにしてもよい。4は前記滑
面盤3上を滑走する走行体、5は該走行体4を勢いよく
打ち出すために遊戯者が操作する打出体である。
【0010】前記玩具本体1には、前記滑面盤3の特定
個所(例えばセンターライン上)を通過する走行体4を
検知する検知器手段6と、該検知手段6の検知信号によ
り作動する表示手段7とを備える。
【0011】前記滑面盤3には無数のエア吹き出し孔3
aが設けられている。該エア吹き出し孔3aからは滑面
盤3の下面に備えた空気ファン(図示せず)の作動によ
り一定圧のエアが均一に吹き出されるようになってい
る。これは前記走行体4をエアで浮上させて滑らかに移
動させ得るようにするためである。なお、走行体4とし
て球状のものを利用することもあるが、かかる場合には
前記エア吹き出し機能を省略できる。
【0012】前記走行体4は実施例ではプラスチックな
どで平面円形の盤状に作り、その上下面に凹溝4aを設
けている。該凹溝4aは前記滑面盤3に設けた無数のエ
ア吹き出し孔3aから吹き出されるエアを抱持して浮力
が受けられるようになっている。走行体4は平面円形の
みならず、平面非円形(楕円、多角形など)としても面
白い。即ち、周囲の立壁2に当たったときの跳ね返る方
向が、遊戯者をして即座に判断しにくくなるからであ
る。
【0013】前記立壁2は走行体4を跳ね返す機能と、
盤外に飛び出させない機能を備えるものであれば充分で
ある。従って、図示の如く垂直壁に限らない。例えば、
急勾配のスロープでも、走行体4が通り抜けない間隔に
水平方向に平行に張った線状体、走行体4が通り抜けな
い間隔に立てた柵状のもの、或いはスピナーやバンパー
を配置したものであってもよい。また、走行体4を跳ね
返す機能は磁石の磁力を利用してもよいし、エアカーテ
ンのようなものを利用してもよい。
【0014】前記打出体5は、走行体4を打ち出すため
に遊戯者が操作するもので、走行体4の打出部4aと把
持部4bとからなる。打出部4aの底面には滑面盤3上
に密着しないように布状物(図示せず)が貼られてい
る。該打出体5は通常ではプラスチックにて成形される
が、木製、金属製その他であってもよいことは勿論であ
る。なお、把持部4bは直に把持するもののみに限ら
ず、例えば手袋状の挿入口を設け、これに手指を挿入す
るようになっているものでもよいし、他の形態・手法
(例えば、フリッパー)でもよいことは勿論である。
【0015】前記検知手段6は発光部材6aと受光部材
6bとからなる。発光部材6aは前記滑面盤3の周囲を
囲む立壁2の対向する一方に設けられ、受光部材6bは
その他方に設けられている。
【0016】また、前記滑面盤3のセンターライン(図
示せず)を覆うようにアーチ状成形物8を設けるとき
は、該アーチ状成形物8の一端部に発光部材6aを、他
端部に受光部材6bを対向的にそれぞれ設置してもよ
い。かくすることにより発光部材6aと受光部材6bと
の位置決めが正確に出せる利点がある。
【0017】前記受光部材6bは、前記発光部材6aか
ら発射された光線Kを受けている状態ではオフ状態にあ
り、該光線Kが前記走行体4により遮断されたときには
表示手段7に対してオン信号を出力できるようになって
いる。
【0018】前記発光部材6aには赤外線発光ダイオー
ドが利用できるし、受光部材6bにはフォトトランジス
ターが利用できるが、これらに限定する趣旨ではない。
赤外線発光ダイオードから発生する光線は平行光ではな
く、拡散光であるが、受光部材6bの感度を上回る光線
が届く限りにおいて前記滑面盤3上を滑動する走行体4
の検知には支障がない。
【0019】前記発光部材6aから発射された光線Kを
受光部材6bで受けるときに、該光線Kが前記アーチ状
成形物8により覆われていると、電灯光や自然光による
影響を受け難くするし、発光部材6aに強い光を出させ
なくても済み、しかも、受光部材6b側に集光装置が不
要となり経済的である。
【0020】前記検知手段6として上記実施例では発光
部材6aと受光部材6bとを例に挙げたが、これに限定
されない。例えば、発光部材6aに代えてパルスなどの
発信部材、前記受光部材6bに代えてパルスなどの受信
部材を設けてもよい。即ち、発信部材から発したパルス
が走行体4の通過により乱れたことを受信部材により感
知するようにすれば同様の機能が得られるからである。
【0021】前記検知手段6は、図3の如く、前記アー
チ状成形物8と滑面盤3との間に発光部材6aと受光部
材6bとを設け、滑面盤3に対して直交状(カーテン
状)に光線Kを走らせるように構成してもよい。この場
合、光線Kの間隔sは走行体4の幅w以下に設定するこ
とが必要であるが、走行体4がどの光線Kを横切ったか
によって後述する音の種類や大きさを変えても面白い。
【0022】また、前記アーチ状成形物8又は滑面盤3
から走行体4の走行に邪魔にならない程度にしなやかな
触覚を突設し、該触覚に走行体4が触れると接点が閉じ
るように構成してもよい。また、走行体4を磁性体と
し、前記アーチ状成形物8及び若しくは滑面盤3の所望
の地点で磁場の乱れを検知し、走行体4の通過を検知す
ることも可能である。
【0023】前記表示手段7は、前記検知手段6から出
力される検知信号を受領することにより作動するもの
で、一例として、「キューン」というようなスピード感
が得られる音、或いは「ボヨヨーン」というようなコミ
カル感が得られる音などを発生させる音響発生器が利用
できる。
【0024】前記音響発生器(表示手段)7は、複数種
の音の記憶手段(図示せず)を内蔵し、記憶音を選択す
る切替手段7aを併用してもよい。また、表示手段7は
走行体4のラリー(打ち合い)の回数をカウントする計
数器(図示せず)を内蔵(或いは併用)させてもよい。
【0025】さらに、前記表示手段7は前記音響発生器
に代え、或いは音響発生器とともに発光器(図示せず)
や振動器(図示せず)その他のアクション手段として実
現させることもある。例えば、アーチ状成形物8の上面
や滑面盤3の立壁2の上面に発光ダイオードのような発
光器を多数配置しておき、前記検知手段6が走行体4を
検知する毎に順次輝光させるようにしても面白いからで
ある。
【0026】さらにまた、前記表示手段7は前記検知手
段6の出力信号、即ち、走行体4のラリー(打ち合い)
の回数をカウントし、その回数を表示(輝光)するスコ
アー表示盤(図示せず)であってもよい。
【0027】さらにまた、前記表示手段7は前記走行体
4のラリー回数をカウントし、そのカウント数が基準数
を越えたら滑面盤3に邪魔物(図示せず)を出現させた
り、滑面盤3を振動させて、ラリーがむずかしくなるよ
うなアクション手段(図示せず)であってもよい。
【0028】前記表示手段7として複数種の音の記憶さ
せた音響発生器を採用した場合において、滑面盤3のセ
ンターラインに沿って図3の如く検知手段6を配置する
と、走行体4が横切る滑面盤3の幅方向の位置によって
音響発生器から発される音色を異ならせ、走行体の走行
位置が音色によって遊戯者に知れるようにすることも可
能である。
【0029】前記検知手段6の設置位置としては、滑面
盤3のセンターライン(図示せず)上に1本の光線Kを
通すことが好ましいが限定されない。例えば、図4の如
く、センターラインを挟んで2本の光線Kを通してもよ
い。この場合には1本目の光線Kを走行体4が通過した
ときには音響発生器が作動し、2本目の光線Kを走行体
4が通過したときには発光器が作動するようにすること
も可能である上に、走行体4が1本目の光線Kを通過し
てから2本目の光線Kを通過するまでの時間を計測し、
走行体4のスピードを前記スコアー表示盤(表示手段)
7に数値表示できるようにすることも可能となる。
【0030】言うまでもないが、走行体4のスピードの
計測は1本の光線のみでも可能である。即ち、走行体4
が光線を遮断している時間(又はパルスの乱れている時
間)を計測することにより可能であるからである。
【0031】前記玩具本体1は、図1、図4では2人用
を示しているが、図5の如く、3人用とすることも可能
である。この場合は滑面盤3を円盤状或いは図示してい
ないテトラポット状とし、周囲の立壁2に3つのゴール
Gを設け、滑面盤3の中央に島10を作り、該島10の
周囲と立壁2との間に検知手段6を設けてもよい。これ
は3人がそれぞれ他の二人を相手にして1個又は複数個
の走行体4を打ち合ってゴールを狙ったり、ラリーミス
を誘ったりするゲームとして楽しめる。
【0032】上記の場合、滑面盤3の中央部に設けた島
10の周囲も走行体4の跳ね返り部材となることから、
周囲の立壁2からの跳ね返り方向を共に計算して素早く
対応することが要求される。この3人の場合でもゴール
を奪い合うゲームが楽しめる。例えば、検知手段6の光
線K1 、K2 、K3 で区画されたコートA、B、Cを定
め、走行体4の当初の位置(例えばコートA)をインプ
ットしてラリーをスタートさせるならば、走行体4が通
過するのは光線K1 又はK3 の何れかであり、コートB
からでは走行体4が通過するのは光線K1 又はK2 の何
れかであるからどのコートからどのコートへ走行体が移
動したかは容易に判別管理可能である。
【0033】従って、走行体がK1 →K2 →K3 を通過
するラリーが行われた後、ゴールGがあった場合、Cコ
ートの者がAコートのゴールに走行体を入れたことが判
ることから、Cコートの者が得点し、Aコートの者が減
点とするようなルールを定めると、3人のうち、最も得
点の高い者を「優勝」とするようなゲームで遊ぶことが
できる。
【0034】なお、図示していないが、滑面盤3に4つ
以上のゴールGを設け、4人以上が他の三人を相手にし
て走行体4を打ち合ってゴールを狙ったり、ラリーミス
を誘ったりするゲームとして楽しめるようにすることも
可能である。この場合、滑面盤3をコートの数に対応す
る多角形状とすることも可能である。
【0035】
【実施例】周囲を囲む立壁2を有する滑面盤3を、39
0mm×585mmの長方形に形成し、対向する短辺側
の中央に幅150mmのゴールGをそれぞれ設けるとと
もに、該滑面盤3に設けたエア吹き出し孔3aより乾電
池(1.5v×8個)を電源として空気ファンを回して
均等な圧のエアが排出できるように構成する。
【0036】前記滑面盤3のセンターライン上に対応し
てアーチ状成形物を設け、該アーチ状成形物の一端部に
発光部材(赤外線発光ダイオード)6a、他端部に受光
部材(フォトトランジスター)6bを対向設置する。受
光部材は発光部材から発射された光線Kが走行体により
遮断されたときには表示手段7に対してオン信号を出力
できるように構成する。
【0037】前記受光部材から出力されたオン信号によ
り作動する音響発生器を設ける。この音響発生器は「キ
ューン」というようなスピード感が得られる音と、「ボ
ヨヨーン」というようなコミカル感が得られる音の2種
を発生できる機能を有しているが、切替手段7aにより
「キューン」という音を発するようにセットした。
【0038】上記本願機能を搭載したラリーゲーム玩具
を5基用意するとともに、比較例として本願機能を搭載
しない当社(出願人)のエアホッケーを5基用意し、当
社に近くの小学校5年生を20人呼んで10人づつ本願
玩具組と比較玩具組にグループ分けしてエアホッケーの
ルールで遊んでもらった。ルールはジャンケンで先攻を
決め、先攻の遊戯者が滑面盤上に置いた走行体を打ち出
してゲームをスタートさせ、相手ゴールに走行体を入れ
れば得点となり、10点を先取した方を「勝ち」とし
て、3ゲーム続けた後、本願玩具組と比較玩具組を入れ
換えてさらに3ゲームづつ遊んでもらい、しかる後、全
員から感想を聞いた。
【0039】本願機能を搭載した玩具は、走行体を打ち
合うときのリズミカルな音に加え、「キューン」という
音がし、走行体のスピード感を感じながら遊べるので面
白かったとの回答を得た。
【0040】なお、本願ラリーゲーム玩具はホッケーゲ
ームに具現化して説明したが、ラリーが楽しめるもので
あればこれに限らない。例えば、ラリー中の相手のミス
が得点となるテニスゲーム、卓球ゲームとして具現化し
ても、また、ホッケーゲームと同様に相手のゴールに入
れると得点となるサッカーゲーム、ハンドボールゲー
ム、ラグビーゲーム、バスケットゲームなどとして具現
化してもよいことは勿論である。
【0041】
【発明の効果】以上の如く、この発明に係るラリーゲー
ム玩具は、滑面盤と、該滑面盤上を滑動する走行体と、
該走行体を打ち出すために遊戯者が操作する打出体と
該打出体により打ち出された走行体のラリー回数を検知
する検知手段と、該検知手段の検知信号により作動し、
音、光、アクションなどを表示する表示手段とを含み、
前記検知手段が前記滑面盤を挟んで対向設置した発光部
材と受光部材とからなり、該発光部材から受光部材に向
けて発射される光線を、前記滑面盤を跨ぐアーチ状成形
物で覆ったことを特徴としているから、ゲーム中の遊戯
者に走行体を打出体で打ち合っているラリーに反応して
音、光、アクションなどが伝えることができ、繰り返し
ゲームを行う場合にも飽きることなく、面白さを続行す
ことができるという優れた効果を奏するものである。
【0042】また、請求項に記載の発明は、前記検知
手段が前記滑面盤を挟んで対向設置した発光部材と受光
部材とからなり、該発光部材から受光部材に向けて発射
される光線を、前記滑面盤を跨ぐアーチ状成形物で覆う
ことにより、滑面盤を挟んで走る光線の邪魔になる光
(電灯光や自然光)をカットでき、発光部材と受光部材
との間を結ぶ光が弱くても感度よく検知できるという効
果を奏する。
【0043】さらにまた、請求項に記載の発明は、前
記表示手段が、走行体を打出体で打ち合うときの現実の
音とは異なるスピード感やコミカル感が得られる音が発
せられる音響発生器であることを特徴としているから、
走行体を打出体で打ち合っているラリー中に遊戯者に
は、例えば、「キューン」というようなスピード感が得
られる音、或いは「ボヨヨーン」というようなコミカル
感が得られる音などの音響が伝えられるという効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願機能を搭載したラリーゲーム玩具の分解斜
視図である。
【図2】走行体の通過を検知する光線を滑面盤に沿って
走らせた場合の略示的断面図である。
【図3】走行体の通過を検知する光線を滑面盤に直交状
に走らせた場合の略示的断面図である。
【図4】対向する立壁間に複数筋の走行体通過を検知す
る光線を走らせた場合の他の例を示す平面図である。
【図5】3人の遊戯者が楽しめるようにした他の例を示
す平面図である。
【符号の説明】
1 本願ラリーゲーム玩具 2 立壁 3 滑面盤 4 走行体 5 打出体 6 検知手段 6a 発光部材 6b 受光部材 7 表示手段 8 アーチ状成形物 10 島 K 光線 G ゴール A、B、C コート n 走行体の肉厚 s 光線の間隔 w 走行体の幅
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63F 7/07 A63F 7/06 104 A63F 3/00 505

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 滑面盤と、該滑面盤上を滑動する走行体
    と、該走行体を打ち出すために遊戯者が操作する打出体
    、該打出体により打ち出された走行体のラリー回数を
    検知する検知手段と、該検知手段の検知信号により作動
    し、音、光、アクションなどを表示する表示手段とを含
    み、前記検知手段が前記滑面盤を挟んで対向設置した発
    光部材と受光部材とからなり、該発光部材から受光部材
    に向けて発射される光線を、前記滑面盤を跨ぐアーチ状
    成形物で覆ったことを特徴とするラリーゲーム玩具。
  2. 【請求項2】 前記表示手段が、走行体を打出体で打ち
    合うときの現実の音とは異なるスピード感やコミカル感
    が得られる音が発せられる音響発生器であることを特徴
    とする請求項1に記載のラリーゲーム玩具。
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