JP3153083U - 粒状物充填装置 - Google Patents

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内田 好重
好重 内田
小澤 勇
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Abstract

【課題】粒状物を詰まらせることなく容易に搬送できる粒状物充填器具を提供する。【解決手段】貯留部10と、搬送部20と、管状の案内部30とを備え、貯留部から落下してくる粒状物を搬送部で受け取り、該搬送部によって粒状物を案内部まで強制的に搬送し、粒状物を該案内部に落下させ、該案内部の下端部から粒状物を排出するように構成された粒状物充填器具であって、搬送部は、円筒状の筐体と、筐体に収容されて該筐体の軸線を中心として回転可能であり、外周部がスポンジで形成され、該スポンジに、外周に向けて開口し粒状物を受容可能な凹部が形成された搬送体23と、前記軸線を中心として前記搬送体を回転させる回転力を前記筐体の外部から付与するための操作部と、を備える。【選択図】図2

Description

本考案は、粒状物を充填する粒状物充填器具及び粒状物充填装置の構造に関する。
従来、粉粒状の物質を容器に収容させ、容器のバルブを開閉して当該容器の下方に設けられた軸受け上の複数の部材を回転させることで、当該部材の間隙にある粉粒状の物質を下方に排出するように構成したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、シリアルをタンクに貯留させ、ハンドルを操作することで複数枚のブレードを回転させ、タンクから排出されたシリアルを当該ブレードに沿って下方に移送するように構成したものも知られている(例えば、特許文献2参照)。
また、コーン粒の収容袋としては、内部にコーン粒を入れるための球状の袋本体を備えたものが知られている(例えば、特許文献3参照)。
米国特許第1,022,774号公報 米国特許第6,964,355号公報 特許第2525683号公報
しかし、特許文献1に記載の容器は微粉粒を搬送の対象としており、コーン粒のような粒径が不揃いな物質を搬送するには適していないという問題があった。また、特許文献2に記載のタンクにおいては、前記複数枚のブレードを固定する芯が半径方向に変形しないため、タンクから排出されたシリアルが複数枚のブレードの間に所定量以上に投入された場合にあふれたシリアルが詰まってブレードが動かなくなるという問題があった。さらに、特許文献3に記載の収容袋は、加熱後において非常に高温となり、直接手で触るには適さないという問題があった。
そこで本考案は、かかる問題点に鑑みてなされたもので、上記問題の少なくとも一つを解決するために、粒状物充填器具であって、粒径が不揃いな粒状物をそのサイズに応じて詰まらせることなく容易に搬送することのできる粒状物充填器具を提供することを目的とする。また、他の目的の一つは粒状物の加熱直後でも安全に取り扱うことのできる粒状物充填装置を提供することである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の考案は、
粒状物を貯留する貯留部と、該貯留部の下側に連設された搬送部と、該搬送部の下側に連設された管状の案内部とを備え、前記貯留部から落下してくる粒状物を前記搬送部で受け取り、該搬送部によって粒状物を前記案内部まで強制的に搬送し、粒状物を該案内部に落下させ、該案内部の下端部から粒状物を排出するように構成された粒状物充填器具であって、
前記搬送部は、
外周の一部において内部が前記貯留部の内部と連通する円筒状の筐体と、
前記筐体に収容されて該筐体の軸線を中心として回転可能であり、外周部がスポンジで形成され、該スポンジに、外周に向けて開口し粒状物を受容可能な凹部が形成された搬送体と、
前記軸線を中心として前記搬送体を回転させる回転力を前記筐体の外部から付与するための操作部と、
を備えることを特徴とする。
上記課題を解決するため、請求項2に記載の考案は、
請求項1に記載の粒状物充填器具と、粒状物を収容する収容容器とを備え、
前記案内部の外周には、該案内部の下端から所定距離離れた高さ位置に掛止部が形成され、
前記収容容器は、扁平状態と膨張状態とを取り得、
前記収容容器の表面には、前記案内部の下端部が挿入される開口部が形成されるとともに、前記開口部の近傍には、前記掛止部に係合される被掛止部が形成されている、
ことを特徴とする。
上記課題を解決するため、請求項3に記載の考案は、
前記収容容器は、レンジでの加熱処理に耐え得るような紙素材で形成され、膨張状態でキャラクタの形態を取り得ることを特徴とする。
上記課題を解決するため、請求項4に記載の考案は、
前記収容容器の表面には、前記キャラクタの手、耳または足に相当する部分に摘みが突出した状態で形成されていることを特徴とする。
搬送体は、凹部により円筒状の筐体内に強制的に粒状物を引き込もうとする。この際、凹部を区画する壁が硬質なものであると、円筒状の筐体と凹部の壁との間に粒状物が挟み込まれ、操作部の回転操作が困難または不可能となる場合がある。この点、請求項1に記載の考案によれば、スポンジに凹部が形成されているので、円筒状の筐体と凹部の壁との間に粒状物が挟み込まれた場合でも、凹部を区画する壁が粒状物の粒径に応じて柔軟に弾性変形して凹部が拡がることから、操作部の回転操作が妨げられることはなくなる。
よって、粒状物を詰まらせることなく円滑に搬送することができる。
また、比較的安価なスポンジを用いているので、比較的安価な粒状物充填器具が実現できる。
請求項2に記載の考案によれば、掛止部が案内部の下端から所定距離離れた高さ位置に形成され、その掛止部に収納容器の被掛止部が係合されるので、収納容器の裏面部分に対して表面部分が持ち上げられ、収納容器の内部の空隙が大きくなり、その上、粒状物充填器具と収納容器とが一体化されることから、容易に粒状物を収容容器に収納することができる。
請求項3に記載の考案によれば、収容容器が膨張状態でキャラクタの形態となるので、粒状物を充填する際の楽しみが増大することになる。
請求項4に記載の考案によれば、摘みの部分は放熱され易く、加熱直後でも比較的低温であり、収容容器を安全に取り扱うことができる。
本考案の第1の実施形態に係る粒状物充填装置における、粒状物を収容する前の状態を示す全体構成図である。 本考案の第1の実施形態に係る粒状物充填装置における、粒状物を収容した後の状態を示す全体構成図である。 本考案の第1の実施形態に係る粒状物充填器具における、要部の分解図である。 本考案の第1の実施形態に係る粒状物充填器具の要部模式図である。 本考案の第1の実施形態に係る粒状物充填装置における、収容容器を示す図である。 本考案の第2の実施形態に係る粒状物充填器具における、要部の分解図である。 本考案の第2の実施形態に係る粒状物充填器具における、(a)パイプが案内部の内部に収容されている状態、(b)パイプが案内部の外部に延出した状態、をそれぞれ示したパイプの拡大図である。
以下、本考案の実施形態について図面を参照しながら説明する。
(第1の実施形態)
(全体構成)
図1は、本考案の実施形態に係る粒状物充填装置1における、粒状物を収容する前の状態を示す全体構成図である。図2は、本考案の実施形態に係る粒状物充填装置1における、粒状物を収容した後の状態を示す全体構成図である。図3は、本考案の実施形態に係る粒状物充填器具100における、要部の分解図である。
図1及び図2に示すように、粒状物充填装置1は、粒状物充填器具100と収容容器40とを備える。粒状物充填器具100は貯留部10と、搬送部20と、案内部30と、を備えている。この粒状物充填器具100は縦割り状態で2つに分割されるよう構成されている。ここで、貯留部10、搬送部20、案内部30及び収容容器40は、上からこの順に垂直方向に配設された状態で使用される。粒状物充填器具100は片手で起立保持可能な大きさ及び重量を有する。
(貯留部10の構成)
図1及び2に示すように、貯留部10は、粒状物充填器具100の上段に位置し、球体の形状をなしており、粒状物が内部に貯留される。特に限定されないが、内容物が一見してわかるよう、ここでは貯留部10は透明なプラスチック部材で形成されている。貯留部10の上部には略円形の開口部となっている投入部11が、貯留部10の下部には略円形の開口部となっている連通部12がそれぞれ設けられている。投入部11の上端にはヒンジにより蓋が開閉可能に付設されている。
(搬送部20の構成)
図3に示すように、搬送部20は、粒状物充填器具100の中段に位置し、筐体21と、搬送体23と、操作部24とを備えている。
筐体21は円筒状に形成されている。筐体21における円周面の上部には連通部12が、下部には連通部22がそれぞれ形成されている。そして、連通部12によって、貯留部10と搬送部20とが連通されている。
搬送体23は、筐体21の軸線(水平方向)を中心に回転可能となるよう、筐体21の内部に収容されている。搬送体23は少なくともその半径方向に変形可能な弾性部材から形成されている。当該弾性部材として、ここでは多孔質材料(スポンジ)が使用される。搬送体23の回転軸26は硬質な部材で形成されていることが必要である。また、回転軸26の近傍部分は、プラスチック等のより硬質な部材で形成されていてもよい。搬送体23の外周面には複数の凹部231が形成されている。また、搬送体23の径は、回転抵抗を少なくするために、筐体21の内周との間に間隙が生じるような大きさに設定されている。なお、凹部231は、特に限定されないが、搬送体23の外周面の全幅にわたって切り欠かれた状態で形成されている。また、筐体21の内面との間に生じた間隙は、粒状物の粒径よりも小さくなるように形成されている。
操作部24はハンドル241を備える。ハンドル241は筐体21の一方の側端面から延出し、ねじ242aにより、搬送体23の中心を貫通する回転軸26に取り付けられている。また、ハンドル241は前記筐体21の軸線を中心に、時計回りまたは反時計回りに回転可能であり、当該回転により生じた回転力によって、回転軸26を介して搬送体23が回転するよう構成されている。なお、回転方向は特に限定されず、時計回り及び反時計回りの両方向に回転可能としてもよい。
軸受部25aは筐体21よりも小さな径を有する突起であり、筐体21の一方の側壁上に、筐体21の軸線と同心となるように付設されている。上記のように、ハンドル241がこの軸受部25aを介して水平方向に取り付けられている。
回転軸26は筐体21の軸線と同心に、筐体21の幅方向の長さより長尺に形成されている。回転軸26は搬送体23を貫通し、軸受部25aにおいてねじ242aによりハンドル241に固定されている。
(案内部30の構成)
図1及び図2に示すように、案内部30は管状であり、連通部22を介して搬送部20と連通している。案内部30は、その下端が後述する収容容器40の内側の底面と当接し、垂直に起立し得る。案内部30はその外周面において、下端から所定距離離れた位置に配設された掛止部31と、切り欠き部32とを備えている。
掛止部31は1対以上の突起部であることが好ましい。また、前記所定距離は、後述する収容容器40の粒状物充填時の高さと略同一となるよう設定されている。
切り欠き部32は、掛止部31より下方の位置に1以上形成されている。切り欠き部32の形状は特に限定されないが、充填される粒状物の粒径よりも大きく形成されている。
(収容容器40の構成)
図1及び図2に示すように、収容容器40は、粒状物充填の際には、粒状物充填器具100の下方に配設される。収納容器40は、開口部41と、被掛止部42と、摘み43とを備える。この収容容器40は内部に粒状物を収容できるよう扁平状態と膨張状態とを取り得る折り畳み可能な紙素材で形成されている。また、当該紙素材は耐熱材で形成されている。さらに、収容部40はその粒状物充填時の容積が貯留部10と同程度の容積を有するのが好ましい。
開口部41は、前記案内部30の下端と略同一の形状を有している。収容容器40の開口部41は案内部30が内部に挿入可能に構成されている。開口部41は着脱可能なシール45により封止される。
被掛止部42は開口部41の近傍に配置され、案内部30が収容容器40に挿入されている際に、前記掛止部31と係合するよう構成されている。
摘み43は、図5に示すように、収容容器40の周縁部から突出する状態で、断熱性素材により複数形成され、好ましくはキャラクタの耳、手、足などを模した形状を有している。
取っ手44は開口部41の近傍に取り付けられ、収容容器40の持ち運びや収納容器40を開封する際等に用いられる。
続いて、上記粒状物充填装置1の使用態様について図2及び図4を参照して説明する。図4は本考案の実施形態に係る、粒状物充填装置の要部模式図である。
まず、図2に示すように、案内部30を収容容器40の開口部41に挿入し、掛止部31と被掛止部42とを係合して案内部30の位置を固定する。すなわち、貯留部10、搬送部20、案内部30を備える粒状物充填器具100と、収容容器40とは一体化される。
次いで、粒状物を貯留部10に貯留する。粒状物の貯留は案内部30を収納容器40に挿入する前に行ってもよい。貯留部10と搬送部20とは、連通部12を介して連通しているので、図4に示すように、粒状物は貯留部10の連通部12から自重により落下し、搬送体23に形成された複数の凹部231のうちの一に所定量の粒状物が流入する。
操作部24のハンドル241を時計回りまたは反時計回りに回転させると、その回転力が付与された回転軸26を介して、搬送体23もハンドルの回転と同一の方向に回転する。当該回転方向において、所定量の粒状物が凹部231に流入する。搬送体23の回転に伴って凹部231が搬送部20の連通部22に到達すると、凹部231に入っていた粒状物が連通部22を介して案内部30に自重により受け渡される。
ここで、搬送体23を構成する弾性部材はスポンジ等の多孔質材料で形成されているので、円筒状の筐体21と凹部231の壁との間に粒状物が挟み込まれた場合でも、凹部231を区画する壁が弾性変形して凹部231が拡がることから、ハンドル241の回転操作が妨げられることはない。したがって、搬送体23が筐体21の内部を円滑に回転する。
搬送部20から排出された粒状物は案内部30の内部を自重により落下し、案内部30の切り欠き部32を介して収容容器40に排出される。切り欠き部32は、充填される粒状物の粒径よりも大きく形成されているので、案内部30の内部を自重により落下してきた粒状物は、切り欠き部32から収容容器40に円滑に流出することとなる。
貯留部10に貯留された粒状物が前述のような態様で収容容器40に充填され終わると、掛止部31と被掛止部42との係合を解除して案内部30を収容容器40から取り外す。
収容容器40はシール45により開口部41を封止した状態で、独立して電子レンジ等の加熱装置に搬入される。収容容器40の内部に充填された粒状物が加熱に伴って順次膨張すると、内側から押圧されて収容容器40が膨張する。収容容器40を例えばクマ等のキャラクタを模した形状とした場合には、膨張時に立体的なキャラクタとなる。
摘み43は断熱素材により形成されているため、加熱後においても他の部位よりも低温である。例えば粒状物がコーン粒である場合、コーンの加熱が終了しポップコーンができ上がると、摘み43を保持して収容容器40を電子レンジから搬出する。
(第2の実施形態)
次に、本考案の第2の実施形態に係る粒状物充填装置1Aについて、図6及び図7を参照して説明する。図6は、本考案の第2の実施形態に係る粒状物充填器具100Aにおける、要部の分解図である。図7は、本考案の第2の実施形態に係る粒状物充填器具100Aにおける、(a)パイプ33が案内部30Aの内部に収容されている状態、(b)パイプ33が案内部30Aの外部に延出した状態、をそれぞれ示したパイプ33の拡大図である。
なお、第1の実施形態に係る粒状物充填装置1と同一の構成については同一の符号を付し、説明を省略する。
図6に示すように、粒状物充填器具100Aは、軸受部25b、25c及びギア243a、243bを備えている。この場合、軸受部25cは、筐体21の一方の側壁上において軸受部25b以外の部分に付設されている。また、ギア243aは回転軸26上に、搬送体23と同心に付設されている。さらにギア243bはギア243aと噛み合うように、筐体21の一方の軸受部25cの内部に設けられ、ねじ242bによりハンドル241に固定されている。
上記構成によれば、ハンドル241を回転させることにより、ギア243b、243a及び回転軸26を介して、搬送体23をハンドル241とは逆の方向に回転させることができる。このように、ハンドル241は筐体21の軸線とは必ずしも同心に付設されなくとも、搬送体23を操作することができる。
図7に示すように、管状の案内部30Aは、突起部34が上部に付設された可動パイプ33と、長溝35とを備えている。
可動パイプ33はその径が案内部30Aの内径よりも小さく、長さが案内部30Aと略同一に形成されている。可動パイプ33は案内部30Aの内壁に沿って垂直方向に移動可能に、案内部30Aの内部に収容されている。
突起部34は可動パイプ33の上端に付設され、可動パイプ33の外周を嵌合した状態で取り巻く円周部分から突出している。当該円周部分の外周は案内部30Aの内周よりも小さい。
長溝35は案内部30Aの上部より下の位置から掛止部31よりも上の位置までの範囲において形成されており、長溝35の幅は突起部34と略同一である。パイプ33は突起部34を介して案内部30Aの内部を長溝35に沿って垂直方向に案内される。
粒状物充填装置1Aの使用時においては、図7(b)に示すようにパイプ33が下方に垂直に延長され、下端部が収容容器40の内壁の底面に接した状態となる。したがって、粒状物充填器具100Aは片手で起立状態に保持可能となる。また、粒状物充填装置1Aを使用していない状態においては、図7(a)に示すようにパイプ33を案内部30Aの内部に収容することで、粒状物充填器具100Aの収納のスペースを節約することができる。
以上のように、上述の実施形態では、搬送体23の外周部がスポンジのような弾性部材で形成されているので、円筒状の筐体21と凹部231の壁との間に粒状物が挟み込まれた場合でも、凹部231を区画する壁が粒状物のサイズに応じて柔軟に弾性変形して凹部231が拡がることから、ハンドル241の回転操作が妨げられることはない。したがって、搬送体23が筐体21の内部を円滑に回転する。
また、弾性部材はスポンジであるので、一層安価で容易に搬送することができる。
また、開口部41の近傍には、掛止部31に係合される被掛止部42が形成されており、掛止部31が案内部30、30Aの下端から所定距離離れた高さ位置に形成されているので、収容容器40に挿入された部分の案内部30、30Aを、粒状物充填時における収容容器40のスペーサとしても機能させることができる。したがって、収容容器40が扁平な状態よりも容易に粒状物を収容容器40に収納することができる。
また、収容容器40は、膨張状態でキャラクタの形態を取り得るので、収容容器40自体を玩具として楽しむことができる。
また、収容容器の表面に設けたキャラクタの手、耳または足に相当する部分の摘み43は放熱され易く、加熱直後でも比較的低温なので、摘み43を掴んで持ち運べることにより例えばポップコーンの生成直後でも収容容器を安全に取り扱うことができる。
(変形例)
なお、本考案は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、貯留部10は、第1及び第2の実施形態では球体として説明したが、例えば、半球状、漏斗状、円錐状、多角錐状等、投入部11から投入された粒状物を連通部12から排出し得る限りいかなる形状であってもよい。
また、第1及び第2の実施形態における貯留部10は、その容積が粒状物充填時における収容部40の容積と同程度(一回分)としたが、これに限定されるものではない。
また、搬送体23の円周面に設けた凹部231の数は特に限定されず、所望の数とすることができる。これにより、搬送体23が一回転で搬送し得る粒状物の搬送量を所望に設定することができる。
また、搬送体23の円周面に対する凹部231の大きさ(深さまたはピッチ幅等)も所望に設定すればよい。このようにしても、搬送部23が一回転で搬送し得る粒状物の搬送量を所望に設定することができる。
また、搬送部20の回転軸26付近には、例えば、当該搬送部20を何れか一方にのみ回転可能とするワンウェイクラッチ機構等を設けてもよい。またその回転方向は切り替え可能としてもよい。
また、搬送体23は、その外周が筐体21の内周面に摺接するように半径を設定してもよい。このようにすれば、筐体21の内周面と搬送体23の外周との間に隙間が生じず、粒状物の漏れや詰まりを防止することができ、貯留部10から案内部30、30Aに粒状物を確実に案内することができる。
また、案内部30、30Aは、第1及び第2の実施形態では管状として説明したが、例えば、多角形の筒状等、搬送部20の連通部22から排出された粒状物を収容容器40に案内し得る限りいかなる形状であってもよい。
また、貯留部10、筐体21及び案内部30、30Aは、不透明部材で形成してもよい。
また、案内部30、30Aの掛止部31と収容容器40の被掛止部42とは、その凹凸が逆であってもよい。
また、収容容器40は、例えば、種々の動物、アニメのキャラクタ等、様々なデザインを採用することができ、それに応じて摘み43の数を所望に設定してもよい。
その他、本考案の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であることは言うまでもない。
1、1A 粒状物充填装置
100、100A 粒状物充填器具
10 貯留部
11 投入部
12 連通部
20 搬送部
21 筐体
22 連通部
23 搬送体
231 凹部
24 操作部
241 ハンドル
242a、242b ねじ
243a、243b ギア
25a、25b、25c 軸受部
26 回転軸
30、30A 案内部
31 掛止部
32 切り欠き部
33 可動パイプ
34 突起部
35 長溝
40 収容容器
41 開口部
42 被掛止部
43 摘み
44 取っ手
45 シール

Claims (4)

  1. 粒状物を貯留する貯留部と、該貯留部の下側に連設された搬送部と、該搬送部の下側に連設された管状の案内部とを備え、前記貯留部から落下してくる粒状物を前記搬送部で受け取り、該搬送部によって粒状物を前記案内部まで強制的に搬送し、粒状物を該案内部に落下させ、該案内部の下端部から粒状物を排出するように構成された粒状物充填器具であって、
    前記搬送部は、
    外周の一部において内部が前記貯留部の内部と連通する円筒状の筐体と、
    前記筐体に収容されて該筐体の軸線を中心として回転可能であり、外周部がスポンジで形成され、該スポンジに、外周に向けて開口し粒状物を受容可能な凹部が形成された搬送体と、
    前記軸線を中心として前記搬送体を回転させる回転力を前記筐体の外部から付与するための操作部と、
    を備えることを特徴とする粒状物充填器具。
  2. 請求項1に記載の粒状物充填器具と、粒状物を収容する収容容器とを備え、
    前記案内部の外周には、該案内部の下端から所定距離離れた高さ位置に掛止部が形成され、
    前記収容容器は、扁平状態と膨張状態とを取り得、
    前記収容容器の表面には、前記案内部の下端部が挿入される開口部が形成されるとともに、前記開口部の近傍には、前記掛止部に係合される被掛止部が形成されている、
    ことを特徴とする粒状物充填装置。
  3. 前記収容容器は、レンジでの加熱処理に耐え得るような紙素材で形成され、膨張状態でキャラクタの形態を取り得ることを特徴とする請求項2に記載の粒状物充填装置。
  4. 前記収容容器の表面には、前記キャラクタの手、耳または足に相当する部分に摘みが突出した状態で形成されていることを特徴とする請求項3に記載の粒状物充填装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015528777A (ja) * 2012-08-03 2015-10-01 ベクトン ディキンソン フランス 容器用の閉鎖システム
KR200490148Y1 (ko) * 2019-05-16 2019-10-02 (주)보람비티 회전에 의해 캔디가 배출되는 놀이기구

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