JP3152997U - 弱電流供給用水電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】ソケット内において、容易に位置決めをすることのできる弱電流供給用水電池を提供する。【解決手段】筒状の本体11と、本体11に取り付けられる供水キャップ12と、本体11に充填された導電体からなる粉末充填材と、粉末充填材に差し込まれた正極電極16と負極電極17とを含む弱電流供給用水電池10であって、本体11が、粉末充填材が収容された収容部を有し、収容部の外面には、その長さ方向のほぼ全域に亘って延びるガイドリブ30が形成されている。【選択図】図1

Description

本考案は、水を注入して発電する水電池、特に、ソケット内において、容易に位置決めをすることができる弱電流供給用水電池に関する。
従来、水を注入して発電する電力供給用水電池は公知である。例えば、特許文献1には、筒状の本体と、本体に嵌合される、供水キャップと、本体に充填された活性炭からなる粉末充填材と、粉末充填材中に差し込まれた負極電極および正極電極とを含む弱電流供給用水電池が開示されている。
実用新案登録第3109505号公報
特許文献1に開示された水電池では、本体の封止端部の外側において、負極電極と正極電極との間から外方へ延びるガイドプレートが設けられており、ソケット内において位置決めをすることができる。
しかし、ガイドプレートは、電極の先端に設けられているので、水電池をソケットの誤った位置に挿入したときには、電極をソケットの誤った端子と接触させてしまうおそれがある。
本考案の課題は、前記水電池の改良であって、ソケット内において、容易に位置決めをすることのできる弱電流供給用水電池を提供することにある。
前記課題を解決するために、本考案が対象とするのは、筒状の本体と、前記本体に取り外し可能に取り付けられる供水キャップと、前記本体に充填された導電体からなる粉末充填材と、前記粉末充填材中に差し込まれた正極電極と負極電極とを含む弱電流供給用水電池である。
本考案の特徴とするところは、前記本体が、前記粉末充填材が収容された収容部を有し、前記収容部の外面には、その長さ方向のほぼ全域に亘って延びるガイドリブが形成されていることにある。
本考案は、前記特徴とする構成のほかに、以下の好ましい実施の態様を含む。
(1)前記ガイドリブが、互いに前記収容部の長さ方向において離間して並ぶ、複数のリブから形成されている。
(2)前記粉末充填材が少なくとも電解二酸化マンガンを含む混合物から形成されている。
(3)前記供水キャップが、その内部において水を貯水するための貯水部を有しており、前記貯水部が、前記水電池の発電に要する適量な水を貯水する大きさである。
本考案に係る水電池によれば、本体の収容部の外面に、その長さ方向のほぼ全域に亘って延びるガイドリブが形成されているので、電気機器のソケット内において容易に位置決めをすることができる。
水電池の正面図。 供水キャップを外した状態における図1のII−II線縦断面図。 水電池の使用状態を示す図。
図1は、水電池10の正面図、図2は、本体11から供水キャップ12を外した状態における、図1のII−II線縦断面図である。
図1及び2に示すとおり、水電池10は、開口端部13及び封止端部14を有する、円筒状の本体11と、本体11に取り付けられる供水キャップ12と、本体11の内部に充填された導電体(正極活物質)からなる粉末充填材15と、粉末充填材15中に挿入される負極電極16と正極電極17とを含む。負極電極16と正極電極17とは、本体11の封止端部14から外方へ突出しており、該突出部には、透孔16a,17aが形成されている。
本体11と供水キャップ12とは、プラスチック製であって、本体11は、粉末充填材15が充填された収容部18と、収容部18の僅かに内方に位置し、外方へ延びる、開口端部13を形成する螺合部19とを有する。螺合部19と収容部18との間には、肩部20が設けられている。
螺合部19の外周面にはねじ山19aが設けられており、供水キャップ12の内周面に形成された螺旋状のねじ溝21と螺合させることによって、本体11に供水キャップ12を取り外し可能に取り付けることができる。本体11と供水キャップ12との間には、螺合状態において、それらの隙間から水が漏れ出ないように、O−リング22が配置されている。また、供水キャップ12の内部は空洞であって、水を貯水するための貯水部23が設けられている。貯水部23は、水電池10の発電に必要な適量の水を貯水できる大きさである。よって、過度の水を貯水して、水電池10をソケットに設置した後に水が水電池10から外部に溢れ出るおそれはない。
本体11の内部の開口端部13側には、吸水材24と、吸水材24の位置決めをして、かつ、それを固定するための固定リング25が配置されている。また、本体の封止端部14には、発電して比較的に高圧となった本体11内部の空気を排出するための通気口26が形成されている。本体11の内周面には、吸水材24に吸収された水を、粉末充填材15全体に浸透、拡散させるための吸水性フィルム27が配置されている。なお、通気口26は、図示の位置と異なり、電気化学反応により内部に発生する、より多くの気体を排出するために、負極電極16と正極電極17との間に位置していることが好ましい。
本体11の外面には、ソケット内において、水電池10の位置決めをするための、収容部18の長さ方向のほぼ全域に延びる1条のガイドリブ30が形成されている。本考案では、ガイドリブ30は1条のみであるが、より安定的に水電池10をソケット内に固定するために、複数条設けられていてもよいし、複数に分離したガイドリブ30が長さ方向に並んでいてもよい。
負極電極16は、イオン化傾向が比較的に大きな電極活物質、例えば、金属マグネシウム、アルミニウム、亜鉛などまたはそれらを少なくとも2種以上含む合金から形成されている。
正極電極17は、負極電極16に比べて肉厚であって、ステンレス等の比較的に導電性が強い、電気化学的に比較的安定な金属物質の合金から形成されている。
粉末充填材15は、少なくとも電解二酸化マンガン(EMD)を含む比較的に酸化力が強い正極活物質、例えば、果物殻類活性炭と電解二酸化マンガンとの混合物等であって、前者と後者の混合比率が、9:1〜9.5:0.5であることが好ましい。電解二酸化マンガンを混合することによって、活性炭のみの場合や、活性炭に酸化鉄や、酸化銀などを混合した場合に比べて、発電効率がよく、比較的に長時間電力を供給することができる。
前記構成を有する水電池10では、供水キャップ12の貯水部23に水を入れて、本体11の開口端部13に取り付け、貯水部23の水を吸水材24及び吸水性フィルム27を介して、粉末充填材15に浸透、拡散させる。拡散された水は、酸化反応触媒としての役割を果たし、負極電極16と正極電極17との間に電位差が発生して、起電力を生じる。
図3は、置時計、電気計算機、携帯用ライトなどの電気機器に内在するソケット32に、水電池10を挿入するときの状態を示す図である。
図3に示すとおり、ソケット32の上面32aには、本体11のガイドリブ30に対応した、切欠33が形成されている。水電池10をソケット32に設置するときには、ガイドリブ30を切欠33に挿入して正確に位置決めをすることができるので、本体11をソケット32に誤った方向から挿入し、負極電極16と正極電極17とを互い違いに誤ったソケットの端子34a,34bに接触、挿入させるおそれはない。特に、災害時などの視界が悪い状況では、たとえ位置決めのための目印がソケットの外面に印刷されていたとしても、水電池をソケットに正確な方向から挿入することは困難であるが、本考案の水電池10によれば、挿入部位を視認できない状況であっても、正確な方向から水電池10をソケット32に挿入することができる。
また、より安定的に水電池10をソケット32内に設置するために、ソケット32の切欠33を、ガイドリブ30の長さ寸法に対応する、ソケット32の長さ方向に延びる溝状に形成してもよい。
10 弱電流供給用水電池
11 本体
12 供水キャップ
15 粉末充填材
16 正極電極
17 負極電極
18 収容部
30 ガイドリブ

Claims (4)

  1. 筒状の本体と、前記本体に取り外し可能に取り付けられる供水キャップと、前記本体に充填された導電体からなる粉末充填材と、前記粉末充填材中に差し込まれた正極電極と負極電極とを含む弱電流供給用水電池であって、
    前記本体が、前記粉末充填材が収容された収容部を有し、前記収容部の外面には、その長さ方向のほぼ全域に亘って延びるガイドリブが形成されていることを特徴とする前記水電池。
  2. 前記ガイドリブが、互いに前記収容部の長さ方向において離間して並ぶ、複数のリブから形成されている請求項1記載の水電池。
  3. 前記粉末充填材が、少なくとも電解二酸化マンガンを含む混合物から形成されている請求項1または2記載の水電池。
  4. 前記供水キャップが、その内部において水を貯水するための貯水部を有しており、前記貯水部が、前記水電池の発電に要する適量な水を貯水する大きさである請求項1〜3のいずれかに記載の水電池。
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