JP3152837U - カード用コネクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】接触板が優れた弾性的な変形能力を有し、接触板の先端が被接触板に容易に接触しないカード検知スイッチを備えるカード用コネクタを提供する。【解決手段】開口を形成する凹部を有する板状のハウジングと凹部を覆うカバーとを備えるカード用コネクタであって、凹部の開口に対向する対向壁に配置され、接触板31と被接触板32で構成されるカード検知スイッチを備え、凹部の対向壁の一端に隣接する箇所には第一階段壁171と第二階段壁172を有する階段溝17が貫通して形成され、接触板は対向壁の他端に固定される基端部と、カードの先端縁に当接する当接部及び前記被接触板に接触できる凸部とを有する接触アームとを有し、被接触板は対向壁の他端に固定される基端部と、凸部に近接配置される接触部を有する弾性アームとを有し、接触板の接触アームと被接触板の弾性アームとは第一階段壁と第二階段壁にそれぞれ当接する当接末端を有する。【選択図】図5
Description
本考案は、カード用コネクタに関する。特に、本考案は、メモリカードが挿入されたこと検知するスイッチを備えるカード用コネクタの構造に関する。
従来技術のカード用コネクタは、特許文献1に示すように、ハウジングと該ハウジングに装着されるコンタクトとを備える。ハウジングはカードを挿入される凹部が設けられ、カード検知スイッチは接触板と被接触板で構成され、凹部の開口に対向する対向壁に配置される。接触板が対向壁の一端に固定される基端部と、基端部から延出してカードの先端縁に当接する当接片を有する。被接触板は対向壁の他端が固定される基端部と、接触板の当接片の先端に近接配置される接触部を有する。カードを装着すると、カードの先端縁が接触片の当接片に押されて、接触板における当接片の先端が被接触板の接触部に当接する。即ち、接触板と被接触板は電気的に接続状態となり、カードの装着状態が検知される。
従来のカード用コネクタのカード検知スイッチは、接触片の基端部が対向壁の一端に保持され、被接触片の基端部が対向壁の他端に保持されるので、接触片の長さが所定の範囲に限定され、接触板の弾性的な変形能力が小さくなり、接触板の寿命に影響を及ぼすことが恐れがあり、使用時間が長くなると、カードが装着されていないにもかかわらず、接触板の先端が被接触板に接触することがあり得る。所謂、誤検出の問題がある。そこで、新型のカード用コネクタを開発することが必要である。
本考案は上記問題点を解消するためなされたものであり、接触板が優れた弾性的な変形能力を有し、接触板の先端が被接触板に容易に接触しないカード検知スイッチを備えるカード用コネクタを提供することを目的とする。
前記問題を解決するために、本考案は、略矩形に形成されたカードが挿抜される開口を形成する凹部を有する板状のハウジングと、この凹部を覆うカバーと、を備えるカード用コネクタであって、前記凹部の開口に対向する対向壁に配置され、接触板と被接触板で構成されるカード検知スイッチを備え、前記凹部の対向壁の一端に隣接する箇所には第一階段壁と第二階段壁を有する階段溝が貫通して形成され、
前記接触板は、前記対向壁の他端に固定される基端部と、この基端部から延びて前記カードの先端縁に当接する当接部及び前記被接触板に接触できる凸部とを有する接触アームと、を有し、前記被接触板は、前記対向壁の他端に固定される基端部と、この基端部から延びて前記当接部の先端での凸部に近接配置される接触部を有する弾性アームと、を有し、前記接触板の接触アームと被接触板の弾性アームとは、前記第一階段壁と第二階段壁にそれぞれ当接して、前記接触板及び被接触板の前記開口へ向きの弾性変形の付勢が制限される当接末端を有することを特徴とする。
前記接触板は、前記対向壁の他端に固定される基端部と、この基端部から延びて前記カードの先端縁に当接する当接部及び前記被接触板に接触できる凸部とを有する接触アームと、を有し、前記被接触板は、前記対向壁の他端に固定される基端部と、この基端部から延びて前記当接部の先端での凸部に近接配置される接触部を有する弾性アームと、を有し、前記接触板の接触アームと被接触板の弾性アームとは、前記第一階段壁と第二階段壁にそれぞれ当接して、前記接触板及び被接触板の前記開口へ向きの弾性変形の付勢が制限される当接末端を有することを特徴とする。
本考案のカード用コネクタは、カード検知スイッチは、接触アームの基端部と、被接触板の基端部が対向壁の同じ一端に保持されるので接触板の接触アームと被接触部の弾性アームがより長いので、弾性変形能力が向上し、接触板の先端が被接触板の接触部に不用意に短絡することを防止できる。
以下、図1〜図5を参照すると、本考案のカード用コネクタ100の好ましい実施形態について説明する。本考案のカード用コネクタ100は、板状のハウジング1とカバー5を備え、ハウジング1は、カードを挿入される開口11を形成する凹部10を有している。カバー5はハウジング1の凹部10を覆っている。ハウジング1は絶縁性の合成樹脂材で矩形状に形成されている。カバー5は、金属板で形成されている。
カード用コネクタ100は、ロック部材41、スライダ42、圧縮コイルばね43で構成されたイジェクト機構4を備えている。スライダ42は、カードの挿抜方向と平行する方向に進退するように、凹部10の片翼に配置されている。又、スライダ42は、ハート型のカム溝を表面に形成している。ロック部材41は、金属の線材からなり、一端がスライド42に形成されたハート型のカム溝に摺接され、他端がハウジング1に保持される。圧縮コイルばね43は、ハウジング1に保持され、スライダ42をカードが排出される方向に力を付勢している。前記ロック部材41と前記ハート型カム溝との協働によって、前記スライド42は、前記圧縮コイルばね43の付勢力に抗してカードの挿着位置に保持されるものとなっている。
カード用コネクタ100はハウジング1にカバー5が取り付けられることにより、カードが挿入される開口11が形成され、薄直方体形状のカード保持部が形成される。そして、ハウジング2の凹部10に8本のコンタクト2が並設配置されている。複数のコンタクト2は、カードの表面に形成された複数の接続端子と一体に電気的及び機械的に接触する。
コンタクト2は、ばねの働きが片持ち梁であるカンチレバーコンタクトであってよく、弾性アーム21と固定アーム22で構成される。弾性アーム21は、凹部10の底面から突出して、カードに形成された接続端子に接触する接点が設けられる。固定アーム22は凹部10に保持されている。又、リード部23が固定アーム22の端部に形成され、リード部23をプリント基板(図示せず)にはんだ接合することにより、カード用コネクタ100を表面実装用コネクタとすることができる。
ハウジング1は、対向する一対の側壁13、14と、一対の側壁13、14と直交してカードの先端縁と対向する対向壁12を有している。一方の側壁14は、実質的にスライダの側壁を利用している。そして、凹部10がカバー5で覆われることにより、対向壁12と対向してカードが挿入される長方形の開口11が形成される。
カバー5は、翼部52が直角に折り曲げ加工されている。これらの折り曲げ片には複数の矩形穴521が形成されている。複数の矩形穴521がハウジング1の両側面に突出するランス16に係止することにより、カバー5が組み込まれる。又、カバー5には、プリント基板にはんだ接合されるリード部522が設けられている。凹部10と対向するカバー5の面51には、前記イジェクト機構4のロック部材41を押すための弾性片511が設けられている。
前記凹部10の対向壁12には、カードが装着位置に在ることを電気的に検知するカード検知スイッチ3が配置されている。カード検知スイッチ3は、接触板31と被接触板32で構成されている。カードが装着位置に在るときは、カードに押されて接触板31が変位して、接触板31と被接触板32とが電気的に接続状態となる。カードをイジェクトすると、接触板31は復帰して、接触板31と被接触板32とは電気的に離間状態となり、このようにカードの有無が検知される。
前記接触板31は、カードに接触するように開口11へ向きに斜めに延出する接触アーム314と、接触アーム314との間に所定の角度を成す保持アーム310とを含み、保持アーム310は対向壁12に保持され、対向壁12と平行に延出している。接触アーム314と保持アーム310がU字形状を呈する連接部313により連接している。接触アーム314は、ばねの働きが片持ち梁である弾性変形可能な板ばねであってよく、カードに接触する当接部315と自由末端での被接触板32に接触する凸部312とが設けられる。保持アーム310は、自由末端でのプリント基板にはんだ接合されるリード部311と、連接部313に連接する箇所でのプリント基板に保持される基端部(参照記号なし)とが設けられる。
前記被接触板32は、ばねの働きが片持ち梁である弾性変形可能な板ばねであってよく、基端部320から延びて接触板31の凸部312に近接配置される接触部322を設ける弾性アーム323を有する。被接触板32は、前記保持アーム310と接触アーム314の間に配置され、接触部322が接触アーム314に近接配置され、基端部320が接触板31のU字形状を呈する連接部313に包囲し配置され、基端部320にプリント基板にはんだ接合されるリード部321が設けられる。
前記接触板31の連接部313が凹部10に形成された保持溝121に収容し保持され、被接触板32の基端部320は、平行な一対の隔離壁122の間に保持され、該等隔離壁122により連接部313と離間して、接触板31と被接触片32の短絡することを防止できる。
凹部10には、接触板31の接触アーム314の末端と被接触板32の末端に対応し当接する階段溝17が形成され、該階段溝17がL字形状を呈し、対向壁12に近接する第一階段壁171が被接触板32の当接末端326に当接され、前記第一階段壁171より対向壁12に遠離する第二階段壁172が接触板31の接触アーム314の当接末端316に当接される。被接触板32と接触アーム314はばねの働きが片持ち梁である弾性変形可能な板ばねであるので、カードが挿入しない時に、当接末端316、326が前記第一階段壁171と第二階段壁172にそれぞれ当接して、弾性アーム323及び接触アーム314の開口11へ向きの弾性変形の付勢が制限される。また、接触板31の接触アーム314の弾性変形で前記リード部311がプリント基板から上げ外すことを防止できるために、対向壁12の外側に前記保持アーム310の上面に押す突出部15が設けられる。
カード1を凹部10に挿入すると、カードの先端縁に押されて、接触アーム314は、階段溝17の第二階段壁172から離反する方向に変形して、凸部312は被接触板32の接触部322に接触できる。カードをイジェクトすると、接触アーム314の末端は、第二階段壁172に向かう方向に弾性復帰できる。
このように、本考案のカード用コネクタ100は、カード検知スイッチ3は、接触アーム314の基端部としての連接部313と、被接触板32の基端部320が対向壁12の同じ一端に保持されるので接触板31の接触アーム314と被接触部32の弾性アーム323がより長いので、弾性変形能力が向上し、接触板31の先端が被接触板32の接触部322に不用意に短絡することを防止できる。
以上本考案について最良の実施の形態を参照して詳細に説明したが、実施形態はあくまでも例示的なものであり、これらに限定されない。また上述の説明は、本考案に基づきなしうる細部の修正或は変更など、いずれも本考案の請求範囲に属するものとする。
100 カード用コネクタ
1 ハウジング
10 凹部
11 開口
12 対向壁
121 保持溝
122 隔離壁
13、14 側壁
15 突出部
16 ランス
17 階段溝
171 第一階段壁
172 第二階段壁
2 コンタクト
21 弾性アーム
22 固定アーム
23 リード部
3 カード検知スイッチ
31 接触板
310 保持アーム
311 リード部
312 凸部
313 連接部
314 接触アーム
315 当接部
316、326 当接末端
32 被接触部
320 基端部
321 リード部
322 接触部
323 弾性アーム
4 イジェクト機構
41 ロック部材
42 スライド
43 圧縮コイルばね
5 カバー
51 面
511 弾性片
52 翼部
521 矩形孔
522 リード部
1 ハウジング
10 凹部
11 開口
12 対向壁
121 保持溝
122 隔離壁
13、14 側壁
15 突出部
16 ランス
17 階段溝
171 第一階段壁
172 第二階段壁
2 コンタクト
21 弾性アーム
22 固定アーム
23 リード部
3 カード検知スイッチ
31 接触板
310 保持アーム
311 リード部
312 凸部
313 連接部
314 接触アーム
315 当接部
316、326 当接末端
32 被接触部
320 基端部
321 リード部
322 接触部
323 弾性アーム
4 イジェクト機構
41 ロック部材
42 スライド
43 圧縮コイルばね
5 カバー
51 面
511 弾性片
52 翼部
521 矩形孔
522 リード部
Claims (4)
- 略矩形に形成されたカードが挿抜される開口を形成する凹部を有する板状のハウジングと、この凹部を覆うカバーと、を備えるカード用コネクタであって、
前記凹部の開口に対向する対向壁に配置され、接触板と被接触板で構成されるカード検知スイッチを備え、
前記凹部の対向壁の一端に隣接する箇所には第一階段壁と第二階段壁を有する階段溝が貫通して形成され、
前記接触板は、前記対向壁の他端に固定される基端部と、この基端部から延びて前記カードの先端縁に当接する当接部及び前記被接触板に接触できる凸部とを有する接触アームと、を有し、
前記被接触板は、前記対向壁の他端に固定される基端部と、この基端部から延びて前記当接部の先端での凸部に近接配置される接触部を有する弾性アームと、を有し、
前記接触板の接触アームと被接触板の弾性アームとは、前記第一階段壁と第二階段壁にそれぞれ当接して、前記接触板及び被接触板の前記開口向きの弾性変形の付勢が制限される当接末端を有することを特徴とするカード用コネクタ。 - 前記接触板は、前記当接部を有する接触アームと、前記対向壁と平行に配置され、前記接触アームとの間に所定の角度を成す保持アームと、前記接触アームと保持アームを連接し、前記接触板の基端部としての連接部とを有することを特徴とする請求項1に記載のカード用コネクタ。
- 前記被接触板の弾性アームは、前記接触板の接触アームと保持アームとの間に配置されることを特徴とする請求項2に記載のカード用コネクタ。
- 前記接触板の基端部としての連接部はU字形状を呈し、前記被接触板の基端部が前記連接部で包囲されることを特徴とする請求項2又は3に記載のカード用コネクタ。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CNU2008200380180U CN201230081Y (zh) | 2008-06-06 | 2008-06-06 | 电连接器 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009003764U Expired - Fee Related JP3152837U (ja) | 2008-06-06 | 2009-06-04 | カード用コネクタ |
Country Status (2)
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JP (1) | JP3152837U (ja) |
CN (1) | CN201230081Y (ja) |
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JP2019216043A (ja) * | 2018-06-13 | 2019-12-19 | 矢崎総業株式会社 | 内導体端子、及び、内導体端子を用いた同軸線用の端子ユニット |
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2008
- 2008-06-06 CN CNU2008200380180U patent/CN201230081Y/zh not_active Expired - Fee Related
-
2009
- 2009-06-04 JP JP2009003764U patent/JP3152837U/ja not_active Expired - Fee Related
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CN201230081Y (zh) | 2009-04-29 |
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