JP3152831U

JP3152831U - 電気治療器

Info

Publication number: JP3152831U
Application number: JP2009003754U
Authority: JP
Inventors: 幸造野田
Original assignee: 幸造野田
Priority date: 2009-06-04
Filing date: 2009-06-04
Publication date: 2009-08-13
Anticipated expiration: 2019-06-04

Abstract

【課題】容易に取り扱うことができ、迅速な治療ができる電気治療器を提供する。【解決手段】外周に導電性を有する円筒体からなる握り部１を設けた一対の把持用電極本体２、３と、一方の把持用電極本体２に電源の接地側配線４が接続され、他方の把持用電極本体３に非接地側配線５が接続される。さらに、いずれか一方の把持用電極本体の内部に電源のＯＮ−ＯＦＦスイッチ６が取付けられている。【選択図】図１

Description

この考案は、例えば腰痛治療を行うことができる電気治療器に関する。

従来、低周波の電気信号を一対の電極を介して人体に与える電気治療器が知られている。

特開２００５−２６１６６２号公報特開２００４−２８３３３６号公報

従来の電気治療器は、その治療器の本体に接続された一対の電極を患者の腕等に貼り付け、治療器本体の電圧および周波数を適宜な値に設定し、患者の身体に通電させるものである。
このような従来の電気治療器は、電極を腕等に貼り付ける必要があり、迅速な治療が行えない欠点があった。
そこで本考案は、容易に取り扱うことができると共に、取り扱い性がよく、迅速な治療ができる電気治療器を提供することを課題とする。

上記課題を解決するために、請求項１に記載の本考案は、それぞれ、外周に握り部(1) を有し、その握り部(1) が導電性の円筒体で形成された一対の把持用電極本体(2)(3)と、
一方のその把持用電極本体(2)に、電源に接続される接地側配線(4)が接続され、他方の把持用電極本体(3) にその非接地側配線(5)が接続され、
いずれか一方の把持用電極本体の内部に、電源のＯＮ−ＯＦＦスイッチ(6)が取り付けられた電気治療器である。
請求項２に記載の本考案は、請求項１において、いずれか一方の把持用電極本体の内部に、可変電圧降圧体(7)が設けられた電気治療器である。

本考案の電気治療器は、電源の接地側配線４と非接地側配線５とにそれぞれ接続される一対の把持用電極本体２、３を有し、その外周の握り部１が導電性の円筒体で形成されているから、患者９が把持用電極本体２を把持するのみで、簡易に治療電流を身体に流すことができる。そのため、迅速な治療ができると共に、取扱い易い電気治療器となりうる。
さらに、いずれか一方の把持用電極本体２、３の内部に電源のＯＮ−ＯＦＦスイッチ６が取付けられているため、治療電流のＯＮ−ＯＦＦを迅速且つ安全に行うことができる。

本考案の治療器の第１の実施の形態を示し、その把持用電極本体２、３の縦断面図。本考案の治療器の使用状態を示す説明図。

次に図面に基づいて本考案の実施の形態につき説明する。
図１は本考案の電気治療器の説明図であって、その把持用電極本体２、３を縦断したものである。そして、図２はこの治療器の使用状態を示す説明図である。

この例では、商用電源に接続される電源プラグ１１と、その電源プラグ１１に接続されたスライダックからなる可変電圧降圧体７と、その出力側にそれぞれの一端が接続される接地側配線４、非接地側配線５と、その他端が、それぞれ接続される把持用電極本体２、３とを有する。

この把持用電極本体２、３は導電性の円筒体であり、一例としてステンレス管、アルミニウム管、銅管からなり、その両端に一対の絶縁性のキャップ８が被嵌されている。一方の把持用電極本体２の一部には欠切部１４が形成され、そこにＯＮ−ＯＦＦスイッチ６が取付けられている。そして、そのＯＮ−ＯＦＦスイッチ６の接地側に接地側配線４の他端が接続され、ＯＮ−ＯＦＦスイッチ６の非接地側が把持用電極本体２の内面にハンダ付け等の手段によって接続端１２で接続されている。ＯＮ−ＯＦＦスイッチ６には可動片１５が設けられ、その水平移動によりスイッチがＯＮ−ＯＦＦする。他方の把持用電極本体３の内面には、絶縁性のキャップ８を貫通した非接地側配線５の他端がハンダ付け等の手段を介し、接続端１２で接続されている。

（作用）
先ず、ＯＮ−ＯＦＦスイッチ６の可動片１５をＯＦＦ状態にして、一例として電源プラグ１１を低周波電源である電源１３に接続する。そして、可変電圧降圧体７を変化させ、人体に危険でない適宜電圧に設定する。
図２の例は、例えば椎間板ヘルニア、所謂ギックリ腰になった患者9aに対して、気功を修得した施術士９が施術を行う状態を示している。この場合、施術士９が一方の把持用電極本体２の導電性の握り部１を片手で握る。そして空いている他方の手で患者9aの片手を握る。患者9aは空いているもう一方の手で、他方の把持用電極本体３の導電性の握り部１を握る。
次いで、施術士９の把持用電極２のＯＮ−ＯＦＦスイッチ６の可動片１５をＯＮする。すると、スライダックからなる可変電圧降圧体７の出力側に閉回路が形成され、患者9aに治療電流が通電される。そして、この状態で施術士が修得している気功によって、患者9aに対して気を入れる。この処置により、患者9aの通電電流に変化が生じる。すると、患者9aの身体的能力が向上し、治療効果が向上する。
次いで、ＯＮ−ＯＦＦスイッチ６をＯＦＦとし、治療を完了する。

１握り部
２把持用電極本体
３把持用電極本体
４接地側配線
５非接地側配線
６ ON−OFFスイッチ
７可変電圧降圧体

８キャップ
９施術者
9a 患者
10 手
11 電源プラグ
12 接続端
13 電源
14 欠切部
15 可動片

Claims

それぞれ、外周に握り部(1) を有し、その握り部(1) が導電性の円筒体で形成された一対の把持用電極本体(2)(3)と、
一方のその把持用電極本体(2)に、電源に接続される接地側配線(4)が接続され、他方の把持用電極本体(3) にその非接地側配線(5)が接続され、
いずれか一方の把持用電極本体の内部に、電源のＯＮ−ＯＦＦスイッチ(6)が取り付けられた電気治療器。
請求項１において、いずれか一方の把持用電極本体の内部に、可変電圧降圧体(7)が設けられた電気治療器。