JP3152173U - 風車装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本考案は、風車装置の使用状態における極端な強風による風車の破損を防止する方法と同時に保守点検が容易に行える上、大型、小型を問わず広い範囲の鉛直軸風車に適応可能な方式を有する風車装置を提供するものである。【解決手段】鉛直な回転軸を有する風車のベース部をポール状の支柱に上下に摺動可能に嵌合せしめ、該支柱の上部に滑車を設け、該滑車に掛けた牽引索によって上記風車のベース部を上下させ得るごとく構成したことを特徴とする風車装置。【選択図】 図1
Description
本考案は、主に発電などに利用される風車装置に関するものであり、特に鉛直な回転軸を有する風車装置に関するもので強風時の破損対策及び保守点検が容易な風車装置に関するものである。
現在使用されている風車は水平方向の回転軸を持ち風の方向に応じて軸の方向を変える方式のものと、鉛直方向の回転軸を持ち風の方向に関係なく運転できる方式のものがある。
前者は比較的広く使われているが後者は起動性能と運転性能の両立に課題があり現在まであまり有効に実用化されていない。
前者は比較的広く使われているが後者は起動性能と運転性能の両立に課題があり現在まであまり有効に実用化されていない。
この対策として本出願人が出願中の特許が有効である。
特願2008−192999従って、今後この方式の鉛直軸風車が広く利用される可能性がある。その場合に極端な強風による風車の破損を防止する方法と、同時に保守点検が容易に行える方式が望まれているが有効な対策が確定していない。
本考案は、上記背景の下に成立したものであり、簡単な構造で強風対策と保守点検の容易化を両立させることが出来る風車装置を提供するものである。
本考案の第1の手段は、鉛直な回転軸を有する風車のベース部をポール状の支柱に上下に摺動可能に嵌合せしめ、該支柱の上部に滑車を設け、該滑車に掛けた牽引索によって上記風車のベース部を上下させ得るごとく構成した風車装置を提供するものである。
本考案の第2の手段は、上記牽引索に鎖を用い、支柱下部にチェーンブロックを配置した上記の風車装置を提供するものである。
本考案は、上記の手段に示すように、鉛直な回転軸を有する風車のベース部をポール状の支柱に上下に摺動可能に嵌合せしめ、該支柱の上部に滑車を設け、該滑車に掛けた牽引索によって上記風車のベース部を上下させ得るごとく構成した風車装置を提供するものであり、通常運転時には支柱先端の高い位置に風車を引き上げた状態で使用し、極端な強風時や、落雷の危険性が高い場合には風車を支柱の根元付近まで下ろして風や雷による風車の破損を予防することが出来る。また、定期的な保守、点検時にも風車を低い位置に下ろして行うことが出来るので安全に能率的に行うことが出来る。
また、上記牽引索に鎖を用い、支柱下部にチェーンブロックを配置した上記の風車装置は風車の重量を引き上げ引き下ろしの作業を大きな力を必要とせずに極めて容易に行うことが出来るごときものである。
本考案の構造は、鉛直な回転軸を有する風車のベース部をポール状の支柱に上下に摺動可能に嵌合せしめ、該支柱の上部に滑車を設け、該滑車に掛けた牽引索によって上記風車のベース部を上下させ得るごとく構成した風車装置を提供するものである。通常運転時には支柱先端の高い位置に風車を引き上げた状態で使用し、極端な強風時や、落雷の危険性が高い場合には風車を支柱の根元付近まで下ろして風や雷による風車の破損を予防することが出来る。この場合は当然支柱との干渉によって風車は回転することは出来ないので、引き下ろし前にブレーキ装置によって風車の回転を停止しておくことが必要である。風車の形状としては出願人が出願中の特願2008−192999に示すごとき構造のものが望ましいが、この方式に限定するものではない。また、定期的な保守、点検時にも風車を低い位置に下ろして行うことが出来るので安全に能率よく行うことが出来る。
ポール状の支柱の断面は円形でも角型でも差し支えないが、円形の場合は不用意に回転しないような周り止め機構を用意しておくことが望ましい。
ポール状の支柱の断面は円形でも角型でも差し支えないが、円形の場合は不用意に回転しないような周り止め機構を用意しておくことが望ましい。
また、上記牽引索に鎖を用い、支柱下部にチェーンブロックを配置した上記の風車装置は、風車の重量を引き上げ引き下ろしの作業を大きな力を必要とせずに極めて容易に行うことが出来るごときものである。通常小型の風車でも発電機を含めた重量は数十キログラムあるので、これを単に人手で上げ下ろしすることは困難である。しかし、チェーンブロックを使用すれば人手で楽に行うことが出来る。
以下図について本考案の実施形態について説明する。
図1は本考案の一実施形態の構造を示す側断面図である。一部に部材の断面形状を示す断面図を挿入しており、本考案の主旨に影響しない風車の詳細な構造及びチェーンブロックの構造など公知の部分は簡略化して表示している。
図1において、鉛直な回転軸1を有し、航空機の翼断面を持つ押出し材によって直交する2個の台形状の翼を形成してなる風車2のベース部3に設けた穴4をポール状の支柱5に上下に摺動可能に嵌合せしめ、該支柱5の上部に滑車6、7を設け該滑車6、7に掛けた牽引索8を、ベース部3を貫通する小穴9を通して下方に導く。
図1は本考案の一実施形態の構造を示す側断面図である。一部に部材の断面形状を示す断面図を挿入しており、本考案の主旨に影響しない風車の詳細な構造及びチェーンブロックの構造など公知の部分は簡略化して表示している。
図1において、鉛直な回転軸1を有し、航空機の翼断面を持つ押出し材によって直交する2個の台形状の翼を形成してなる風車2のベース部3に設けた穴4をポール状の支柱5に上下に摺動可能に嵌合せしめ、該支柱5の上部に滑車6、7を設け該滑車6、7に掛けた牽引索8を、ベース部3を貫通する小穴9を通して下方に導く。
非常に小型の風車であれば、この状態において手動で牽引索8により風車2を上下することは出来るが、望ましくは牽引索8に鎖を用い、支柱5の下部にはチェーンブロック10が取り付けられ、牽引索8を巻き取るごとく接続されているべきである。ベース部3の下面からは発電電力を取り出すケーブル11と制御用牽引索12が引き出されている。ケーブル11によって負荷を短絡して風車の回転に電磁的なブレーキを掛ける為に使用することが出来る。回転が充分に遅くなればベース部3を引き下げて風車が支柱5に接触しても破損の原因になることはないが、安全の為支柱5の先端部には衝突による衝撃を和らげるクッション部材13が取り付けられている。クッション部材13の形状は滑車6、7を跨ぐアーチ状である事が望ましいがこれに限定するものではない。制御用牽引索12を引くことによってベース部3の内部に軸14によって回動自在に設けたレバー15を回転させてレバー15の他端に設けたゴムなどによる弾力性のあるパッド16が支柱5に強く接触してベース部3を支柱5に固定することが出来る。ベース部3を引き下ろすときは制御用牽引索12緩めればチェーンブロック10によって引き下げることが出来るようになる。
通常運転時には支柱5の先端の高い位置に風車2を引き上げた状態で使用し、極端な強風時や、落雷の危険性が高い場合には風車2を支柱5の根元付近まで下ろして風や雷による風車の破損を予防することが出来る。この場合は当然支柱5との干渉によって風車2は回転することは出来ないので、引き下ろし前にケーブル11を使用して外部負荷を短絡することなどによってブレーキを掛け風車の回転を低速又は停止しておくことが必要である。風車の形状としては上記のごときもので詳細は出願人が出願中の特願2008−192999に示すごとき構造のものが望ましいが、この方式に限定するものではない。また、定期的な保守、点検時にも風車を低い位置に下ろして行うことが出来るので安全に能率よく行うことが出来る。
ポール状の支柱5の断面は円形でも角型でも差し支えないが、円形の場合は不用意に回転しないような回り止め機構を用意しておくことが望ましい。
ポール状の支柱5の断面は円形でも角型でも差し支えないが、円形の場合は不用意に回転しないような回り止め機構を用意しておくことが望ましい。
また、上記牽引索8に鎖を用い、支柱5の下部にチェーンブロック10を配置した上記の風車装置は風車2の重量を引き上げ引き下ろしの作業を大きな力を必要とせずに極めて容易に行うことが出来るごときものである。通常小型の風車でも発電機を含めた重量は数十キログラムあるのでこれを単に人手で上げ下ろしすることは困難である。しかし、チェーンブロック10を使用すれば人手で楽に行うことが出来る。
これまでの説明で、チェーンブロック10の動力に関しては詳述していないが大型の風車においては当然電動の強力なものにしても良いことは言うまでもない。洋上風車などにおいて高所での保守整備作業は危険も伴うので本考案風車装置の実用的効果は極めて大きい。
1:回転軸
2:風車
3:ベース部
4:穴
5:支柱
6、7:滑車
8:牽引索
9:小穴
10:チェーンブロック
11:ケーブル
12:制御用牽引索
13:クッション部材
14:軸
15:レバー
16:パッド
2:風車
3:ベース部
4:穴
5:支柱
6、7:滑車
8:牽引索
9:小穴
10:チェーンブロック
11:ケーブル
12:制御用牽引索
13:クッション部材
14:軸
15:レバー
16:パッド
Claims (2)
- 鉛直な回転軸を有する風車のベース部をポール状の支柱に上下に摺動可能に嵌合せしめ、該支柱の上部に滑車を設け、該滑車に掛けた牽引索によって上記風車のベース部を上下させ得るごとく構成したことを特徴とする風車装置。
- 上記牽引索に鎖を用い、支柱下部にチェーンブロックを配置したことを特徴とする請求項1記載の風車装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009002962U JP3152173U (ja) | 2009-05-08 | 2009-05-08 | 風車装置 |
PCT/JP2010/057745 WO2010128656A1 (ja) | 2009-05-08 | 2010-05-06 | 垂直軸風車装置 |
EP10772174.8A EP2428677A4 (en) | 2009-05-08 | 2010-05-06 | WIND TURBINE DEVICE WITH VERTICAL AXLE |
US13/266,693 US20120039712A1 (en) | 2009-05-08 | 2010-05-06 | Vertical axis wind turbine device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009002962U JP3152173U (ja) | 2009-05-08 | 2009-05-08 | 風車装置 |
Publications (1)
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2009
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