JP3152059U - 指輪型テープカッター - Google Patents
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Abstract
【課題】テープ切断後の粘着テープ切り口の逆戻りを防ぎ、作業性もよくかつ安全性があり、携帯用としても便利なテープカッターを提供する。【解決手段】テープカッターは、粘着テープを切断できる刃を形成した切断部と指輪形状した保持部とを合体させたものであって、親指に嵌めることができ、指輪形式に配設されているものである。【選択図】図1
Description
本考案は、粘着テープのロールから引き出された粘着テープの端部を切断するテープカッターに関する。
従来より、例えば、粘着テープのロール環に、付着して使用するテープカッターとしては、鋸歯状金具の切断刃つきが知られている。
しかし、このテープカッターでは、粘着テープを切断する刃が外側に突き出しているので、安全性に不安があった。また、粘着テープ切断後、ロール側の粘着テープ端末がロール面上に逆戻りして張り付く事があり、粘着テープの端末を引き出すのに苦労を要している。
そこで、これらの問題を解決するため粘着テープ環から引き出され粘着テープを2面で挟むテープカッターが提案されている。(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1に記載するテープカッターでは、製作の際、材質の面で条件があり、また、粘着テープを引き出す際と切断する際に、開閉の動作もしいられている。
本考案はこのような問題に基づきなされたものであり、テープ切断後の粘着テープ切り口の逆戻りを防ぎ、作業性もよくかつ安全性があり、携帯用としても便利なテープカッターを提供することを目的とする。
本考案のテープカッターは、粘着テープを切断できる刃を形成した切断部と指輪形状した保持部とを合体させたものであって、親指に嵌めることができ、指輪形式に配設されているものである。
本考案のテープカッターによれば、親指に嵌めて切断するので、あたかも自分の親指の爪で切断している感覚にとらわれ、自然の動作でテープの切断ができ、作業性が大幅に向上する。また、指に装着した際の刃の向きが外側になるため、刃による指の怪我等の事故防止にもつながる。刃を樹脂製にした場合は、更に安全性が向上する。
テープ切断後のロール環の粘着側端部とテープカッターの接着部を付着させることによって、粘着テープ切り口の逆戻りを防ぐことができる。
以下、本考案の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は本考案の斜視図を表すものである。テープカッター1は親指が入る保持部10と粘着テープM1を切断する切断部20とが合体して構成されたテープカッターで切断部20には端部に刃21を有しており、また、テープ切断粘端部M3を付着させるべく接着部22が形成されている。
図2は本考案の動作を表すものである。親指にテープカッター1の保持部10をしっかり嵌め、この時、刃21は爪の上にくるようにし、人差し指と中指でロール環M2をはさみ、テープカッター1をはめた親指はロール環M2と平行に引き出されるテープの非粘着部側に添える。この時、刃21の位置はロールM2表面上より離しておき、その距離は8mmから12mm位が望ましい。片方の指で粘着テープM1をロールM2から必要な長さに引き出し、非粘着側を刃21に接触させ、斜め上に引き、テープを切断する。
図3はテープ切断直後を表わした図である。ロールM2表面から刃21で切断までのテープM3は立ち上がったままである。次に、図4に表すようにロールM2とテープカッター1を移動させ、テープM3の粘着部とテープカッター1の接着部22とを付着させテープM3を折り返す。よって、テープの逆戻りを防ぐことができる。後は片方の指で切断部20を押さえ、テープカッター1から親指を抜く。
図5は本考案の一連の動作を終え、待機状態を表す図である。始まりは、テープカッター1を 親指に嵌め、ロールM2を手に持ち、水平に引き離す。ここから、テープM3を摘み、スムーズ に一連の動作に入ることができる。
図6は巾の広いテープで利用する場合に、切断幅を長く構成して、カッター作業時の安定性とロール環と一体に保持できるよう、取り外し可能なバンドを備えた一例の斜視図である。本図のものは、テープM3の折り返し動作を必要としない。
本考案の指輪型テープカッターは工業生産が可能で、供給者による生産販売が可能である。
1…テープカッター、10…保持部、20…切断部、21…刃、22…接着部、M1…粘着テー プ、M2…ロール、M3…粘着側折返し部
Claims (2)
- 粘着テープを切断できる刃を形成した切断部20と、指輪形状の保持部10とで構成したことを特徴とする指輪型テープカッター。
- 切断部20に接着部22を設けたことを特徴とする請求項1に記載の指輪型テープカッター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009002876U JP3152059U (ja) | 2009-05-01 | 2009-05-01 | 指輪型テープカッター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009002876U JP3152059U (ja) | 2009-05-01 | 2009-05-01 | 指輪型テープカッター |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3152059U true JP3152059U (ja) | 2009-07-16 |
Family
ID=54856403
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2009002876U Expired - Fee Related JP3152059U (ja) | 2009-05-01 | 2009-05-01 | 指輪型テープカッター |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3152059U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101214835B1 (ko) | 2010-12-30 | 2012-12-24 | 주식회사 유라코퍼레이션 | 반지형 테이프 커팅 장치 |
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2009
- 2009-05-01 JP JP2009002876U patent/JP3152059U/ja not_active Expired - Fee Related
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KR101214835B1 (ko) | 2010-12-30 | 2012-12-24 | 주식회사 유라코퍼레이션 | 반지형 테이프 커팅 장치 |
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