JP3151523U - 蓋開閉具 - Google Patents

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康生 須田
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Abstract

【課題】大径から小径までサイズの異なる蓋の開閉に汎用的に用いることができ、かつコンパクトで、操作が簡単で、携帯あるいは保管も容易な、蓋開閉具を提供する。【解決手段】蓋開閉具が、蓋の外周に噛み合う歯付丸穴4が形成された丸穴歯付片6と、丸穴歯付片6の歯付丸穴4と同じ形状の歯を有する歯付凹円弧8が形成された円弧歯付片10と、丸穴歯付片6および円弧歯付片10を自在に、かつ歯付凹円弧8の回動軌跡Kを歯付丸穴4を横断自在にして連結した止め具12を備えている。歯付丸穴4を蓋に嵌合して、あるいは歯付丸穴4とその上に位置付けた歯付凹円弧8それぞれの対向する歯の間に歯付丸穴4よりも小径の蓋を挟持して、異なる径の蓋を開閉する。【選択図】図1

Description

本考案は、蓋開閉具、さらに詳しくは、ペットボトルのキャップのような蓋を楽に開閉することができる蓋開閉具に関する。
ペットボトル、チューブ、箱、袋などの容器を、密閉閉じている周知のねじ込み式の蓋は、手指の力の弱い、例えば年配者、子供にとって開けるのが困難である。また、十分に締付けて閉じるのも難しい。そこで、簡便な開閉具として、蓋に被せる穴と、穴から離れた所に指をかける穴を有したものが開発されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−74487号公報(図1、図3)
しかしながら、上述のような蓋開閉具には、さらなる改善の望まれている課題がある。
すなわち、日常生活において多く利用される飲料などのペットボトルの蓋は、容器の大きさ、形状が違っても基本的に略同一の大きさ(径)を有している。しかしながら、ペットボトルの蓋よりも小径の、例えば、薬のチューブ、ゼリーの袋などの蓋は、小径であるために手指の力を入れにくい。したがって種々の径の蓋を開閉できる開閉具が望まれているが、複数の穴を開閉具(例えば、特許文献1参照)に用意するのは実際的でない。
本考案は上記事実に鑑みてなされたもので、その技術的課題は、大径から小径までサイズの異なる蓋の開閉に汎用的に用いることができ、かつコンパクトで、操作が簡単で、携帯あるいは保管も容易な、蓋開閉具を提供することである。
本考案によれば上記技術的課題を解決する蓋開閉具として、容器の蓋の外周に噛み合う歯付丸穴が形成された平板状の丸穴歯付片と、この丸穴歯付片の歯付丸穴と実質的に同じ形状の歯を有する開放された歯付凹円弧が形成された平板状の円弧歯付片と、丸穴歯付片および円弧歯付片を重ね相互に回動を自在に、かつ歯付凹円弧の回動軌跡を歯付丸穴の上を横断自在にして連結した止め具と、を備え、丸穴歯付片の歯付丸穴を容器の蓋に嵌合して、あるいは歯付丸穴とその上に回動させ位置付けた歯付凹円弧それぞれの対向する歯の間に歯付丸穴よりも小径の蓋を挟持して、異なる径の蓋の開閉を可能にした、ことを特徴とする蓋開閉具が提供される。
好適には、円弧歯付片は、止め具を中心に回動させ丸穴歯付片に重ねたときに、その外形が丸穴歯付片の外形と、歯付凹円弧の部分を除き、合致する形状に形成されている。丸穴歯付片および円弧歯付片は、外形が略菱形に形成され、菱形の長手方向の一端部が該止め具によって連結され、他端の縁部には操作手指用の突起を備えている。止め具は、鳩目穴を備えている。
さらに、丸穴歯付片または円弧歯付片が、外形の縁から内方に延びるスリットおよびスリット内に切り刃を有したカッターを備えている。
本考案に従って構成された蓋開閉具は、蓋に噛み合う歯付丸穴が形成された平板状の丸穴歯付片と、歯付凹円弧が形成された平板状の円弧歯付片と、これらを重ね相互に回動を自在に、かつ歯付凹円弧が歯付丸穴の上を自在に横断できるように連結した止め具を備えている。
したがって、丸穴歯付片の歯付丸穴を容器の蓋に嵌合することにより、あるいは歯付丸穴とその上に回動させ位置付けた歯付凹円弧それぞれの対向する歯の間に歯付丸穴よりも小径の蓋を挟持することにより、大径から小径までサイズの異なる蓋の開閉に汎用的に用いることができ、コンパクトに折り重ねることができ、操作が簡単で、携帯あるいは保管も容易な、蓋開閉具を提供できる。
本考案に従って構成された蓋開閉具の、丸穴歯付片および円弧歯付片を広げた状態の(a)正面図(b)側面図。 図1に示す蓋開閉具の丸穴歯付片および円弧歯付片を折り重ねた状態の(a)正面図(b)側面図。 図1の蓋開閉具の円弧歯付片にカッターを備えた形態の、丸穴歯付片および円弧歯付片の(a)広げた状態の図(b)折り重ねた状態の図。 図1の蓋開閉具の使用例で(a)ペットボトルの蓋の開閉状態を示す図(b)小径の蓋の開閉状態を示す図。
以下、本考案に従って構成された蓋開閉具について、好適実施形態を図示している添付図面を参照して、さらに詳細に説明する。
図1および図2、主として図1を参照して説明する。番号2で示す蓋開閉具は、容器の蓋の外周に噛み合う歯付丸穴4が形成された平板状の丸穴歯付片6と、丸穴歯付片6の歯付丸穴4の歯Tと実質的に同じ形状の歯Tを有する、外縁に開放された歯付凹円弧8が形成された平板状の円弧歯付片10と、丸穴歯付片6および円弧歯付片10を重ね相互に回動を自在に連結した止め具12を備えている。
丸穴歯付片6および円弧歯付片10は、外形が略菱形に形成され、菱形の長手方向の一端部が止め具12によって連結されている。歯付丸穴4は、丸穴歯付片6の菱形の中央に形成されている。円弧歯付片10は、止め具12を中心に矢印Xで示す方向に回動させ丸穴歯付片6の上に折り重ねたとき(図2(a))に、その外形が丸穴歯付片6の外形と、歯付凹円弧8の部分を除き、合致する形状に形成されている。
丸穴歯付片6および円弧歯付片10の菱形長手方向の他端の縁部には、操作手指用の突起14が形成されている。
丸穴歯付片6および円弧歯付片10は、ポリカーボネート樹脂を成形して形成されている。止め具12は鳩目穴12aを有し金属によって形成されている。丸穴歯付片6および円弧歯付片10は、硬質の、ゴム、紙など他の材料で形成してもよい。止め具12は樹脂製でもよい。
歯付丸穴4および歯付凹円弧8の歯Tは、正三角の鋸歯状に形成されている。歯Tの形状は開閉する蓋に噛み合うことができれば正三角でなくてもよい。
円弧歯付片10の歯付凹円弧8は、丸穴歯付片6に重ねる矢印Xで示す方向に回動させたとき、その回動軌跡K(一点鎖線で示す)が歯付丸穴4の上を横断自在となるように、また歯付丸穴4の歯Tと対向して歯付丸穴4よりも小径の蓋(図1に例としてA、Bで示す)を挟持するように配置されている。
蓋開閉具2の他の形態は、図3に示すように、丸穴歯付片6および円弧歯付片10のいずれか一方(実施例では円弧歯付片10)に、その外形の縁から内方に延びるスリット16aおよびスリット16a内に切り刃16bを有したカッター16を備えている。切り刃16bは円弧歯付片10の成形時に一体に埋め込まれ取り付けられている。このカッター16は、袋などに「開封用の切り込み」をつけるときに、あるいは商品にタグを取り付ける「プラスチックの紐」を切断するときなどに、有効に用いることができる。
蓋開閉具2の具体的な使用例を、図4を参照して説明する。
図4(a)は、一般的な、ペットボトルPの蓋C1に、丸穴歯付片6の歯付丸穴を嵌合して開閉する例である。
図4(b)は、袋状の容器Hの、蓋C1よりも小径の蓋C2を、丸穴歯付片6と円弧歯付片10を折り重ね、歯付丸穴4とその上に位置付けた歯付凹円弧8それぞれの対向する歯Tの間に蓋C2を挟持して開閉する例である。
上述したとおりの蓋開閉具2の作用効果について説明する。
蓋開閉具2は、蓋に噛み合う歯付丸穴4が形成された平板状の丸穴歯付片6と、歯付凹円弧8が形成された平板状の円弧歯付片10と、これらを重ね相互に回動を自在に、かつ歯付凹円弧8が歯付丸穴4の上を自在に横断できるように連結した止め具12を備えている。
したがって、丸穴歯付片6の歯付丸穴4を容器の蓋に嵌合することにより、あるいは歯付丸穴4とその上に回動させ位置付けた歯付凹円弧8それぞれの対向する歯Tの間に歯付丸穴4よりも小径の蓋を挟持することにより、大径から小径までサイズの異なる蓋の開閉に汎用的に用いることができ、コンパクトに折り重ねることができ、操作が簡単で、携帯あるいは保管も容易な、蓋開閉具を提供することができる。
円弧歯付片10は、止め具12を中心に回動させ丸穴歯付片6に重ねたときに(図2の状態)、その外形が丸穴歯付片6の外形と、歯付凹円弧8の部分を除き、合致する形状に形成されている。したがって、コンパクトで、携帯に便利な蓋開閉具を提供できる。
また、丸穴歯付片6および円弧歯付片10は、外形が略菱形に形成され、菱形の長手方向の一端部が止め具12によって連結され、他端の縁部には操作手指用の突起14を備えている。したがって、よりコンパクトで、操作が簡単な蓋開閉具を提供できる。
止め具12は、鳩目穴12aを備えている。したがって、紐を通して蓋開閉具2の携帯を容易にすることができ、また釘状のフックに掛けて使用しやすいところに保管することができる。
さらに、丸穴歯付片6または円弧歯付片10に、外形の縁から内方に延びるスリット16aおよびスリット16a内に切り刃16bを有したカッター16を備えれば、手指の力では開けにくい袋を開封する際に「切り込み」をつけるのに、また衣類等の値札などのタグを止めている手指では切りにくい「プラスチック紐の切断」に有効に用いることができる。
以上、本考案を実施例に基づいて詳細に説明したが、本考案は上記の実施例に限定されるものではなく、例えば下記のように、本発明の範囲内においてさまざまな変形あるいは修正ができるものである。
実施例においては、丸穴歯付片6および円弧歯付片10は同じ大きさの外形に形成されているが、必ずしも同じ大きさでなくてもよい。
また、実施例においては、丸穴歯付片6および円弧歯付片10は菱形に形成されたが、必ずしも菱形でなくてもよい。
2:蓋開閉具
4:歯付丸穴
6:丸穴歯付片
8:歯付凹円弧
10:円弧歯付片
12:止め具
14:突起
16:カッター
K:回動軌跡

Claims (5)

  1. 容器の蓋の外周に噛み合う歯付丸穴が形成された平板状の丸穴歯付片と、
    この丸穴歯付片の歯付丸穴と実質的に同じ形状の歯を有する開放された歯付凹円弧が形成された平板状の円弧歯付片と、
    丸穴歯付片および円弧歯付片を重ね相互に回動を自在に、かつ歯付凹円弧の回動軌跡を歯付丸穴の上を横断自在にして連結した止め具と、を備え、
    丸穴歯付片の歯付丸穴を容器の蓋に嵌合して、あるいは歯付丸穴とその上に回動させ位置付けた歯付凹円弧それぞれの対向する歯の間に歯付丸穴よりも小径の蓋を挟持して、異なる径の蓋の開閉を可能にした、
    ことを特徴とする蓋開閉具。
  2. 円弧歯付片は、
    止め具を中心に回動させ丸穴歯付片に重ねたときに、その外形が丸穴歯付片の外形と、歯付凹円弧の部分を除き、合致する形状に形成されている、
    ことを特徴とする請求項1記載の蓋開閉具。
  3. 丸穴歯付片および円弧歯付片は、
    外形が略菱形に形成され、菱形の長手方向の一端部が該止め具によって連結され、他端の縁部には操作手指用の突起を備えている、
    ことを特徴とする請求項1または2記載の蓋開閉具。
  4. 止め具が、鳩目穴を備えている、
    ことを特徴とする請求項1から3までのいずれかに記載の蓋開閉具。
  5. 丸穴歯付片または円弧歯付片が、
    外形の縁から内方に延びるスリットおよびスリット内に切り刃を有したカッターを備えている、
    ことを特徴とする請求項1から4までのいずれかに記載の蓋開閉具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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