JP3151310B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP3151310B2
JP3151310B2 JP28893192A JP28893192A JP3151310B2 JP 3151310 B2 JP3151310 B2 JP 3151310B2 JP 28893192 A JP28893192 A JP 28893192A JP 28893192 A JP28893192 A JP 28893192A JP 3151310 B2 JP3151310 B2 JP 3151310B2
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    • F24F3/00Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems
    • F24F3/12Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷暖房運転とともに、
ドライ運転にも切換え可能な、空気調和機に係り、特
に、室内側熱交換器と、室内ユニットの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、一般家庭用として多用される空気
調和機は、室内ユニットと、室外ユニットとに分割され
てなり、互いのユニットは冷媒管や電源ケーブルで連結
される構成となっている。
【0003】また、一般的にヒ−トポンプ式の冷凍サイ
クルを備えて冷房運転と暖房運転との切換えを可能にす
るとともに、ドライ運転にも切換え可能にして、運転稼
働率を高めた空気調和機が多用される。
【0004】この種の装置は、圧縮機と、四方弁と、室
外側熱交換器と、減圧装置および室内側熱交換器を、冷
媒管を介して連通してなり、ヒ−トポンプ式の冷凍サイ
クルを構成する。
【0005】上記室内側熱交換器は、第1の熱交換器
と、第2の熱交換器とを、互いに並設し、これらを補助
減圧装置を介して連通してなり、冷房運転時と暖房運転
時は、補助減圧装置を全開して、第1の熱交換器と第2
の熱交換器とに、同一状態の冷媒を流通し、ともに冷媒
の蒸発作用もしくは凝縮作用を行わせる。
【0006】ドライ運転を指示された時は、補助減圧装
置を適宜絞って、第1の熱交換器では冷媒を凝縮する再
熱器となし、第2の熱交換器では冷媒を蒸発する冷却器
となす。
【0007】その一方、熱交換空気である室内空気は、
はじめ風上側に位置する第2の熱交換器と熱交換して、
除湿された冷気に変わる。ついで、風下側に位置する第
1の熱交換器と熱交換して、凝縮熱を吸収する再加熱作
用がなされ、室温に戻る。吹出口からは、除湿された室
温の温風が吹出される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】近時、さらに空調特性
を向上させたドライ運転の要望が大になっている。これ
は、常に、外気温に対応する最適な状態でのドライ運転
を行う。具体的には、外気温が高い状態での冷気味ドラ
イ運転と、外気温が低い状態での暖気味ドライ運転との
切換えを可能とする。
【0009】従来、このような運転条件の切換えは、室
外側熱交換器と対向して配置される室外送風機のファン
回転数を制御することで、冷気味と暖気味の顕熱能力を
コントロールしている。しかるに、このような切換え制
御を行うと、図6に示すように、外気温が高くなるにつ
れて、冷気味ドライ運転での能力が不足してくる傾向に
ある。
【0010】なお説明すれば、図において、顕熱能力の
(+)が暖房側であり、(−)が冷房側であって、冷気
味ドライ運転において外気温が高くなると、顕熱能力が
(+)側に上昇してしまう。
【0011】これに対して、暖気味ドライ運転では、室
外ファン回転数を極めて低く抑え、室外側熱交換器に対
して、ほとんど自然対流に近い状態で運転するので、影
響が少なくてすむ。
【0012】冷気味ドライ運転では、室外ファン回転数
を大にして駆動しており、外気温の影響を受け易く、ま
た、凝縮温度は外気温以下にできないので、上述したよ
うな現象が生じる。外気温が高くなるほど、冷気味ドラ
イ運転での能力が必要であるのに、これに反する結果と
なる不具合がある。
【0013】なお、上記第1の熱交換器と第2の熱交換
器との間に介設される補助減圧装置として、電磁開閉弁
とキャピラリーチューブとを並列に接続した回路が用い
られる場合がある。上記電磁開閉弁は、通断電されるコ
イル部と、このコイル部によって駆動される弁部とから
構成される。
【0014】従来、上記電磁開閉弁は、コイル部に通電
した状態で弁部が開動作となり、断電した状態で閉動作
になるものが選択されている。そして、冷房運転と暖房
運転の際には、コイル部に通電して弁部を開動作とな
し、冷媒を絞ることなく、通過させる。冷媒は、各熱交
換器において、同一の状態変化をなす。
【0015】ドライ運転が指示されると、コイル部を断
電して弁部を閉動作となし、冷媒をキャピラリーチュー
ブに導通させて絞る。冷媒は、第1の熱交換器で凝縮
し、第2の熱交換器で蒸発する。
【0016】ところが、この種の空気調和機において、
年間を通じての運転時間が、ドライ運転を1とすると、
冷房運転と暖房運転とが4の割合となり、ドライ運転に
対する冷暖房運転の比率が断然大きい。
【0017】上記電磁開閉弁を対象にして考えると、冷
暖房運転時におけるコイル部への通電時間が、断電状態
でよいドライ運転に対して4倍も多く必要であり、コイ
ル部の信頼性面と、省エネおよびランニングコストの点
から、好ましくない。
【0018】本発明は、上述した事情に鑑みなされたも
のであり、その第1の目的とするところは、特に、外気
温が高い条件下での冷気味ドライ運転の冷却能力不足を
解消して、快適空調を可能にした空気調和機を提供する
ことにある。
【0019】第2の目的とするところは、電磁開閉弁と
キャピラリーチューブとの並列回路を備えてドライ運転
を行うものであり、上記電磁開閉弁のコイル部に対する
必要な通電時間を短縮して、コイル信頼性の向上と、省
エネに寄与し、ランニングコストの低減を得る空気調和
機を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明は、圧縮機と、四方弁と、室外側熱交
換器と、減圧装置および室内側熱交換器を、ヒ−トポン
プ式の冷凍サイクルを構成するよう連通した空気調和機
であり、上記室内側熱交換器は、互いに並設される第1
の熱交換器と、第2の熱交換器とを、補助減圧装置を介
して連通してなり、冷房運転時と暖房運転時は、上記補
助減圧装置を開放して、第1の熱交換器と第2の熱交換
器とに、同一状態の冷媒を流通し、ともに冷媒の蒸発作
用もしくは凝縮作用を行わせ、ドライ運転時は、上記補
助減圧装置の冷媒絞り作用で、第1の熱交換器は冷媒を
凝縮する再熱器とし、第2の熱交換器は冷媒を蒸発する
冷却器となし、高外気温条件下における冷気味ドライ運
を指示された時は、上記補助減圧装置の冷媒絞り作用
、第1の熱交換器を再熱器、第2の熱交換器を冷却器
となすとともに、上記減圧装置の絞り量を大にして、上
記第1の熱交換器での冷媒凝縮温度を下げるよう制御す
る手段を備えたことを特徴とする空気調和機である。
【0021】
【0022】請求項2の発明は、請求項1記載の空気調
和機おいて上記補助減圧装置は、補助電子膨張弁もしく
は、キャピラリーチューブと電磁開閉弁との並列回路で
あり、冷房運転時と暖房運転時は、上記補助電子膨張弁
もしくは上記電磁開閉弁を開放し、ドライ運転時と冷気
味ドライ運転時は、上記補助電子膨張弁を絞りもしく
は、上記電磁開閉弁を閉成することを特徴とする
【0023】
【0024】
【作用】請求項1の発明は、高外気温条件下における冷
気味ドライ運転時は、補助減圧装置の絞り作用で、第1
の熱交換器を再熱器とし、第2の熱交換器を冷却器とす
るとともに、室内側熱交換器と室外側熱交換器との間の
減圧装置の絞り量を大にして、第1の熱交換器の冷媒凝
縮温度を下げる。その結果、第2の熱交換器の冷却能力
が増大することとなり、外気温が高い状態でも、指示さ
れた運転をなす。
【0025】
【0026】請求項2の発明は、補助減圧装置は、補助
電子膨張弁もしくは、キャピラリーチューブと電磁開閉
弁との並列回路からなっていて、冷房運転時と暖房運転
時は、補助電子膨張弁電磁開閉弁を開放し、ドライ運転
時と冷気味ドライ運転時は、補助電子膨張弁を絞りもし
くは、電磁開閉弁を閉成する
【0027】
【0028】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図面にもとづい
て説明する。図1に、空気調和機の冷凍サイクルと、そ
の電気的な制御構造を示す。
【0029】図中1は圧縮機であって、この吐出口に、
四方弁2を介して室外側熱交換器3が接続される。この
室外側熱交換器3は、減圧装置である電子膨張弁4を介
して、室内側熱交換器5を構成する第1の熱交換器6に
接続される。
【0030】上記第1の熱交換器6は、補助減圧装置を
構成する補助電子膨張弁7を介して第2の熱交換器8に
接続され、これらで室内側熱交換器5を構成することに
なる。第2の熱交換器8は、四方弁2を介して圧縮機1
の吸込側に接続される。
【0031】上記電子膨張弁4および補助電子膨張弁7
は、入力される駆動パルスの数に応じて開度が連続的に
変化するパルスモータバルブである。以下、これらパル
スモータバルブのことをPMV4、サブPMV7と称す
る。
【0032】圧縮機1は能力可変形圧縮機であって、駆
動モータがインバータ回路9に接続される。このインバ
ータ回路9は、商用交流電源10の電圧を整流し、それ
を制御部11の指令に応じた周波数に変換し、出力す
る。この出力は、圧縮機1モータの駆動電力となる。
【0033】室外側熱交換器3に対向して、送風機であ
る室外ファン12が配置される。この室外ファン12の
駆動モータに、たとえば位相制御回路13が接続され
る。この位相制御回路13は、商用交流電源10から駆
動モータに対する通電を制御部11からの指令に応じて
位相制御する。このような位相制御により、室外ファン
12の回転数の変化が可能となっている。
【0034】制御部11は、マイクロコンピュータおよ
びその周辺回路からなり、空気調和機の全般に亘る制御
を行う。この制御部11に、室内空気の温度を検知する
室内温度センサ14、室外側熱交換器3の冷媒の温度を
検知する室外熱交温度センサ15、室外側熱交換器3の
出口の冷媒の温度を検知する室外熱交出口温度センサ1
6、室外空気の温度を検知する室外温度センサ17、四
方弁2、PMV4、サブPMV7、インバータ回路9、
位相制御回路13と、後述する室内送風機である室内フ
ァンのタップ切換え制御回路およびリモートコントロー
ル式の操作器などが接続される。
【0035】[1]圧縮機1を運転し、圧縮機から吐出
される冷媒を四方弁2、室外側熱交換器3、PMV4、
第1の熱交換器6、サブPMV7、第2の熱交換器8、
四方弁2に順次導き、かつPMV4を絞り、サブPMV
7は全開して、冷房運転を実行する手段。
【0036】[2]圧縮機1を運転し、圧縮機1から吐
出される冷媒を四方弁2、第2の熱交換器8、サブPM
V7、第1の熱交換器6、PMV4、室外側熱交換器
3、四方弁2に順次導き、かつPMV4を絞り、サブP
MV7は全開して、暖房運転を実行する手段。
【0037】[3]圧縮機1を運転し、圧縮機から吐出
される冷媒を四方弁2、室外側熱交換器3、PMV4、
第1の熱交換器6、サブPMV7、第2の熱交換器8、
四方弁2に順次導き、かつPMV4を全開し、サブPM
V7を絞って、ドライ運転を実行する手段。
【0038】[4]冷気味ドライ運転時、室外温度セン
サ17で検知される外気温度に基づき、PMV4を絞っ
て第1の熱交換器6の凝縮温度を下げる手段。この場
合、制御部11に対する直接のフィードバックがないの
で、PMV4では絶対値のパルス制御となる。
【0039】[5]冷気味ドライ運転時における別の手
段として、あらかじめ内部メモリに定められた温度と、
室外熱交温度センサ15および室外熱交出口温度センサ
16で検知される温度を比較し、これらの温度差が定め
られた範囲に入るよう、PMV4を絞って第1の熱交換
器6の凝縮温度を下げる手段を備えてもよい。この場
合、制御部11に対するフィードバックがあるので、フ
ィードバック制御が可能。
【0040】[6]冷気味ドライ運転時におけるさらな
る別の手段として、あらかじめ内部メモリに定められた
温度と、室外熱交出口温度センサ16で検知される温度
を比較し、室内側熱交換器5へ送られる冷媒の温度が、
冷気味ドライ性能に影響がない範囲となるよう、PMV
4を絞って第1の熱交換器6の凝縮温度を下げる手段を
備えてもよい。この場合、制御部11に対するフィード
バックがあるので、フィードバック制御が可能。
【0041】図2に示すように、室内側熱交換器5を収
容する室内ユニット20が構成される。図中21は前面
に吸込口22、下部に吹出口23が設けられるユニット
本体である。上記室内側熱交換器5は、全体的に略くの
字状に形成され、上記吸込口22に対向して配置され
る。この下端部にはドレンパン24が設けられる。
【0042】室内側熱交換器5は、互い狭小の間隙を存
して並設される多数枚のフィン25と、これらフィン2
5に挿嵌する熱交換パイプ26からなる。ここで熱交換
パイプ26は、フィン25の長手方向(高さ方向)に沿
って、2列に並べられており、これら各列の熱交換パイ
プ26相互間のフィン25部位には、フィン25の長手
方向(高さ方向)に沿って、直状で、断続的なスリット
27が介設される。
【0043】このようなスリット27によって、フィン
25は吸込口22に直接対向する風上側と、この裏面側
になる風下側とに、略2分された構造となっている。風
上側のフィン25部位および熱交換パイプ26が1列分
で、上記第2の熱交換器8が構成され、風下側のフィン
25部位および熱交換パイプ26が1列分で、上記第1
の熱交換器6が構成される。
【0044】くの字状に形成された室内側熱交換器5
の、特に、大きく傾斜する上部側で、かつ第2の熱交換
器8上部に近接して、上記サブPMV7が配置される。
すなわち、略くの字状に形成される室内側熱交換器5で
あるので、この上部側はユニット本体21に対して、空
白のスペースが生じる。そこで、このスペースに上記サ
ブPMV7を配置することにより、有効な配置レイアウ
トを得られる。
【0045】室内側熱交換器5の内側、すなわち第1の
熱交換器6側には、上記室内送風機を構成する横流ファ
ンからなる室内ファン28が配置される。このファン
は、室内側熱交換器5の幅方向に充分対向する軸方向
長さを有することは、言う迄もない。
【0046】つぎに、このようにして構成される空気調
和機の空調作用について説明する。冷房運転では、圧縮
機1の運転、四方弁2の非作動(ニュートラル状態)、
PMV4の絞り、サブPMV7の全開、室外ファン12
の運転および室内ファン28の運転が設定される。
【0047】圧縮機1で圧縮された冷媒が吐出される
と、四方弁2を介して室外側熱交換器3に案内される。
この室外側熱交換器3で、冷媒が凝縮し、液化する。室
外側熱交換器3を出た液冷媒は、PMV4の絞り作用に
よって減圧され、第1の熱交換器6に導かれる。
【0048】この第1の熱交換器6を出た冷媒は、全開
のサブPVM7を通過して第2の熱交換器8に流入す
る。各熱交換器6,8では冷媒が蒸発して室内空気から
蒸発潜熱を奪い、気化する。そして、これら熱交換器
6,8を経た冷媒は、四方弁2を介して圧縮機1に吸込
まれる。暖房運転では、圧縮機1の運転、四方弁2の作
動、PMV4の絞り、サブPMV7の全開、室外ファン
12と室内ファン28の運転が設定される。
【0049】圧縮機1で圧縮された冷媒が吐出される
と、四方弁2を介して第2の熱交換器8に導かれる。こ
の第2の熱交換器8を出た冷媒は、全開のサブPVM7
を通過して第1の熱交換器6に流入する。各熱交換器
8,6では冷媒が凝縮して室内空気へ凝縮熱を放出し、
液化する。そして、これら熱交換器8,6を経た冷媒
は、PMV4の絞り作用によって減圧され、室外側熱交
換器3に案内される。この室外側熱交換器3で冷媒が気
化し、四方弁2を介して圧縮機1に吸込まれる。ドライ
運転では、圧縮機1の運転、四方弁2の非作動、PMV
4の全開、サブPMV7の絞り作用、室外ファン12と
室内ファン28の運転が設定される。
【0050】圧縮機1から吐出された冷媒は、四方弁2
を介して室外側熱交換器3に案内され、さらに全開のP
MV4を介して第1の熱交換器6に導かれる。冷媒は、
室外側熱交換器3および第1の熱交換器6で凝縮し、液
化する。特に、第1の熱交換器6では凝縮熱を室内空気
に放出する。
【0051】この液冷媒は、サブPMV7において減圧
され、第2の熱交換器8に導かれる。この熱交換器8で
冷媒は蒸発気化し、室内空気から熱を奪う。この熱交換
器8を経た冷媒は、四方弁2を介して圧縮機1に吸込ま
れる。
【0052】図2に示すように、第2の熱交換器8は風
上側にあって、吸込口22から導かれる室内空気を除湿
冷却する冷却器の作用をなし、第1の熱交換器6は風下
側にあって、除湿冷却された室内空気を加熱する再熱器
となる。吹出口23からは、吸込まれた時の温度に戻っ
て吹出される。すなわち、ドライ空気となって室内に導
かれ、この除湿作用をなす。
【0053】室内温度がリモコンに対する設定温度より
低めのときは、暖気味ドライ運転が選択される。この暖
気味ドライ運転では、室外ファン12が回転数0もしく
は極く低い回転数(150rpm程度)で運転される。
【0054】この場合、室外側熱交換器3での冷媒の放
熱が少ないため(顕熱が少)、再熱器として機能する第
1の熱交換器6に加わる熱量が多くなり、除湿冷却され
たドライ空気が充分に暖められて室内に吹出される。
【0055】室内温度がリモコンに対する設定温度に近
ければ、等温ドライ運転が選択される。このときは室外
ファン12が極く低い回転数(150rpm程度)で運
転され、室外側熱交換器3での冷媒の放熱分だけ再熱器
としての第1の熱交換器6の放熱量が減り、ドライ空気
は室内温度と同程度に暖められて吹出される。室内温度
がリモコンに対する設定温度より高めの状態では、冷気
味ドライ運転が選択される。
【0056】室内温度がリモコンに対する設定温度に近
ければ、等温ドライ運転が選択される。このときは室外
ファン12が極く低い回転数(150rpm程度)で運
転され、室外側熱交換器3での冷媒の放熱分だけ再熱器
としての第1の熱交換器6の放熱量が減り、ドライ空気
は室内温度と同程度に暖められて吹出される。室内温度
がリモコンに対する設定温度より高めの状態では、
然、外気温が高く、このときは冷却能力が不足する傾向
にあるため冷気味ドライ運転が選択される。
【0057】冷却器としての第2の熱交換器8では、最
大限の冷却能力を保持するよう、サブPMV7の絞りを
設定するので、高外気温時における冷気味ドライ運転で
の冷却能力が保持される。
【0058】冷気味ドライ運転をなすための別の手段
して、あらかじめ、制御部11の内部メモリに定められ
た温度と、室外熱交温度センサ15および室外熱交出口
温度センサ16で検知される温度を比較し、これらの温
度差が定められた範囲に入るよう、PMV4を絞って第
1の熱交換器6の凝縮温度を下げてもよい。
【0059】さらに別の手段として、あらかじめ、制御
部11の内部メモリに定められた温度と、室外熱交出口
温度センサ16で検知される冷媒温度を比較し、室内側
熱交換器5へ送られる冷媒の温度が、冷気味ドライ性能
に影響がない範囲となるよう、PMV4を絞って第1の
熱交換器6の凝縮温度を下げてもよい。上述した2つの
手段は、PMV4である減圧装置のコントロール信号
を、外気温に依存する冷凍サイクル温度検出値によって
間接的に行うこととなる。
【0060】図2に示すように、上記サブPMV7を、
くの字状に形成される室内側熱交換器5の傾斜した上部
側で、かつ風上側に近接する部位に配置した。室内側熱
交換器5の内の風上側には、ドライ運転時に冷却器とな
る第2の熱交換器8があり、この鉛直方向上部にサブP
MV7がある。
【0061】冷房運転時およびドライ運転時では、第2
の熱交換器8に結露が生じるとともに、サブPMV7お
よびそれにつながる配管にも結露が生じる。第2の熱交
換器8に結露したドレン水は、スリット27…に阻止さ
れて第1の熱交換器6側に流入することなく、流下して
ドレンパン24に処理される。
【0062】サブPMV7等に結露したドレン水は、こ
こに近接する第2の熱交換器8に滴下し、この熱交換器
8に生成したドレン水と同様に処理される。したがっ
て、サブPMV7専用のドレン処理構造を備える必要が
なく、ユニット本体21内のスペースの有効利用を得ら
れる。
【0063】なお、室外ファン12の回転数を制御する
ためのものとして、位相制御回路13を備えたが、これ
に限定されるものではなく、波数制御、DCモータによ
るDC電圧制御などの手段に代えてもよい。
【0064】上記実施例においては、第1の熱交換器6
と第2の熱交換器8との間に接続される補助減圧装置と
して、補助電子膨張弁7を備えたがこれに限定されるも
のではない。
【0065】図3に示すように、電磁開閉弁30と、キ
ャピラリーチューブ31とを並列に接続する並列回路3
2に換えてもよい。(他の構成部品は、先に図1で説明
したものと同一であるので、ここでは同番号を付して、
新たな説明を省略する。)
【0066】冷房運転時には、電磁開閉弁30を開放し
て、第1の熱交換器6から導かれる冷媒をそのまま通過
させる。暖房運転時にも電磁開閉弁30を開放して、第
2の熱交換器8から導かれる冷媒をそのまま通過させ
る。冷気味ドライ運転を含むドライ運転時には、電磁開
閉弁30を閉成して、第1の熱交換器6から導かれる冷
媒をキャピラリーチューブ31に導き、絞り作用を行わ
せる。
【0067】電磁開閉弁30は、図4に示すように、弁
部33の上部にコイル部34を載設してなる構成であ
る。弁部33には、コイル部34への通電にともなって
磁気的に反発離反される弁体35と、この弁体35を弾
性的に吊り上げるリターンスプリング36と、第1の熱
交換器6と第2の熱交換器8とに連通するパイプ37,
37が接続される互いに直交して設けられるポート3
8,38を備え、上記弁体35の移動にともなって、各
ポート38,38相互間が開放−遮断される弁本体39
とから構成される。
【0068】ここでは、同図(A)に示すように、冷暖
房運転時には、コイル部34に通電せず、断電状態を保
持する。この状態でリターンスプリング36の弾性力が
作用して弁体35が吊り上げられ、各ポート38,38
相互間が連通する。
【0069】ドライ運転時には、コイル部34に通電し
て弁体35を磁気的に反発し、リターンスプリング36
の弾性力に抗して弁体35を押し下げる。各ポート3
8,38間が遮断され、電磁開閉弁30として閉成状態
となる。
【0070】一般的な空気調和機の使用状態として、年
間運転時間の総計を1000Hとすると、暖房運転時間
は500H、冷房運転時間は300H、ドライ運転時間
は200Hが、目安として用いられる。冷暖房運転時間
の合計が800Hに対して、ドライ運転時間は200H
に過ぎないから、これらの割合は4:1となる。
【0071】上述したように、本発明においては、電磁
開閉弁30のコイル部34に対し、冷暖房運転時間には
断電状態とし、ドライ運転時間のみに通電するようにし
た。その結果、コイル部34への通電時間が従来のもの
よりも大幅に短縮され、故障などの発生率の低減と信頼
性の向上に寄与し、ランニングコストの低減を得られる
こととなる。
【0072】上記電磁開閉弁30とキャピラリーチュー
ブ31との並列回路32を、先に図2において説明した
サブMPV7の位置に、サブMPV7に代えて配置すれ
ば、同様の効果を得られる。
【0073】また、上記実施例において、室内側熱交換
器5は、フィン25の長手方向(高さ方向)に沿って、
直状で、かつ断続的なスリット27を設けて、第1の熱
交換器6と第2の熱交換器8とを区画するようにした
が、上記スリット形状は限定されない。
【0074】図5に示すように、上記フィン25の長手
方向に沿って、風下側に位置をずらせるとともに湾曲成
されたスリット27A…を設ける。これらスリット27
によって、風上側に実質的に面積を増大させた第2の
熱交換器8A、風下側に、その分面積を縮小させた第1
の熱交換器6Aが形成される。
【0075】特に、第1の熱交換器6Aを構成する熱交
換パイプ26に対して、上記スリット27Aは、これを
囲むように湾曲成されているとともに、それぞれのスリ
ット27Aの上下端部は、上下部に設けられるスリット
27Aの端部と重なるように折曲形成される。
【0076】ドライ運転時において、風上側の第2の熱
交換器8Aが冷却器となり、風下側の第1の熱交換器6
Aが再熱器となるが、上記スリット27Aは風下側に位
置をずらせて第2の熱交換器8Aの熱交換面積を大にし
ており、必然的に、冷却能力の増大が得られる。
【0077】また第2の熱交換器8Aにおいては、ドラ
イ運転時に結露してドレン水が流下するが、スリット
7Aを湾曲成するとともに、それぞれの端部が重なるよ
うにしたので、ドレン水はスリット27Aに沿って流
れ、風下の第1の熱交換器6A側に流れることなく、第
2の熱交換器8Aの範囲で確実に処理される。
【0078】
【0079】
【発明の効果】請求項1の発明において、冷気味ドライ
運転時、補助減圧装置の絞り作用で、第1の熱交換器を
再熱器、第2の熱交換器を冷却器となすとともに、減圧
装置の絞り量を大にして、第1の熱交換器での冷媒凝縮
温度を下げるよう制御する手段を備えたから、外気温が
高い条件下で行われる冷気味ドライ運転での冷却能力不
足を完全に解消できることとなり、快適空調化を確実に
得られる効果を奏する。
【0080】
【0081】請求項2の発明においては、補助減圧装置
として、補助電子膨張弁もしくは、キャピラリーチュー
ブと電磁開閉弁との並列回路からなっていて、特に電磁
開閉弁の場合は、冷房運転時と暖房運転時は開放し、ド
ライ運転時と冷気味ドライ運転時は閉成するようにし
て、電磁開閉弁に対する必要な通電時間を短縮し、コイ
ル信頼性の向上と、省エネに寄与し、ランニングコスト
の低減を得られる効果を奏する。
【0082】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す、空気調和機の冷凍サ
イクル構成図および電気制御回路図。
【図2】同実施例の、空気調和機を構成する室内ユニッ
トの概略の縦断面図。
【図3】他の実施例の、空気調和機の冷凍サイクル構成
図。
【図4】(A)は、同実施例の、電磁開閉弁の開放状態
の縦断面図。(B)は、電磁開閉弁の閉成状態の縦断面
図。
【図5】他の実施例の、室内側熱交換器の一部側面図。
【図6】空気調和機のドライ運転における外気温特性
図。
【符号の説明】
1…圧縮機、2…四方弁、3…室外側熱交換器、4…減
圧装置(電子膨張弁MPV)、5…室内側熱交換器、6
…第1の熱交換器、8…第2の熱交換器、7…補助電子
膨張弁(サブMPV)、31…キャピラリーチューブ、
30…電磁開閉弁、32…並列回路、25…フィン、2
6…熱交換パイプ、27A…スリット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池谷 實男 静岡県富士市蓼原336番地 株式会社東 芝富士工場内 (72)発明者 山崎 雅也 静岡県富士市蓼原336番地 株式会社東 芝富士工場内 (72)発明者 井上 実 静岡県富士市蓼原336番地 株式会社東 芝富士工場内 (72)発明者 鈴木 秀明 静岡県富士市蓼原336番地 株式会社東 芝富士工場内 (72)発明者 本橋 秀明 静岡県富士市蓼原336番地 株式会社東 芝富士工場内 (56)参考文献 特開 昭56−77657(JP,A) 特開 昭58−108394(JP,A) 実開 昭57−199783(JP,U) 実公 平3−28276(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25B 29/00 411 F25B 39/00 F28F 1/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮機と、四方弁と、室外側熱交換器と、
    減圧装置および室内側熱交換器を、ヒ−トポンプ式の冷
    凍サイクルを構成するよう連通した空気調和機であり、 上記室内側熱交換器は、互いに並設される第1の熱交換
    器と、第2の熱交換器とを、補助減圧装置を介して連通
    してなり、 冷房運転時と暖房運転時は、上記補助減圧装置を開放し
    、第1の熱交換器と第2の熱交換器とに、同一状態の
    冷媒を流通し、ともに冷媒の蒸発作用もしくは凝縮作用
    を行わせ、 ドライ運転時は、上記補助減圧装置の冷媒絞り作用で
    第1の熱交換器は冷媒を凝縮する再熱器とし、第2の熱
    交換器は冷媒を蒸発する冷却器となし、高外気温条件下における冷気味ドライ運転 を指示された
    時は、上記補助減圧装置の冷媒絞り作用で、第1の熱交
    換器を再熱器、第2の熱交換器を冷却器となすととも
    に、上記減圧装置の絞り量を大にして、上記第1の熱交
    換器での冷媒凝縮温度を下げるよう制御する手段を備え
    たことを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】上記補助減圧装置は、補助電子膨張弁もし
    くは、キャピラリーチューブと電磁開閉弁との並列回路
    であり、冷房運転時と暖房運転時は、上記補助電子膨張
    弁もしくは上記電磁開閉弁を開放し、ドライ運転時と冷
    気味ドライ運転時は、上記補助電子膨張弁を絞りもしく
    は、上記電磁開閉弁を閉成することを特徴とする請求項
    1記載の空気調和機。
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