JP3150757B2 - クランク軸のバランス調節においてクランクピンの位置の不正確度を考慮する方法およびその方法を応用した装置 - Google Patents

クランク軸のバランス調節においてクランクピンの位置の不正確度を考慮する方法およびその方法を応用した装置

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JP3150757B2 JP13260092A JP13260092A JP3150757B2 JP 3150757 B2 JP3150757 B2 JP 3150757B2 JP 13260092 A JP13260092 A JP 13260092A JP 13260092 A JP13260092 A JP 13260092A JP 3150757 B2 JP3150757 B2 JP 3150757B2
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01MTESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01M1/00Testing static or dynamic balance of machines or structures
    • G01M1/14Determining imbalance
    • G01M1/16Determining imbalance by oscillating or rotating the body to be tested
    • G01M1/24Performing balancing on elastic shafts, e.g. for crankshafts

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、クランク軸のバラン
ス調節において、クランク軸のクランクピンに発生する
位置の不正確度を考慮する方法およびその方法を応用し
た装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】クラ
ンク軸のバランス調節に関しては、クランク軸に後で連
結棒が取り付けられて付加的な重量が追加され、ある部
分はクランク軸の周囲を同期して回る回転部となるの
で、その回転部が問題になる。クランク軸に関する最適
なバランス調節は、これらの付加的な重量配分をクラン
ク軸のバランス調節時において考慮することによって解
決することが可能である。
【0003】これに関連する技術としては、クランクピ
ンにいわゆるマスタリングを挟み込む方法が知られてい
る。このマスタリングは、実際には後から取り付けられ
るクランク駆動部の補償を形成し、その作用はバランス
調節を考慮して用意される。バランス調節の過程におけ
るこの種の方法は、色々な段階のマスタリングを用意し
て取り付けなければならないので、非常に費用がかか
る。
【0004】そこで他の方法としては、バランス測定機
の駆動スピンドルの間隔と角度位置に応じて、クランク
軸の内部でクランク駆動部の質量配分を行う方法も知ら
れている。この種の付加的なアンバランス質量は、ただ
非対称的に配列されたクランクピンの場合に必要なだけ
であって、対称的に配列されたクランクピンにおいて
は、その対称的な配列によって起こされるアンバランス
効果によって自ずから補償がされる。
【0005】この種の補償されたクランク軸は、この後
に駆動される際に、アンバランス作用を起こすので、ク
ランクピンの幾何学的配置は仕上げ精度不良によってそ
の指示値から逸脱する。この種の位置の不正確度に対す
る考察は、たとえばヨーロッパ特許第0175803号
による方法が知られている。この方法によれば、1つの
ピンが関連ピンとしてしっかり挟み込まれて、測定器に
よって他のピンの座標が測定される。そこからそれぞれ
のピンの事実上の位置がコンピュータで確認され、バラ
ンス調節の過程で与えられた指示値とこれらの位置偏差
とのアンバランス作用が考慮される。
【0006】この種の位置の不正確度を考慮する方法
は、今までアンバランス測定ステーションにおいても、
また、調節ステーションにおいても、企画されておら
ず、そこで動的なアンバランス測定が導入され、それに
よって回転領域の外に十分な空間が取れる測定試験器が
使われている。高感度の距離測定器においては、調節道
具のかなりの汚染が避けられないので、調節ステーショ
ンは位置の不正確度の測定指示用としてはあまり適して
いなかった。そのために、或る独立した機械ステーショ
ンの中でこの測定部分が採用されていた。
【0007】この発明は、このような従来技術を背景に
してなされたもので、安価に実現可能なクランク軸のバ
ランス調節においてクランク軸のクランクピンに発生す
る位置の不正確度を考慮する方法およびその方法を応用
した装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
各軸受ジャーナルの範囲内の方向性光束(35)が回転
軸(36)を通過して受光装置に向かって送られ、か
つ、クランクピン(40,15)の1回転あたり少なく
とも1回は光束(35)が中断され、かつ、測定された
角度値は基準角度位置に関する偏差を計算するための基
礎として確認され、それによって、クランクピンの実存
位置を確認し、それを基準値と比較することによってク
ランクピンのアンバランス作用としての偏差を算出し、
確認されたアンバランスとして加算するようにしたこと
を特徴とする、クランク軸のバランス調節においてクラ
ンクピンの位置の不正確度を考慮する方法。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載のク
ランク軸のバランス調節においてクランクピンの位置の
不正確度を考慮する方法において、クランクピン(4
0,15)を通過して送られる光束(35)が1回転あ
たり少なくとも2回中断され、明るい位相または暗くな
る位相が開始角度値および終了角度値によって検出さ
れ、かつ、それから平均クランクピン角度(41)が確
定されることを特徴とする方法。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載のクランク軸のバランス調節においてクランクピン
の位置の不正確度を考慮する方法において、クランクピ
ンの直径(42)を考慮して確認された角度値からそれ
ぞれのクランクピン(40,15)の実存の回転半径
(39)が確認され、かつ、その指示回転半径からの偏
差に従ってその偏差が角度的なアンバランス作用に加算
されることを特徴とする方法。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項1ないし3
のいずれかに記載のクランク軸のバランス調節において
クランクピンの位置の不正確度を考慮する方法におい
て、クランクピン(40,15)が光束(35)を中断
することによる開始角度および終了角度が、アンバラン
ス測定、始動または制動の期間内において確定されるよ
うにしたことを特徴とする方法。
【0012】請求項5記載の発明は、請求項1ないし4
のいずれかに記載のクランク軸のバランス調節において
クランクピンの位置の不正確度を考慮する方法におい
て、1つまたは多数の確定できるクランク軸の回転の期
間内に、クランクピン(40,15)による光束(3
5)の中断に伴う開始角度位置および終了角度位置が検
出され、かつ、それからそれぞれのクランクピン角度
(44)および/またはそれぞれのクランクピン(4
0,15)の中心の回転半径(39)が確定され、記憶
され、かつ、それぞれのクランクピンについて記憶され
たそれぞれの値からクランクピン角度(44)および/
またはクランクピンの中心の回転半径(39)の平均値
が算出されることを特徴とする方法。
【0013】請求項6記載の発明は、請求項1ないし5
のいずれかに記載のクランク軸のバランス調節において
クランクピンの位置の不正確度を考慮する方法におい
て、クランクピン角度(44)の指示値および/または
クランクピンの中心の回転半径(39)の指示値が、主
軸の測定過程の中間において確定され記憶されることを
特徴とする方法。
【0014】請求項7記載の発明は、請求項1ないし6
のいずれかに記載の方法を応用した装置であって、クラ
ンク軸(16)のそれぞれのクランクピン(40,1
5)のアンバランス測定ステーション(1)において光
源(2)が用意され、その集束された光束(35)は対
向して配置された受光装置(7)に送られ、それによっ
て光束(35)がその時々のクランクピン(40,1
5)の領域内でクランク軸の回転軸(36)を切断する
ように配列されていることを特徴とする、クランク軸の
バランス調節においてクランクピンの位置的不正確度を
確定する装置。
【0015】請求項8記載の発明は、請求項7記載のク
ランク軸のバランス調節においてクランクピンの位置的
不正確度を確定する装置において、アンバランス測定ス
テーション(1)におけるそれぞれの光源(2,34)
およびそれらに附属させられた受光装置(7,43)
は、ピンに属する領域内のそれぞれの光束(35)の回
転軸(36)を直角に横断するように、測定されるクラ
ンク軸(16)に向かって平行に配列され、かつ調節さ
れていることを特徴とする装置。
【0016】請求項9記載の発明は、請求項7または8
記載のクランク軸のバランス調節においてクランクピン
の位置的不正確度を確定する装置において、クランク軸
が駆動部(5)に連結され、信号を発生し、各位置のバ
ランス調節されるクランク軸の絶対角度位置に対応する
角度エンコーダ(4)が設備されていることを特徴とす
る装置。
【0017】請求項10記載の発明は、請求項7ないし
9のいずれかに記載のクランク軸のバランス調節におい
てクランクピンの位置的不正確度を確定する装置におい
て、少なくとも受光装置(7)および角度エンコーダ
(4)に接続され、それから計算回路(10,12,2
4,26,25)の援助によって各クランクピン(4
0,15)のクランクピン角度および/またはクランク
ピンの中心の回転半径を算出し、これらの値を記憶され
た指示値と比較し、対応するアンバランス値との偏差を
逆に計算する評価装置(9)を備えることを特徴とする
装置。
【0018】請求項11記載の発明は、請求項7ないし
10のいずれかに記載のクランク軸のバランス調節にお
いてクランクピンの位置的不正確度を確定する装置にお
いて、評価装置(9)がアンバランス測定回路(11)
を含み、それはアンバランス測定ステーション(1)の
アンバランス測定信号を導くことができ、評価装置
(9)はまた加算回路(19)を含み、測定されたアン
バランス量と位置的不正確度のアンバランス作用とを各
バランシング平面内の総アンバランス作用に対応させ、
アンバランス信号を発生するように結合させることを特
徴とする装置。
【0019】
【作用】この発明によれば、バランス測定の過程または
その加速または制動の期間中におけるクランクピンの位
置の不正確度の測定が実施できる利点を有する。それゆ
えに、その位置の不正確度の調査のための別個の作業ス
テーションは不要である。そして、この測定手段は、集
束された光束を用いて非接触測定を行い、非常に迅速か
つ消耗部分のない測定を行うことができるので、マスプ
ロダクションにおけるクランク軸のバランスを調節する
のに有利である。
【0020】さらに、単に測定目的物の近くに投光部と
受光部とを置くだけでよいので、測定目的物への任意の
距離、間隔の場所にそれら投光部および受光部を設置す
ることができる。この部分は、ごく小さい構造単位であ
るから、クランク軸の回転領域外の別々の場所に持って
くることができ、この種の測定装置はクランク軸にとつ
て更新可能、または追加的に後から準備することがで
き、かつ極めて容易に使用できるバランス調節ステーシ
ョンとすることができる。
【0021】バランス調節されるクランク軸のクランク
ピンは、その直径が非常に精密に準備される。現在慣用
的に使用されている一回転の1万分の1まで近似するこ
とができる分解能力のある角度エンコーダによれば、そ
れぞれのクランクピンの位置は非常に高い精度で確認す
ることができる。そして、クランク軸の回転している期
間、この種の測定が行われ、1回転の間に2回の測定が
できるように準備される。すべてのアンバランス測定の
過程中にこのような測定が続行され、それぞれの測定結
果に応じて多くの資料が得られ、その平均値によって非
常に正確な最終結果が提供される。
【0022】クランクピンの実存位置の確定のために、
特に光学的角度エンコーダが調整されて、その任意の基
準点が確定され、クランク軸の回転と同期する。それに
よって位置の不正確度を回転数に関係なく確認すること
が可能になる。それゆえ、位置の不正確度は、色々な種
類のクランク軸についても確かめることができ、色々な
回転数のアンバランスが測定され得る。
【0023】
【実施例】以下、この発明の実施例について図面を参照
して説明する。図1は、クランク軸16のクランクピン
15の位置の不正確度を考慮した、この発明の一実施例
にかかる測定装置の略図的なブロック図である。図1に
示すように、アンバランス測定ステーション1およびそ
れに必要な評価装置9が配列されている。
【0024】アンバランス測定ステーション1は、基本
的には、バランスを調節するクランク軸16の軸受ピン
17を載せるように使用される2つの軸受台18からな
る。図1では、8シリンダの内燃機関のクランク軸16
が配列されたバランス測定ステーション1が示されてい
る。軸受台18の傍にはそれぞれ振動ピックアップ3が
固定されており、動的アンバランスの測定に使用され
る。クランク軸16には駆動装置5が接続され、アンバ
ランス測定回転数で回転される。アンバランス測定ステ
ーション1の駆動系統の内には角度エンコーダ4が配置
されており、それによって角度的に位置づけされた構造
部分はバランスを調節するクランク軸16と同期して回
転する。この構造部分は、たとえば目盛円板であって、
センサ6が固定された点に関連した位置を決定し得るよ
うに目盛円板を走査する仕組みになっている。
【0025】アンバランス測定ステーション1は、クラ
ンク軸16の軸方向に平行に、4つの光源2を含んでお
り、それは強く集束された光束を発生して、クランクピ
ン15が横切る領域内においてクランク軸16の回転軸
に直角に配列させられる。このような光源としては、た
とえばレーザ光発生器を用いることができる。これらの
光源2には、それぞれ、受光装置7が対向して配置され
ており、光源2から照射される光束は受光装置7に入射
される。各測定されるクランクピン15のために、それ
ぞれ、光源2および対向して配列された受光装置7が用
意されている。
【0026】アンバランス測定ステーション1では、異
なる数のクランクピンを有するクランク軸のアンバラン
スが測定されるから、測定されるクランク軸が、図1に
示すような8シリンダの内燃機関のクランク軸16でな
い場合には、必要に応じて、光源2および受光装置7の
対を増減することができる。また、測定するクランク軸
16は、長いものもあれば短いものもあり、クランクピ
ン15の位置も異なるから、光源2および受光装置7
は、クランク軸17に対して軸方向に変位可能にされて
いる。そして、光源2および受光装置7の配列位置は、
測定するクランクピンに合わせて調整される。
【0027】アンバランス測定ステーション1は、その
アンバランス測定部分も、また、その幾何学的測定部分
も、同様に電子的評価装置9に電気配線で接続されてい
る。評価装置9は、一般的なアンバランス測定回路11
を含んでおり、振動ピックアップ3のアンバランス測定
信号が電子スイッチング装置8に導かれる。同時にアン
バランス測定回路11には、同様の種類の電子スイッチ
ング装置を介して、アンバランス測定ステーション1の
基準信号エンコーダが連結されている。アンバランス測
定回路11は、振動ピックアップ3および基準信号エン
コーダの信号から、それぞれの軸受の平面内におけるア
ンバランスの大きさと位置とを公知の方式で算出する。
【0028】角度エンコーダ4としては、たとえばいわ
ゆるグレイコードエンコーダが利用される。このグレイ
コードエンコーダは、1回転ごとに213ステップの分解
能を有する。このような角度エンコーダ4は、集中配列
コード目盛に基づいた目盛円板を有し、光学的に走査さ
れる。それによって目盛円板の位置は、その上面に備え
られた8192標識によって約2.7分の角度精度で決
定される。そして目盛円板の角度位置、というよりはむ
しろ基準点に関連したそれぞれのクランク軸部分がそれ
ぞれの時間において得られる。
【0029】角度エンコーダ4は、角度計算回路10お
よび半径計算回路12に連結されている。また、角度計
算回路10および半径計算回路2の入力端へは、4個の
受光装置7からの出力が与えられるようにされている。
各受光装置7からの出力は、クランク軸16の1回転ご
とにクランクピン15により光路が中断されることに対
応して、2つのインパルス位相を供給する出力信号とな
っている。クランク軸16の1回転について各クランク
ピン15ごとに、光路中断の開始時に2つの角度が、ま
た光路中断の終了時に2つの角度が測定可能である。す
なわち、明るい位相の開始(αOAUA)および終了
(αOEUE)において与えられる。
【0030】ここで、角度は常に或る決められた基準点
に関係づけられなければならず、光路および基準点と回
転中心とを結ぶ仮想線によって与えられる角度である、
一定の機械的に関連した転移角δとして生成することが
できる。これらの転移角δは機械的定数であり、同様に
移動可能であり、かつ、固定的に提供可能なものと仮定
することができる。この実施例によれば、転移角δは調
節装置の援助によって、予め定めることができ、角度計
算回路10または角度比較回路24によって導き出され
る。
【0031】受光装置7および角度エンコーダ4からの
信号によって2つの定められた角度領域が与えられ、そ
こでクランクピン15を通過する光束はクランク軸17
の回転に伴って中断される。この角度領域は開始点から
終了点まで基準点に関連して決めることができる。この
時点は、4つの角度値αによって確定される。この4つ
の角度値αは、2つの角度領域を同時に確定し、このう
ちではクランクピン15は光束を中断せず、かつ明るい
位相として表示される。クランクピン15が光束の上部
に位置する明るい位相は、角度αOAで開始され、明るい
位相が終了する角度はαOEで表示される。角度に対して
クランクピン15が光路の下方に位置するときは、明る
い位相が表示され、角度αUAで開始されて角度αUEで終
了する。そこから角度計算回路10は、次式によってそ
の時々の平均クランクピン角度を角度エンコーダ4の基
準点に関連して算出する。
【0032】 φ=( αOA + αOE )/2−δ+90° 平均クランクピン角度は回転中心を通る前述の関連線お
よびクランクピン15の中心を通りかつ回転中心を通る
仮想線とによって与えられる。このようにしてそれぞれ
のクランク軸16の1回転ごとにクランクピン15は光
路を2回中断し、2つの異なる角度領域を存在させ、そ
れらの開始および終了ごとに平均クランクピン角度を決
定することができる。角度計算回路10はそのために2
つのクランクピン角度の決定ごとに正確度を上昇させ、
それから平均値を算出する。正確度をそれ以上に向上さ
せるためには、これらのクランクピン角度はより多数の
回転に基づいて求められ、蓄積され、それから極めて正
確な平均値が算出されることによりなされる。
【0033】角度計算回路10は、それぞれのクランク
ピン15について平均クランクピン角度φを確認し、か
つ同時に角度計算回路10の出力をそれに応じた信号と
して確認する。この4つのクランクピン角度は角度比較
装置24へ導かれ、予め記憶されている角度値と比較さ
れ、その度ごとにその値が算出される。予め記憶されて
いる角度値は、同様に、前述の方式で確認され、主軸の
援助によって各回のクランクピン角度の指示値が算出さ
れる。各回の指示値の記憶のために、調整装置22は記
憶スイッチ21を含んでおり、同様に、角度比較回路2
4にも、半径比較回路26にも接続されていて、記憶イ
ンパルスが発生されるとそれによって各回の連続してい
る測定結果が記憶されるようにされている。
【0034】毎回のクランクピン角度の角度比較回路2
4から出力される差の値は、アンバランス計算回路25
に導かれ、補償値の援助によって算定される。アンバラ
ンス計算回路25は、調節装置の調節成分によってもた
らされるクランクピン15の付加量も仮託する。それか
ら、アンバランス計算回路25は、或る角度補償値を算
出して、主軸上の偏差に一致させる。
【0035】角度計算に平衡して、評価装置9の中で回
転軸に対する各回のクランクピン15の中心点の回転半
径が半径計算回路12によって計算され、確認される。
すなわち、回転軸に対するクランクピン15の距離の正
確度もまたクランク駆動によって供給される回転クラン
ク軸16のアンバランスに影響を及ぼすからである。そ
のために、半径計算回路12には受光装置7の信号が与
えられている。また、半径計算回路12は、角度エンコ
ーダ4の出力端に連結されており、開始角度(αOA
UA)および終了角度(αOEUE)の絶対値が供給され
る。半径計算回路12は、クランクピン15の直径の調
節装置22内の直径制御ユニット20によって追加的に
仮託される。これで作業されるクランクピン15に対す
るクランク軸16のバランス調節は準備が終えられる。
このように求められた値は、極めて正確である。クラン
クピン15の直径Dおよび明るい位相の最小の角度量か
ら、半径計算回路は次の計算式によって、回転軸からク
ランクピン15の中心までの各回の半径を算出する。
【0036】
【数1】
【0037】正確度を改良するために、再度、1回転あ
たり2回ずつ引き渡される光路中断ごとの平均半径値が
確認される。平均値の算出を通じて上方から下方へ、お
よび下方から上方への光路の中断によって両方から確か
められた測定値は、同時に回転軸に対する光路の高度に
よる不正確度の調整が達成される。同様にさらに正確度
を高めるために、半径計算回路12は測定された回転に
よって完全に決定された数が確認される間に、確認され
た半径の平均値を完成させる。
【0038】すなわち、半径計算回路12の出力端にお
ける4個のそれぞれの半径値の結果は、各クランクピン
15の中心から回転軸心までの実在半径を指示する。そ
の際に、これらの値を予め導かれた測定過程によって主
軸を用いて確認された、いわゆる指示値を表現する。こ
の指示値は半径比較回路26の記憶器内の記憶開閉器S
の記憶インパルスによって読取り記憶される。半径比較
回路26は、それに続いて、指示値と実存値との比較を
行い、かつ確認された半径と基準の半径との偏差に応じ
る4個の出力信号を形成する。この出力信号はアンバラ
ンス計算回路25に導かれ、用意されたクランク駆動時
における仮託すべき付加量の援助によって補償値を形成
し、半径方向の偏差によるアンバランス作用に対応す
る。角度比較回路24および半径比較回路26の位置偏
差からアンバランス計算回路25はアンバランス値を確
かめて、クランクピン15全体の位置偏差のアンバラン
ス作用に対応する。これらの値は、加算回路13の角度
および総額値として導かれ、同様に軸受平面内のアンバ
ランス値は指令となり、公知の方法でアンバランス測定
回路11において確かめられる。それゆえ、加算回路1
3は、全アンバランス値の合計によるピンの位置偏差に
基づき、釣り合わせ平面およびアンバランス作用からの
アンバランス値を形成する。加算回路13の出力端の信
号は表示装置14に導かれ、毎回のアンバランス結果が
各軸受平面について表示される。この結果をアンバラン
ス調節装置に導くことができ、それから決定された釣り
合わせ平面に対するアンバランス調節を確認するように
調節する。
【0039】図2は、角度エンコーダ4の略図的な表示
によるクランク軸16の回転角度位置の略図的な観察図
である。円を形成する円板は8192ステップの分解能
を有するいわゆるグレイコードエンコーダのために考え
られた目盛円板31である。そこでこの目盛円板31
は、アンバランス測定ステーション1の駆動部5と連結
され、クランク軸16と同期して回転させられる。この
目盛円板31は、駆動期間中は光学的センサによって走
査され、この走査信号は電気信号に変換され、評価装置
9内の角度および半径計算回路10,12に導かれる。
図2において表示されているゼロマークは機械的に関連
された基準点30に置かれ、それに測定される開始角度
(αOAUA)および終了角度(αOEUE)が関連さ
せられる。目盛円板31はクランク軸16の回転軸36
と一直線上に並ぶように配列される。回転軸36に向か
って水平にレーザ光源34が配置され、それは回転軸3
6を通って、対向して配列された受光装置43へ送られ
る。クランク軸16は軸受ピン33および任意の直径4
2を持ったクランクピン40によって略図的に表示され
てる。軸受ピン33は2つの軸受ローラ37によって支
持され、クランクピン40が目盛円板31と同期する期
間中は回転軸心36の周囲を回転する。提示されるクラ
ンクピン40は任意のクランクピン40を問題にしてお
り、或る決められた角度φを角度エンコーダ4の関連シ
ステムに対して提示する。それぞれのクランクピン40
について角度計算回路10のうちでクランクピン角度φ
44を算出することができ、確かめられた光路中断に基
づいて開始角度(αOA,αUA)および終了角度(αOE
αUE)が与えられる。それによって開始角度値および終
了角度値が機械固有の基準点30に関連づけられ、光束
35に対する観念上の座標システムにおける一定角度δ
38が設定される。算出されたクランクピン角度δ44
は機械の固有の基準点30に関連させてはならないもの
であり、単にそれらと記憶された指示値角度との偏差を
意味するだけのものであり、それからアンバランス角度
が算出可能となる。
【0040】図3に示されているように、この実施例に
よれば瞬時位置の記録を含むものであり、それによれば
ゼロマークに対する任意の選出された角度において表現
されたクランクピン40の瞬時位置が見出される。与え
られた回転方向32によって回転軸36から決められた
回転半径r39の距離にあるクランクピン40の中心点
は公転し、それによって光束35が決められた時間で或
る回転時間につき2回中断される。それによって、図3
に示されるように受光装置43にインパルス列が発生す
る。そのクランクピン40が水平な光路35の上側を運
動し終わった後で明るい領域は終了し、それによって角
度αOEは再び開始し、目盛円板31と連絡をつける。こ
の角度は図示されているゼロマーク30に従って得られ
る。さらに、目盛円板31の上に角度αUAが指示され、
受光装置43が光束35を再び迎え入れるまで、クラン
クピン40は光束の下側にある。角度の指示αOAおよび
α UEに応じて、すなわち回転するクランクピン40が下
方の明るい位置を去る。このようなそれぞれのクランク
ピン40に関する角度の検出は共通の基準点30に関連
して別々に行われて、角度計算回路10の援助によっ
て、4個のクランクピン角度33もその回転半径39も
確認することができる。このようにして、或るクランク
ピン40の角度δ44が角度エンコーダ4の関係システ
ムに表示される。これらの値はクランクピン直径42が
わかっているので前述の数式〔数1〕によって算出する
ことができる。
【0041】図2に示したのは、8シリンダの内燃機関
のクランク軸の略図である。この種の測定装置は、他の
クランク軸の形式に対しても変化させて使用することが
できる。前述の調節装置22にまず第1に応用するため
に、クランクピン直径42についても、またクランク駆
動時の付加量についても調節することができる。それぞ
れのクランクピン角度44およびそれぞれのクランクピ
ン40の中心の回転半径39を算定するために単に基準
点30に従って明るい位相の開始角度α OAおよび終了角
度αOEの測定が必要なだけである。また、正確度の観点
から、1回転の期間中の2回の明るい位相を活用して、
それによって回転軸36の横断点に関して光束35の方
向づけにおける万一の過失が補正されるようにしておく
と好都合である。この種の補正は、両方の評価結果の平
均値を算出することによって行われる。
【0042】この種の位置偏差の測定装置の正確度にと
って決定的なものは、強力に集束された光束であり、そ
の光束直径が小さいことである。このような直径の小さ
な光束は、公知のレーザ光出力装置によって達成され
る。クランクピンの位置偏差によるアンバランス作用
は、当然、クランクピンの角度量に関連した偏差によっ
て決定されるので、多くの領域内において角度偏差に基
づいてアンバランス作用を考慮して準備することによっ
て調節することができる。
【0043】評価装置9の表示はアナログ技術によって
も、ディジタル技術によっても、実施できる。その他、
この発明は、特許請求の範囲に記載の範囲内において種
々の変更が可能である。
【0044】
【発明の効果】この発明によれば、クランク軸のバラン
ス調節において、クランク軸のクランクピンに発生する
位置の不正確度を正しく考慮することができ、また、考
慮された不正確度を是正したバランス調節が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】8シリンダの内燃機関のクランクピンの位置の
不正確度を確認するための測定装置の略図的なブロック
図である。
【図2】任意のクランクピンの回転角度位置における略
図的な考察図である。
【図3】或る受光素子のインパルス図である。
【符号の説明】
1 アンバランス測定ステーション 2 光源 3 振動ピックアップ 4 角度エンコーダ 5 駆動装置 6 センサ 7 受光装置 9 評価装置 10 角度計算回路 11 アンバランス測定回路 12 半径計算回路 15,40 クランクピン 16 クランク軸 17 軸受ピン 18 軸受台 22 調節装置 24 角度比較回路 25 アンバランス計算回路 26 半径比較回路 34 レーザ光源 36 回転軸 43 受光装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01M 1/24 WPI(DIALOG)

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各軸受ジャーナルの範囲内の方向性光束
    (35)が回転軸(36)を通過して受光装置に向かっ
    て送られ、かつ、クランクピン(40,15)の1回転
    あたり少なくとも1回は光束(35)が中断され、か
    つ、測定された角度値は基準角度位置に関する偏差を計
    算するための基礎として確認され、それによって、クラ
    ンクピンの実存位置を確認し、それを基準値と比較する
    ことによってクランクピンのアンバランス作用としての
    偏差を算出し、確認されたアンバランスとして加算する
    ようにしたことを特徴とする、クランク軸のバランス調
    節においてクランクピンの位置の不正確度を考慮する方
    法。
  2. 【請求項2】請求項1記載のクランク軸のバランス調節
    においてクランクピンの位置の不正確度を考慮する方法
    において、 クランクピン(40,15)を通過して送られる光束
    (35)が1回転あたり少なくとも2回中断され、明る
    い位相または暗くなる位相が開始角度値および終了角度
    値によって検出され、かつ、それから平均クランクピン
    角度(41)が確定されることを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載のクランク軸のバラ
    ンス調節においてクランクピンの位置の不正確度を考慮
    する方法において、 クランクピンの直径(42)を考慮して確認された角度
    値からそれぞれのクランクピン(40,15)の実存の
    回転半径(39)が確認され、かつ、その指示回転半径
    からの偏差に従ってその偏差が角度的なアンバランス作
    用に加算されることを特徴とする方法。
  4. 【請求項4】請求項1ないし3のいずれかに記載のクラ
    ンク軸のバランス調節においてクランクピンの位置の不
    正確度を考慮する方法において、 クランクピン(40,15)が光束(35)を中断する
    ことによる開始角度および終了角度が、アンバランス測
    定、始動または制動の期間内において確定されるように
    したことを特徴とする方法。
  5. 【請求項5】請求項1ないし4のいずれかに記載のクラ
    ンク軸のバランス調節においてクランクピンの位置の不
    正確度を考慮する方法において、 1つまたは多数の確定できるクランク軸の回転の期間内
    に、クランクピン(40,15)による光束(35)の
    中断に伴う開始角度位置および終了角度位置が検出さ
    れ、かつ、それからそれぞれのクランクピン角度(4
    4)および/またはそれぞれのクランクピン(40,1
    5)の中心の回転半径(39)が確定され、記憶され、
    かつ、それぞれのクランクピンについて記憶されたそれ
    ぞれの値からクランクピン角度(44)および/または
    クランクピンの中心の回転半径(39)の平均値が算出
    されることを特徴とする方法。
  6. 【請求項6】請求項1ないし5のいずれかに記載のクラ
    ンク軸のバランス調節においてクランクピンの位置の不
    正確度を考慮する方法において、 クランクピン角度(44)の指示値および/またはクラ
    ンクピンの中心の回転半径(39)の指示値が、主軸の
    測定過程の中間において確定され記憶されることを特徴
    とする方法。
  7. 【請求項7】請求項1ないし6のいずれかに記載の方法
    を応用した装置であって、 クランク軸(16)のそれぞれのクランクピン(40,
    15)のアンバランス測定ステーション(1)において
    光源(2)が用意され、その集束された光束(35)は
    対向して配置された受光装置(7)に送られ、それによ
    って光束(35)がその時々のクランクピン(40,1
    5)の領域内でクランク軸の回転軸(36)を切断する
    ように配列されていることを特徴とする、クランク軸の
    バランス調節においてクランクピンの位置的不正確度を
    確定する装置。
  8. 【請求項8】請求項7記載のクランク軸のバランス調節
    においてクランクピンの位置的不正確度を確定する装置
    において、 アンバランス測定ステーション(1)におけるそれぞれ
    の光源(2,34)およびそれらに附属させられた受光
    装置(7,43)は、ピンに属する領域内のそれぞれの
    光束(35)の回転軸(36)を直角に横断するよう
    に、測定されるクランク軸(16)に向かって平行に配
    列され、かつ調節されていることを特徴とする装置。
  9. 【請求項9】請求項7または8記載のクランク軸のバラ
    ンス調節においてクランクピンの位置的不正確度を確定
    する装置において、 クランク軸が駆動部(5)に連結され、信号を発生し、
    各位置のバランス調節されるクランク軸の絶対角度位置
    に対応する角度エンコーダ(4)が設備されていること
    を特徴とする装置。
  10. 【請求項10】請求項7ないし9のいずれかに記載のク
    ランク軸のバランス調節においてクランクピンの位置的
    不正確度を確定する装置において、 少なくとも受光装置(7)および角度エンコーダ(4)
    に接続され、それから計算回路(10,12,24,2
    6,25)の援助によって各クランクピン(40,1
    5)のクランクピン角度および/またはクランクピンの
    中心の回転半径を算出し、これらの値を記憶された指示
    値と比較し、対応するアンバランス値との偏差を逆に計
    算する評価装置(9)を備えることを特徴とする装置。
  11. 【請求項11】請求項7ないし10のいずれかに記載の
    クランク軸のバランス調節においてクランクピンの位置
    的不正確度を確定する装置において、 評価装置(9)がアンバランス測定回路(11)を含
    み、それはアンバランス測定ステーション(1)のアン
    バランス測定信号を導くことができ、 評価装置(9)はまた加算回路(19)を含み、測定さ
    れたアンバランス量と位置的不正確度のアンバランス作
    用とを各バランシング平面内の総アンバランス作用に対
    応させ、アンバランス信号を発生するように結合させる
    ことを特徴とする装置。
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