JP3150355U - 流量計 - Google Patents

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Abstract

【課題】流量に相応して回転する回転体の回転を、磁気を用いた非接触方式で正確に感知して外部に表示することにより、計量値を容易に確認することができる流量計を提供する。【解決手段】 流量に相応して回転し、円周面に具備された複数の数字パッドと、前記複数の数字パッドの中で少なくとも一つの特定の数字パッドに相応して位置する磁性体とを含む回転体;前記複数の数字パッドにそれぞれ対応する複数のホールセンサー又は複数の対をなすホールセンサーを含む感知部;前記感知部から提供された磁界値を用いて前記回転体の回転値を算出する制御部;及び前記生成された回転値を表示する表示部を含む。【選択図】図4

Description

本考案は、流量計に関し、より詳しくは流量に相応して機械的に測定された計量値を、磁気を用いた非接触方式で正確に検針して表示部に表示する流量計に関する。
一般的に使われている流量計、例えば水道メーターは住宅や各種建物で消費している水使用量を検針して、それに相応する適正料金を賦課するためのものであり、通常、水が計数部に流入するか否かによって、機械式メーターと電子式メーターとに分けられる。
まず、機械式メーターは、本体内に配置されて流体の流れに相応して回転する回転体の回転を計数部内に配列されているギヤーユニットによって機械的に計数することができるように構成したものであり、これは割合に安価であり、かつ故障発生が少ないという長所を有するが、流量の検針のために住宅や建物などの壁または床に埋め込んで設置されることによって、検針した水使用量の確認が容易ではなく、さらに機械的に計数して検針するものなので、正確な水使用量を表示することができないという短所がある。
また、電子式メーターは回転体の回転をセンサーで感知して液晶板に表示するようにしたものであって、これは計数部の内部回路を集積化させることでコンパクト化が可能であり、検針値の信頼度が高くかつ安定的であり、また遠隔検出ができるという長所を有するが、高価であり、よく故障が発生するという短所がある。
また、最近は、一層正確な流量の検出のために基板を用いるか、或いはホールセンサーを用いた計量器が提案されているが、このような計量器は流体の流れに相応する回転体の回転を感知して計数することで、使用量を表示するか、ホールセンサーが感知した回転体の回転値を段階別で分類して使用量を表示する。しかし、従来の技術による基板やホールセンサーを用いた計量器は壁や床に埋め込んで設置されることによって、湿度などによる誤動作が発生して回転体の回転を正確に感知することができない可能性があり、また回転感知値の段階別分類の幅があまり広範囲であるため、実際の回転体の回転数と計量器上に表示された回転値(つまり、計量値)との間のバラツキが大きいため、実際の水使用量を正確に表示することができないという問題点がある。次いで、図1を参照して従来の技術による流量計を説明する。
図1は一般的な機械式水道メーターを示した図である。図1は住宅や各種建物の床に埋め込んで設置された水道メーターを示した図である。
図1に示したように、機械式メーター120は流量に相応して回転する第1回転体122と、該第1回転体122の回転に相応して段階的に回転する第2回転体〜第5回転体124、126、128、130とを含む。また、前記回転体122、124、126、128、130の円周面には0から9までの数字が表示された数字パッドが具備されている。
機械式メーター120は、前述のように壁や底100に埋め込んで設置されることによって、水使用量の確認の際に、回転体122、124、126、128、130の円周面に表示された数字の読み出しが難しく煩わしいという問題がある。また、前記回転体122、124、126、128、130の円周面に表示された数字の容易な読み出しのために、前記数字又は前記回転体122、124、126、128、130の回転数をセンサーが感知して表示部に表示する場合、外部環境要因(例えば、湿度など)によるセンサーの誤動作が発生される恐れがあり、これによってセンサーが回転体122、124、126、128、130の回転を正確に感知することができず、信頼性のある水使用量を検針することができないという問題点がある。
本考案は前述のような問題点を解決するために案出されたもので、本考案の目的は流量に相応して回転する回転体の回転を磁気を用いた非接触方式で正確に感知して外部に表示することにより、計量値を容易に確認することができる流量計を提供することにある。
また、本考案のもう一つの目的は、流量に相応して回転する回転体の回転を、磁気を用いた非接触方式で正確に感知して小数点以下の単位まで正確に表示することができる流量計を提供することにある。
前記目的を達成するために、本考案の一実施態様によれば、流量に相応して回転し、円周面に具備された複数の数字パッドと、前記複数の数字パッドの中で少なくとも一つの特定の数字パッドに相応して位置する磁性体とを含む回転体;前記複数の数字パッドにそれぞれ対応する複数のホールセンサー又は複数の対をなすホールセンサーを含む感知部;前記感知部から提供された磁界値を用いて前記回転体の回転値を算出する制御部;及び前記生成された回転値を表示する表示部を含む計量器が得られる。
本考案の他の実施態様によれば、流量に相応して回転し、円周面に具備された複数の数字パッドと、前記複数の数字パッドの中で少なくとも一つの特定の数字パッドに相応して位置する磁性体とを含む回転体;前記複数の数字パッドにそれぞれ対応する複数の導体と、前記複数の導体にそれぞれ対応する複数のホールセンサーと、前記磁性体が隣接する場合に当該ホールセンサーによって前記複数の導体のいずれか一つと導通(オン)されるスイッチング導体とを含む感知部;前記感知部のスイッチング導体から提供された磁界値を用いて前記回転体の回転値を算出する制御部;及び前記生成された回転値を表示する表示部を含む計量器が得られる。
本考案のまた他の実施態様によれば、流量に相応して回転し、円周面に複数の数字パッドが具備された回転体;前記回転体と連動して回転し、前記複数の数字パッドのうち特定の数字パッドに相応してN極とS極の接合地点が位置する磁性体;前記磁性体と対応して位置し、x軸上及びy軸上にそれぞれ位置するホールセンサーを介して前記磁性体の回転値を感知する感知部;前記感知部から提供された磁性体の回転値を算出する制御部;及び前記生成された回転値を表示する表示部を含む計量器が得られる。
本考案によれば、流量による回転体の回転を、磁気を用いて正確に感知することで、回転体の回転値と計量器に表示された計量値との間のバラツキを無くし、正確な検針を行うことができるようになり、また、実際の使用量を、外部表示部を介して数字で表示することによって床などに埋め込められた機械式メーターの計量値を外部から容易に確認することができる。
一般的な機械式メーターを示した図である。 本考案による計量器を概略的に示した図である。 本考案の第1実施例による計量器の構造を概念的に示した図である。 本考案の第1実施例による計量器の構造を概略的に示した図である。 本考案の第1実施例による計量器の動作状態を概略的に示した図である。 本考案の第2実施例による計量器の構造を概略的に示した図である。 本考案の第3実施例による計量器の構造を概略的に示した図である。 本考案の第4実施例による計量器の構造を概略的に示した図である。 本考案の第3及び第4実施例に適用される感知部の構造を概略的に示した図である。
以下、添付した図面を参照して、本考案による望ましい実施例を詳しく説明する。ただし、本考案による動作を理解するに当たって必要な部分だけを説明し、他の部分に関する説明は省略する。
本考案は流量計を提案する。ここで、後述する本考案の実施例では水道メーターを例えて説明するが、本考案による計量器は流量を検出するあらゆる計量器(例えば、ガスメーターなど)に適用可能である。また、本考案は流体の流れによって回転する回転体の回転を正確に感知し、また感知した回転感知値を誤差なしに容易に確認し得るように正確な数字で表示する計量器を提案する。
この時、本考案の実施例による計量器は、流量に相応して回転する回転体の回転を、磁気を用いたホールセンサーが正確に感知し、前記ホールセンサーが感知した回転感知値を誤差なしにユーザーが容易に確認し得るように正確な数字で表示する。これに合わせて、本考案の実施例による計量器は、外部環境要因、例えば湿度に起因する誤動作及びそれに起因する不正確な感知を防止するために磁気を用いたホールセンサーによって非接触方式で回転体の回転を感知し、ホールセンサーが感知した感知値を用いて小数点以下の単位まで正確に表示することで、回転体の回転数と計量器上に表示された回転値(すなわち、計量値)との間の誤差を最小化して正確な実使用量を表示する。
次には、図2を参照して本考案による計量器をより具体的に説明する。図2は本考案による計量器を概略的に示した図である。
図2に示したように、前記計量器は、図1に関連して前述したように、水使用量に相応して回転する回転体を具備した機械式メーター220と、前記機械式メーター220の計量値(すなわち、機械式メーターに具備された回転体の回転数)を感知する感知部230と、前記感知部230の感知値を用いて前記回転体の回転値を表示部250に表示させる制御部240と、前記制御部240の制御によって前記回転体の回転値を表示する表示部250とを含む。
ここで、回転体は円周面に0から9までの数字が書かれた数字パッドをそれぞれ備えており、前記機械式メーター220及び感知部230は、壁や床200の内部に形成された凹み210に埋め込むことで設置される。すなわち、前記感知部230は機械式メーター220とともに設置される。また、制御部240は凹み210に設置されるか、或いは床200の外部に設置してもよく、表示部250はユーザーが水使用量を容易に確認し得る場所(例えば、外壁面)に設置される。
次いで、図3を参照して本考案による計量器の構造を説明する。図3は本考案による計量器の構造を概念的に示した図である。
図3に示したように、本考案による流量計は、機械式メーターに具備された回転体の回転を感知するために、前記回転体の特定の数字パッドに相応して所定の磁場強度を有する磁性体300を含み、前記磁性体300によって形成された磁界を第1ホールセンサー231及び第2ホールセンサー231'が感知して磁界値を当該結合部、即ち、第1結合部233および第2結合部233'に伝達する。それから、前記結合部233、231'はホールセンサー231、231'から伝達された磁界値を制御部240へ伝達し、前記制御部240は前記磁界値を用いて流量に相応する計量値(即ち、回転体の回転値)を表示部250に表示するようにする。
本実施例において、感知部230は回転体の各数字パッドに対応する一対のホールセンサーを含み、前記一対のホールセンサーは感知した磁界値を一つの結合部に伝達する。これによって、前記第1ホールセンサー231と第2ホールセンサー231'が同じ数字パッドにあたるホールセンサーである場合、前記第1結合部233と第2結合部233'は同じ一つの結合部と見なされることができ、前記磁性体300は二つのホールセンサーと対応して位置づけられる。また、前記磁性体300は、前述した図1の第1回転体122、すなわち回転体122、124、126、128、130のうち最下位単位の数字にあたる回転体の特定の数字パッドに相応して具備されるとか、あるいは前記回転体122、124、126、128、130の中で前記第1回転体122を含んだ二つ以上の回転体の特定の数字パッドに相応して具備されることができ、感知部230は磁性体300を含む回転体の回転を感知し得るように配設される。
図4は本考案の第1実施例による計量器の構造を概略的に示した図である。
図4に示したように、本考案の第1実施例による計量器は、流量に相応して回転する回転体400と、前記回転体400の回転を感知する感知部230と、前記感知部230の感知値を用いて回転体の回転値を表示部250に表示させる制御部240とを含む。
前記回転体400は円周面に0から9までの数字が書かれた数字パッド401、…、410を有し、また前記数字パッド401、…、410の中で特定の数字パッド、例えば0にあたる数字パッド410に対応して所定の磁場強度を有する磁性体300を含む。そして、前記感知部230は前記回転体400の磁性体300が対応して位置する場合、前記磁性体300により形成された磁界をそれぞれ感知するホールセンサー421、…、440と、前記各ホールセンサー421、…、440が感知した感知値を結合する結合部461、…、470と、出力ラインを介して前記結合部461、…、470の出力値を制御部240に伝達する出力部480とを含む。また、制御部240は前記出力部480を介して伝達された各ホールセンサー421、…、440が感知した感知値を用いて水使用量を表示部250に表示するようにする。
前記回転体400は流体の流れに応じて回転し、前記回転体400の回転によってその内部に具備された数字パッド401、…、410及び磁性体300が一緒に回転する。この時、前記磁性体300は前記感知部230のホールセンサー421、…、440のいずれか二つのホールセンサーに対応して位置付けられる。これによって、前記磁性体300に対応して配設された各ホールセンサーは、前記磁性体300により形成された磁界を感知してこれを当該結合部へ伝達し、前記結合部へ伝達された磁界値は出力ライン及び出力部480を介して制御部240に伝達される。また、制御部240はこのように伝達された磁界値を用いて回転体400の回転値を正確に算出してこれを表示部250に伝達する。
ここで、一つの結合部に共通に連結されている一対のホールセンサーは、前記回転体400の数字パッド401、…、410のいずれか一つの数字パッドに対応し、それによって一対のホールセンサーと磁性体300との間は、同一の環境下で同じ大きさの磁界が形成される。また、一対のホールセンサーが一つの数字パッドにそれぞれあたることによって、互いに異なる結合部にあたるそれぞれのホールセンサーと磁性体300との間には同一の環境下で所定値だけ相異なる大きさの磁界が形成される。すなわち、同じ結合部にあたる一対のホールセンサーは、同一の環境下で磁性体300が対応して位置する場合、同じ大きさの磁界値を結合部に伝達し、相異なる結合部にあたる各ホールセンサーは同一の環境下で磁性体300が対応して位置する場合、所定値だけ相異なる大きさの磁界値をそれぞれの結合部に伝達する。参考まで、本考案の実施例では感知部230が一つの数字パッドに対応して一対のホールセンサーを含むものと説明したが、一つの数字パッドに対応して一つのホールセンサーを含んでもよい。
ここで、前記磁性体300が同一の結合部にあたるホールセンサーに対応して位置する場合、前記制御部240は一つの結合部から磁界値を伝達され、前記磁界値にあたる数字を表示するようにする。この時、数字パッド401、…、410の各数字にあたる磁界値の相対的な値を数値化すれば、例えば下記表1のように示すことができる。下記表1に示した各数字にあたる磁界値はユーザーによって変更可能であり、後述する磁界値の範囲のみならず、ホールセンサーが感知して伝達する磁界値に基づく数字表示動作をもユーザーによって変更可能である。
Figure 0003150355
前記感知部230の各ホールセンサー421、…、440は、0から9までの各数字に対応しており、磁性体300が前記各ホールセンサー421、…、440に対応して位置する場合、自分のあたる数字の磁界値範囲内で磁界値を感知して当該結合部に伝達する。より具体的に説明すれば、0にあたる一対のホールセンサー439、440は0〜20の磁界値範囲内の磁界値を感知して当該結合部470に伝達するが、この際、前記磁性体300が対応して位置する場合には、10の磁界値を前記結合部470に伝達し、次いで、制御部240は流量に相応した回転体400の回転値を0で表示するようにする。そして、1にあたる一対のホールセンサー421、422は20〜40の磁界値範囲内の磁界値を感知して当該結合部461に伝達し、前記磁性体300が対応して位置する場合には、30の磁界値を前記結合部461に伝達し、制御部240は流量に相応した回転体400の回転値を1で表示するようにする。
また、2にあたる一対のホールセンサー423、424は40〜60の磁界値範囲内の磁界値を感知して当該結合部462に伝達し、前記磁性体300が対応して位置する場合には、50の磁界値を前記結合部462に伝達し、制御部240は流量に相応した回転体400の回転値を2で表示するようにする。3にあたる一対のホールセンサー425、426は60〜80の磁界値範囲内の磁界値を感知して当該結合部463に伝達し、前記磁性体300が対応して位置する場合には、70の磁界値を前記結合部463に伝達し、制御部240は流量に相応した回転体400の回転値を3で表示するようにする。さらに、4にあたる一対のホールセンサー427、428は、80〜100の磁界値範囲内の磁界値を感知して当該結合部464に伝達し、前記磁性体300が対応して位置する場合には、90の磁界値を前記結合部464に伝達し、制御部240は流量に相応した回転体400の回転値を4で表示するようにする。
また、5にあたる一対のホールセンサー429、430は、100〜120の磁界値範囲内の磁界値を感知して当該結合部465に伝達し、前記磁性体300が対応して位置する場合には、110の磁界値を前記結合部465に伝達し、制御部240は流量に相応した回転体400の回転値を5で表示するようにする。6にあたる一対のホールセンサー431、432は、120〜140の磁界値範囲内の磁界値を感知して当該結合部466に伝達し、前記磁性体300が対応して位置する場合には、130の磁界値を前記結合部466に伝達し、制御部240は流量に相応した回転体400の回転値を6で表示するようにする。一方、7にあたる一対のホールセンサー433、434は、140〜160の磁界値範囲内の磁界値を感知して当該結合部467に伝達し、前記磁性体300が対応して位置する場合には、150の磁界値を前記結合部467に伝達し、制御部240は流量に相応した回転体400の回転値を7で表示するようにする。
なお、8にあたる一対のホールセンサー435、436は、160〜180の磁界値範囲内の磁界値を感知して当該結合部468に伝達し、前記磁性体300が対応して位置する場合には、170の磁界値を前記結合部468に伝達し、制御部240は流量に相応した回転体400の回転値を8で表示するようにする。9にあたる一対のホールセンサー437、438は、180〜200の磁界値範囲内の磁界値を感知して当該結合部469に伝達し、前記磁性体300が対応して位置する場合には、190の磁界値を前記結合部469に伝達し、制御部240は流量に相応した回転体400の回転値を9で表示するようにする。
また、前記磁性体300が相異なる数字にあたる各ホールセンサーに対応して位置する場合、例えば前記磁性体300が4にあたるホールセンサー427、428と5にあたるホールセンサー429、430との間に位置する場合、4にあたるホールセンサー428は90〜100の磁界値範囲内の磁界値を当該結合部464に伝達し、5にあたるホールセンサー429は100〜110の磁界値範囲内の磁界値を当該結合部465に伝達する。このような磁界値は制御部240に伝達され、制御部240は前記磁界値を用いて小数点以下の単位まで数字で表示することができる。例えば、4にあたるホールセンサー428が95の磁界値を感知して伝達し、5にあたるホールセンサー429が105の磁界値を感知して伝達すれば、制御部240は流量に相応した回転体400の回転値を4.5で表示するようにする。また、前記各ホールセンサー421、…、440が当該閾値を外れた磁界値を感知すれば、例えば4にあたるホールセンサー428が112の磁界値を感知して伝達するか、或いは5にあたるホールセンサー429が97の磁界値を感知して伝達すれば、制御部240は前記各ホールセンサー428、429が感知して伝達した磁界値がエラー値であることを確認して表示部にエラーを表示するようになる。
なお、前述した各々の数字パッドに対応して相異なる磁界値を示す夫々のホールセンサーは、仮に同一の特性を有する素子を用いても、これに連結された抵抗値などを異ならせることで具現されることができる。
図5は本考案の第1実施例による計量器の動作状態を概略的に示した図である。
図5に示したように、流体の流れに応じて回転体400が回転して、0の数字パッド410に具備されている所定の磁場強度を有する磁性体300が4の数字パッドにあたる一対のホールセンサー427、428に対応して位置すれば、前述したように一対のホールセンサー427、428は90の磁界値を結合部464に伝達する。すると、前記結合部464は90の磁界値を制御部240に伝達し、前記制御部240は表示部250を制御して90の磁界値にあたる4を表示するようにする。これによって、表示部250は回転体400の回転値を4で表示する。
また、前記回転体400が流量に相応して回転して前記磁性体300が4及び5にあたる各ホールセンサー428、429に対応して位置すると、4にあたるホールセンサー428は90〜100の磁界値範囲内の磁界値を当該結合部464に伝達し、5にあたるホールセンサー429は100〜110の磁界値範囲内の磁界値を当該結合部465に伝達する。このような磁界値はそれぞれ制御部240に伝達され、前記制御部240はこれらの磁界値を用いて小数点以下の単位まで数字で表示する。例えば4にあたるホールセンサー428が95の磁界値を感知して伝達し、5にあたるホールセンサー429が105の磁界値を感知して伝達すると、制御部240は流量に相応した回転体400の回転値を4.5で表示するようにする。
このように本考案の第1実施例による計量器は磁気を用いたホールセンサーによって非接触方式で回転体400の回転を正確に感知することができ、特に0から9までの各数字にあたる10対のホールセンサーによって小数点以下単位の回転値まで正確に表示することができる。
一方、代案的に、0から9までの各数字パッドに対応する10個のホールセンサー又は10対のホールセンサーは、同じ特性を有する素子を用いて互いに同一の磁界特性を示すように具現することができるが、このように具現する場合、前記磁性体が当該ホールセンサーに最も近接して位置するときに夫々現われる最大の磁界値は互いに同等になり、よって、このような場合には制御部が各数字パッドに対応するホールセンサーを識別し得るように具現することで、夫々のホールセンサーから提供される磁界値を用いて回転体の回転値を算出することができる。
この際、制御部は隣接する2つ以上のホールセンサーが提供する磁界値を互いに比較して前記回転体の回転値を小数点以下の単位まで算出することができるが、例えば、隣接する2つのホールセンサーが提供する磁界値が同一である場合、前記磁性体が2つのホールセンサーの中央に位置するものと判断することができ、また、隣接する3つのホールセンサーにおいて、両側の2つのホールセンサーが提供する磁界値が同一であり、中央のホールセンサーが提供する磁界値がそれより大きい場合は、前記磁性体が中央のホールセンサーに最大に近接しているものと判断することができる。ひいて、制御部は2つのホールセンサーが提供する磁界値の相対的な大きさを比較することにより、前記回転体の回転値を小数点以下の単位まで正確に算出することができる。
次には、図6を参照して本考案の第2実施例による計量器の構造をより具体的に説明する。図6は本考案の第2実施例による計量器の構造を概略的に示した図である。
図6に示したように、本考案の第2実施例による計量器は、流量に相応して回転する回転体400と、前記回転体400の回転を感知する感知部230と、前記感知部230の感知値を用いて流量に応じた回転体の回転値を表示部250に表示させる制御部240とを含む。
前記回転体400は円周面に0から9までの数字が書かれた数字パッド401、…、410を有し、前記数字パッド401、…、410のうち特定の数字パッド、例えば0にあたる数字パッド410に対応して所定の磁場強度を有する磁性体300を含む。また、前記感知部230は前記回転体400の数字パッド401、…、410にそれぞれ対応する導体541、…、550と、前記導体541、…、550同士を連結して同一の素子特性、すなわち同等の抵抗値を持つ抵抗561、…、569と、前記回転体400の磁性体300が対応して位置する場合に前記磁性体300によって形成された磁界を用いて前記導体541、…、550とスイッチング導体580との間のスイッチング機能を行うホールセンサー521、…、530と、前記ホールセンサー521、…、530のスイッチングによって当該磁界値が制御部240に伝達されるようにするスイッチング導体580とを含む。
ここで、前記導体541、…、550はそれぞれ自分にあたる数字に相応する電圧を持つ。例えば、9にあたる導体549に9Vの電圧が印加されると、8にあたる導体548は8Vを、7にあたる導体547は7Vを、6にあたる導体546は6Vを、5にあたる導体545は5Vを、4にあたる導体544は4Vを、3にあたる導体543は3Vを、2にあたる導体542は2Vを、1にあたる導体541は1Vを、0にあたる導体550は 0V 又は10Vの電圧を、それぞれ持つことになる。
そして、前記回転体400は流体の流れに応じて回転するようになり、前記回転体400の回転によってその円周面に具備された数字パッド401、…、410と磁性体300が一緒に回転する。この時、前記磁性体300は特定数字にあたる導体と連結されたホールセンサー(すなわち、特定数字にあたるホールセンサー)及びスイッチング導体580に対応して位置するようになり、これにより、前記特定数字にあたる導体が持つ電圧によって前記磁性体300とホールセンサーとの間に所定の大きさの磁界が形成され、該磁界をホールセンサーが感知する。また、前記磁界によってホールセンサー及びスイッチング導体580が導通(オン)され、前記ホールセンサーが感知した磁界値はスイッチング導体580を介して制御部240に伝達される。次いで、前記制御部240は前記磁界値を用いて流量に相応した回転体400の回転値を正確に算出して表示部250に伝達する。この時、感知部230には前記磁性体300の位置に相応して所定の回路が形成される。
なお、前記導体541、…、550が前記回転体400の数字パッド401、…、410にあたるそれぞれ異なる電圧を持つことで、前記磁性体300と前記ホールセンサー521、…、530との間には前記数字パッド401、…、410に相応する大きさの磁界がそれぞれ形成され、前記各ホールセンサー521、…、530はこのように形成された磁界値、すなわち前記数字パッド401、…、410にあたる磁界値を、スイッチング導体580を介して制御部240に伝達する。この時、前記磁性体300が一つのホールセンサー及びスイッチング導体580に対応して位置する場合、前記制御部240は、一つのホールセンサーから磁界値を伝達され、該磁界値にあたる数字を表示するようにする。参考までに、数字パッド401、…、410の各数字にあたる磁界値の相対的な値を数値化すれば、前記表1のように示すことができる。
前記感知部230の各ホールセンサー521、…、530は自分と連結された各導体541、…、550の電圧によって0から9までの各数字に対応するようになり、磁性体300が前記各ホールセンサー521、…、530及びスイッチング導体580に対応して位置する場合、自分にあたる数字の磁界値範囲内で磁界値を感知してスイッチング導体580を介して制御部240に伝達する。より具体的に説明すると、0にあたるホールセンサー530は0Vを持つ導体550によって0〜20の磁界値範囲内の磁界値を感知し、前記磁性体300が対応して位置する場合には10の磁界値を制御部240に伝達し、前記制御部240は流量に相応した回転体400の回転値を0で表示するようにする。また、1にあたるホールセンサー521は1Vを持つ導体541によって20〜40の磁界値範囲内の磁界値を感知し、前記磁性体300が対応して位置する場合には30の磁界値を制御部240に伝達し、前記制御部240は流量に相応した回転体400の回転値を1で表示するようにする。
さらに、2にあたるホールセンサー522は2Vを持つ導体542によって40〜60の磁界値範囲内の磁界値を感知し、前記磁性体300が対応して位置する場合には50の磁界値を制御部240に伝達し、前記制御部240は流量に相応した回転体400の回転値を2で表示するようにする。3にあたるホールセンサー523は3Vを持つ導体543によって60〜80の磁界値範囲内の磁界値を感知し、前記磁性体300が対応して位置する場合には70の磁界値を制御部240に伝達し、前記制御部240は流量に相応した回転体400の回転値を3で表示するようにする。併せて、4にあたるホールセンサー524は4Vを持つ導体544によって80〜100の磁界値範囲内の磁界値を感知し、前記磁性体300が対応して位置する場合には90の磁界値を制御部240に伝達し、前記制御部240は流量に相応した回転体400の回転値を4で表示するようにする。
なお、5にあたるホールセンサー525は5Vを持つ導体545によって100〜120の磁界値範囲内の磁界値を感知し、前記磁性体300が対応して位置する場合には110の磁界値を制御部240に伝達し、前記制御部240は流量に相応した回転体400の回転値を5で表示するようにする。6にあたるホールセンサー526は6Vを持つ導体546によって120〜140の磁界値範囲内の磁界値を感知し、前記磁性体300が対応して位置する場合には130の磁界値を制御部240に伝達し、前記制御部240は流量に相応した回転体400の回転値を6で表示するようにする。また、7にあたるホールセンサー527は7Vを持つ導体547によって140〜160の磁界値範囲内の磁界値を感知し、前記磁性体300が対応して位置する場合には150の磁界値を制御部240に伝達し、前記制御部240は流量に相応した回転体400の回転値を7で表示するようにする。
そして、8にあたるホールセンサー528は8Vを持つ導体548によって160〜180の磁界値範囲内の磁界値を感知し、前記磁性体300が対応して位置する場合には170の磁界値を制御部240に伝達し、前記制御部240は流量に相応した回転体400の回転値を8で表示するようにする。9にあたるホールセンサー529は9Vを持つ導体549によって180〜200の磁界値範囲内の磁界値を感知し、前記磁性体300が対応して位置する場合には190の磁界値を制御部240に伝達し、前記制御部240は流量に相応した回転体400の回転値を9で表示するようにする。
また、前記磁性体300が相異なる数字にあたる各ホールセンサー及びスイッチング導体580に対応して位置する場合、例えば前記磁性体300が4と5にあたる各ホールセンサー524、525及びスイッチング導体580に対応して位置する場合、4にあたるホールセンサー524は90〜100の磁界値範囲内の磁界値を制御部240に伝達し、5にあたるホールセンサー525は100〜110の磁界値範囲内の磁界値を前記制御部240に伝達する。これにより、前記制御部240は前記磁界値を用いて小数点以下単位まで数字で表示することができる。例えば、4にあたるホールセンサー524が95の磁界値を感知して伝達すると共に、5にあたるホールセンサー525が105の磁界値を感知して伝達すると、制御部240は流量に相応した回転体400の回転値を4.5で表示するようにする。なお、前記各ホールセンサー521、…、530が当該閾値から外れた磁界値を感知すれば、例えば4にあたるホールセンサー524が112の磁界値を感知して伝達するとか、或いは5にあたるホールセンサー525が97の磁界値を感知して伝達すれば、制御部240は前記各ホールセンサー524、525が感知して伝達した磁界値がエラー値であることを確認した後、回転体400の表示部にエラーを表示するようにする。
前述のように本考案の第2実施例による計量器は、磁気を用いたホールセンサーを介して非接触方式で回転体400の回転を正確に感知することができ、特に0から9までの各数字にあたるホールセンサーを介して小数点以下単位の回転値までも正確に表示することができる。
以下、図7を参照して本考案の第3実施例による計量器の構造をより具体的に説明する。図7は本考案の第3実施例による計量器の構造を概略的に示した図である。
図7に示したように、本考案の第3実施例による計量器は、流量に相応して回転する回転体と連動して同数だけ回転する磁性体300と、前記磁性体300の回転値を非接触方式で感知する感知部230と、前記感知部230の感知値を用いて流量による回転体の回転値を表示部250に表示させる制御部240とを含む。ただし、前記磁性体300は前記感知部230から離れて対応位置する。
前記磁性体300は、S極部310とN極部320とを備え、円周面に0から9までの数字が書かれた数字パッド401、…、410を有する。ここで、前記磁性体300の円周面に存在する数字パッド401、…、410は、図1で前述したように回転体122、124、126、128、130の円周面に書かれた数字と同等の数字にそれぞれ対応する。そして、前記磁性体300の円周面に存在する数字パッドのうち特定の数字パッド、例えば0にあたる数字パッド410は前記磁性体300の回転値の感知の際に基準地点に位置する。一方、前記基準地点は前記S極部310とN極部320との接合地点が望ましい。
また、感知部230は回転体と連動して同数だけ回転する磁性体300の回転値を感知するチップ232と、前記チップ232が感知した前記磁性体の回転値を制御部240に伝達するピン234とを含む。この時、前記磁性体300を離隔して対応位置させることによって、前記感知部230は非接触方式で前記磁性体300の回転値を感知する。そして、前記チップ232は特定数字、例えば0にあたる数字パッド410が位置する基準地点の回転角を測定して前記磁性体300の回転値を小数点以下単位の値までも感知する。この場合、前記チップ232は1回転当たり64パルス位相差出力(Quadrature)エンコーダーやインデックス出力の磁気式ロータリーエンコーダー(magnetic rotary encoder)でもよく、その一例としてオーストリアマイクロシステムズ(austriamicrosystems)社製のAS5035チップが挙げられる。前記チップ232が前記磁性体300の回転値を感知する具体的方式については図9を参照して後述する。
前記制御部240は前記感知部230から前記磁性体300の回転値を小数点以下単位の値まで伝達され、前記伝達された前記磁性体300の回転値を用いて小数点以下単位まで表示部250に表示するようにする。すなわち、前記制御部240は水使用量を小数点以下単位まで前記表示部250に表示するようにする。
次に、図8を参照して本考案の第4実施例による計量器の構造を説明する。図8は本考案の第4実施例による計量器の構造を概略的に示した図である。
図8に示したように、本考案の第4実施例による計量器は、流量に相応して回転する回転体400と、前記回転体400と連動して同数だけ回転する磁性体300と、前記磁性体300の回転値を非接触方式で感知する感知部230と、前記感知部230が感知した回転値を用いて流量に相応する回転体の回転値を表示部250に表示するようにする制御部240とを含む。ただし、前記磁性体300は前記感知部230から離れて対応位置する。なお、本考案の第4実施例では前記磁性体300が円柱状のマグネットである場合を挙げて説明するが、他の形態、例えば棒状のマグネットでもよい。
前記回転体400は、円周面に0から9までの数字が書かれた数字パッド401、…、410を有し、前記磁性体300はS極部310とN極部320とを含む。ここで、前記回転体400の円周面に存在する数字パッド401、…、410は、図1で前述したように、回転体122、124、126、128、130の円周面に書かれた数字と同等の数字にそれぞれ対応する。そして、前記回転体400の円周面に存在する数字パッド401、…、410の中で特定の数字パッド、例えば0にあたる数字パッド410は前記磁性体300の回転値の感知の際に基準地点に位置し、前記基準地点は前記S極部310とN極部320との接合地点が望ましい。
また、感知部230は流量に相応して回転する回転体400と同数だけ回転した磁性体300の回転値を感知するチップ232と、前記チップ232が感知した前記磁性体の回転値を制御部240に伝達するピン234とを含む。このとき、前記磁性体300を離隔して対応位置させることによって、前記感知部230は非接触方式で前記磁性体300の回転値を感知する。そして、前記チップ232は特定の数字パッド、例えば0にあたる数字パッド410が位置する基準地点の回転角を測定して前記磁性体300の回転値を小数点以下の値まで感知する。なお、前記チップ232が前記磁性体300の回転値を感知する具体的な方式については図9を参照して後述する。
前記制御部240は前記感知部230から前記磁性体300の回転値に対して小数点以下の数値まで伝達され、前記伝達された前記磁性体300の回転値を用いて小数点以下の単位まで表示部250に表示するようにする。すなわち、前記制御部240は水使用量を小数点以下の値まで前記表示部250に表示するようにする。
以下、図9を参照して本考案の第3及び第4実施例による計量器において、感知部230が磁性体300の回転値を感知する動作を具体的に説明する。
図9は本考案の第3及び第4実施例に適用された感知部の構造を概略的に示した図である。
図9に示しているように、感知部230は磁性体300の回転値を感知するチップ232と、前記チップ232が感知した前記磁性体300の回転値を制御部240に伝達するピン234とを含む。前記チップ232は前記磁性体300の基準地点を基準として前記磁性体300の回転角を感知するホールセンサー236、236−1、238、238−1を含む。ここでは、第1及び第2ホールセンサー236、236−1は前記チップ232のx軸上に位置し、第3及び第4ホールセンサー238、238−1は前記チップ232のy軸上に位置する。
前記磁性体300の基準地点がチップ232の所定の領域235に対応して位置すると、前記第1及び第2ホールセンサー236、236−1はx軸を基準で前記磁性体300の回転値を感知し、前記第3及び第4ホールセンサー238、238−1はy軸を基準で前記磁性体300の回転値を感知する。より具体的に説明すれば、前記第1及び第2ホールセンサー236、236−1はx軸と前記磁性体300の基準地点との間の角度を測定することで前記磁性体300の回転角を測定し、前記第3及び第4ホールセンサー238、238−1はy軸と前記磁性体300の基準地点との間の角度を測定することで前記磁性体300の回転角を測定する。一方、前記基準地点は前述した例において前記磁性体300のS極部310とN極部320との接合地点であって、ここには0にあたる数字パッド410が位置するようになる。
このように前記各ホールセンサー236、236−1、238、238−1が回転角を測定すれば、チップ232は、例えば下記数式1を用いて前記磁性体300の回転値を算出する。
Figure 0003150355
前記数式1において、Θは前記磁性体300の回転値を意味し、X1は前記第1ホールセンサー236が測定した角度を意味し、X2は第2ホールセンサー236−1が測定した角度を意味し、Y1は前記第3ホールセンサー238が測定した角度を意味して、Y2は第4ホールセンサー238−1が測定した角度を意味する。
この時、チップ232は前記磁性体300の回転に相応して0にあたる数字パッド410が前記第1ホールセンサー236上に位置して基準地点がx軸上に位置すると、前記磁性体300の回転値を0で感知してピン234を介して制御部240に伝達する。そして、磁性体300が回転すれば前記チップ232は同様にホールセンサー236、236−1、238、238−1を用いて磁性体300の回転角を測定するによって磁性体300の回転値を小数点以下の単位まで感知してピン234を介して制御部240に伝達する。これによって、制御部240は回転体と同数だけ回転する磁性体300回転値を、小数点以下の単位まで表示部250に表示することで、流量に相応する回転体の回転値を数字で正確に表示する。
このように本考案の第3及び第4実施例による計量器は、磁性体300及び感知部230を介して非接触方式で回転体の回転を正確に感知することができ、特に回転体と同等の回転数を有する磁性体300の回転角を測定することで、小数点以下単位の回転値まで正確に表示することができる。
以上、本考案を望ましい実施例により詳しく説明したが、本考案の属する技術分野における当業者ならば、本考案の技術的思想や必須特徴を変更せずとも他の具体的な形に多様に実施され得るということが理解できるであろう。また、前述した実施例は例示的なものに過ぎず、これらにより本考案が制限されることはない。
なお、本考案の範囲は前記詳細な説明よりは添付の実用新案登録請求の範囲によって定義されるわけであり、その実用新案登録請求の範囲の意味及び当該範疇、並びにその等価概念から導出されるすべての変更または変形された形態も本考案の範囲に含まれるものと解すべきである。
本考案によれば、磁気を用いて回転体の回転を感知することによって、湿度などのような外部環境要因による計量器の誤動作を防止することができ、安価で既存の計量器を容易に取り替えることができる。
220 機械式メーター
230 感知部
231、231' ホールセンサー
233、233' 結合部
240 制御部
250 表示部
300 磁性体

Claims (10)

  1. 流量計において、
    流量に相応して回転し、円周面に具備された複数の数字パッドと、前記複数の数字パッドの中で少なくとも一つの特定の数字パッドに相応して位置する磁性体とを含む回転体
    前記複数の数字パッドにそれぞれ対応する複数のホールセンサー又は複数の対をなすホールセンサーを含む感知部
    前記感知部から提供された磁界値を用いて前記回転体の回転値を算出する制御部及び
    前記生成された回転値を表示する表示部を含む計量器。
  2. 前記複数のホールセンサー又は複数の対をなすホールセンサーは、各々の前記磁性体が当該ホールセンサーに最も近接して位置するときに最大の磁界値を提供するように構成され、前記複数のホールセンサー又は複数の対をなすホールセンサーがそれぞれ提供することができる最大の磁界値は等しいことを特徴とする請求項1記載の計量器。
  3. 前記制御部は隣接する二つ以上のホールセンサーが提供する磁界値を互いに比較して前記回転体の回転値を小数点以下の単位まで算出することを特徴とする請求項2記載の計量器。
  4. 前記複数のホールセンサー又は複数の対をなすホールセンサーは、各々の前記磁性体が当該ホールセンサーに最も近接して位置するときに最大の磁界値を提供するように構成され、前記複数のホールセンサー又は複数の対をなすホールセンサーがそれぞれ提供することができる磁界値は当該数字パッドに相応して相異なることを特徴とする請求項1記載の計量器。
  5. 計量器において、
    流量に相応して回転し、円周面に具備された複数の数字パッドと、前記複数の数字パッドの中で少なくとも一つの特定の数字パッドに相応して位置する磁性体とを含む回転体
    前記複数の数字パッドにそれぞれ対応する複数の導体と、前記複数の導体にそれぞれ対応する複数のホールセンサーと、前記磁性体が隣接する場合に当該ホールセンサーによって前記複数の導体のいずれか一つと導通(オン)されるスイッチング導体とを含む感知部
    前記感知部のスイッチング導体から提供された磁界値を用いて前記回転体の回転値を算出する制御部及び
    前記生成された回転値を表示する表示部を含む計量器。
  6. 前記複数の導体には、当該数字パッドに相応する異なる大きさの電圧がそれぞれ印加され、前記スイッチング導体は前記複数の導体のうち当該ホールセンサーによって導通された導体に印加された電圧に相応する磁界値を提供することを特徴とする請求項5記載の計量器。
  7. 前記制御部は、前記磁性体が各々のホールセンサーに最も近接して位置するときに提供される既測定の基準磁界値と、前記スイッチング導体から提供される磁界値とを比較して前記回転体の回転値を小数点以下の単位まで算出することを特徴とする請求項6記載の計量器。
  8. 計量器において、
    流量に相応して回転し、円周面に複数の数字パッドが具備された回転体
    前記回転体と連動して回転し、前記複数の数字パッドのうち特定の数字パッドに相応してN極とS極の接合地点が位置する磁性体
    前記磁性体と対応して位置し、x軸上及びy軸上にそれぞれ位置するホールセンサーを介して前記磁性体の回転値を感知する感知部
    前記感知部から提供された磁性体の回転値を算出する制御部及び
    前記生成された回転値を表示する表示部を含む計量器。
  9. 前記x軸上に位置する一対のホールセンサーは、前記磁性体の接合地点に対するx軸の角度を測定し、前記y軸上に位置する一対のホールセンサーは、前記接合地点に対するy軸の角度を測定することを特徴とする請求項8記載の計量器。
  10. 前記感知部は、前記回転体の回転値を小数点以下の単位まで感知することを特徴とする請求項9記載の計量器。
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