JP3150235U - 三角形枠素体を用いて製作するドーム型構造体 - Google Patents

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Abstract

【課題】建設が容易で、一般的な工具があれば誰でも製作することができるドーム型構造体を提供する。【解決手段】一定の長さの棒状体A三本を各々接合させて三角枠素体Bを形成させ、この三角枠素体Bを多数個用意し、この三角枠素体B同士を隣り合う状態で並べ、結束材2にて、半束縛状態で結束し、このような作業を繰り返し多面体の骨組みCを形成させ、この多面体の骨組Dを多数個結合させて得られることを特徴とする。【選択図】図4

Description

本考案は、丸棒を使ったドーム型骨組み構造に関するものである。
多面体ドームを形成する方法はいろいろ提案されているが、専用のジョイント金物によってジョイント部を回転自在のピンで結合させ、ドーム形状を形作っていく方法の提案が多い。
材の軸方向の抵抗力だけで荷重を受けるトラス型骨組構造であり、ジョイント部に荷重が集中することにより、ジョイント部に強度が求められ、材や金物に高度な強度が求められ特殊な専用金物が必要である。
精密に計算されたデータが必要で、製作には高度な技術と機械、大がかりな工場が必要である。
本考案は、これらの問題を解決するためになされたものである。
本考案のドーム型構造体(D)は、一定の長さの棒状体(A)三本を各々接合させて三角形枠素体(B)を形成させ、この三角枠素体(B)を多数個用意し、この三角形枠素体(B)同士を隣り合う状態で並べ、結束材(2)にて、半束縛状態で結束し、このような作業を繰り返し多面体の骨組み(C)を形成させ、この多面体の骨組(C)を多数個結合させて得られることを特徴とする。
本考案で用いる棒状体(A)とは、丸棒、角棒であってもよく、例えば、間伐材そのまま、アルミなどの金属製、プラシチック製、あるいは割りばしなどが挙げられる。
本考案で用いる棒状体(A)の一定の長さとは、得ようとするドーム型構造体(D)の形状や大きさによって、予め計算された長さである。
本考案では、棒状体(A)の端部を(1)の結束材で接合して、三角枠素体(B)を形成させるのであるが、接合の仕方としては、釘、ボルト、ねじ、ステイプラー、ダボ接合などいずれでもよく、しっかり接合できればよい。
本考案では、得られた三角枠素体(B)同士を、構成している棒状体(A)同士を長さ合わせて結束材(2)で接合するが、結束材としては、針金、紐、バンド、麻縄、プラスチック製のリング体などが挙げられる。
本考案でいう半束縛状とは、棒状体(A)が長手方向同士に当接したまま、互いの棒状体(A)が、隣接する棒状体(A)と長手方向の軸中心に回転できる状態となるように縛る状態を言う。結束した三角枠素体(B)が形成する面を、隣の三角枠素体(B)の形成する面との角度を調整しながら、多面体の骨組み(C)を形成するための自由度をもった結合状態にするためである。
本考案でいう多面体の骨組み(C)とは、前述のように三角枠素体(B)を結束して得るものであり、多面体の骨組み(C)としては、5角形又は6角形として用いるのがドーム型構造体(D)を形成するのに適当である。
複数種類から成る三角形枠素体を、辺と辺を接続してドーム型構造体を形成することによって、建設が容易になる。
三角枠素体を構成する長さや三角形枠素体の数を変えることによってドーム型構造体の大きさや形状を変えることができる。
材料のある場所で、一般的な工具があれば誰でも製作することができる。特殊金物や大掛かりな工場がなくてもできる。
本考案で用いる棒状体の材料としては、間伐材、木材、金属、プラスチックあるいは割りばし等が挙げられ、中でもコスト、使いやすさ、環境問題等考慮すると間伐材や割りばしが望ましい。
本考案で用いる棒状体Aを示す説明図 本考案で用いる三角枠素体Bを示す説明図 本考案で形成させる多面体骨組Cを示す説明図 本考案のドーム型構造体Dを示す説明図 実施例で使った丸棒を示す説明図 実施例で使った三角枠素体を示す説明図 実施例で使った多面体骨組を示す説明図 実施例で完成させた本考案のドーム型構造体Dの展開図
以下図面を用いて本考案の実施の一例を説明する。
図5は、本実施例で用いた棒状体(A)を示す。(A1)は、直径1.5cmで長さ25cmの丸棒であり、(A2)は、長さ22cmの丸棒である。
図6は、上記(A1)及び(A2)で形成させた2種類の三角枠素体(B)について説明する。
(A1)を3本用い、それぞれ両端を合わせ、結束材のねじ(1)で結合させ、正三角形の三角枠素体を(B1)をつくった。
(A1)1本、(A2)を2本、合計三本をそれぞれ両端で長さを合わせ、結束材のねじ(1)で結合させて二等辺三角形の三角枠素体(B2)をつくった。
図7は、この三角枠素体(B1)、(B2)を用いて形成させた2種類の多面体骨組(C)を示す。
(B2)4つ、(B1)2つを、それぞれで(A1)の長さ同士、隣り合う状態で並べ、結束材の紐(2)で、半拘束状体で結束し、六角形の多面体骨組(C1)をつくった。
(B2)5つを、それぞれで(A2)の長さ同士、隣り合う状態で並べ、結束材の紐(2)で、半拘束状体で結束し、五角形の多面体骨組(C2)をつくった。
こうして得た多面体骨組(C)と三角枠素体(B)を集めて、多面体ドーム(D)を形成する展開図を、図8に示す。
(C2)を天井部に位置させ、(C1)5つをその側部にそれぞれ構成している同じ長さの丸棒同士を、結束材の紐(3)で結合させ、底部において、隣り合う(C1)の間に(B2)5つをはさみこんで結合させることで、多面体ドーム(D)を完成させた。多面体ドーム(D)は、直径1メートル、高さ50センチメートルの半球体のドームとなった。これに布などで覆いをかけると物置に好適になった。また、ドームのままでも、犬小屋などに使うことができた。
A:棒状体
B:三角枠素体
C:多面体ドームの骨組み
D:ドーム型構造体
1:棒状体(A)同士の接合材
2,3:三角枠素体(B)同士の接合材

Claims (1)

  1. 一定の長さの棒状体(A)三本を端部同士で接合させて三角枠素体(B)を形成させ、この三角枠素体(B)を多数個用意し、この三角枠素体(B)同士を隣り合う状態で並べ、構成している棒状体(A)同士を長さを合わせて結束材(2)にて、半束縛状態で結束し、このような作業を繰り返し多面体の骨組み(C)を形成させ、この多面体の骨組(C)を多数個結合させて得られることを特徴とするドーム型構造体(D)。
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